韓国旅行(2024)もいよいよラストとなりました。
最終日の4日目は、韓国と北朝鮮の国境地帯に行く「DMZツアー(北緯38度線ツアー)」に参加!

このツアーが面白かったので、ブログでレポートします
かつて北朝鮮が“水面下”で進めていた作戦とはなんだったのか?
DMZツアー参加を考えているときも、ぜひ行くかどうかの参考にしてください。


ミナト
海外旅行が趣味の兼業ブロガー。以前はカジノにハマるもギャンブルにはもう懲りて……? 現在は観光メインで旅行を楽しみながら、現地での体験や旅行に役立つ情報も発信中。いずれは海外を放浪する旅にも出たいと思っています。>> プロフィール詳細はこちら
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韓国旅行チェジュ島編(4日目)


韓国旅行最終日は、父が行きたいと言っていた「DMZツアー」に参加します。
DMZとはなにかというと……、



説明しよう!
DMZとは、南北境界線の非武装地帯(朝鮮戦争の休戦ライン:北緯38度線)のこと。
その非武装地帯に行けるのがDMZツアーです。
DMZに入るには特別な手続きが必要で、ツアーでしか入っていけない場所が見られます。
(※ツアー参加にはパスポートが必要です)
ようは、韓国の国境ギリギリから北朝鮮を見に行けたりするツアーです。
ツアー内容は、プランによっても多少変わりますが、だいたいは以下の流れとなっています。
- 臨津閣(イムジンガク)公園
- 自由の橋
- 第3侵攻トンネル
- DMZシアター
- 都羅(トラ)展望台
- 統一村
- 紺岳山(カマクサン)吊り橋
集合場所で待ち合わせて、バスに乗って非武装地帯に向かいます。
ツアー参加者と思われる人たちも集まってきて、ぼちぼちツアーもスタートとなりました。
なんか外人しかいなくね?


集合時間が近づいてくると、DMZツアー参加者と思われる人たちが集まってきました。
が、なぜか外人(というか英語圏の人)しかいません。



日本人は私たち以外はゼロでした
ツアーガイドさんと合流し、名簿に名前を記入するも、名簿にはほかの日本人参加者はナシ。
さすがに日本人ゼロってことはないでしょう?
それで、ここで私たちは気づいたわけです。
もしかしてこれ、日本語ツアーじゃなくて「英語ツアー」なんじゃね?



ちょっと待って、確認するわ
父が予約したという確認書を見ると……言語は「英語」ツアーとなっていました。
「マジかよ! ふつうに日本語ツアーだと思ってたわ!!」
ガイドさんに確認すると、いまから日本語ツアーに変更するのはムリとのこと。
そんなわけで私たちは、逆に貴重な(?)英語のDMZツアーに参加することになったのです。



まあ、雰囲気を楽しむっていうことで(笑)
臨津閣(イムジンガク)公園へ


そんなわけで、バスのなかでもガイドさんは喋りつづけていたのですが、よくわからず。
ひとまずツアー最初の臨津閣(イムジンガク)公園にやってきました。
このイムジンガクは、特別な手続きなしに、一般人が韓国側から北朝鮮にもっとも近づける場所です。
なぜか慰安婦像はここにもありました(汗)


これは北朝鮮軍から銃撃を受けた列車のようです。
ボロクソにやられています。
そのほか、自由の橋というものもあって、これも見どころのひとつとなっていました。
南北境界線(38度線)上にある自由の橋は、1953年の休戦協定締結後に、解放された1万3千人もの捕虜が「自由万歳」と叫んで渡ったことからそう呼ばれているそうです。


公園を見おわったら、バスで移動してDMZツアーでしか入れないエリアへ。
またここに来る途中、バス内で韓国軍の人からパスポートのチェックがありました。
この手続きをふむことでなかに入れるようになっています。


DMZの撮影スポットもパシャっておきました。
DMZシアターで映像を鑑賞


つづいてDMZシアターに入ります。
ここでは「非武装地帯はどのようにして生まれたのか?」などを短い映像で見ることができます。
要約すると、以下のような内容となっていました。
DMZシアターの内容
かつて朝鮮戦争では多くの人が戦争の犠牲になった。
そこで北朝鮮と韓国では、停戦協定を結ぶことにし、それによって北緯38度線の非武装地帯(DMZ)が生まれた。
ところが、停戦協定が結ばれているなか、北朝鮮は軍事境界線の地下に秘密裡に(複数の)トンネルを掘っていた。
トンネルを利用して、韓国に攻め入る計画を立てていたのだ!
この事実を把握した韓国は、監視体制の強化と、多くの人に認知してもらえるようDMZを一般公開することを決めた。
「二度と戦争の惨禍をくりかえしてはならない」
DMZツアーは、今日では、非武装地帯の自然と平和を守ることに役立っている。



北朝鮮やべぇ~
停戦協定を結んでいるのに、トンネルを掘って侵攻の計画を立てていたとか、ヤバすぎます。
第3侵攻トンネルに入っていく


ということで、つぎはその北朝鮮が掘っていたトンネルを見に行きます。
トンネル内は撮影不可で、入る前にスマホや財布などは全部ロッカーに預けて入っていきます。
トンネルの長さは1635m。高さ2m、幅2mで、1時間あたり3万人の兵士が通れるとのこと。
しかし高さはそこまでなく、しゃがみながら見学可能なところまで進んでいきます。
途中、韓国軍の人たちともすれ違いました。
軍隊の人は毎日トンネルをチェックしているのかもしれません。



ダイナマイトを使って(北朝鮮軍は)トンネルを掘ったりしていたようです
意図的に掘られたことをしめす場所などはマークがつけられていました。
ヒヤリとした涼しさもあってスリリング。トンネル見学はかなり興味深かったです。


トンネル入り口にあった記念撮影スポットもパシャリ。


外にでて、ちょっと自由時間です。


途中まで英語ガイドでよくわかりませんでしたが、ふつうに楽しめています。


広場には戦車もありました。
図羅(トラ)展望台へ


小休止をはさみ、つぎは図羅(トラ)展望台へ歩いてむかいます。
展望台では肉眼で北朝鮮を見ることができます。


これは展望台から見た景色。


左の青い旗が北朝鮮で、右の白い旗が韓国のものみたいです。
旗をはさんだ場所が境界線になっているわけですねえ。


展望台にはホール(用途は不明)もありました。
また展望台にはコーヒーやサンドイッチが食べられるカフェもあって、軽食もとれるようになっていました。
統一村に寄ってフィニッシュ


展望台での見学がおわったら、来た道を引き返します。


ちなみに望遠鏡で北朝鮮の村なんかが見られる、という説明書きもありました。
が、望遠鏡があったのは上の画像の施設らしく、ここは現在入れなくなっている(2024年時点)ようです。
その後はバスに乗って、統一村(軽食やお土産が買えるショッピングエリアのようなところ)へ。
名産の大豆アイスクリームなんかを食べたりして、ここでDMZツアーは終了!
バスに乗ってソウル市内までもどり、そこで解散となりました。
ツアーの内容によっては、統一村のあとで吊り橋も見に行けるようです。今回私たちが参加したDMZツアーでは吊り橋の見学はナシでした。
DMZツアーをふりかえっての感想
DMZツアーですが、ガイドの言語をミスってしまったことで、最初は正直よくわかりませんでした。



でもシアターでは日本語字幕もありました
参加した
英語ガイドでもじゅうぶん楽しむことができ、大満足のツアーとなりました。
また1人で参加している人もいて、1人参加も全然ありだと思います。
日本語ツアーなら、おなじく1人参加の人や、べつのツアー参加者と話したりもできると思いますよ。
DMZツアーでは、ツアーでしか見られない場所に行けます。
参加してみる価値は大いにあるので、韓国ソウルに行くときは、半日使ってDMZツアーもおすすめです。
ひじょうに満足度の高いツアーでしたよ!
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