禁欲を解き放つために来たベトナム旅行もこの日がラスト。
最終日の7日目は、友人といっしょに個人でハロン湾に行ってくることにしました。
ところが、いろいろと行き当たりばったりで……?

結論からいうと、ハロン湾に行けたことは行けました
きちんとしたクルーズ船で、ではなく、よくわからない怪しい漁師の船で、です(笑)


ミナト
海外旅行が趣味の兼業ブロガー。以前はカジノにハマるもギャンブルにはもう懲りて……? 現在は観光メインで旅行を楽しみながら、現地での体験や旅行に役立つ情報も発信中。いずれは海外を放浪する旅にも出たいと思っています。>> プロフィール詳細はこちら
旅のおともにコレ1台
海外旅行に行くとき、Wi-Fiを借りたりとか準備が大変ですよね。



貸し借りもそうだが、Wi-Fiで手荷物が増えるのもちょっと面倒なんだよなあ
ところが、そんな「メンドクサイ」は1発で解決できます。
楽天モバイル
しかも日本へ国際電話をかけたり、万が一の写真・動画のバックアップも無料!
楽天モバイル、正直いって使わなきゃ損です。
使い方は以下でまとめてあるので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
ハロン湾ツアーをお探しの方へ
ハロン湾ツアーには現地ツアー予約サイトを利用すれば行けます。
予約サイトは私もよく使う「KKday」がおすすめです。



日本に支社もある安心して使える予約サイトだぞ
リーズナブルにツアーに参加できるので、ぜひ使ってみてください。
ベトナム旅行7日目(前編)
ベトナム旅行最終日は、世界遺産としても知られる「ハロン湾」に行くことになっていました。



ハロン湾へはツアーで行く手もありました
しかし現地に友人が住んでいたので、
「だったらツアーじゃなくても行けるかなあ」
と思い、移動のためのドライバーを雇って個人で行ってくることにしたのです。
私たちが行こうとしていたのは以下のルートで、
つぎの手順でハロン湾を観光しようと考えていました。
- 車で「カットバ島」の手前まで移動する
- 車ごとフェリーに乗ってカットバ島に上陸する
- カットバ島北部にあるハロン湾クルーズ船に乗る
ドライバーは友人の彼女(ベトナムの人)のつてで依頼できました。
しかしいま思えば、このハロン湾個人プランは、すべてがまちがっていたのかもしれません……。
さきにいうと、カットバ島北部のフェリーは、その上にあるトゥアンチャウ島という島に移動するのが目的のものでした。通常のハロン湾クルーズ船がでているのは、そのトゥアンチャウ島からです。
ハノイ市街地からカットバ島へ


それでは観光スタートです!
ドライバーは友人の彼女の知り合いで、約1万8000円で半日の運転を引き受けてくれました。
ハノイ市街地からカットバ島へのフェリー乗り場までは、車で1時間半~2時間くらい。
途中パーキングエリアで休憩をはさみ、車でかっ飛ばしていきます。



カットバ島だけにな


そうしてカットバ島行きのフェリー乗り場に到着!


このフェリーは車も人も運んでくれるすぐれものです。
ぞろぞろと乗り込んでいき、みんなが乗ったら出航です。


海を眺めていると、ゴンドラも目に入りました。
どうやらカットバ島の手前にある島(カットハイ島)からは、ケーブルカーもでているようですね。
フェリー乗り場とはちょっと離れた場所に「Sun World Cat Ba Cable Car」というお店がありました。ここがケーブルカー乗り場のようです。


フェリーでは立ちながら景色を見たり、


椅子で座って待ったりできます。


そんなこんなでカットバ島に到着です!
カットバ島にいた漁師のオヤジ


カットバ島に着いてからは、ドライバーの車に再度乗り込み、島の北部を目指しました。
しかしスマホで地図を見ていると、なぜかドライバーは島の南部のほうへ……。
いったいどこへむかっているんだ??





町に着いたから、写真撮りたい人は撮ってね~
どうやらカットバ島の町まで案内してくれたようです。
ちょうどお昼ごはんはどうしようかと考えていたので、このへんで食べていくかという話になりました。


みんなで広場や街の写真を撮影します。


……と、どこからともなく男性が現れ、ドライバーと話しはじめました。
なにを話しているかはナゾでしたが、しばらくするとドライバーがいいます。



ハロン湾を見たいなら、漁師の人が漁船で好きなところに連れてってくれるって
これは……予定外のプランです。
漁師の船はもちろん有料で、正式なハロン湾のクルーズ船に乗るより格段に高い。
ただし、そのかわり好きな場所に好きなだけ行ってくれるとのこと。



どうする? でも好きなところに行ってくれるなら、ちょっと高くてもその方がいいんじゃない?
ハロン湾・プライベートクルーズ……。
これはまたとない機会なのかもしれません。
それなら……う~ん……、よし、じゃあその話に乗ってみよう!
私たちは怪しい漁師の船でハロン湾をクルーズすることにしたのです。





昼メシはここがおすすめだから食べて。食べおわったらさっきの場所で合流ね
お昼はキャプテンにおすすめされたレストランへ。


このあたりは海産物がよくとれるのでしょう。
味はまあまあでしたが、ここもいいお値段でした。観光地価格のような感じでした。
ハロン湾をクルーズ!


さて昼食もおえ、さきほどのキャプテンと合流。船に乗り込みます。
事前に行きたい場所を地図にピン止めしておいたので、それをキャプテンに見せました。
すると!



いやいや、こんなに遠くまではいけないよ! 行けるのはもっと近くの場所だけだよ!
……は!? 聞いていた話とまったくちがいます。
行きたい場所なんていっさい行けず、船でほんのちょろっとそのへんを回るだけだと言うじゃないですか!
みんなで猛抗議するも、キャプテンは「そんな遠くへは行けない」の一点張り。
「いいからとにかく乗って!」のようなことをいっています。



いやこれはもう中止だr……
しかし時すでに遅しとでもいいましょうか!
船長は船を勝手に動かしはじめ、もう降りるに降りられなくなってしまったのです!!
やられた……。またボラれた~~。
こうなってしまってはもう行くしかありません。
全然納得がいきませんでしたが、私たちはそのままハロン湾・漁船クルーズに行くことになったのです。


どんぶらこ。


どんぶらこ。
漁船はゆっくりと進んでいきます。


まあでもハロン湾はハロン湾で、
- エメラルドグリーンの海と、そこにそびえ立つ奇妙の岩のマリアージュ
これはキレイで見ていてワクワクしました。


漁師のオヤジもお金をもらっている以上は仕事をしてくれます。
岩のギリギリまで近づいてくれたりとサービス精神は旺盛です。


なかなかいい操縦じゃないかキャプテン!


いいぞもっとやれ!


私も機嫌を直してきたときでした。



おしっこしてきたくなっちゃった
……なにを言っているんだオマエは。
私「いやいやムリだって、もうちょっとガマンしてよ」
友「いやちょっと漏れそうなんだけど(笑)」
手すりにつかまらずに船の上に立ちだした友人。
私「てか危ないって。海ん中に落っこちるぞ」
友「じゃあ支えてよ(笑)」
私「ヤだよ、なにいってんだよ」
友「ちょっと、後ろから支えてくれない?」
彼女に呼びかける友人。そして友人を後ろから支える彼女。
友「これだったらいけるよ!」
私「いやいや何やってんだって、タイタニックじゃないんだからさ(笑)」


そんなことをやっていると、ビーチが見えてきました。



じゃあここでいったん降ろすから、しばらくビーチで遊んでていいよ
ハロン湾のビーチへ


ビーチの近くにはほかにも漁船が。
カップルの先客が1組いて、どうもこのハロン湾の案内は、漁師の副業みたいにもなっているようです。


漁師のオヤジに連れてきてもらったビーチ。


きらめく白浜もやっぱりキレイでした。


友人と彼女も楽しそう。


キャプテンはたくみに漁船を操り、ビタづけでほかの漁師と話しています。


「カットバ」と書かれた岩。記念にパシャリ。





じゃあそろそろ帰るよ~
ハロン湾のビーチも満喫です。
漁船に乗り込み、来た道を引き返すことになりました。
ちなみに、このさきにはボール状のものが浮いていて、それ以上は行けないようにも見えました。この漁師ルートは、物理的にもハロン湾の奥に行くのはムリだったのかもしれません。
洞窟のような場所を見てエンド


どるんどるん、どるんどるん。
モーターが軽快な音を立てて漁船は進んでいきます。


洞窟のようなものが見えてきました。



最後にあそこに寄ってあげるよ


天然の洞窟のなかへ。


これが自然の力でできたっていうんだから、スゴイですよねえ。


しかもこの洞窟、上陸できるようになっていました。
奥はひらけていて、木が生い茂る岩山のようになっていたのでしょうか。
時間と装備がととのっていれば上陸してみたかったなあ。


そして洞窟の見学も終了し、漁船でのハロン湾クルーズは終了となったのです。
ハロン湾クルーズ(?)をふりかえって
そんなわけで、いちおうハロン湾のクルーズはできました。
が、行けたのは本格的なルートではなく、元々考えていたプランでもいわゆる「ハロン湾クルーズ」はできなかったようです。
ですから、ハロン湾に行きたいなら、ふつうにツアーを予約したほうがいいと感じました。
そのほうが、個人で行くよりまちがいないですし、値段もそこまで高くないからです。



ただ、旅行は行き当たりばったりを楽しむものでもあると思います
なので、今回はこれはこれで貴重な体験ができてよかったと思っています。
ひとつ気になったのは、
- ドライバーと漁師はじつはグルで、最初からこうなるプランになっていたのでは……
ということですが、まあたぶんそれはないでしょう。
もしカットバ島に行くなら、漁師がふっかけてくることがあるかもしれないので、気をつけてください!
コメント(確認後に反映/少々お時間をいただきます)