【パンデミック】ウイルス流行時にパチンコ店へ行くのは文字通り命懸け

ウイルス蔓延時には感染拡大の爆心地となり兼ねないパチンコ店。パンデミックの日は近いのかもしれない……

中国・武漢にて発祥したとされる新型コロナウイルスによる肺炎が2020年現在感染拡大の兆しを見せていますが、こういったウイルス流行時にパチンコ店へ行くのは文字通り命懸けとなる場合があります。

それでは、なぜパチンコ店はウイルス流行時に危険地帯となるのか。今回のコロナウイルスだけに限った話でもないので、通算4年ほど現場で勤務していたこともある私が、一度その危険性についてまとめておきたいと思います。

2020年、新型コロナウイルス

2019年12月、中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染は世界中に広がっていき、当然ながら日本でも各地で感染者が相次ぎ始め、遂には感染経路が追えなくなるといった事態にまで発展しました。

同ウイルスは人から人へと感染する例も確認されていて、感染の原因は飛沫感染(感染者の咳やくしゃみでウイルスが放出され、別の人がそれを吸い込んで感染)や、接触感染(感染者が咳やくしゃみに触れた手で周りの物を触り、ウイルスが付着した物を触れた別の人が自分の口や鼻などを触ることで粘膜感染)の可能性が高いと考えられています。

また、ドイツの研究グループによると、ドアノブやテーブル、ベルなどの金属やプラスチックに付着したウイルスが感染力を維持した状態でいられる期間、つまりウイルスの生存期間は平均4~5日間、最長で9日間に及ぶとの結論が出され、この研究結果からも新型コロナウイルスは接触感染の危険性が高いことが伺えます(エタノールなどの消毒液を使うことでウイルスの数は激減することも確認)。

これは電車のつり革、エレベーターのボタン、照明のスイッチ。電話機、蛇口、便器のふたなど、私たちが手を触れやすい場所でも同じことでしょう。

そして、パチンコ台やスロット台といった、プラスチック製の筐体も……

パチンコ店で感染拡大が起こりやすい理由

コロナウイルスに限らず、インフルエンザウイルスやノロウイルスなど、こういったウイルスが流行している時はパチンコ店は非常に危険なレッドゾーンと化します。

新型コロナウイルスに関しては正確な数字はまだ出ていませんが、現時点での致死率は大体1~3%以下。季節性インフルエンザの場合は致死率は0.1%未満と、決してそう高いものではありません。

しかし、皮肉にもパチンコ店にいる私たちは、その1~3%を、0.1%未満を常に引こうとしているのです。

薄い確率の当たりは引けず、薄い確率の致命的な外れを引いて人生は打ち止め。そんなことになってしまえば、もはやお笑いぐさにすらならないでしょう。

ということで、以下、パチンコ店でウイルス感染が広がりやすい理由です。

1.体調不良の人が沢山くる

自身も経験があるという方も少なくはないとは思うのですが、パチンコ店は体調が悪くても来る人が実は結構多いです。

例えば、インフルエンザなどのウイルスによる体調不良で暫くの間仕事を休むことになったという場合、食事を食べて寝るだけの生活は次第に飽きてくる。場合によってはもって1日程度が限界かもしれません。

そこで私たちは、仕事を数日間休める(普段は休めない日に休める)という貴重な機会があるのであれば、体調不良を押してでもパチンコ店へ行きたいと思うようになってくるのです。

特にパチンコ依存症の方は暇さえあればパチンコ店に行きます。外が雨だろうが、人との約束があろうが、自身の体調が悪かろうがです。

咳やくしゃみをしている人はあまり見かけないと思うかもしれませんが、それはパチンコ店の爆音によってかき消されているだけ。皆さんが思っている以上にパチンコ店には体調不良の人は多いですよ。

2.手を洗わない人も多い

また、これは男性に多い気がするのですが、パチンコ店に滞在している間はほとんど手を洗わないという人も多いです。

特にスロットの場合はメダルで手がすぐに汚れるので、洗っても洗っても手が汚れるのであれば最後だけでいいかと思うのかもしれません。よって、トイレにいっても、メダルなどで手が汚れていても、手を洗わずにパチンコ台やスロット台をベタベタと触り続ける。

当然ながら、そういった方は咳やくしゃみを手で押さえても洗わないので、もしウイルスに感染している人がこのような手を洗わない人だった場合、別の人へウイルスが感染する危険性が一気に跳ね上がることになるのです。

ちなみに消費者庁が全国の2,000人に対して行った調査では、家庭でのトイレ後に手を洗わない人の割合は15.4%という結果が出ています。

3.台の清掃は基本水拭きのみ

パチンコ店にいると玉やメダルですぐに手が汚れてしまいますが、その汚れは手汗と混じって筐体のハンドルやレバー、ボタンなどに付着するため、基本的にはお客さんが席を立った後は台を掃除することになっています。

ただ、この掃除というのは、基本的には水で湿らせた雑巾で拭くだけ。そして、雑巾が渇いてきたら水で洗って再び使用するだけなのです。アルコール消毒なんてエライ掃除をしている所はほとんどないのではないでしょうか。

つまり、ウイルスの蔓延時には、

  1. ウイルス感染者が遊技していた台を従業員が掃除する
  2. そのウイルスが付着した雑巾で別の台を掃除する
  3. 関係のない台にまで次々とウイルスが付着する

これが長時間に渡ってループし続ける危険性が高いのです。

ウイルス感染者が1人だけでもパチンコ店で遊技していたとなれば、もはや感染拡大は免れないでしょう。

4.玉とメダルは循環する

パチンコの場合、打ち出された玉は店全体、もしくは島単位で回収レーンに乗って集められ、洗浄後に再び各台に戻る仕組みとなっているのでまだいいのですが、スロットの場合はメダルは筐体内で集められ、それが出玉として放出される仕組みとなっているため、ここでも感染する可能性があるのです。

つまり、台の清掃と同様に、

  1. ウイルス感染者が使用したメダルにウイルスが付着
  2. 筐体内部にウイルスが付着したメダルが溜まる
  3. 別の人が払い出されたウイルス付きのメダルに触れる

といったようにです。

台移動が自由な店舗であれば、ウイルスに感染している人がメダルを持って色んな台に移動した場合、スロット台は瞬く間に保菌箱となってしまうのです!

5.換気が悪く湿度が低い

パチンコ店に行けば必ずと言ってもいいほど服や体に煙草の臭いがこびりついていたと思うのですが、これは喫煙者が多いというよりも、むしろそれ以上に換気が間に合っていないことが原因で、パチンコ店の換気システムは基本的に性能があまり良くない。

そしてエアコンは年中常に作動していることが多く、店内は快適に遊技できるやや涼しいくらいの温度が保たれ、空気は乾燥しています。

そこで、これらが意味するところは、パチンコ店の環境はウイルスが蔓延するための条件としては都合がいいということでしょう。

インフルエンザを始めとしたウイルスが好む環境は「寒冷乾燥」。勝負でアツくなった遊技者を適度に冷やすためにエアコンをフル稼働させると、空気が乾燥するため湿度が下がり、ウイルスは絶好調になってしまう。しかもパチンコ店は換気が悪いので、店内は感染者がまき散らしたウイルスによって制圧されることとなってしまうのです。

言うなれば、パチンコ店はパンデミック(感染拡大)の爆心地。特にウイルス流行時には近づかないことを私はお勧めします。

今回のまとめ

・パチンコ店には体調不良の人が多い
・店内は思っているよりも不衛生
・環境がウイルス蔓延に適している

私は普段から体調を崩すことがあまりないのですが、思い返してみると、風邪などを引く時はパチンコ店に行った数日後ということが多かったような気がします。

自分は大丈夫だろう。大体これは誰もが思います。しかし、自分は大丈夫だと思っている時が一番危ないのです。

冗談抜きに、ウイルス流行時にパチンコ店に行くのは命懸けとなります。命を危険に晒してまで行く価値が本当にありますか?いや、ないでしょう。むしろこういった時はパチンコに行かなくなるチャンスだと捉えて、近付かないようにした方がいいですよ。

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