パチンコに行くお金を借りられないようにする「貸付自粛制度」の効果とは?

こまったネコ

お金が借りれるので……

パチンコがやめられなくなるギャンブル依存症になると、お金を借りてでもパチンコに行くようになります。

しかしこの問題は、お金を借りられるからこそであって、お金を調達できなくなればパチンコにはもう行けません。

そこで登場するのが、お金を借りられなくする方法である「貸付自粛制度」です。

この記事でわかること
  • 貸付自粛制度とは何か
  • 貸付自粛制度を利用するメリット・デメリット
  • 貸付自粛制度の申し込み手順

貸付自粛制度とは、簡単にいうと「セルフでブラックリスト入りしてお金を貸してもらえなくする」方法です。

希望すればだれでも無料で利用できるので、知らなきゃ損なシステムだともいえるでしょう。

「お金を借りられるからパチンコに……」をふせげる可能性があるので、どうぞその内容をごらんください。

目次

お金を借りられなくする貸付自粛制度とは

貸付自粛制度とは、わかりやすくいうと、つぎのものをいいます。

浪費やギャンブル依存症によって本人または家族の生活に支障がでている場合に利用できる、消費者金融などからお金を貸してもらえなくする制度。

ギャンブル依存症対策の一環として、つぎの2協会が連携し、

  • 日本貸金業協会
  • 一般社団法人全国銀行協会

2019年3月から開始となった制度です。

これを利用すれば、以下の3社の信用情報機関(個人の債務状況などを管理している)に、「貸付自粛」のコメントが登録され、

信用情報機関&登録カード会社
日本信用情報機構(JICC)

消費者金融やクレジットカード会社などが会員

指定信用情報機関(CIC)

おなじく消費者金融やクレジットカード会社などが会員

全国銀行個人信用情報センター(KSC)

銀行カードローンなどが会員として登録されている

いわゆる「ブラックリスト」入りに近い状態になることができます。

ブラックリスト:支払い遅れなどの「金融事故」が記録にのこり、お金を借りづらく(または一定期間借りられなく)なること。

これによって、それ以上はお金を借りられなくなる、というわけですね。

利用しているカード会社が、どこの信用情報機関に(会員として)登録されているかは、以下のリンクから検索できます。

気になったらチェックしておいてください。

貸付自粛制度のメリットとデメリット

つづいて、この貸付自粛制度を利用するメリットとデメリットを見ていきましょう。

制度のこまかい部分についても補足しておきます。

基本はお金を借りられなくなる(メリット)

貸付自粛制度のメリットは、やはりお金を借りられなくなることです。

いちど申し込めば、5年間は貸付自粛状態にすることができ、申し込みから3か月間は撤回もできません。

ミナト

強制力をつくれるのがいいですね

3か月もあれば、それ以降もパチンコと距離を置ける可能性は高いと思います。

しばらくしたら、もちろん解除もできるので、その点は使い勝手もいいといえるでしょう。

お金を借りられる場合もある(デメリット)

つづいてデメリットですが、じつは「貸すか貸さないか」は金融会社によるようです。

イブスター店長

……どういうことだ?

この貸付自粛制度は、あくまで信用情報に「自粛希望のコメントをのこす」ものとなっています。

よって、最終的な「貸す貸さない」の判断は、カード会社にゆだねられてしまうのです。

ちなみにこれは、電話で問い合わせて確認しました。

そんなわけですから、強制力が100%ではないのがデメリット。

申し込んでみなければどうなるかわからない、という、ちょっとハッキリしない部分があります。

なお貸付自粛制度は、当然ながらヤミ金に対しての効力はありません(ヤミ金は無登録業者なので影響の範囲外)。ヤミ金とはなんなのかは「ヤミ金に手を出してしまった時の対処法」でも解説しています。

貸付自粛制度の申し込み手順

問い合わせのさいにほかも聞けたのですが、それは最後にまわすことにし、ここでは貸付自粛制度の申し込み方法を紹介しておきます。

申し込み方法は3つ用意されているので、それぞれ見ていきましょう。

全国銀行協会」からの申告は郵送のみなので、ここでは申告方法の多い「日本貸金業協会」での方法を紹介します。どちらから申し込んでも利用できる制度は同じです。また代理人が申し込むこともできます。

Webからの申し込み

まずはWebからの申し込み方法です。

こちらは日本貸金業協会のWeb申告画面から申し込みができるようになっています。

必要なものは、本人確認書類を撮影した2点の画像、たったこれだけ。

まちがいなくいちばん簡単なので、申し込むときはこれを利用したほうがいいでしょう。

郵送での申し込み

郵送での申し込みの場合は、以下のとおり必要なものが増えます。

  • 本人確認書類2点
  • 返送用切手404円
  • 申告理由がギャンブル等の場合は「貸付自粛申告確認書」

必要書類をダウンロードする必要があり、切手代もかかるのでけっこう面倒くさいです。

ただし、電話をすれば送ってもらえるようでもあったので、これは日本貸金業協会のHPから確認しておいてください。

来協による申し込み

日本貸金業協会には支店があり、最寄りの受付窓口に書類を持っていくことでも申し込みはできます。

このときに必要な書類はつぎのとおり。

  • 本人確認書類2点
  • 申告理由がギャンブル等の場合は「貸付自粛申告確認書」

受付場所は事業所の所在地から確認できるので、この方法がいいなら事前にチェックしておきましょう。

貸付自粛制度のQ&A

貸付自粛制度はだいたいこんなところですが、まだナゾな部分も多いですよね。

イブスター店長

借りられなくなるのは100%じゃない、とかだな

そこで最後に、じっさいに問い合わせときの内容を「Q&A」方式でまとめておきます。

では、一気にどうぞ。

私が聞いたのが「Q」でオペレーターの回答が「A」です。

申込先が2つ(日本貸金業協会/全国銀行協会)ありますが、なにか違いはあるのですか?

どちらから申し込んでも利用できる制度は変わらないので、申告方法が異なるだけとなっています。

貸付自粛制度を利用後にクレジットカードは新規で作れますか?

クレジットカード会社の判断によるので、作れる場合もあります。

現在契約中のクレジットカードは引き続き利用できますか?

強制的に契約解除となる場合もあるようですが、こちらもクレジットカード会社の判断によります。

借入限度額に達していない(借入枠ありで契約中の)消費者金融からキャッシングはできますか?

借入可能額がある(借入残高に空きがある)場合も、やはり最終的には消費者金融の判断によります。

つまり申し込んでみなければ「借りられる・借りられない」はわからないということですか?

貸付自粛制度は借入ストップを確実に約束できるものではないので、そういうことになります。

ミナト

だいたいこんな感じでした

どこが借りられて、どこが借りられない(たとえばアコム、プロミスなど)も会社によるとのことで、ハッキリとした回答はもらえませんでした。

貸付自粛制度は「ためしに申し込んでみて、それでどうなるか」を、個人で確認していくしかないようです。

今回のまとめ

  • お金を借りられないようにする方法には貸付自粛制度がある
  • ただし「貸す・貸さない」の最終的な判断は会社にゆだねられる
  • 利用は無料なのでためしに申し込むだけ申し込んでみるのもあり

貸付自粛制度は、あくまでお金を借りにくくするものであって、確実性のあるものではありません。

ただ、制度がある以上、どの会社も完全に無視するなんてことはないはずなので、ためしに申し込んでみる価値はあると思います。

ミナト

利用料金も無料ですからね

パチンコ・パチスロなどのギャンブルはお金が借りられるからこそやめられないものでもあります。

申し込んでみる「行動」を起こすことで、ギャンブル問題の解決につながることもあると思うので、ぜひ利用も検討してみてください。

また、現在借金があって確実にお金を借りられないようにしたいのなら、「債務整理」もおすすめできます。

債務整理:基本は利息を全カットできる代わりに、最低5年間は「確実に」ブラックリスト入りするもの。

これは利息カットのペナルティでほぼ100%お金を借りられなくなります。

債務整理で借金自体が減ることもあるので、返済がくるしいときは、こちらも検討してみてください。

確実性を求めるのなら、借金問題も解決できる可能性が高い、債務整理のほうがおすすめですよ。

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