【さらばセントーサ島】麗しのパラワンビーチと輝きのマーライオン

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パラワンビーチの入り口

セントーサ島探索午後の部は、リゾート気分を満喫することができるシンガポールでは貴重な海のエリア、白浜広がる麗しきビーチへ。

セントーサ島に到着した私は巨大マーライオンの見学と最大の目的地だった水族館での観賞を終え、セントーサ島の探索は後半に突入!

時間はまだまだ残っていたので私は一度休憩を挟んだ後、あまり綺麗ではないとも言われるセントーサ島のビーチをこの目で確かめるため、セントーサ島の海へ行ってみることにしました。

前回はこちら↓
【お一人様歓迎】シンガポール屈指のリゾート、セントーサ島に突撃!

目次

シンガール旅行(2日目・中編)

水族館から外に出るとこの日の日中の気温は30℃超え。照り付ける日差しで額からは汗がにじみ出し、喉はカラカラに乾いてきます。

このままセントーサ島の探索を続けていると暑さでバテてしまいそうだったので、一度クールダウンしようということで一息つける場所を探していると、水族館から出たすぐ先に何やら面白そうなお店を発見。

セントーサ島のロイヤルアルバトロス入り口

レストラン&バーの看板の先には巨大な帆船が。

Barの三文字を見た途端にビールが飲みたくなってきたので、たまたま近くにいた係員の方に飲み物だけでも大丈夫か聞いたところ、OKとのことだったので私は早速中に入ってみることにします。

セントーサ島のロイヤルアルバトロス側面

スロープを下って帆船の入り口付近へ。

船の入り口前には下駄箱があり、見た感じだと土足厳禁だと思われたので靴を脱ごうとしていると、ちょうど船から降りてきた外国人のご夫婦に声を掛けられました。

旦那さん
旦那さん

そのまま上がって大丈夫だよ

それではこの下駄箱は一体……?と思ったのですが、先客がそう言うのであればそうなのだろうということで、私は靴を履いたまま船に乗り込もうとすると……

旦那さん
旦那さん

NO!!!!!

湊
ミナト

えっ!!???

旦那さん
旦那さん

HAHAHA!冗談だよ、そこで靴を脱いで紙のスリッパに履き替えるんだ

なかなかナイスなジョークを飛ばしてくる外国人のおっちゃん。でも、海外旅行ってこういうのでいいんだよと、私はしみじみと感じながら帆船の中へ。

豪華帆船「ロイヤルアルバトロス」

ロイヤルアルバトロス2階のバーカウンター

私は一人だったので2階にあるバーカウンターへ。

この船は「ロイヤルアルバトロス」というシンガポール最大のチャーターヨットであり、サンセットクルーズやディナークルーズなどのセーリングも行っている豪華帆船。クルーズに行っていない間はレストランバーとしても営業しています。

ロイヤルアルバトロス2階のテーブル席

2階にはテーブル席も用意されていて、船上でランチやディナーを楽しむことができます。もちろん1階にも客席があり、その下にはなんと宿泊する設備まであるそう。

ロイヤルアルバトロスのタイガービール

そして私はお目当てのビール(タイガービール)を注文!

ビールはタイガービール(缶)かハイネケンの2種類で、タイガービールは14SGD(約1,120円)、ハイネケンは15SGD(約1,200円)です。

しかし私は入店前、係員の方に話しかけた際に「ビールを1杯頼むともう1杯が無料になる券」をたまたま貰っていたので実質半額で頂くことができました。ラッキーすぎる!

ロイヤルアルバトロスのメニュー表

こちらはロイヤルアルバトロスのメニュー表。

シグネチャー(お店の自慢の)カクテルは1杯25SGD(約2,000円)となっています。

ロイヤルアルバトロスのメニューボード

しかしカウンター横のメニューボードにはカクテルは18SGD(約1,440円)となっていたので、恐らくこちらの料金が適用されると思うのですが、一応注文する際は値段を確認した方がいいかもしれません。

船上のバーは陽気な天気も相まってとても居心地が良く、バーマンとの会話も弾み、ちょっと休憩するつもりが結局3杯も飲んでしまいました。しかしそれこそがバーの醍醐味でしょう!

そして相手をしてくれたバーマンは、なんとあのマリーナベイサンズに宿泊しているそうでした。ロイヤルアルバトロスは超ホワイト企業に違いない。

【ロイヤル・アルバトロス】
(料金)ノンアルコール:6SGD~/ビール:14SGD~/ワイン:17SGD~/カクテル:18SGD~(+サービス料10%、消費税7%)
(営業時間)10:30~14:30(月・火)/10:30~20:00(水・木)/10:30~14:30・17:00~23:00の間(金・土・日は夕方からクルーズのため後半は変則営業)
(備考)入店前に紙のスリッパに履き替える。土足厳禁!

パラワンビーチへ

セントーサ島のビーチへ向かう通路

真昼間から飲み過ぎた感は否めないですが、船上のブレイクタイムで完全回復した私はセントーサ島のビーチへ向かうことにします。

シンガポールの海やビーチは綺麗じゃないとか、さらに言えば汚いから見に行く必要はないとか、そういった話は旅行前から耳にすることはありましたが、やはり自分の目で確かめないことにはその話が本当かどうかもわからないので、せっかくだし行ってみようということで歩いてビーチへ。

パラワンビーチの入り口

水族館のあたりから歩いてきたのでセントーサ島を縦断したことになりますが、大体20分(結構早歩き)で水族館とは反対側のパラワンビーチまで来ることができました。

セントーサ島にはシロソビーチ、パラワンビーチ、タンジョンビーチという、それぞれ特徴の異なる3つのビーチがあり、私は一番先に最もメジャーなシロソビーチに行こうとしていたのですが、途中で道に迷った結果パラワンビーチに到着したので、そのままパラワンビーチへ。

パラワンビーチ周辺の木々

木々に囲まれた道を先に進むと、

パラワンビーチ

白砂が広がるビーチが見えてきました。パラワンビーチに無事到着!

パラワンビーチと孤島

パラワンビーチはシロソビーチとタンジョンビーチの間にあり、子供が楽しめるアトラクションも多く、ファミリー層にはぴったりな雰囲気のビーチです。

ビーチも噂とは違って綺麗だ!

パラワンビーチとパラワンアイランド(孤島)

また画像中央の右側にある孤島(パラワンアイランド)には橋が架けられていて、孤島に歩いて渡ることができます。

孤島には櫓(やぐら)のような建物が2つあり、最上階まで登ることができるようになっていて、この場所からは「ビーチと孤島を繋ぐ架け橋」という非常にナイスな写真を撮ることができます。パラワンビーチでナイスショットを撮りたければこの櫓を目指すべし!

パラワンビーチは木が沢山生えていたり孤島もあったりして、個人的にはかなり良かったのですが、場所によっては沖の方にタンカーなどがちらほら見え、景観という意味では確かに綺麗ではないとも言えるかもしれません。しかしビーチ自体は綺麗で面白く、行けばきっと楽しめると思うので、気になる方は是非行ってみて下さい。

またパラワンビーチからさらに東に進むと、欧米のビーチハウスをモチーフにしたバー&カフェ「タンジョンビーチクラブ」で人気のタンジョンビーチがあります。タンジョンビーチは施設が少ないことと、中心地から距離があることから全体的に人が少ないので、まったり過ごしたい方はこちらも要チェック!

移動には10分毎に運行している無料のバス、「ビーチトラム」の利用がお勧めです。

アニマル&バード・エンカウンターズ

パラワンビーチを満喫した私は続いて最初に行くはずだったシロソビーチへ向かうことにしますが、道中でまたしても面白そうな場所を発見。

パラワンビーチの鳥がスイカを食べている

エキゾチックなカラーの鳥がスイカを食べています。

セントーサ島のスイカを食べる鳥

一心不乱にスイカを食べる鳥たち。

一体ここは何なんだ!?と立ち止まって見物していると看板が出ていました。

アニマル・アンド・バードエンカウンターズ

ここはアニマル&バード・エンカウンターズ(close encounters)という、サルや爬虫類、色鮮やかなオウムや猛禽類と交流することもできるショー劇場のような施設。

1日に4回のショーが行われ、動物たちに直接触れることができたり、餌やりを体験することができます。入場料や観覧料はなんと無料!これは見逃せない!

場所はパラワンビーチ沿いの道路上にあるので、パラワンビーチの帰りに是非とも立ち寄りたいところ。アニマルたちとのエンカウント(遭遇)を楽しもう!

【アニマル&バード・エンカウンターズ】
(料金)無料
(開演時間)14:00~:鳥のライブパフォーマンス/15:00~:オウムショー/16:00~:動物たちとの触れ合い体験/17:00~:多くの動物たちが登場するマルチアニマルエンカウント
(備考)各回約15分、ラストのショーは約30分

シロソビーチへ

シロソビーチの地図

色々と寄り道を挟みましたが、ついに私は当初の目的地であるシロソビーチへ。

シロソビーチはスリル満点のアクティビティやアトラクション、ビーチクラブや飲食店の数も多く、中心地からのアクセスも抜群な、リゾート感満載のビーチです。

シロソビーチ入り口

そしてセントーサ島が有する3つのビーチの中で最大の広さを誇るのが、このシロソビーチでもあります。

興奮高まるゲートを潜り、いよいよ、オン・ザ・シロソビーチ!

シロソビーチ沖のタンカー、大型船

しかし、目の前に広がる光景はタンカー、大型船……!

シロソビーチの作業船

そして作業船の数々……!

シロソビーチと船

湊
ミナト

船多すぎでしょ、常識的に考えて(腰に手を当てた男性の心の声を代弁)

実は、セントーサ島の先には数多くの船舶が通航し、世界で最も混雑している海峡の一つである「マラッカ・シンガポール海峡」というものがあり、それがちょうどビーチの先の方に位置しているため、恐らく海峡を通航している船が場所によっては大量に目に飛び込んできてしまうのです。

シロソビーチの見所の地図

また私はセントーサ島を縦横無尽に歩き回ったことで体力が尽きかけていたこともあり、シロソビーチの手前の方だけを見て全てを見た気になってしまい、それ以上の探索は続けなかったのですが、実はシロソビーチの見るべき所は手前ではなく奥。シロソポイント駅周辺がアツいです。

シロソビーチの奥の方は白砂のスペースも広く、「SILOSO」というアルファベットのオブジェや、歩いて渡れる孤島もあり、私がいた左側の方から奥に進めば進むほどアトラクションやビーチクラブも増えていき、シロソビーチは船だらけのビーチからエキサイティングなビーチへと変貌を遂げるのです!

そんなことを知っていれば私はまだ歩き続けていました。シロソビーチは奥へ行こう!

シロソビーチで体験できるアクティビティ、アトラクション

もはや海外旅行で知らぬは損!シロソビーチで楽しめるアクティビティなどには様々なものがありますが、最低でも3つは押さえておきたいところ。

まず一つ目はインビアルックアウト駅周辺からシロソビーチの孤島までを繋ぐロープを時速60㎞で滑走する、メガ・アドベンチャーの「ジップライン」。風を感じながら熱帯雨林を飛び越え、シロソビーチまで一気に滑走するスリリングな空中散歩は要チェック!

【メガ・アドベンチャー(ジップライン)】
(料金)50SGD(約4,000円)
(営業時間)11:00~19:00
(割引情報)voyaginからの事前予約で+2種のアトラクションがついて4506円

また高さ約50mのバンジージャンプ台から、超巨大ブランコを使って時速120㎞で急降下するAJハケットの「ジャイアント・スイング」も人気があるアクティビティの一つ。

【AJハケット(ジャイアント・スイング)】
(料金)69SGD(約5,520円)
(営業時間)13:00~19:00(月~木)/13:00~20:00(金)/12:00~20:00(土日祝)
(割引情報)voyaginから事前予約可能。次回以降各国でのAJハケットが割引

ウィングス・オブ・タイム

シロソビーチのウィングスオブタイム

そして最後にシロソビーチでの締めくくりとなるのが光と水が織り成す感動のショー、「ウイングス・オブ・タイム」。

シロソビーチの屋外で開催されるウイングス・オブ・タイムは魔法の鳥と共に冒険に出るストーリーが3Dプロジェクションマッピング、花火、レーザー、そして水を使って展開していく迫力のナイトショー。上演は1日2回、海に設置された野外ステージで行われます。シロソビーチのラストを彩る神秘的なショーは必見!

【ウィングス・オブ・タイム】
(料金)18SGD(約1,440円)/プレミアムシート:23SGD(約1,840円)
(開催時間)19:40~/20:40~
(備考)時間帯変更の場合もあるため、チケットカウンターで要確認
(割引情報)voyaginからの事前予約で一般席のチケット料金が1367円

ライトアップされたマーライオン

そんな面白そうな所が色々あるとは露知らず、歩き疲れた私はビーチで沖に浮かぶ船を眺めながらトロピカルカクテルを味わい、そろそろセントーサ島に別れを告げることにします。

シロソビーチから中心地までの通路

シロソビーチから再び歩いてセントーサ島の中心地へ。

リゾートワールドセントーサ

セントーサ島の中心地、リゾートワールドセントーサで再び休憩を挟んでから外に出ると、外はだんだんと薄暗くなってきていました。

オレンジ色にライトアップされたマーライオン

帰りのケーブルカーに乗るため再びマーライオンプラザへ。

セントーサ島の巨大マーライオンは夜になるとライトアップされ、輝きを放ち始めます。

紫色にライトアップされたマーライオン

時間によって色も変わったりします。

聞いた話によるとセントーサ島のマーライオンは目からビームを放つらしいのですが、外が完全に暗くなっていなかったためか、この時はビームマーライオンは確認することができませんでした。

時間は19時を回っていましたが、セントーサ島が完全な闇に包まれた時、マーライオンはレーザーマーライオンに変貌するのかもしれません。

(注:マーライオンタワーはセントーサ島の再開発により残念ながら取り壊しが決まっており、2019年10月20日をもって最後の営業が終了となりました。今後は新たなシンボルの誕生に期待しよう!)

また夜20時になると水族館の隣あたりで30mもの巨大な機械の鶴が、愛のダンスを踊るロマンチックなマルチメディアショー「クレーンダンス」が開催されます。こちらも無料なので、セントーサ島から帰る前に要チェック。

湊
ミナト

これも見ておきたかった……

【クレーンダンス】
(料金)無料
(開催時間)毎日20時~
(備考)天候や機材の影響で時間の変更あり

ケーブルカーに乗って帰還

夜のケーブルカー、セントーサ駅

楽しかったセントーサ島の観光も1日の終わりと共に幕を閉じます。

私はセントーサ島でのラストを彩るケーブルカーに乗るため、マーライオンプラザから歩いてセントーサ駅へ。夜のケーブルカー乗り場もライトが点いていて綺麗です。

ケーブルカーから見た夜のセントーサ島

ケーブルカーから見下ろす夜のセントーサ島。

色々と見逃してしまった所もありましたが、この時の私はそんなことは何も知らないので大満足でセントーサ島を後にします。知らぬが仏とはまさにこのこと。

ケーブルカーのフェーバーピーク駅

楽しかった思い出を振り返り、ぼんやりと夜のセントーサ島を眺めていると「フェーバーピーク」という駅に到着。

こんな所あったかなと思いながらケーブルカーを降りると、そこは……

湊
ミナト

あ、これ最初に乗ったマウントフェーバー駅だわ

ちなみにセントーサ島からケーブルカーで帰る場合は、電車やタクシー乗り場がある「ハーバーフロント駅」という中継ポイントで降りた方がいいです。マウントフェーバー駅まで戻ってしまうと時間にもよりますが、タクシー待ちの長蛇の列が出来ていて帰るのに物凄く時間がかかってしまう場合があります。

私は係員の方に間違って通り過ぎてしまった事情を説明すると、もう一度だけケーブルカーに乗らせてもらうことができたので本当に助かりました。ケーブルカーは乗り過ごしに注意しよう!

サンキュー係員の人!そして、さらばセントーサ!

セントーサ島のお勧め観光スポット&アクティビティ

シンガポールは基本的に全てが高いので何かとお金がかかるのですが、そんな中でもパラワンビーチにある「アニマル&バード・エンカウンターズ」のショーや、水族館の横あたりで毎日開催される「クレーンダンス」は無料で見ることができるので、時間や都合が合えば是非ともチェックしておきたい観光スポットです。

またシロソビーチ周辺で楽しめるアクティビティなどは有料ですが「voyagin」からの事前予約でお得に利用することができます。

「voyagin」は楽天グループの体験予約サイトで、チケットは印刷不要、好きな日時に訪問可能、当日予約可能という物凄く使い勝手のいいサービスです。事前に予約するだけでチケット料金が割引になるので、是非利用してみて下さい。

次回→【まるで異世界】シンガポールの深夜の公園、ガーデンズバイザベイへ

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