【技術介入性】パチンコ依存を再発させた機種には共通する特徴があった

パチンコやスロットの技術を磨いたところで何かの役に立つのだろうか。私の場合は、何の役にも立たなかった。

少し上手く行けば失敗し、また少し上手く行けばまた失敗と、私は10年以上に渡って幾度となくパチンコ依存を再発させてきたのですが、その中でも致命的な再発を引き起こした機種が2つだけありました。

そしてこれらには共通する特徴があり、恐らく今後最も注意しなければならない特徴となる危険性を私は感じたのです。

そこで、今回は注意喚起のため、パチンコの具体的なゲーム性についても少し触れたいと思うのですが、完全にパチンコから離れている方は変に興味を持たれぬよう、予めご注意頂ければと思います。

パチンコとパチスロの違いと認識

今回はパチンコというかスロットの話になるのですが、本題に入る前に少し私の認識についてお話しさせてもらいたい。

皆さんもご存知の通りパチンコ店にはパチンコ台とパチスロ台の2種類があるのですが、パチンコは1925年頃にヨーロッパから輸入された木製の球弾き遊技機「ウォールマシン」がその起源とされ、パチンコ店が日本に開店したのは1930年のことでした。

一方、パチスロの原型となったのは同じく海外から輸入された大型のスロットマシンで、登場したのが東京オリンピックが開催された1964年だったことから「オリンピアマシン」という名称で普及していき、その後はホールに設置するためにパチンコと大きさを合わせた箱型筐体などへと改良。

その結果、スロットマシンは最終的にパチンコとスロットの両方から名前を取って(パチンコ型スロットマシンを略して)パチスロとなったのです。

つまり、スロットはパチンコの後発であって、あくまでも基準となったのはパチンコであったことから、私の中ではパチンコもスロットも「パチンコというパチンコ店にある遊技機」として一括りにしても問題はないと認識しているので、私が言うところのパチンコとは、パチンコ、もしくはスロット、あるいはその両方を指していたりします。

正直言うと使い分けるのが面倒臭いというのもあるのですが、そんな訳で、今回はパチンコ依存と言っていますが、スロットについての話となります。

パチンコ依存を再発させた機種

最後に誰かと一緒にパチンコ店へ行ったのはいつのことだっただろうか。

かつてはアルバイト先の友人や、大学の友人、弟と一緒に行くなど、誰かと一緒にパチンコ店へ行くことは確かに多かった。

しかし、周りはみんなパチンコをやめていき、依存症によって一人ホールに取り残されていた私もついにはパチンコを断つことに成功したので、複数人で連れ立ってパチンコ店へ行った最後の記憶というのは、思い出せないくらい前のことだったように感じられました。

そんな折、私の弟が暫くの間海外に赴任することが決まります。

弟に対しては散々迷惑をかけてきた(と思っている)ので、最後に送り出してあげたいと久々に2人で会っていたのですが、なんだかんだでカジノなどを含めたギャンブル話で盛り上がってしまい、弟は打ち納めということもあって、最後にスロットを打ちに行こうかと。

私はパチンコ店とは距離を置いていたこと、最後に一緒に行くのがパチンコ店というのも何だかなとは思いましたが、ここは一肌脱ごうということで、私たちは2人してパチンコ店へ。

そこで触れたのが、パチンコ依存を見事に再発させることとなった機種だったのです。

シン・技術介入

弟が面白いということで2人して並んで遊技した台は「技術介入性」の高さを謳ったスロット台。

ボーナス中に特定図柄のビタ押しを成功させる、つまりジャストのタイミングでリールを停止させることができれば、次回の当たりまで出玉を維持できるゲーム数を上乗せすることができるという、実力が出玉に直結するような台でした。

しかし、このビタ押しというのがやたらと難しい。

目押しに関しては人並みにはできていたはずだったのですが、初見での成功率は恐らく2~3割ほどで、まるでやれる気配を感じない。

このまま続けていれば養分になることは必至。そう思われたのですが、時間の関係もあったのでお互いその日はサクッと切り上げることにし、解散。そして弟は後日、日本を発ったのです。

が、私の場合はそれだけでは終わりませんでした。

パチンコ依存の再発

なぜあそこまで目押しができなかったのか。それは恐らく久々に遊技したからとかではなく、その難しさが私では元々できないレベルの高さだったからだと思われました。

できないということはとても悔しいこと。それが全くの未経験なものであればまだしも、これまで触れ続けていたスロット台であれば尚更でした。

そして私には、これはパチンコに限った話ではないのですが、この難しさはライトユーザーが増え続けている現代に対して、開発者が一石を投じたかのように感じられたのです。

であれば、できるまでやるしかない。

特に私は、何でも難しければ難しいほどやり込んでしまう性格なので、やればできることを、できないまま放っておくということができなかったのです。

私は再び、パチンコ店へと足を運ぶようになってしまいました。

目押しの練習をしていて感じたこと

勝ち負けは関係なく、ただボーナスを引いて目押しの練習をしたいと思ったのは、長年色んなスロット台に触れてきましたが、もしかするとこれが初めてだったかもしれません。

何度か練習していくうちに目押しの成功率は4~5割ほどまで上昇し、当然そんなものでは満足できなかった私は様々な方法を試すことで成功率6~7割に到達。しかし、さらに上を目指す途中でスランプに陥り、成功率は1~2割まで落ち込むも、再び立て直し、ついに成功率は7~8割まで上昇。

ただ、目押しの練習をしている最中に突如、そして強烈に私は感じたのです。こんなことを練習して何になるんだ?と。

スロットの目押しが上手くなったところで何になる訳でもない。何かの役に立つこともなければ、何かの話になることもない。それならば、お金を使ってまでこんなことを続ける意味はあるのだろうか?と。

しかしそこはパチンコ依存を抱える身。一度戻ってしまえばそう簡単には抜け出せないのが依存症の恐ろしさなのです。

そして、勝ち負けは関係なく、ただ練習のため、やりたいから打つということを続けた結果、確かに目押しの精度は上がったものの、結局いつもの通りお金が尽きて打ち止め。再びパチンコ店から退場することとなったのです。

そこで私は思う。そういえば、昔にもこんなことがあったなと。

再びパチンコ店へと引きずり込んだ機種

私がまだ学生だった頃、消費者金融などからお金を借りてまでパチンコにのめり込み、借入が限度額に達してしまったことから暫くの間、4~5か月間ほどはパチンコに行けない、行かないという時期がありました。

当時の私からすれば、これだけの長期間パチンコに行っていないということは奇跡に近く、もう大丈夫だと思った私は借金を一気に返済するため、そして禁パチンコを継続させるのにも役立つだろうと思ったため、パチンコ店でアルバイトを始めたのです。

パチンコ店で働いていれば嫌でもパチンコ、スロット台は目に入りますが、それでもプライベートでパチンコ店へ行くことはなく、この時、私はパチンコ依存に対して勝利を確信していました。

しかし、このまま上手くいくかと思われたまさにその時、事は起きたのです。

当時はパチンコ店への規制もそこまで厳しくはなく、お客さんの目押しなどは従業員が行っていても特に問題にはならなかったため、私も頼まれれば手伝っていたのですが、なぜかある機種の黒い図柄が見えず、止めることができませんでした。

その機種とは、元軍人の私立探偵と裏組織が、高殺傷性ウイルスを巡って対立するスロット台で、特に目押しが難しい台ではなかったのですが、私はその時目押しができなかったことがただ悔しく、黒い図柄を揃えたいがために、ただそれだけのために、再びパチンコ店へと舞い戻ってしまったのです!

もしかすると、これがなければその後の約10年、パチンコ店に通い続けるということはなかったのかもしれません。今となっては考えても仕方がないことですが。

技術介入性が再発の起爆剤となる危険性

極端な話、何かをしてそれができなかった場合、人はそのままもうやめてしまい二度とやらなくなるか、できなかったことが悔しくもう一度挑戦してみようと思うかの二者に分かれると思います。

しかし特にパチンコの場合、ギャンブル性が高いため負けず嫌いになってしまうことは仕方がなく、ある程度であれば練習すれば誰でも技術は見につくため、この「技術介入性」がもう一度挑戦してみようと思わせ、パチンコ依存を再発させてしまう危険性が高いと、二度に渡ってパチンコ店に引き戻された私は感じたのです。

1つ目のビタ押しを必要とする台はジワジワとヒットを飛ばしていったのですが、ライトな時代だからこそ、攻略しがいのある物を求めている連中が実はいる。

それが判明した今、今後そういった攻略しがいのある台が量産される流れを作っていくことにも繋がっていくと思います。

よって、なんとなく難しそう、難しいと評判になっている台は、一度触れてしまえば特にパチンコ依存を抱えている方はのめり込んでしまう可能性が高いと思われるので、パチンコに限って言えば、そういった難しいものには最初から触れるべきではないと、私は思ったのです。

今回のまとめ

・技術介入性の高さが依存者をホールに引き戻す
・目押しを練習したところで得られるものは何もなかった
・人は攻略しがいのある物にのめり込んでいく

結局目押しを練習して得られた物は何もなく、お金と大切な時間を失い、そして再びパチンコをやめるのに恐ろしいほどの労力を費やしてこの再発は終わりました。

そして、世の中には練習すれば、攻略すれば今後の人生にとって役に立つことが山ほどあると思うのですが、パチンコは何の役にも立ちません。パチンコ業界で生きていくのであれば話は別ですが、10年以上に渡ってパチンコをし続けてきた私が何も残っていないと感じているので、これは間違いないと言えるでしょう。

また、敢えてスロット台の名称を使用していないのは、変に興味を持ってしまったことから依存症が再発するケースが非常に多いからです。くれぐれも気を付けてほしい。

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