
トリップドットコムで予約した航空券を変更するときは、どうするんだ?
予定が変わるなどして、航空券の日時を変更したくなるときがありますよね。
この記事では、そんなときに役立つTrip.comでの航空券を変更する方法を解説していきます。
- トリップドットコムで航空券を変更する方法
- 航空券を変更するときの注意点8つ



トリップドットコムで航空券を変更するのは、公式サイトかアプリから簡単にできます
ただし、変更には手数料がかかる場合もあるなどの注意点もあります。



「変更不可」の航空券の場合はどうすれば……?
とか、ナゾな部分もあると思います。
本文では、そういったTrip.comでの変更に関して必要な情報をまとめて解説していきます。
変更手数料とはどういうものなのか? も書いてあるので、こちらも参考にしてください。


ミナト
海外旅行が趣味の兼業ブロガー。以前はカジノにハマるもギャンブルにはもう懲りて……? 現在は観光メインで旅行を楽しみながら、現地での体験や旅行に役立つ情報も発信中。いずれは海外を放浪する旅にも出たいと思っています。>> プロフィール詳細はこちら
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トリップドットコムの変更手数料とは?


はじめに、トリップドットコムの変更手数料から見ていきましょう。
Trip.comでは以下のように、変更ができる航空券には変更手数料が設定されています。


(※この場合の変更手数料は10,000円です)
この変更手数料とは、つぎのことを意味しています。
その変更手数料(+元の航空券代との差額)を払うことで、航空券をべつのものに変更できる
たとえば、上の画像の場合でいうと、航空券を変更するにはまず手数料(10,000円)がかかります。
変更したい航空券が元の航空券代(19,360円)よりも高かった場合は、そのぶんの差額も支払います。
こうすることでチケットを変更できるというわけです。



差額がなければ、変更手数料だけでチケットの変更が可能だぞ
航空券を変更する場合は、基本的に返金はありません。



なのでチケットを変更するとなると、よけいにお金がかかってしまうのですが、
キャンセルしてイチから取り直すよりかは、変更のほうが安くなる場合も多いです。
なぜならつぎのような感じで、


キャンセル料よりも変更手数料のほうが安いことは多いからです。



キャンセルしてイチから取り直すよりかは、変更したほうがいいケースも多いと
どうしても航空券を変更しないといけないときは、ある程度の手数料はしかたがないです。
格安航空券(LCC)が安いのは、このように、変更・キャンセルの融通がききにくいという理由もあるからです。
トリップドットコムでの航空券の変更方法


Trip.comでは、変更手数料と差額を払うことで航空券を変更できます。
その手順もとてもカンタンです。
ここでは、トリップドットコムでの航空券の変更方法を解説するので、いっしょに見ていきましょう。



変更方法は以下のとおりです。参考にしてください
航空券の変更のやり方


トリップドットコムでの航空券の変更手順を見ていきます。
Trip.com公式サイト


マイプランの右上に「全ての予約」があるので、ここを押してください。


「全ての予約」では、予約した航空券・ホテルが一覧で表示されます。
ここから変更したい航空券を選んで押します。


予約の詳細画面が表示されたら、画面下の「予約を管理」を押し、


「予約を変更」を押してください。





ここからは変更の申し込みだな
搭乗者には最初からチェックが入っていると思います。
- 希望する変更後の便(左が出発・右が行先)
- 変更後の日付
これらを選択したら、「変更可能な便および金額を表示」を押します。


変更ができる場合、「変更可能な便と差額」が一覧で表示されます。
予定にあう航空券を選んで押してください。
航空券を変更できない場合(押すと開きます)
この画面まで進んでも航空券を変更できないケースがあるので補足します。
- 航空会社の規定により、ご予約の変更はできません(キャンセルして再予約してください)
これが表示されるのは、もとの便が変更不可になっているからではないかと思います。



この場合、新規に便を検索したほうが、航空会社やフライト時間などの選択肢は増えるぞ
もとの便が変更不可なら、キャンセルして新規に予約するほうがおすすめです。
また、もとが変更可能な航空券でも、この画面になにも表示されないことがあります。
変更可能な便がないときは、変更希望日を変えるくらいしかできなくなってきます。
ただしカスタマーサポートに問い合わせることで、席をさがしてもらえる場合もあります。


変更できる便があって航空券を押すと、プランがいくつか表示されます。
手荷物のありなしなど、好きなものを選んで「選択する」を押してください。


最後に、変更で払う差額を確認してOKなら、「確定して内容を確認」を押します。
変更が完了すると、もとの航空券は自動でキャンセルされて、新しい航空券に切り替わります。
トリップドットコムで航空券を変更するときの注意点


Trip.comでの航空券の変更と手順はここまででOKだと思います。



あとは、航空券を変更するときの注意点だな
初見だとよくわからないこともあると思うので、見ていきましょう。
トリップドットコムで航空券を変更するときの注意点は、以下の8つです。
- 航空券が変更できない
- 変更手数料が値上がりする場合
- 差額の返金は基本的にはない
- 変更で航空券が安くなる場合も
- 航空券の変更が無料になる場合
- 手荷物の変更
- フレックス予約の変更
- ホテルの変更(番外編)
こちらもあわせてチェックし、航空券を変更するときに役立ててください。
1. 航空券が変更できない


Trip.comで航空券が変更できない場合です。
これは変更手順の「航空券の変更ができない場合」でも見てきたとおりです。
もとの航空券が変更不可なら、変更はできないので、キャンセルして取り直すしかありません。



以下の画像のように、もともと変更不可の便はあります


変更不可の便は、文字どおり変更はできません。
ただ、払ったお金はパーになってしまいますが、キャンセルして乗らないようにすることはできます。
「どうしても変更不可の便を変更する必要がある」
というときの選択肢は、キャンセルして再予約です。
なお、変更可能な航空券でも、変更できる便が(手続き中に)表示されないケースもあります。



この場合は「希望日の飛行機に空席がない」などの事情があるようだな
変更可能な便がないということは、希望する日程での変更はむずかしいということ。
もしそれでも大丈夫なら、変更を希望する日程を変えることも考えてみてください。
どうしても変更希望日を変えられないときは、カスタマーサポートに問い合わせれば、席をさがしてくれる場合もあります。



航空券を変更したいのに、変更できる便がない……
というときは、カスタマーサポートで解決することもあります。
ダメもとでも、聞かないよりは聞いたほうがいいので、そのときはいちど問い合わせてみましょう。
2. 変更手数料が値上がりする場合


Trip.comでは航空券の変更手数料が値上がりする場合があります。
変更する必要があるときは早めにやってしまうようにしましょう。



変更手数料の値上がりっていうのは、つぎのような感じだな


この場合、出発の2日前までは「7,200円」です。
が、出発後や2日前を過ぎてしまうと「変更不可」となってしまいます。
変更の期限は、予約した航空券の詳細画面の「変更・キャンセル条件」から見られます。
変更期日の確認方法


ギリギリになると変更できるものもできなくなってしまうので、気をつけるようにしてください。
変更がギリギリになると、飛行機に空席がなくなっていって、それで変更できなくなることも多いです。手続きは早めにするようにしましょう。
3. 差額の返金は基本的にはない


Trip.comで航空券を変更するさい、返金は基本的にはないと考えておいたほうがいいかもしれません。



もとの航空券より安い航空券に変更すれば、そのぶんの差額は返金してもらえるんじゃ?
と、思いますが、そういう話でもないみたいです。
Trip.comでは、航空券を変更するさい、同クラスまたはそれ以上の席が表示されるそうです。
- 同クラスなら差額は0円で、変更手数料のみで変更できる
- それ以上の席なら、差額が発生して、変更手数料+差額で変更できる
そのため差額の返金というのは基本的にはないとのことでした。
これはカスタマーサポートに問い合わせて教えてもらいました。
航空券を変更するときは、「差額を払うか差額は0円か」、そのどっちかだと考えておくのがよさそうです。
4. 変更で航空券が安くなる場合も


もっとも、Trip.comでは、変更で航空券が安くなる場合もあります。
以下は、以前私が「ソウル→チェジュ」のフライトを変更したときのものです。


このときは、変更時にもとの航空券がキャンセルされて「12,260円」の返金がありました。


変更後の航空券は「7,640円」です。
よって差額は以下のようになり、
12,260-7,640=「4,620円」
航空券を変更したことで、4600円ほどもとの航空券より安くなったのです。



どうして、通常は返金なしで安くなることはないのに、こういうことが起きたんだ?
というと、おそらく、変更・キャンセル手数料が安かったからだと思います。


このときの航空券の変更・キャンセル手数料は、31日前まで500円でした。
キャンセルすれば、ほとんどまるまる航空券代の返金が受けられました。
そして変更後の航空券はもとの航空券よりも安い。
そのために、差額を払う必要はなく、航空券がもとよりも安くなった(返金もあった)のだと思います。
ようは、「もとの航空券代-変更・キャンセル料が、変更後の航空券代よりも大きい」場合は、返金が受けられるのではないかと。
返金例
- もとの航空券2万円-変更・キャンセル手数料5000円=返金1.5万円
- 変更後の航空券1万円
- →この場合は5000円の返金を受けられる
通常は、
もとの航空券2万円-変更手数料1万円(返金1万円)、変更後の航空券2万円(差額で1万円払う)
といった感じで、変更で安くなることは基本ないのではないかと。
このときは、韓国内の移動で変更・キャンセル料が安かったので、それでチケット代が安くなったのだと思います。
5. 航空券の変更が無料になる場合


Trip.comでは、航空券の変更には変更手数料がかかります。
基本的には変更でチケット代が安くなることもありません。
ただし特例的に、変更手数料がかかる航空券でも、無料で変更できる場合があります。



それは「航空会社都合によるフライトの変更」があった場合だ
航空会社都合によるフライトの変更というのは、飛行機の遅延(または欠航)です。
飛行機の時間が予定通りとはいかずに変更になった場合、Trip.comからは以下のような連絡がきます。


このような変更があった場合、そのときにかぎり、航空券を無料でキャンセルまたは変更することができるんですよね。



注意してほしいのは、「航空券の変更には期限がある」ことです
画像の場合は「2024年9月23日 10:20」が変更期限となっています。
ここに書かれた対応期日を過ぎると、予定変更となった代替便で確定してしまいます。
航空会社都合の特例で航空券を変更したいときは、かならず期日までに手続きをするようにしてください。
ただし変更前・変更後の航空券に差額がある場合は、差額だけ支払う必要があります。
6. 手荷物の変更


航空券を買うとき(または買ったあと)に追加した手荷物の変更・キャンセルです。
Trip.comでは、手荷物の変更はできないようになっています。
以下のとおり、手荷物の変更条件には、航空券を変更すると無効になると書かれています。
受託手荷物の変更・キャンセル規定





私も「追加料金を払って手荷物をつけた航空券」を変更・キャンセルしたことはあります
やはりそのときも、手荷物ぶんの返金を受けたりはできませんでした。
追加した手荷物は基本的に変更はきかないものと考えておくといいと思います。
7. フレックス予約の変更


Trip.comでは、航空券の予約時に「エアフレックス」を追加できます。
このフレックス予約での変更にも注意点があるので、見ていきましょう。



まず、エアフレックスでの変更で注意しておきたいのは、以下の2点だ
- 追加した手荷物は変更で引き継げない
- 変更後の便に差額がある場合、差額は自分持ち
手荷物はさきのとおりで、航空券を変更すると(追加料金を払ったものでも)無効になります。
また航空券を変更する場合、これもここまで見てきたように差額は自分持ちとなります。



あとこれは、フレックス予約での要注意なポイントです
以下のとおり、エアフレックスの利用規約にも書いてあるのですが、


航空会社の都合(遅延など)で予約した便が変更された場合、エアフレックスは無効になります。
フレックス予約で取った航空券が遅延になったときは、とくに注意してください。



…………?
ちょっと意味がわからないですよね。具体的に説明すると、こういうこと(↓)です。
注意すべき事例
エアフレックスで航空券を予約 → その航空券に遅延が発生 → 提示された代替便を承諾した → やっぱり便を変更したくなった → ところが代替便を承諾した時点でエアフレックスは無効になっている → 変更したくても無料で変更できない
Trip.comでは、航空券に遅延・欠航が発生すると、かならず事前に「代替便の案内」のメールがきます。
ここで代替便を承諾した場合、もとのフレックスで予約した航空券はキャンセルとなります。



エアフレックスのオプションも無効(失効)となります
すると、代替便は通常のフレックスなしになってしまい、だから代替便に変更保証はつかないのです。
したがって、フレックス予約の便に変更があり、その時点でもまだ旅行の日程が不確定なら、
- 代替便は了承せずに無料キャンセルして、フレックス予約で航空券を取り直す
としたほうが無難かもしれません。
なお航空会社都合の場合、フレックス予約にした追加ぶんの料金は返金されますが、自動で返金はされないそうです。
返金はいちどカスタマーサポートに連絡し、申請する必要があるとのことなので、申請忘れには注意するようにしましょう。
8. ホテルの変更(番外編)


それからこれは、航空券ではなくホテルの話なのですが、番外編として紹介しておきます。



ホテルを変更したいときはどうすればいいか、の話だな
Trip.comで予約したホテルの変更はできます。
ただし、航空券の場合とはちがって、
予約したホテルをキャンセルする → 新しくホテルを予約し直す
こうすることで、ホテルを変更することができます。
ホテルのキャンセル方法は、以下の記事に書いてあるのでそちらを参考にしてください。
Trip.comでの航空券・ホテルのキャンセル方法



注意してもらいたいのは、ホテルの変更にも条件があることです
ホテルの場合は、以下のように「〇〇日までキャンセル無料(全額返金)」のところが多いです。


しかしこの期日を過ぎてしまうと、通常は返金不可となってしまいます。
変更(キャンセル)はできても払い戻しはされなくなってしまう、という話です。
またホテルによっては最初から返金不可のところもあります。
この場合も、変更(キャンセル)はできても、払ったお金は返ってきません。
ホテルを変更するときも、キャンセル期限や条件(返金不可)には気をつけるようにしてください。
今回のまとめ
- トリップドットコムでの航空券の変更は手数料がかかる
- 変更は公式サイトまたはアプリから簡単にできる
- 航空券を変更する必要があるときはなるべく早めに手続きしよう
Trip.comで予約した航空券を変更するときは、変更手数料がかかります。
差額があればそれも払うので、最初よりも高くついてしまいますが、キャンセルするよりかは安くすむケースも多いです。
なぜならキャンセル料よりも変更手数料のほうが安いことは多いからです。



どうしても変更する必要があるときは、これはもうしかたがないだろう
Trip.com公式サイト
変更時の注意点は見てきたとおりですが、いちばんは早めに手続きすることです。



手続きが遅れると変更手数料が上がってしまうことがあるからです
ギリギリになればなるほど空席が減っていって、変更できる便がなくなってしまうのもあります。
どうしても変更希望日にいい便がない場合は、キャンセルして取り直すしかありません。
でも、新規に検索し直したほうが選択肢が広がる場合もあるので、
- 変更するまえに希望日のフライトはいちど検索し、そのあとでキャンセルか変更かを決める
そのようにすれば、フライト時間や金額で損をすることはなくなると思います。
航空券を変更するときは、キャンセル・変更の両方を考えて動くことでも、幅広く対応できるようになると思いますよ。
Trip.comの使い方まとめ
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