
よっしゃあ、待ちに待った国内・海外旅行に行くぜぇ!
ところが、親との旅行でなぜかイライラを感じ、しまいには親にあたってしまったりもして……。
そういった「親との旅行が楽しくない」をくり返さないためのアドバイスを、この記事では紹介していきます。
- 親との旅行でイライラやストレスを感じる原因
- イライラする事例+イライラしないための対策(3種類)



親と一緒の旅行でイライラは、じつは私も経験しました
旅行中、自分でもどうしてイライラするかわからず、親にあたってしまったりもしました。
親の寂しそうな顔をみて、「どうしてこうなるんだよ……」と、自己嫌悪にもおちいりました。
でも、そういった経験があったからこそ、今後おなじイライラをくり返さないためにはどうすればいいかを学べたと思っています。
親との旅行でのイライラは、対処法を駆使すればたいがいは回避できると思います。



もう自己嫌悪におちいる必要はないぞ
ぜひ参考にしていただき、今後の親御さんとの旅行を、楽しいだけの(思い出にのこる)ステキなものにしてください。


ミナト
海外旅行が趣味の兼業ブロガー。以前はカジノにハマるもギャンブルにはもう懲りて……? 現在は観光メインで旅行を楽しみながら、現地での体験や旅行に役立つ情報も発信中。いずれは海外を放浪する旅にも出たいと思っています。>> プロフィール詳細はこちら
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親との旅行でイライラする原因は?


まず、親との旅行でイライラする原因から突き止めていきたいと思います。
これは「自分が自分がになってしまっているから」なのではないかと私は思います。



旅行って年に1~2回しかできない「楽しみ」なわけですよね
事前に休みをとって、旅行の計画をたてて……と、何か月もまえから楽しみにしたりするものです。
ですからだれもが「楽しみたい」と思って旅行に行くと思います。
ところが、そこで「自分が楽しみたい」の気持ちが強いと、親との旅行では衝突も起きてしまいます。
なぜかというと、私たちと親では、
- 数十年ぶんの体力差がある
- 趣味・嗜好がちがう
- 自分はまだガツガツ、親はもう丸くなっている
など、家族とはいえ年の差なんかもあり、楽しめることにも差がでてきてしまっているからです。



そういうおたがいに差がある状況で「自分が楽しみたい」を追求するとどうなるか?
言い方はあれですが、親が自分の「楽しみたい」をジャマする存在になってしまったりもしてしまいますよね。
またつぎのように、
- 自分が責任をもって計画を立てないと……
- 自分が事前の予約も、当日のリードもしてあげないと……
と、「自分が自分が」の責任感を感じていると、疲れてきます。
自分ばかりで親はなにもしていない
それなのに「あれはこうしたほうがいいんじゃないか」とか文句をいわれるとイラッとしてしまいます。
だから親といっしょの旅行で「自分が自分が」になってしまうと、イライラすることがあると思うんですよね。
もちろん、親の性格がどうだとか、そもそもの話もあると思います。
でも、「自分が自分が」になっていなければ、べつにイライラすることもなかったりします。
私の場合、国内旅行で親(+犬)の完全な付き添いで行ったときは、なにがあってもイライラは感じませんでした。親は犬のため、私は親のため、「犬>親>私」みたいな感じで、自分はただの手伝いで行っただけだったからです。
ということで、親との旅行でのイライラやストレスの原因は、「自分が自分が」の気持ちが強いからだと私は思います。
親との旅行でイライラ・ストレスの事例


親との旅行でのイライラは、「自分が自分が」の気持ちの強さは関係していると思います。



といっても、旅行中のイライラって突発的に発生するわけだよな
原因不明でイライラしてきたりしてしまうわけです。
そこで、旅行中のイライラやストレスが発生するこまかい原因を、私の経験を例にここでは紹介します。
原因がわかるからこそ対策を立てられるというものです。
私の経験した例なので、読み飛ばしてもらっても全然大丈夫ですが、



あ~それ、わたしもありました~
ということもあると思うので、てきとうに見てみてください。
相づちを打つのが面倒


私が親との旅行でイライラを感じたのは、父といっしょに行った韓国・済州島旅行でした。
空港で、親の話に相づちを打つのが面倒くさく感じたのが最初のイライラでした。



旅行中って、黙っていても集中したりしているわけですよ(あくまで私の場合ですが)
そんなとき、どうでもいいような独り言に近い感想に、毎回相づちを求められて……。
と、これは正直なところストレスでした。
だんだん返事をするのがしんどくなってきて、「えぇ!?」とか、すこし声をあらげてしまったときもありました。
ようは、話したくないときに話しかけれてのイライラですね。
空港での待ち時間とか、自分でもイライラする理由がわからず、そのときはずっとモヤモヤしていました。
旅行気分をそぐナーバスな言動


旅行気分をそぐナーバスな言動も、聞くとちょっとイヤな気分になりました。
たとえばつぎのようなものです。
- 「雨がうっとうしいなあ」
- 「なんだよこれ面倒クセェな」
- 「てかなんだあのジジイは!?」



私は旅行中の雨とかも全然歓迎なんですよね
旅行中はすべてが愛おしいというか。
ですから愛おしいものを否定するようなネガティブな言動は、できればあまり聞きたくありませんでした。



ファザーも旅行で興奮していたんだろうな
だからふだんは言わないような、きたないというかハードな言動もちらほらあったのかなあと。
ミスに文句をいってくる


こちらのミスに、親はなにもしていないくせに(いっちょうまえに)文句をいってくるパターンです。
たとえば以下のような事例です。
- 電車やバスで降りる場所を間違えた → そのミスについて延々とああだこうだいってくる



旅行にはトラブルもつきものです
でも致命的なトラブルでなければ、ささいなミスなんて、カバーできればどうだっていいと思うんですよね。
そんなこまかいミスをああだこうだ言われたりして、私はイライラを感じたわけです。
旅行中、人のミスにあれこれいうのは意味がありません。
ミスをカバーするためにどうするかを考えるべきで、おわったことをいわれてもストレスがたまるだけでした。
自分の行動が制限される


自分の行動が制限されることで楽しくないと感じることも多々ありました。
わりと毎日、旅を満喫できなかった不完全燃焼感は感じていました。



これはイライラというか、ストレスでしょうか
ほんとうはあっちこっちに行きたいのに、行けない。
旅行はそのときにしかできない経験をしているので、私としては全力で行きたいわけです。
しかし親といっしょにいることで、その自由が大幅に制限されて、と、それは私にとってはストレスでもありました。



自由になるために旅行に行っているのに、自由になれない……
「う~ん、となると、なんのための旅行なんだ??」
そのときは、親といっしょだと旅行がつまらないと感じることもでてくるのかなあ、と感じていました。
親との旅行でイライラしないための対策


以上、親との旅行でイライラする事例を見てきましたが、これらはつぎの3つにまとめられます。
- 会話が面倒
- ナーバスな言動や文句
- 自分の行動が制限される
多くの人が親との旅行でイライラするポイントも、わりとこのへんにあるのではないかなあと思います。
そこで、この3つの問題を解決するそれぞれの対策をここでは紹介していきます。



それぞれ「Lv.1~Lv.3」と、弱・中・強の対策を紹介していくぞ
弱対策でダメなら中、中対策でダメなら強、といったふうに使っていってもらえればと思います。
では見ていきましょう。
1. 会話が面倒


親との旅行で会話が面倒だと感じたときの対策です。
以下の3つの対策を見ていきます。
- Lv.1:親も旅行を楽しみにしていたと気づく
- Lv.2:それぞれ別のことをする
- Lv.3:いまは話したくないと言う
親も旅行を楽しみにしていたと気づく


親の口数がやたらと多いときは、親も旅行を楽しみにしていたことに気づいてあげましょう。
楽しみにしていたからこそ、興奮して口数が多くなっているわけです。



相づちを打ったりするのが面倒に感じてきても、そこはおおらかな気持ちで対応してあげましょう
- そうだねえ
- すごいねえ
- はぇ~
とか、相づちなんてなんだっていいわけです。
なぜなら独り言に近い感想に、親も感想を(こっちには)求めてはいないだろうと思われるからです。
それぞれ別のことをする


とはいえ、相づちを求められすぎても疲れてしまうのは事実です。
そこで、会話への対応がしんどくなってきたときは、それぞれ別のことをするのがいいと思います。
たとえば以下のようにして、です。
- 本を読む
- 音楽を聴く
- ゲームをする



ちょっと〇〇してるから、おたがい好きなことして時間をつぶしましょう
とか、そんな感じで親には言い、自分はなにかべつのことをします。
これで話しかけられるのをセーブできます。
いまは話したくないと言う


それでも話しかけられる場合、「いまはちょっと話したくない」と言うのも大切です。



相手の気持ちを完全に理解できる人なんていないわけだ
「察してくれ」にも限界があります。
ですから「察してくれ」でイライラ・不機嫌になってしまうくらいなら、はっきりと話したくないといったほうがマシです。
べつに親なので、変に気をつかわず、話したくないときはそのように言いましょう。



といっても、言い方にトゲがあるのはよくないです
ちょっといま『モードに入った』から、話しかけられても対応できないわ
とか、意味がよくわからないくらいが、(相手の気分もわるくせず)むしろちょうどいい気がします。
2. ナーバスな言動や文句


親がナーバスな言動や文句をいってくるときの対策です。
ここでは以下の3つを紹介します。
- Lv.1 うまいこと流す
- Lv.2 ポジティブに返す
- Lv.3 ツアーを利用する
うまいこと流す


親がナーバスなことや文句をいってくるときは、テキトーに流すのがいちばんです。
- まあ大丈夫でしょ
- いや言うほどわるくないでしょ
- まあなんとかなるでしょ
とか、挑発(?)にはのらずに、その場はうまいこと流してしまうのがいいでしょう。
もしくは無理やり話題を変えてしまうかです。



途中でもお話ししたように、おわったことを後からいろいろ言ってもなにも変わらないんですよ
そんな文句を聞いていても意味がないので、スルーします。
発言によってはイラッとすることもあると思いますが、そこはスルースキルを磨いてください。
ポジティブに返す


親のネガティブワードにはポジティブワードで返す方法です。
たとえば、以下のように返します。
- 料理がマズい → いや、逆にマズいものが食べられていい経験になったよ
- これは失敗だった → いや、失敗したからこそ経験できないことができたよ



さきのとおりで、私は、旅行中の経験はすべてがいい経験だと思っています
ふらっと入ったローカルフード屋のメシがすさまじいものでも、
「やべ~。全然うまくなかったけど、すごい店に行けたわ!」
と、考えます。
旅行中の思い出はなんでも楽しいものだと本気で思っているからです。
ポジティブな意見には人を引っ張る力があります。
親がネガティブなことばかり言うときは、ポジティブなことで返してあげましょう。
ネガティブがポジティブに勝ることはないので、言いつづけていれば親も「そうかあ」となるはずです。
ツアーを利用する


ああだこうだと親に文句をいわれるがイヤなら、ツアーを利用するのも有効です。
1日単位の現地ツアーもいいですし、なんなら
- 飛行機+ホテル+朝昼晩の食事+観光
これらがすべてセットになったパッケージツアーで親と旅行に行くのもいいと思います。



自分があれこれやっているのに文句をいわれるのって、やっぱり釈然としませんよね
でもツアーなら、「自分が自分が」とがんばる必要もなくなります。
じっさい、ツアーで家族みんなで海外旅行に行ったりしていたときは、私はべつにイライラは感じませんでした。
当時は旅行初心者だったというのもあったとは思います。が、最初から全部コースが決まっていたからこそ、イライラすることもなかったのかなあと。
また人は年をとると、最初から全部決まった話に乗っかる旅行のほうがラクに感じてくるそうです。
逆にいうと、親は最初からツアーの旅行のほうがいいと思っている部分もあるかもしれません。
ツアーは予約サイトを利用すれば申し込めるので、こちらも使ってみてください。
現地ツアー予約サイトを使って、1日単位の予約を入れて自分の負担を減らすのもひとつの手です。
- 現地ツアーの予約:
>> KKdayでさがす - パッケージツアーの予約:
>> HISでさがす
3. 自分の行動が制限される


親との旅行で自分の行動が制限される、と感じるときの対策です。
以下の3つを紹介します。
- Lv.1「2人の旅行」という意識を持つ
- Lv.2 親は最後かもしれないと考える
- Lv.3 どうしてもな時は別行動の時間をつくる
「2人の旅行」という意識を持つ


親といっしょに行く旅行は、「2人の旅行」という意識を持つことです。
- 自分が楽しみたい
ではなく、2人で(または両親なら3人で)楽しむ旅行というふうに考えます。



これも最初に見てきたとおりだ
「自分が楽しみたい」の意識が強いと、どうしても親がジャマに思えてしまうときもでてきます。
ですから、この旅行は親と2人のもの、
親と2人で大切な思い出をつくるもの
というふうに考え、2人でしかできないことをするのがいいのではないでしょうか?



せっかく親と2人で行くなら、そのシチュエーションを最大限に楽しむべきです
1人では経験できないこともできると考え、2人だからこそできることをしていきましょう。
親は最後かもしれないと考える


親が旅行でその場所に行くのは、これが最後かもしれないと考えることです。
そして「自分はまたいつでも来られる」とも考えるようにしましょう。



私たちの場合、親よりも若いので、また行きたかったら(その場所に)行く機会ってあるはずなんですよ
しかし親の場合、年齢や体力のこともあります。
よほどの旅行好きでなければ、ひとりでバンバン旅行に行ったりもしないでしょう。
よって親の場合、いっしょに行く旅行先が、それで最後になる可能性はじゅうぶんにあると思います。
親にとっては最後の例
たとえば私の場合でいうと、以前父といっしょに韓国の済州島に行きました。
おそらく、父はもう済州島に行くことはないと思います。海外旅行に行くにしてもべつの場所に行くと思います。
いっぽう、私の場合、行きたければまた済州島には行けます。
これが「自分はまたいつでも行けるけれど、親にとっては最後」ということです。
人にもよりますが、おなじ場所に旅行に行くより、ほかの場所に行ってみたくなるものです。
ですから、その旅行では最大限の経験をしてきたいと思います。



でも、行きたかったら自分ならまたいつでも行けるわけだ
そう考えれば、「親といっしょだから行動が制限される」ストレスも感じにくくなると思います。
親といっしょに行ったときは下見で、今度はひとりで本番、というのも全然ありです。
自分と親には、残された時間や機会にも差があることをわかってあげましょう。
そしていっしょに行くなら、これが最後かもしれない親にあわせてあげるのがいいと思います。
どうしてもな時は別行動の時間をつくる


とはいえ、「どうしてもひとりでやりたいことがある」ときもあると思います。
そんなときは、別行動の時間をつくるのも有効です。
この日の夜だけ、ちょっと途中から別行動にしよう
というふうに、どうしてもなときは、べつべつで遊ぶのも手です。



注意点としては、別行動は、どうしてもな時だけにすることです
ひとりでのこされると、きっと親は不安を感じます。
やっぱり年をとると、みんなそうなるものだと思います。
ですから極力別行動は避け、いっしょに行くなら、できるだけ行動はともにするのがいいでしょう。



別行動はどうしてもな時だけにしよう!
もしくは、そこはグッとこらえて、またひとりで行くなりしたときに本気をだすかです。
まとめ:親との旅は「2人で楽しむ」旅にしよう


親との旅行でイライラしてしまうのは、
- 自分が楽しみたい
- 自分がなんでも決めないといけない
- 自分が親をリードしないといけない
と、なんでもかんでも「自分が」になってしまっているのはあると思います。



でも、私たちには時間も機会もまだたくさんあるので、いくらでも旅行を楽しめます
そしてツアーを利用するなどすれば、自分の負担を減らすこともできます。
本文で見てきた対策を駆使すれば、親との旅行でイライラするのはふせいでいけるはず。
ぜひ参考にしていただき、今後の親御さんとの旅行をステキなものにしてもらえればと思います。



親からしたら、子どもと一緒に行く旅行って「宝のような思い出」になると思うんだよな
そもそも旅行の目的とは「人生でかけがえのない思い出をつくること」でもあると思います。
親との旅行は、おたがいがその目的をはたせるものだと私は思いますよ。
ただし、そうはいっても私たちは人間なので、どうしてもイライラしてしまうときもあります。



そんなときは「すぐに謝ること」です
旅行気分を台無しにするようなムードはできるかぎり長引かせず、一瞬でおわらせることです。
旅行は行動をずっとともにするぶん、喧嘩やイライラも起きてしまうものです。
でも向こうの挑発にのらなければ、そういう事態はふせげるので、うまいことやって楽しいだけの旅行にしていきましょう。
きっとつぎは、もっといい旅にできるはずです!
友達との旅行でイライラの対策
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