リカバリーサポートネットワーク(RSN)に電話してみた時の相談内容

パチンコ依存症を今後も再発させないためのヒントを探るため、RSNに電話をかけ、相談に乗ってもらうことにしました。

リカバリーサポートネットワーク

一度は克服できたかと思われるも、たった一度のスリップ(再パチンコ)がきっかけで再発してしまったパチンコ依存症。

事態は深刻を極め、今後も依存症が再発する危険性を感じた私は「自己申告プログラム」をパチンコ店に申し込んできましたが、その際にパチンコ店の責任者からリカバリーサポートネットワーク(RSN)にも電話をした方がいいと言われました。

RSNには実は以前にも一度だけ電話をかけたことがあったのですが、相談に乗ってもらうことで依存症再発防止のヒントを得られるかもしれないと思ったので、今回もう一度電話をしてみることにしたのです。

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パチンコ依存症が再発したので自己申告プログラムを申し込んできた

前回相談した際に提案されたGAなどの自助グループはこちらを参照
ギャンブルによる借金を家族や恋人に肩代わりさせてはいけない理由

リカバリーサポートネットワーク(RSN)とは

リカバリーサポートネットワーク(RSN)はパチンコ・パチスロの依存問題を解決するために設立された非営利の相談機関。

依存問題に悩む本人やその家族を対象に無料で電話相談を実施しており、相談者は依存問題の現状を相談することで、問題解決に向けた具体的な提案を示してもらうことができます。

上記のポスターはパチンコ店のトイレなどに張ってあることも多いため、知っている方も多いと思います。

安心パチンコ・パチスロリーフレット

また、パチンコ店のカウンターにはこのようなリーフレットが置かれていることもあります。

こちらのリーフレットでもRSNは紹介されていますが、それ以外にも「自己申告・家族申告プログラム」や、パチンコ問題の相談を受け付けている公的機関も紹介されているので、見つけたらゲットしておくといいと思いますよ。

そして今回は冒頭の通りで、RSNに電話で相談に乗ってもらうことにしました。

今回の相談内容

今回私はパチンコ依存症が再発してしまい、自己申告プログラムをパチンコ店に申し込んできた経緯を伝え、今後も依存症を再発させないためにはどうすればいいかアドバイスを頂きたいということで相談に乗ってもらうことにしました。

相談員は男性の方で、まずは住んでいるエリア、年齢、家族構成などの基本的なことを質問され、それから詳しいパチンコ・パチスロ問題について話が進んでいきました。

質問の内容と私がした回答は以下の通りです。

本人とパチンコとの関わり

やるのはパチンコですか?スロットですか?

ここ数年間はほぼパチンコはやらず、スロットのみ

他のギャンブルはやりますか?やる場合は何をしていますか?

海外旅行の際にカジノに行く程度、日本ではパチンコ以外はやらない

パチンコをする時間、頻度はどれくらいですか?

仕事終わりで夕方から行く場合は閉店まで。休日の朝から行く場合は閉店もしくは閉店の1~2時間前まで。頻度は週に2~3日

一度に使う金額はどれくらいですか?

時間があるだけ制限なくお金を使ってしまうため、夕方以降から始めた場合は3~5万円、朝から始めた場合は5~8万円、場合によってはそれ以上

1円パチンコや5円スロットなどの低貸しはやりますか?

低貸しは面白くないのでやらない

パチンコを始めた経緯

パチンコを一番最初に始めたのはいつでしたか?

18歳の時

パチンコに行ったきっかけは何でしたか?

元々ゲームセンターなどのパチンコ台で遊んでいて、その流れでパチンコ店に行ってみようと思った

ご家族でパチンコをする方はいますか?

以前は父がやっていて、パチンコ店に行った日は景品などのお菓子をくれたりしたので、恐らく子供の頃からパチンコ店に興味はあったと思う

その他にパチンコをするようになったきっかけとなる出来事はありましたか?

毎日のように新聞の折り込みチラシやテレビCMが流れていたので、パチンコという存在を子供の頃から認識していた

本人とパチンコ問題

パチンコをやっていて問題だなと思い始めた時期はいつ頃ですか?

大学生の頃

どのような問題が起きましたか?

パチンコ店に入り浸っていたことで単位が取得できなくなった。精神的にも追い詰められ、大学に行くことができなくなった。人と会えない、話せなくなった

その他にも問題は起きましたか?

借金をしてパチンコに行くようになった

パチンコとお金の問題

借金はどこからしましたか?

学生ローンから始まり消費者金融。最大で3社から120万円ほどの借り入れがあった

借金を家族や友人など、誰かに肩代わりしてもらったことはありますか?

奨学金をパチンコに使ってしまったせいで学費が払えなくなってしまったことがあり、その時に父に借りたことがある

現在は家族や友人に借りているお金はありますか?

現在はパチンコでの借金は全て返し終え、人から借りているお金もない

パチンコで負けたお金を取り返そうと思うことはありますか?

毎回行く度に思う

お金以外のこと

なぜ暫くの間パチンコに行っていなかったのに、依存症が再発してしまったのですか?

仕事で嫌な事があったことがきっかけで、久々に1回だけと思ったことから

パチンコに行きたいと思う理由は何ですか?

自由に使えるお金が欲しいから。元々ゲームが好きでパチンコはゲームをしているような感覚だから。息抜きがしたいから

どうしてパチンコをもうやめたいと思いますか?

お金が異常なまでになくなるから。お金が貯まらないので本当にやりたいことができなくなるから。時間が無駄になるから

パチンコ以外に息抜きはどのようなことをしていますか?

休日の前にお酒を飲みに行ったりするが、思えばここ数か月間はカツカツでほとんど息抜きをしていなかった

パチンコ問題を相談できる相手は身近に誰かいますか?

いない

●●●
相談員

わかりました。それではここからはどうすればパチンコ問題を解決できるか、一緒に考えていきましょう

問題解決のために提案されたこと

長期間で見た場合、お金がマイナスになることがわかると、それだけでパチンコをやめられる人も少なくはないそうです。

しかし、私の場合は毎年100万円以上負けていることがわかっていながらもやめることができていなかったので、お金のことを基準に考えるとパチンコは控えた方がいいとのことでした。

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そして手始めに提案されたことは以下の2つ。

  1. パチンコをやめることで楽しみが1つ減る事にはなるので、新しい気分転換や息抜き、楽しみを1つ以上探してみる
  2. パチンコに行かない、お金を持たない環境を作る

これらは当然と言えば当然のことで、私も「自己申告プログラム」をパチンコ店に申し込むなどして対策は既に打っていますが、今回はそこからさらに2つの具体的な案を提示してもらうことができました。

1. RSN主催の対面相談会に行く

リカバリーサポートネットワークが主催する対面相談会とは、パチンコ・パチスロを始めとしたギャンブル問題で困っている本人のための、または本人の家族のためのグループ相談会のことで、ギャンブル問題について知識を深め、健康に生活していくための支援の方向性を一緒に考えることを目的としています。

特に今回話を伺って興味深かったのは、相談会に参加する講師が、「ワンデーポート」という施設で経験を積んでいる職員であるということでした。

認定NPO法人であるワンデーポートは、神奈川県にある日本初の入所型支援施設で、入所者のギャンブル問題を解決するための支援活動を行っているのですが、そこで問題を解決するための支援活動に当たっている職員が、対面相談会の講師として参加してくれるそうなのです。これはかなり心強い。

対面相談会は月4回開催され、場所は東京でしか開催されていないのですが、県外から参加される方も多いそうです。ギャンブル問題で困っているのであれば、ご本人、ご家族共に一度参加を検討してみる価値はあると思います。

【RSN対面相談会】
(会場)東京神田駅、または京橋駅周辺
(日程)毎週月曜開催/家族向け 16:30~18:00/本人向け 19:00~20:30
(費用)無料
(備考)各会定員10名、事前申込制

2. パチンコに行きたくなったらRSNに電話をする

パチンコ依存症などのギャンブル問題を抱えている場合、相談できる人が身近にいるという方はそう多くはないと思います。

特にパチンコに行こうかなと思い始めてしまった時は、誰かに相談することで思いとどまることができる場合もありますが、相談相手がいなければパチンコへの衝動と一人で戦わなければなりません。

しかし、パチンコに行きたくなった時でもRSNは電話で相談に乗ってくれるそうです。

話をするだけでも楽になることもあるので、そういう時でも電話してくれていいですよ、と相談員の方は言われていました。これも心強いですね。

実際に自身が抱えているギャンブル問題を人に話すことはあまりないですし、話したとしても本当に理解してくれる人はほとんどいません。パチンコなんて行かなければいいだけでしょ?意志が弱いだけなんじゃないの?と鼻で笑われることだってあります。

しかし、私が相談に乗ってもらった限りでは、少なくともRSNの相談員の方にそのような人は一人もいませんでした。

この日はパチンコに行きそうだなとか、どうしようかなと不安な時や、もちろんパチンコ問題で行き詰まっている時も、一度RSNに電話をかけてみるのもいいと思います。

自身が抱えているギャンブル問題を一度真剣に人に話してみることで、パチンコへの衝動が驚くほど収まったり、パチンコ問題を解決するための新たな道が開けたりもしますよ。

【RSN電話相談】
(電話番号)050‐3541‐6420
(対応時間)月~金 10:00~22:00(祝日除く)
(料金)無料、通話料のみ自己負担

今回のまとめ

・RSNの電話相談は無料(通話料金は別)
・一度は電話してみる価値はある
・対面相談会も開催している

パチンコ依存症に有効な投薬治療は未だ確立されておらず、精神科に行こうが、ギャンブル依存症を専門に扱う病院に行こうが、やることはどこに行っても変わらず、結局は生活習慣を変えられるかどうか、行動を変えられるかどうかという話になるそうです。

特に病院などに行く場合は費用もかかるため、私の場合はですが、RSNの相談員の方は対面相談会に行くのが一番いいと言われていました。

また、これはパチンコに限った話ではないですが、自身が抱えている問題を誰かに本気で話してみることで、暗闇の中に光明が差すことがあります。

パチンコ問題で悩んでいるのであれば、皆さんの抱えているパチンコ問題や居住エリアに沿った提案をしてもらえると思いますし、話してみることで解決の糸口がつかめることもあるので、RSNに一度は電話をかけてみる価値はあると思いますよ。

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