ベトナム旅行3日目は、ツアーに参加してメコン川をクルージングしてきました。

このツアーは大満足でした!
でも、それとは関係ないところで、私は自己嫌悪におちいってしまったんですよね。
楽しかった気分は一転、暗いムードへ。しかしそんなとき、出会った16歳青年の言葉を聞き……!?
後悔を乗り越えて復活なるか。ベトナム旅行3日目の後編です。


ミナト
海外旅行が趣味の兼業ブロガー。以前はカジノにハマるもギャンブルにはもう懲りて……? 現在は観光メインで旅行を楽しみながら、現地での体験や旅行に役立つ情報も発信中。いずれは海外を放浪する旅にも出たいと思っています。>> プロフィール詳細はこちら
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ベトナム旅行3日目(後編)


(参考:メコン川ツアーでのひとコマ)
まずはなにがあったのかからお話しさせてください。



要点からさきにいうと……、
私は仲良くなれたツアー参加者ともうちょっと話したかったのですが、それを言いだせなかった自分のヘタレっぷりに落ち込んでいました。
今回参加したツアーは、以下のメンバーとなっていました。
- 私(ソロ)
- 女の子(ソロ)
- 女の子2人組
- ご家族
参加者が少人数だったので、みんなと話せて、そういう人との交流的な部分でもすごく楽しいツアーだったんですよね。
それで私は感じたわけです。
やっぱり話し相手がいるっていうのは楽しいなあと。
ひとり旅は気楽なので楽しいですが、寂しいときもあります。



とくにメシを食べたりとか、そういうときだな
話し相手がいないからだまっているだけで、話せる相手がいれば、ひとり旅中でも話したいときはあるわけです。
ツアーをおえてバスで帰るなか、私は、
「よかったら行ける人だけで夕食でもどうですか?」
と誘いたいなあと思っていました。
とくに2人組の女の子の片方とはウマが合うような気がしたので、もうちょっと話したいなあと。



でも、その「よかったらメシでもどうですか?」のひと言がいえないわけですよ
なぜか? それは私が超がつくほどのヘタレ野郎だからです。
ここでヘタレがさく裂するか
当ブログの読者はたぶん知っていると思うのですが、私は超がつくほどのヘタレです。
その理由はさておき、とにかく相手が女の子となるとものすごく尻込みしてしまう奥手ヤロウです。
バスで帰るなか、声をかけたいなと思うもそれができません。
あまりにもなにもできず、
- いや、2人で来ているなら2人の予定があるんじゃないか
- こっちが話したいと思っているだけで、むこうは話したいとは思っていないかもしれない
など、ついには自分のヘタレっぷりを正当化する(声をかけない理由をつくる)始末です。
で、そんなことをしているうちに、女の子の2人組はバスを降りていってしまいました。
私は笑顔で手を振るのが精いっぱいでした。



ソロで参加していた女の子は、撮った写真がどうとかで、連絡先を教えてくれたんですよ
しかしその子にはメールの1通すら送れないヘタレっぷりです。
「ホーチミンには友達がいて夜はみんなで飲みに行ったりしている」と言っていたので、なんか迷惑かなあ……と。
ヤバいですよね? このヘタレっぷり。
相手が男性だったら光の速さで誘っていたと思うのですが、相手が女性となるとこれですよ。
べつに出会いを求めていたとかそういう話じゃなくて、純粋に旅の途中でできた仲間と話したかった。
いずれにせよ、私は自分のヘタレな性格のせいで、せっかく人と話せる機会を失ってしまったのです。
誘ってダメなら諦めもつきます。
しかし誘ってすらいない……と、どうなるかわからないまま終わってしまったのがやるせない。
いちばんよくないのは、アクションを起こさずに、「あの時こうしておけばよかった」と後悔することだと私は思っています。



これは人生そのものがそうだと思っています
そのいちばんよくない(アクションを起こせなかった)のをここでやってしまったわけで……。
そういうことがあって、私は自己嫌悪におちいってしまったのです。
サイゴン川は傷をいやしてくれるか





……とりあえず歩くか
けっこうガチで落ち込んでいた私は、ひとまず歩くことにしました。
ちなみにベトナムは、観光スポット周辺はキレイですが、路地とかディープなほうに行くとキタナイところはキタナイです。
貧富の格差もけっこうはげしいみたいです(2023年9月当時)。
ベトナムの平均月収は4万円といわれています。しかしお金を持っている人は持っていて、格差は大きいと聞きました。


現地の人が集まるお店。


飲食店は若者でにぎわっていました。
このように友だちと集まって遊ぶのが、ベトナムの若者のメインの遊びのように感じます。


「川沿いでも歩いてみようかな……」
ホーチミン市内に流れる「サイゴン川」という大きめの川です。
このあたりはまだ散策していなかったので、川沿いを歩いてみることにしました。


川沿いはシャレたつくりで、川を眺めたり、人が集まったりできるようになっています。


途中、座れる場所もいくつかあって、休憩している人もいました。


サイゴン川をわたった先(1区の反対側)にもいろいろあるみたいですね。


またこのあたりは、ホテルや高層ビルも立ち並んでいます。
これは「マジェスティックサイゴン」という有名な高級ホテル。なかにはカジノもあります。


近くには川沿いのカフェのようなお店もありました。
「おなかも減ってきたし、どうしようかなあ」



……でも、利用する気には全然なれなかったんですよね
なぜかというと、テンションとかそれ以前の問題で、サイゴン川が臭かったからです。
ググってみたところ、サイゴン川のにおいが臭いという話はあまり見かけませんでした。しかしこの日は確実ににおっていて、川沿いで飲み食いできるレベルではなかったです。
もしかすると時期的な問題(しばらく雨が降っていなくて水量が減少していた、など)だったのかもしれませんが、たしかにこの日は臭かったです。


川沿いは建物も洗練されていて景色はいいのですが、ちょっとニオイは気になってしまう。





まあ、メシはひとまず置いておいて、さきに進もう
川沿いの最後まで行ってみることにしました。


こういう見慣れない植物は見ていて楽しいですよね。


これは水上バス乗り場です。
観光もしながらサイゴン川を移動できるすぐれものですが、これも乗ってみたいとは思えませんでした。
なぜかというとニオイが





コロナの3年間で自分への自信をなくしてしまった感はあるよなあ。昔はもっと社交的だったような気がしたんだけどなあ……
いまだに後悔を引きずる私。
たぶん今日はもうなにをやってもダメそうだな。


危険なので立ち入り禁止となっていたブロックのエリア。
何人かの若者は果敢にも侵入してダベっていましたが、落っこちたら大腸菌みたいなのでヤバいことになるんじゃないかと私は心配でした。


そして終着点へ。
これ以上行ってもなにもなさそうだったので、川沿い散策はここまでとすることにしました。
日本人街「レタントン」を経由して晩メシへ





とりあえず今日の晩メシどころを探そう
お腹もすいてきたので、サイゴン川から街のほうにもどることにします。
近くに「レタントン」という日本人街があったので、そこまで行ってみることにしました。


レタントンはリトルトーキョーともよばれる街で、ベトナムに駐在している日本人もよく来るそうです。
飲食店も多いですが、カラオケやガールズバーなど、歓楽街としての側面も持ちます。


日本食を出すお店はたしかに多い……のですが、ベトナムまできて食べる気にもなれず。


おしゃれなシーフードバーもありましたが、気分が乗りませんでした。
いや、レタントンはスルーしておこう。


で、結局夕食はどうしたかというと、友人に教えてもらったお店にすることにしました。
「NHAN QUAN」という麺類専門店です。



ホーチミンに住んでたときによく来ててさ~
とのこと。


路面店で、店内はけっこうひろいです。
しかしこの店、まさかのビールは置いておらずで、お酒は飲めませんでした。
メニューもどれを頼めばいいかよくわからなかったので、おすすめされたものにします。


おすすめのあえそばのような麺。



ただ正直なところ、独特のにおいに「ウッ」となる感があって、あまりおいしくなかったです
スープはおいしかった。
スープありの麺もあるらしいので、そっちだったらよかったのかもしれません。
あと、



チュ~~~!!!(ダダダダッ)
クソでかいネズミが店内を走り回っていて、それによっても食欲が失せてしまいました……。
路面店なので、外から入ってこられたらどうしようもないのですが、まあネズミが走ること走ること。



ムシャムシャ……
そして床に落ちている野菜なんかを食う!
お客さんが床を足で「ドンッ!」とやって追い払おうとするも、どこ吹く風です。
ベトナムのネズミは強いなあ。
私は店をでました。
バーで出会った青年からもらった金言


それから私はホテルにもどり、屋上のバーでビールを飲んでこの日は終了とすることにしました。
ヘタレがさく裂してからはいいことナシ。
まだ引きずっているところがあって、ガックリと落ち込んでいました。
と、そんなようすを目にしたからでしょう。お店の従業員が話しかけてきてくれました。



お客さん、つい先日も来てくれてましたよね? このホテルに泊まられているんですか?
それからしばらく話をしていると、なんとこの店員さんはまだ16歳とのこと。
ホテルのバーで週5~6で働いているそうで、まだ若いのに、もう立派な社会人をされていました。



ところで、今日は元気がないみたいですけど、なにかあったのですか?
私はこの日あったこと(旅の途中で知り合った人と話したかったのに言いだせなかった)を話します。



そうですか……。でも、人と人との出会いは、運命的なものだとぼくは思います
今回の出会いがそこでおわるものでなかったら、またどこかで会えることもあるのではないでしょうか?



それに、きっとこれからも出会いはあるはずです。そのときになったら、つぎは声をかけることもできると思うんです



だから、落ち込まないでください。大丈夫。出会いはまたありますし、いずれは(パートナー的な意味での)運命的な人も目の前に現れるはずです
これが16歳のセリフなのか……。
すごすぎるだろハンさん。私より全然若いのに、私よりもしっかりしているんじゃないか!?



そしてこの言葉に、私はとても勇気づけられました
今日がダメでも、またどこかで会うことはあるかもしれない。
人との出会いは、きっと、これからさきもたくさんあるだろう。
それなら、せっかくの旅行、落ち込んでいる場合じゃないんじゃないか?
人生はうまくいかないことばかりですが、その経験をつぎにつなげる方法を私たちは知っています。
後悔を生かすこと。反省しておなじ失敗はしないことです。



やっぱりバーに来るといいことあるんだよなあ
最後の最後で持ち直すことができました。
明日はホーチミンでの観光ラスト。ここはぜひともキメていきたい!
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