【有事こそ稼ぎ時】なぜ人は危機迫る緊急事態でもパチンコ店へ行くのか

得体のしれないウイルスが蔓延しているにも関わらず、人々はパチンコ店へと無防備にも突っ込んでいく。一体何が彼らを駆り立てるのか。

2020年、新型コロナウイルスの蔓延により、全国の小中高校は休校、スポーツ競技は無観客試合、ライブイベントは中止、テーマパークは臨時休園となるなど、日本は危機的な状況を迎えていました。

政府や専門家は「換気が悪く、人が集まる」場所は危険だとし、自治体によっては不要不急の外出を控えるように呼び掛けています。

しかし、そんな緊急事態だというのに、パチンコ店の来客は減るどころか、むしろ増えているまであるほど人が集まってきているのです。

なぜ彼らはパチンコ店に集まるのか。その理由について考察したい。

非常事態でも人がパチンコ店に集まる理由

中国に始まった新型コロナウイルスは日本を含む全世界で感染が拡大していき、その爆発的な感染力から日用品の買い占めや、各施設が臨時休業になるなど、日本は、いや、日本だけでなく世界は非常事態を迎えていました。

特に感染拡大の爆心地となり兼ねないパチンコ店では、警察庁が遊技台のハンドルやボタンなど、不特定多数の手が頻繁に触れる場所の消毒等を求める、感染防止のための依頼文書を業界団体に向けて送付。併せて新台入替などの集客を目的とした広告宣伝の自粛も要請しました。

しかし、それでも、なぜか人はパチンコ店に集まってきているのです。

それでは、何が彼らを危険極まりないパチンコ店へと駆り立てているのか。これにはいくつかの理由があると考えられるのです。

1.正常なリスクの判断ができなくなっている

病的パチンカーは恐れを知らない。

負けることがわかっていても、これまでどれだけ負けてお金を失ってきても、勝っている時の興奮がそれを遥かに凌駕してしまうため、お金を失う恐怖の感覚が鈍ってしまっているのです。

当然ながらそれは、未知のウイルスの存在に対してもそう。

ウイルスに感染し重症化してしまえば最悪の場合死に至る病を患うというのに、命を失うかもしれない恐怖よりも、彼らは一瞬の興奮に全てを捧げてしまう。

そもそも正常なリスクの判断ができていれば、行けば行くだけ確実に負けていくパチンコ店にはいけません。しかし、パチンコは打てば打つほどリスクの計算ができなくなっていくため、あらゆる恐怖に対する感覚が鈍っていってしまうのです。

よって、行く。彼らは命を賭けてパチンコ店へ。

2.得体の知れない不安が人を駆り立てる

有事の時はいつだってそう。人は少なからず不安を感じています。

例えば外に出ても街に人が全くいない時はどうだろうか。何の変哲もない日常、いつもと変わらない風景の街だったはずが、突如として正月に戻ってしまったかのように人の気配がなくなる。それはまるで世紀末、この世の終わりを彷彿とさせます。

そこで、人はその不安を解消するため、安心を得るために人がいる場所に集まるのです。

忘れもしない未曾有の災害、2011年3月11日、東日本大震災。震災当日の夜は交通機関が麻痺したことで多くの帰宅困難者(帰宅難民)が発生。街は大きな不安を抱えながら徒歩で帰路につく人、帰宅を諦めてその場にうずくまる人、寝床や、夜を明かす場所を探して彷徨う人で溢れかえりました。

そこで当時の飲食店やバーを経営する有志は、そういった人々の不安を解消するため、居場所を失った人々に暖かい食事と酒を提供するため、人が集まってお互いが生きていることを確認し合えるため、営業時間の限界を超えて店を開けていたのです。そして、多くの人が店に集まり心を落ち着かせたのです。

特に今回の新型コロナウイルスはウイルスという特性上目に見えないため、得体の知れなさが桁違い。だからこそ人は余計に不安を感じ、パニックに陥ってしまう。

よって、行くのです。彼らは人がいる安心を無意識に求めてパチンコ店へ。

3.正直暇になった

正直言うと、暇になったという人も多いと思います。

小中高校生はパチンコ店には入れませんが、スポーツの観戦、旅行、イベントに参加する予定だった人はその予定がキャンセルになってしまっていることも多いと思いますし、臨時休業することになった職場で働いている人は急遽仕事が休みになってしまったのです。

そう、暇でやることがないのです。

パチンコ店は暇な人が多い時期、例えば正月やGWなどはかき入れ時で、多くの暇を持て余した人が集まります。よって有事にも関わらず、暇になってしまった人たちがパチンコ店を目指すのです。

4.金を稼がないといけなくなった

また、急遽仕事が休みになった人の中には深刻な問題を抱える人も出てきます。それはアルバイトやパートなど、働いた分だけの給料しか貰えない非正規雇用の方です。

職場の都合で仕事が休みになったとしても、非正規の方々は働いていないという理由で給料の支給がストップしてしまう。よって、彼らは生活のために別でお金を稼がないといけなくなってしまったのです。

そこで、一番手っ取り早いのがパチンコだ。

上手く行けば半月分、もっと良ければ1か月分の給料が1日で手に入る。それを知ってしまっている、過去に味をしめてしまっている人は行くだろう。生活資金を得るために、生活を賭けてパチンコ店へ。

ただ、考えてみてほしい。だからといってパチンコ店が大還元してくれるだろうか?むしろパチンコ店側もいつ感染者が確認されて臨時休業になるかもわからないため、回収に入っているのではないだろうか?

金を稼がないといけないという焦りこそがギャンブルの落とし穴。この考え方にだけは陥ってはいけない。

今回のまとめ

・有事の際には人は集まる
・暇な人で街は溢れかえっていた
・依存症は未知のウイルスをも超える

感染拡大に拍車をかけ兼ねないパチンコ店。警察庁はパチンコ店に消毒などの環境の整備を求めていますが、そもそも消毒液が手に入らない現状、そんなことは不可能な話であって、私が見た限りではパチンコ店は普段と何も変わってはいませんでした。

日本ではそもそもウイルスの検査に辿り着けない状態が続いていますが、特に20~30代が多いパチンコ店は調べれば普通に感染者はいるような気もします。

パチンコ店には体調が悪くても来る人が沢山います。自分自身もそうですが、家族や身内などの大切な人にまでウイルスを感染させてしまわないよう、特にウイルスの流行時は行くべきではないような気がします。

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