【2020年】特にスロットをやめたい方にとっては最大の好機が訪れている

時勢と共に吹く逆風にさらされたパチンコ業界。しかし、彼らが牙を剥く日はすぐそこまで来ているのかもしれない。

2020年に施行されるパチンコ店の全面禁煙、2021年に行われるスロット5号機の完全撤去など、ただでさえユーザーの減少によって厳しい状況にあるパチンコ店は、今後さらなる苦境を迎えることになります。

そして、このパチンコ店を取り巻く状況が大きく変わる2020~2021年の1年間、これはどう考えても、パチンコをやめる最大のチャンスに違いないと私は思います。

パチンコをやめられない方もそうですが、特にスロットがやめられないという方。この好機は逃してはならない。

パチンコ店の現状

パチンコ店を取り巻く環境は時勢の変化と共に大きく変わっていき、特にここ20年で著しい変化を迎えることとなりました。

2000年代初頭にあった16,000軒を超える店舗数は10,000軒を割り、まさかの約半分、ついに8,000軒台に。

2,000万人を超えていた遊技人口はこちらも半減し、900万人台に。

そして、かつては30兆円規模と言われていた市場規模は3分の1以上ダウンし、20兆円を割り込んでいます。

そのような苦境に立たされているパチンコ店が、それでも尚営業を続けていける理由。それは、どれだけ絞り取ってもギャンブル依存症者がお金を何とかしてひねり出し、再び無抵抗に絞り取られにくるから、という部分は少なからずあることは確かだと思います。

しかし、そんな絞り尽くされてきた方々にとっては吉報となるか、はたまた凶報となるか。パチンコ店は今後さらなる大きな変化を迎えることとなります。

それが、屋内全面禁煙化、そしてスロット5号機の完全撤去です。

2020年4月パチンコ全面禁煙化

2018年に成立した改正健康増進法が2020年4月に全面施行され、これによって飲食店やオフィス、商業施設など、屋内での喫煙は原則禁止となりますが、それはパチンコ店も例外ではなく、下手すると最も打撃を受けるのがパチンコ店になるかもしれません。

日遊協(日本遊技関連事業協会)のアンケートによれば、パチンコユーザーの喫煙率は54.7%と半数以上。中には煙草を吸いにパチンコ店に来ているというような方も少なくはないようで、同アンケートでも約3割が禁煙になることによって来店頻度が減ると回答しています。

喫煙される方からすれば、喫煙できる場所と共に、通常状態の暇潰しも奪われるようなものなので、退屈な時間がさらに退屈なものになることは想像に難くありません。そのまま行かなくなるという方も少なからず出てくるでしょう。

ただ一方で、喫煙されない方からすれば空気がクリーンになり、服に匂いがつかなくなるとか、鬱陶しい煙が漂ってこないということは嬉しく、快適な遊技ができるようになると思われるかもしれません。

が、残念ながらそれは全くのお門違い。

確かに喫煙をされない方からすれば、ただでさえ負けてイライラしているのに、モクモクと漂ってくる煙草の煙でイライラが2倍になる、ということは今後なくなるでしょう。しかし、実は問題はそこではなく、本当に目を向けなければならないのは全面禁煙化に伴う改修などの工事費用なのではないかと私は思います。

工事費用を負担するのは誰だ?

これに関しては店による部分が大きいので、例えば台横に置いてある灰皿を撤去して屋上などにスタンド型の灰皿を設置して終わり、というような店であれば大した費用もかからないとは思いますが、新たに喫煙場所を設けることが難しい場合や、パチンコやスロットが設置されている島に、自動で流れていく吸い殻の回収レーンが設置されている場合。

こういった店舗は新しく喫煙ブースを作ることになったり、回収レーンを全て撤去しなければならなくなったりもすると思います。

そうなると、工事には相当な費用がかかることになる訳ですが、そこで、そういった改修にかかる工事費用を負担するのは誰だ?という話になります。

そう、当然ですが、負担するのはお客さんである皆さんですよね。

無駄に外観や装飾に力が入ったやたらと高い筐体の仕入れ、電気代や人件費などの運営費用、パチンコ店から支払われる景品交換所の手数料まで、結局のところ、運営に関わる全ての経費は皆さんの負け額から出ているわけです。

で、そこに加わる。全面禁煙化による改修工事費が。

場合によってはもう既に回収が始まっているかもしれないですし、全面禁煙が施行される4月以降に始まるかもしれません。店舗によってかかる費用の大小はあるとは思いますが、いずれにせよ、工事費の回収はあると思っていて間違いはないでしょう。

全面禁煙化が招くもの

喫煙者の来店率が低下すれば、当然全体の遊技人口も低下するため、パチンコ店の運営を支える1人当たりの負担は増えます。そこに完全禁煙にかかる工事費用の回収も加わるため、1人当たりの負担はそこからさらに増えることになるのです。

その結果どうなるかと言うと、これまで以上に出ないパチンコに煙草を奪われた喫煙者は憤怒し、快適になるかと思われた非喫煙者は圧倒的な搾取に慟哭。

ホールは阿鼻叫喚の地獄と化し、邪悪なオーラに包まれること必至!となる訳です。

とはいえ、これは4月になってみないとわからないことなので、何とも言えない部分が多いのも事実。ただ、少なくとも上記のような理由から回収が始まる可能性は極めて高いので、パチンコをやめるのであれば、回収が始まる前の今がまさに大きなチャンスだと私は思いますよ。

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2021年1月スロット5号機の完全撤去

スロットがやめられない方は既にご存知のことと思いますが、現在主流のスロット5号機は2021年1月に完全撤去、速やかに6号機以降の台に移行となります。

そこで懸念されているのが、新しい規制である有利区間(当たり又は当たりに繋がるゲーム)が1,500ゲームに到達、もしくは1回の当たりでの出玉が2,400枚に達した時点で強制終了となる、という部分でしょう。

5号機と6号機が混在している現在、6号機の現状を見ている方は、

「5号機が撤去されたらこの業界は終わる」

そう思われている方も多いと思います。

ただ、これはもう10年以上も前の話ですが、4号機から5号機に移行する際にも実は同じようなことが起きていました。

スロット4号機の撤去

4号機の撤去が1~2年後に迫っていた当時、次世代を担うべくして登場した初の5号機は「某人型決戦兵器」の台。恐らく開発側も手探りの状態だったと思うので、まるでそこだけがゲームセンターのような台だったと記憶していますが、アレを見たスロットユーザーの大半は恐らく、

「4号機が撤去されたらこの業界は終わる」

そう誰もが思ったことと思います。

パチンコで生計を立てていたような人の中には、これを機にと足を洗い、真面目に働き出したという話も珍しくはありません。

が、結局のところパチンコ業界は終わりませんでした。

4号機が完全に撤去され、5号機に移行してからというもの、次々と新しいシステムが生み出され、蓋を開けてみれば意外とまだいけるとか、むしろこっちの方がいいとまで思わせるような台も登場。

実際のところ当時はまだ私も依存症にはなっていなかったですし、知っているのは4号機後半からなのでそこまで詳しくはないのですが、恐らく4号機の時点でギャンブル依存症になってしまっている方の中には、結局この移り変わりがあってもスロットをやめられず、ただ依存先を4号機から5号機に鞍替えしただけになってしまった、という方も少なくはないと思うのです。

そこで、私が思うことはこうです。

恐らく、4号機5号機と同じことが、5号機6号機でも起きる。

地獄の搾取は継続する

人間何でもそうだと私は思うのですが、まだ何かがあるうちは、何かに守られているうちは本気を出せない。後ろ盾を失ったり、切羽詰まった時にこそ、凄まじい閃きや、とんでもない着想を得るものだと思います。

要するに、何が言いたいのかというと、完全に6号機に移行する直前、またはその後。開発陣もただ指をくわえて見ているだけではなく、恐らく訳の分からない台を出してくると思うのです。

規制が緩和される可能性もありますし、1回当たればほぼ上限の2,400枚は出る、なんて途方もなく射幸性の高い台が出てくる可能性もゼロじゃない。

そうなるとどうでしょう、もうこの業界は終わりだと思っていた人たちは、意外にもあっさりと6号機に移行し、むしろ5号機よりもいいなんて言い始めることも現実的に起こり得るわけです。

で、この流れは完全に4号機5号機の変遷と一緒なんですよね。

それでは今の何がスロットをやめる最大の好機なのかって話なのですが、6号機が完全に開花する前の今こそ、依存を断ち切れる最大のチャンスだと私は思うのです。

開花した際に振り撒かれる毒を浴びたら終わり

パチンコ店の現状は大抵どこも同じようなものだと思うのですが、

6号機の大量新台入替最初だけ客付きが良くてもすぐに離れる新台の大幅な減台お客は5号機に戻る

大体このようになっていると思います。

それもそのはず、5号機があるうちは5号機で遊んでいた方が遥かにマシだからです。しかし、先ほども言ったように、恐らくこの状況は5号機撤去が目前という頃になれば大きく変わるはず。

そして、開花した6号機が放つ毒を浴びたら最後、それからもズルズルとまたパチンコ店に行き続け、搾取され続けることになると思います。

それを回避する方法はもう1つしかありません。毒花が開花する前にそのエリアから立ち去ること。まだ終わりムードが漂う今のうち、6号機が本気を出し始める前に、パチンコ店から去ることです。

正直言ってパチンコ業界は今完全に弱っています。ただ、窮鼠猫を噛むというように、本気で追い詰められれば何かをしてくるのは間違いありません。なぜならパチンコ業界は何十年と時代の変化と共に生き残ってきた業界だからです。

6号機という毒花が開花していない今、ネズミが絶体絶命の窮地に陥っていない今こそが最大の好機。スロットからフェードアウトできる大きなチャンスだと思いますよ。

今回のまとめ

・パチンコ店は全面禁煙化によって回収モード
・4号機5号機の流れは繰り返される
・6号機はまだ開花していないだけなので注意

実際先のことは誰にもわからないですし、結局のところ全ては推測の域を出ない話なのですが、恐らくこの業界が消えるということはないと思いますし、これからも依存と搾取の流れは続いていくと思います。

特にスロットの場合、5号機が撤去されたらやめようなんて甘いことを考えていると、見事に足をすくわれてしまうかもしれません。

ここが勝負どころだと明日もレバーを叩いてる場合でしょうか。いや、この1年こそが依存症と戦う本当の勝負どころだ。

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