韓国のリゾート地として知られる済州島には「牛島(ウド)」という離島があります。
本記事では、この牛島にバスを使って行く方法を紹介します。
- 済州島内からバスに乗って牛島にいく行き方
- 牛島に着いたらしたい!おすすめな楽しみ方

牛島には、「Naver Map」という神アプリを使えばバスでも簡単に行けます
じっさいに本文で見ていく方法でぶじ行って帰ってこられました。
正直、日本のバスに乗るよりもはるかにわかりやすいので、ぜひ参考にしてもらえればと思います。
牛島行きのフェリーの乗り方や、牛島に着いたあとの楽しみ方も紹介しておくので、あわせて確認してみてください。


ミナト
海外旅行が趣味の兼業ブロガー。以前はカジノにハマるもギャンブルにはもう懲りて……? 現在は観光メインで旅行を楽しみながら、現地での体験や旅行に役立つ情報も発信中。いずれは海外を放浪する旅にも出たいと思っています。>> プロフィール詳細はこちら
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済州島内からバスで牛島にいく行き方


まず基本的な話として、済州島内には電車(鉄道)はありません。
そのため移動はバスかタクシーのどちらかになるのですが、圧倒的にバスのほうが安いです。



韓国のタクシーは日本よりは安いが、中~長距離になるとけっこうな値段になるぞ
したがって済州島内から牛島(のフェリー乗り場)まで行くのは、バスのほうがおすすめです。
済州島内から牛島に行って帰ってくるには、
バスで移動 → 港からフェリーで牛島へ → フェリーで戻ってくる → バスでホテルに帰る
といった流れになります。順を追ってその方法を説明していきます。
なおバスに乗るさいに大活躍する「Naver Map」は、以下のリンクからDLできます。
使い方を説明していくので、事前にDLしておいてください。
1. Naver Mapでバスのルートを確認する


ではさっそく見ていきましょう。
はじめに「Naver Map」を使って、以下の手順で牛島行きのフェリー乗り場までのルートを確認します。
「Naver Map」の使い方とあわせて解説していきます。
フェリー乗り場までのルート確認方法


「Naver Map」をインストールして開くと、このような画面が表示されます。



最初に「バスに乗る地点」を決めていくぞ
バスに乗りたい地点を長押しするか、赤枠の検索窓から検索します。


バスに乗りたい場所にピンが立ったら、画面下の「出発」を押しましょう。


つぎは目的地を入力します。
画面上の赤枠部分をタップしてください。


目的地の入力は地図から選んだほうがわかりやすいので、「マップで選択」を押します。


バスの目的地は、牛島行きのフェリーがでている「城山港」です。
この城山港をタップして、画面下の「確認」を押してください。
城山港の場所をGoogleマップで確認


出発地と目的地が決まると、画面にバスのルートが複数表示されます。
乗り換えがすくない・時間が短いルートを選び、そのルートの画面をタップしてください。


するとこのように、出発地(の最寄りのバス停)から目的地までのバスのルートが、地図上に表示されます。


地図の画面を拡大すると、どのバス停で乗り換えればいいかもわかります。


また画面下のルートには、以下のこともすべて書かれています。
- 乗るバスの番号(バスは「1111」や「211」といった番号が割り振られています)
- バスの料金(1150ウォンなど)
- バスの発着時間(リアルタイムで確認可能!)
バスで移動するために必要な情報はすべて書かれているので、事前に確認しておきましょう。
ルートは画面右の「ピン」のマークを押すと保存(固定)できます。あとで見返すときに便利です。
2. バスに乗って城山港を目指す


「Naver Map」で事前にルートの確認ができたら、いよいよ本番です。
当日は「Naver Map」を見ながら、バスに乗ってフェリー乗り場の城山港を目指します。



バス停は以下のとおり、日本とほとんど変わらないからすぐわかるはずだ


(済州島のバス停)
電光掲示板があって、「まもなく〇〇番のバスが来ます」みたいなことも書かれていたりします。
バスに乗るのは全然むずかしくありません。
「Naver Map」のルートに記載されたとおりの番号(のバス)に乗れば、目的地まで行けます。
もし乗るバスや降りる場所をまちがえても、再検索すればすぐにべつのルートがでてくるので安心してください。



ちなみにバスの料金ですが、いちおう運転手さんに聞いたほうがいいと思います
「T-moneyカード」というPASMOみたいなものを持っていれば、タッチで払えます。
が、それがなければバスは現金払いです。
韓国語で「オルマエヨ?(いくらですか?)」と聞けば教えてくれるので、いちおう確認したほうが安心です。
3. バスを降りてすこし歩く【注意点あり】


バスに乗って城山港近くのバス停で降りたら、フェリー乗り場まで歩きます。
城山港の最寄りのバス停は以下の画像の場所です。


地図でいうと、港の左下あたり。
このバス停で降りて歩けば、城山港へはすぐ行けるので、このあたりでバスを降りるようにしましょう。
ちなみに、乗るバスによっては、以下の右側から行くルートが(Naver Mapで)表示されます。


この道からも行けることは行けるのですが、途中、以下のように獣道になっています。


(海岸沿いの獣道ルート)
しかもこのさき、つぎのように、まともに歩けない岩だらけの道もあります。


(これは参考画像ですが、これよりもっとひどい岩だらけの道になっています)
ですから、地図の右側の海岸沿いルートから行くのはおすすめできません。
そちらのルートが表示されたら、ルートを変更するか、正解のコースまで歩いていくのがいいでしょう。



ちなみに私は、最初よくわからずに獣道から行きました。マジでヤバかったです(汗)
帰りに正解のルートで帰って、そのときに獣道のほうはまちがいだと気づきました。
「それが最短ルート」ということで獣道が表示されることがあるのだと思います。Googleマップにものっていない道です。そんな道まで把握しているNaver Mapは逆にスゴいですね(笑)
4. 城山港からフェリーに乗って牛島へ行く


城山港に着いたら、フェリーのチケットを買います。
フェリーのチケットが買えるのは、以下の白いドーム状の建物内です。


すぐに見つかるので、なかに入っていきましょう。
チケットを買うには、まず以下のカウンターで「乗船申請書」に記入します。


- 名前
- 生年月日
- 性別
- 電話番号
あとはその日の日付を記入したらOKです。
この申請書と、パスポートも必要になるので、それらを持ってチケットカウンターに行きましょう。



パスポートは忘れないように気をつけよう
チケットは往復で1人1100円くらいです。
フェリーは朝の7時半から毎時30分おきで出ているので、そこまで待つことはないと思います。



あとは、牛島からの帰りの時間も書かれているので、チェックしておきましょう
牛島からの帰りのフェリーの時刻表は、つぎのとおりです。


牛島には2つの港があって、行きは交互になる(左→右→左の港に着く)ようになっているそうです。
なので帰りは、行きで着いたほうの港になると思うのですが、どっちからでも帰れます。
両方とも18時を超えてしまうと、牛島から戻れなくなってしまうので、そこだけ気をつけてください。
帰りのバスも「Naver Map」で時間とルートをしらべておきましょう。城山港の最寄りのバス停からバスに乗って帰れます。
参考情報
済州島→牛島に行くフェリー。乗船時間は15分ほど。


牛島にある西側の港「下牛木洞港」。私が行ったときはこっちでした。
牛島にある南側の港「牛島天津港」。こっちのほうが栄えていたような気もします。
牛島に着いたらしたい楽しみ方


済州島内からバスで牛島に行く方法は以上です。
ここからは牛島に着いてからの楽しみ方をいくつか紹介しておきます。
事前に知っていれば、より楽しめるようになると思うので、ぜひこちらも参考にしてください。



ちなみに牛島の名前の由来は、島の形が「牛が横たわっているように見える」からだそうだ
1. レンタル自転車を借りる


(レンタル自転車のお店。港の周辺に密集しています)
牛島に着くと、港の周辺にはレンタル自転車のお店が密集しています。
ここでレンタル自転車は借りたほうがいいです。
なぜかというと、徒歩で牛島を一周するのは距離的にムリがあるからです。



牛島の観光は、レンタル自転車で走って、気になるところで降りて……というのがベターです
バイクや車も借りられますが、国際免許がいります。
レンタル自転車(電動サイクル)なら、免許不要で借りられるので、自転車がおすすめです。
レンタルサイクルの料金は1日1000~1500円くらいです。お店によっても多少変わる可能性があります。また島内はバスも走っていて、バスに乗り降りして観光することもできます。
なおレンタル自転車にカギはついていません。
自転車を降りて道に止めておくときは、自分のものだとわかる目印をつけておくといいでしょう。
2. グルメを楽しむ


(牛島のカフェ。飲食店はたくさんあります)
牛島にはいろんな飲食店があります。
私は西側の港からスタートしましたが、島を時計回りにまわっていくと、
シーフードレストラン → ハンバーガー → アイスクリーム → カフェ
といった順番で多くのお店がでてきました。
せっかくなので、牛島グルメを堪能していくのがおすすめです。



ハンバーガーは、済州島名物の「黒豚」を使ったものがありました
アイスクリームは、牛島名産のピーナッツを使ったものとか。
カフェもたくさんあったので、気になるところを見つけたら入ってみるのがいいですよ。
牛島はゆっくり遊んでいくのが楽しいと思います。



グルメ情報は、以下のブログさんでも紹介されていたぞ
私はあまりお店に入れなかったので、ほかの方のブログも参考にしてみてください。
3. 観光スポットを攻める


(牛島の南東にあった平原地帯。眺めがよかったです)
牛島には有名な観光スポットがたくさんあります。
ただ行くだけではなく、そういう観光スポットを見てまわるのも楽しいと思います。
たとえば牛島では、以下の場所が有名です。
珊瑚海水浴場
砂浜が珊瑚できた、牛島でいちばん海がキレイといわれる場所。砂の持ち帰りは法的に禁止されている。
下古水洞海水浴場
エメラルドの海がキレイなビーチ。水深が浅いのが特徴で遊びやすい。
飛陽島
牛島から陸でつながっている小さな島。パワースポットとして知られ、キャンプも楽しめる。
コンモレ海岸
牛島峰(このあと紹介)を撮る絶景スポットとして人気。短い海岸と黒い砂が特徴。
近くにクジラが住んでいたという伝説の洞窟があり、ボートに乗ればそれも見物できるのだとか。
牛島峰
牛島にある山。登っていくことができ、頂上から見下ろす景色はまさに絶景。
道は整備されているので、歩きやすい格好なら時間があれば登れる。頂上には灯台もあり。



その他、牛島にはミュージアムみたいなのもあるそうだ
ミュージアムは以下の記事で紹介されていました。
時間があれば、こういうテーマパークを見に行ってみるのもありだと思いますよ。
ミュージアムの場所
今回のまとめ
- 済州島の牛島にはバス&フェリーで行って帰ってこられる
- 牛島ではレンタル自転車は必須(もしくはバスなどを利用)
- 牛島はグルメや観光スポットも多いので、いろいろまわるのがおすすめ
済州島の離島「牛島(ウド)」は、中心地から離れた場所にありますが、バスに乗れば簡単に行けます。
バスの乗り方は「Naver Map」を見れば全部わかるので、事前にルートを確認しておきましょう。



それから牛島行きのフェリーだが、大事なことを再度まとめておくぞ
フェリーで大事なことまとめ
- 必要な持ち物:パスポート
- 牛島行きのフェリーの時間:朝7時半から30分おきに出航
- フェリーの料金:往復で1100円くらい
- 帰りのフェリーの最終便:18時00分
忘れてはいけないのがパスポートです。
そして最終便を過ぎてしまうと済州島にもどれなくなってしまうので、帰りの時間には余裕をもたせるようにしましょう。
牛島は自然が美しいだけでなく、グルメや観光スポットなどいろいろあります。
自転車を乗り降りしたりして、ゆっくりいろんなところをまわるのが楽しいと思います。
ぜひ本記事の内容を参考に、済州島、それから牛島の観光を楽しんできてください。



私が行けなかったところまで見て遊んできてもらえると、本当にうれしいです!
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