【2020年代】パチスロ(スロット)をやめたいならこの最大の好機を逃すな!

スロット(パチスロ)をやめたいのであれば、まさにいま訪れているこの「最大の好機」にこそ手を打つべきでしょう。

2020年に施行されたパチンコ店の全面禁煙、2021年におこなわれるスロット5号機の完全撤去など、ただでさえパチスロをやめる人が続出し、ユーザーの減少によってきびしい状況にあるパチンコ店は、今後さらなる苦境をむかえることになります。スロット6号機への完全移行があるからです。

そして、このパチンコ店を取り巻く状況が大きく変わる2021年以降、これはどう考えても、パチスロ(スロット)をやめたい人、やめたいのにやめられない人にとっては、パチンコ店に行くのをやめる最大のチャンスにちがいありません。

新しい基準の「6号機」に完全移行となれば、しばらくはもうほんとうにおわり。スロットは一定期間「暗黒の時代」に突入すること必至となりますが、それでおわりではないからこそのいまが好機なのです。

今回は、なぜ2021年、そしてそれ以降がスロットをやめるチャンスとなるのか、なぜいまの時期のうちにパチスロをやめておいたほうがいいのかを、スロットをやめるための方法とあわせて、いちおう4号機からやっていた元ギャンブル依存者の私が解説することにしたいと思います。

もういちどいいますが、すこしでもやめたいと思うことがあったのであれば、専業の方も、大学生の方も、主婦の方も、そして依存症の方も、本気でいまのうちにやめておいたほうがいいですよ!

2020年代のパチンコ業界の苦境

パチンコ店を取り巻く環境は時勢の変化とともに大きく変わっていき、とくにここ20年でいちじるしい変化をむかえることとなりました。

2000年代初頭にあった1万6000軒を超える店舗数は、2021年には1万軒を割り、半分以下の7000軒台に。2000万人を超えていた遊技人口はこちらも激減し、800万人台に。そして、かつては30兆円規模といわれていた市場規模は3分の1以上ダウンし、20兆円となっています。

CHECK

2021年時点では、店舗数は7879軒、遊技人口は813万人。レジャー白書2020によると市場規模は20兆円。

そのような苦境に立たされているパチンコ店が、それでもなお営業をつづけていける理由、それは、どれだけしぼり取っても、ギャンブル依存症者がお金をなんとかしてひねり出し、ふたたび無抵抗にしぼり取られにくるから、という部分は、すくなからずあることはたしかなことでしょう。

しかし、そんなしぼり取られてきたかたがたにとっては、吉報となるか、はたまた凶報となるか。パチンコ店は、今後さらなる大きな変化をむかえることとなります。

それが、屋内全面禁煙化(これはすでに完了)、そしてスロット5号機の完全撤去(6号機への完全移行)です。

パチンコ全面禁煙化による影響

2018年に成立した改正健康増進法が2020年4月に全面施行され、これによって飲食店やオフィス、商業施設など、屋内での喫煙は原則禁止となりましたが、それはパチンコ店も例外ではなく、もっとも打撃を受けたのは、パチンコ店だったのかもしれません。

日遊協(日本遊技関連事業協会)のアンケートによれば、パチンコユーザーの喫煙率は54.7%と半数以上。なかにはタバコを吸いにパチンコ店に来ているという方もすくなくはなかったようで、同アンケートでも、約3割が禁煙になることによって来店頻度が減ると回答しています。

新たに設置された喫煙ブース、電子タバコのみOKのフロアをつくるといった完全分煙により、喫煙しない方からすれば空気がクリーンになって、たしかに快適な遊技ができるようにはなったかもしれません。

が、その後の遊技人口の減少を見ても、この影響が全ユーザーにおよんでいるのは、もはやいうまでもないでしょう。

では、その影響とはなんなのかというと、お客さん1人あたりの負担が、これまで以上に増えることになってしまったということです。

喫煙者も非喫煙者もさらに勝てなくなった

喫煙ブースを新たに設置することによってかかった工事費用は、すでにある程度の期間が経過しているので、これはもういいでしょう。

しかし問題となるのは、喫煙者が来店しなくなったこと、加えて喫煙者がタバコを吸うために席を離れる時間で、この人数ぶん、時間ぶん、パチンコ台・スロット台は稼働が落ちるわけですから、パチンコ店は、減少したかぎられたユーザーから、かぎられた遊技時間内で、これまでどおり店を運営していくためのお金を回収しなければなりません。

お客さんからより多くのお金を回収するためにすることはひとつ。釘や設定をより渋い調整にすることです。

事実、全面禁煙後のパチンコ店は、来客数・出玉と、以前とくらべてさらに悪化しているのは私も確認していますし、パチンコ店にそれまでどおり行かれている方も、これはおなじように感じられているのではないでしょうか?

外観や装飾にむだに力が入ったやたらと高い筐体の仕入れ、電気代や人件費などの運営費用、パチンコ店から支払われる景品交換所の手数料まで、結局のところ、運営にかかわるすべての経費は、お客さんの負け額から出ています。

全面禁煙化による喫煙者の減少・喫煙者の休憩によって、喫煙者の方も、快適になったと感じている非喫煙者の方も、そういった運営費用を補填しなくてはなりません。タバコを吸わない方からすれば、喫煙者のとばっちりを受けているともいえるでしょう。

1人あたりの負担がさらに増え、これまで以上に勝てなくなったパチンコ店には、もはや希望なんてものはのこされていないのではないでしょうか?

2022年1月スロット5号機の完全撤去

全面禁煙化によってよけいに勝てない、つまり負けに行くようなものなのであれば、大切なお金をむざむざ捨てに行く必要もなく、これもスロットをやめたい方にとってはチャンスといえますが、それ以上の理由がここから。

スロットをしている方はすでにご存じのことと思いますが、現在主流のスロット5号機は、2022年1月に完全撤去(当初は2021年1月までだったのが延長)、すみやかに6号機以降の台に移行となります。

そこで懸念されているのが、新しい規制である有利区間(当たりまたは当たりにつながるゲーム)が1500ゲームに到達、もしくは1回の当たりでの出玉が2400枚に達した時点で強制終了となる、という部分でしょう(有利区間の規制緩和にはついては後述)。

5号機と6号機がまだ混在している2021年現在、6号機の現状を見ている方は、このように思われていることと思います。

「5号機が撤去されたらこの業界は終わる」

ただ、これはもう10年以上もまえの話ですが、4号機から5号機に移行するさいにも、じつはおなじようなことが起きていました。

スロット4号機の撤去時に起きたこと

4号機の撤去が1~2年後にせまっていた当時、次世代をになうべくして登場した初の5号機は、「某人型決戦兵器」の台で、おそらく開発側も手さぐりの状態だったことから、まるでそこだけがゲームセンターのような台だったと記憶しています。

そして、あれを見たスロットユーザーの大半は、このように思ったことでしょう。

「4号機が撤去されたらこの業界は終わる」

スロットで生計を立てていた専業の人のなかには、これを機にと足を洗い、まじめに働き出したという話もめずらしくはなく、ここでも多くの方が、じっさいにパチンコ店から去っていきました。

ところがどうでしょう、結局のところ、これでパチンコ業界は終わらなかったのです!

4号機が完全に撤去され、5号機に完全移行してからというもの、つぎつぎと新しいシステムが生み出され、ふたを開けてみれば、意外とまだいけるとか、むしろこっちのほうがいいとのでは? とまで思わせるような台も登場。

当時はまだ私も依存症にはなっていませんでしたが、4号機の時点でギャンブル依存症になってしまっている方のなかには、結局この完全移行があってもスロットをやめられず、ただ依存先を4号機から5号機に鞍替えしただけになってしまった、という話もすくなくはなかったと思うのです。

そこで、私が思うことはこうです。ほぼまちがいなく、4号機5号機で起きたのとおなじことが、5号機6号機でも起きると。

新基準も結局はなんとかなるのがオチ

人間なんでもそうだと私は思うのですが、まだなにかに守られているうちは、本気を出せない。後ろ盾を失ったり、切羽詰まったときにこそ、すさまじいひらめきや、とんでもない着想を得るものだと思います。

ようするに、なにがいいたいかというと、完全に6号機に移行する直前やそのあとで、ほぼ確実にやれてしまう台は出てくるということ。

規制が緩和される可能性もありますし(じっさいにこれは緩和された)、1回当たればほぼ上限の2400枚は出る、なんて、とほうもなく射幸性の高い台が出てくる可能性もゼロではありません。

そうなるとどうでしょう、もうこの業界はおわりだと思っていた人たちは、意外にもあっさりと6号機に移行し、むしろ5号機よりもいい、なんていいはじめることも現実的に起こりうるわけです!

そう、この流れは、完全に4号機5号機と一緒なんですね。

だからこそ、6号機が完全に開花してしまうまえのいまこそが、依存を断ち切れる最大のチャンスでもあるのです。

旧基準機と新基準機が同時にあるパチンコ店の状況というのは、だいたいいつもおなじもので、以下のようになっているのではないでしょうか?

新基準機の大量新台入替最初だけ客付きがよくてもすぐに離れる新台の大幅な減台お客さんは旧基準機にもどる

それもそのはず、たいていは旧基準機があるうちは、そっちで遊んでいたほうがはるかにマシだから。しかし、さきほどもいったように、この状況は、5号機撤去が目前というころになれば大きく変わるでしょう。

そして、開花した6号機が放つ毒をあびたら最後、それからもズルズルとまたパチンコ店に行きつづけ、搾取されつづけることになるのはあきらかだといえます。

それを回避する方法は、もうひとつしかありませんよね。

そう、新基準機が開花するまえにそこから立ち去ること。まだ「おわり」ムードがただよっているいまのうちに、6号機が本気を出しはじめるまえのこの好機のうちに、パチンコ店から去ることなのです。

新基準「6号機」の規制緩和はすでに始まっている

スロットは6号機になったことで、有利区間は1500ゲーム、最大の獲得枚数は2400枚で強制終了となる致命的な規制が入りましたが、これは2021年中にすでに緩和されました。有利区間は倍の3000ゲームまで可能となったのです(6.2号機から)。

これにより、天井到達後でも最大の2400枚獲得ができる(有利区間がすこししかのこっておらず、2400枚に到達するまえに強制終了、という事態が回避される)ようになったり、2400枚獲得後でも、のこっている有利区間を使ってさらに2400枚獲得を……ということができたりするようになりました。

さらに規制が緩和され、有利区間や最大獲得枚数の延長・増加・撤廃などが許可されれば、もう5号機と大差はなくなるかもしれません。

というよりも、将来的に有利区間の撤廃(ゲーム数のみで枚数制限はのこるもよう)の方向性もすでに発表されていて、メダルを必要としない「メダルレスパチスロ機」から実施していく方針とのことなので、その日はもうすぐそこまで来ている、といったほうが正しいのかもしれません。

沈みゆく泥船は、いつだって血を流しながらでもそれを支える依存者によって、ふたたび浮き上がる……

旧基準機と新基準機が同時にあることによる、また新基準機が完全に浮上していないことによる、パチスロをやめる最大の好機。スロットを本気でやめたいのなら、このチャンスは逃してはならないのではないでしょうか?

パチスロ・スロットをやめるにはどうすればいいか

これまで見てきたとおり、パチンコ業界は年々くるしい状況に追い込まれ、それによってお客さんもさらなる負担を強いられているわけですが、この状況は、これまでの遊技人口などの推移を見ても、とくに改善するようには思えません。

それならば、スロットが「話にならない」いまのうちに、さっさとやめておくのが賢明だといえますが、どうすればやめられるのか? というのは、とりわけ依存症状のある方にとっては問題になると思います。

これに関しては、いくらでもやりようがあって、いちばんてっとり早いのはパチンコ店を出禁になること。

行きつけの店舗を出禁になってしまえば、その後新しい台がどんどん出てきても、お店に行きたくても関係はありません。かなりの効果がある、いや、効果があることをじっさいに利用したこともある私が保証します。

この方法は、「自己申告プログラム」というものを活用することで、すぐにでもその状態になることができるので、どなたにもおすすめできますよ。

そのほかでいえば、パチンコ店に行かないために生活の習慣を変える(これは自力でもできるものはたくさんあります)。借金がある場合は、それがあることでパチンコ店に行きたくなってしまうので、借金問題を解決する。パチンコ・スロット以外の息抜き・趣味を見つける。ギャンブル依存症は保険が適用されるので、最終手段として病院に行くことも検討する。

あげればきりがないですし、そういったことを実践することで、じっさいに10年以上はやめられなかった私でも、パチンコ・スロットからは足を洗うことができました。

やめようと思っているだけでは、ギャンブルはやめることはできません。とにかく行動すること。これしかないので、スロットをやめたいのなら、いますぐにでもなんらかの行動を起こすことを強くおすすめします。

スロットをやめるためのチャンスは、私たちが思っている以上に、そう長くはつづいてくれそうにありません。

パチンコ業界も、完全に沈んでしまわないように必死です。いざとなったら、規制なんてものはすべて取っ払われるでしょう。だからこそ私たちも、大きなチャンスが目のまえにあるうちに、必死になるしかないのです。

チャンスをつかめるかどうかは、いつでも、どんなことでも、結局は自分しだいなんだと私は思いますよ。

今回のまとめ

・パチンコ店はつねに泥船の回収モード
・4号機5号機の流れは繰り返されること必至
・6号機はまだ開花していないだけなのでとくに注意!

パチンコ業界、とくにスロット業界はいま、完全に弱っています。ただ、窮鼠(きゅうそ)猫を噛むというように、本気で追いつめられれば、なにかをしてくるのはまちがいありません。

おそらく今後も、この業界が消えるということはないと思いますし、これからも依存と搾取の流れはつづいていくことでしょう。なぜなら、パチンコ業界は、何十年と時代の変化を生き残ってきた業界だからです。

6号機という毒を持ったネズミが、「業界はおわった」などと余裕をこいている私たちネコに本気で噛みついてこないいま、パチンコ業界が、絶体絶命の窮地におちいっていないいまが最大の好機です。

ここが勝負どころだ、とあすもレバーを叩いている場合ではありません。いまこそが、依存症と戦うほんとうの勝負どころなのだと私は思いますよ。

スポンサーリンク
この記事をシェアする

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は反映されませんのでご注意ください。なお、コメントは承認制となっているため、反映までにお時間をいただく場合などがございます。