今のパチンコがひどいと言われる7つの理由&根本的なワケ【最近はとくにおかしい】

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今のパチンコが「ひどい!」といわれる7つの理由&根本的なワケ【死亡遊戯】
今のパチンコを打つネコ

今のパチンコはひどいなんてものじゃないです。あれはまさに……「死亡遊戯」です

「今のパチンコはおかしい、つまらない!」

だれもが口をそろえていう言葉ですが、なぜこうも、ひっくるめて「面白くない」のでしょうか?

この記事では、今のパチンコがひどいといわれる(そう感じる)理由を解説していきます。

この記事でわかること
  • 最近のパチンコ事情(業界の経営が危ういワケ)
  • 今のパチンコがひどい7つの理由&最近のパチンコはおかしいと感じる原因
ミナト

今のパチンコがひどいのは、突き詰めると、「パチンコ業界全体が危うくなってきている」からです

経営不振的な話で、来たお客さんからお金を本気で取ろうとしてきます。

だからみんな負けて「ひどすぎる!」と感じているのですね。

イブスター店長

でもって、負ける以外にも、やってられないポイントは山ほどあるわけだ

そういった、打っていて感じる「これはひどい!」を、その理由とあわせて見ていきます。

今のパチンコをこれからも打ちつづける価値はあるのか?

最後まで読んでもらえれば、この疑問への答えもでるはずです。

最近のパチンコはさすがにおかしい、と多くの人が感じている原因についてもお話しするので、こちらとあわせてどうぞ。

著者プロフィール
ミナト

ミナト

10代で行った初めてのパチンコで大勝し、パチンコ・スロット漬けの日々へ。借金を重ね、多くを失い、10数年もの間ギャンブルをやめられなくなる。しかし他者の力も借りて依存症を克服。その経験をもとに依存からの脱出方法を発信している。併設店・専門店での従業員経験もあり。>> プロフィール詳細はこちら

目次

最近のパチンコ事情(業界の経営が危ういワケ)

最近のパチンコ事情(パチンコ業界の経営が危ういワケ)

本題に入るまえに、以下のことが起きている根本的な原因から解説しておきます。

今のパチンコは勝てない → つまらない →「ひどい・おかしい!」

ミナト

冒頭のとおり、これは「パチンコ業界の経営が危うくなってきているから」です

それで、今のパチンコ業界の不振ですが、大きくはつぎの理由が関係しています。

  1. コロナ期でお客さんが飛んだ
  2. 経費の値上がりなどでピンチに
  3. 若者がパチンコ・スロットを打たない

本題がひかえているので、ここは要点だけをサクッと見ておくことにしましょう。

コロナ期でお客さんが飛んだ

コロナ期でお客さんが飛んだ

2019年末ごろからはじまった新型コロナによって、お客さんは飛びました。

「お客さんが減る=売上(収入)も減る」

ですから、今のパチンコがやばいことになりはじめた原因ともいえることです。

「パチンコ店の収入が減る→お客さん1人あたりの負担が増える」なので、勝てなくなった原因はまずここにあります。

イブスター店長

それで、どれくらいお客さんが減ったのかというと、つぎのとおりだ

パチンコ遊技人口の推移(2019~2022年)

(「レジャー白書」をもとに作成)

最盛期は3000万人近くもいた遊技人口は、新型コロナでさらなる打撃を受けて700万人台前半に。

コロナの収束もあって、その後は800万人(※)くらいに回復しましたが、それでもお客さんは足りていません。

経費の値上がりなどで、このくらいではパチンコ店はやっていけなくなっているからです。

※「レジャー白書2023」によると、2022年の遊技人口は770万人。「パチンコ・パチスロプレイヤー調査」では、2023年の遊技参加人口は809万人という結果がでています。

経費の値上がりなどでピンチに

経費の値上がりなどでピンチに

遊技人口は多少は回復したのに、今のパチンコ業界がまだやばいのはなぜなのか?

ミナト

それは「経費の値上がりなどで経営をつづけられない」問題が起きているからです

  • 人件費の値上げ
  • 電気代の値上げ(パチンコ店にとってはかなりキツイ)

など、近年はなんでも値上がりしています。

なかでも深刻なのが、スマート機器に対応するための専用ユニットの設備投資。

じつはこれに対応できずに、閉店をよぎなくされているホールはかなりあるのですね。

イブスター店長

昨今のホールの減少数も確認しておこう

パチンコ営業店舗数の推移

矢野経済研究所の調査結果をもとに作成)

毎年600~700店舗が閉店していますが、この閉店ラッシュは、コロナ収束後もおさまっていません。

2023年の営業店舗数は、8月末時点ですでに6500店舗を下まわっています。

資金力があるホールは生きのこれているけれど、そうでない街のホールはどんどん閉店していっている

多くのパチンコ店が「ひどい」ことになっている理由。

それは、閉店ラッシュが止まらないほどに、どこもカツカツだからです。

追記:2023年末には、パチンコ店舗数は「6335軒」まで減少しています。

若者がパチンコ・スロットを打たない

若者がパチンコ・スロットを打たない
新規を増やせば?と思う人

う~ん、それなら、新規のお客さんを増やせばいいんじゃないんですか?

お客さんが減っていてやばいなら、お客さんを増やせばいいんじゃないのか?

これはまったくその通りなのですが、それもなかなかうまくいっていないようです。

ミナト

18~19歳男女を対象におこなわれた、パチンコ・スロットに関するアンケート調査があります

その結果はどうだったのかというと……、

  • 行ったこともないし、興味もない(73%)
  • 行ったことはないが、興味はある(7%)
  • 日常的に一人で行っている(5%)

など、7割以上の若者がまるでパチンコ・スロットに興味を持っていないことがわかりました。

以前からいわれていたことですが、パチンコ業界はあまり新規を取り込めていないのです。

(参考:パチンコ・スロットに関するアンケート-塾マップ

じっさい、近年でヒットしている台は、過去作のリメイクくらいです。

  • 昔からパチンコ・スロットを打っていた30代、40代……がメインのターゲット

と、コロナなどでいちど離れたお客さんを、なんとか呼びもどすので精一杯のように思われます。

今のパチンコはひどい!といわれる7つの理由

今のパチンコはひどい!といわれる7つの理由

ここまでの話で、今のパチンコがひどいことになっている根本的な原因(店が経営難で還元できなくなっている)がわかりました。

ミナト

それをふまえて、ここからが本題です

じっさいにパチンコを打っていて感じる「ひどい!」の、代表的なものを見ていきましょう。

イブスター店長

ここで見ていくのは以下の7つだ

  1. 換金率が悪い
  2. 店が突然閉店する
  3. 回らない
  4. 勝てない
  5. 演出がムダに長い
  6. 装飾がムダに豪華
  7. ひっくるめて面白くない

とくに「②店が突然閉店する、③回らない」あたりは……かなりひどいです。

もちろん、全部それなりの理由があるので、それぞれくわしく見ていきましょう。

1. 換金率が悪い

換金率が悪い

地域にもよりますが、多くは換金率が「等価交換ではなくなって」います。

等価の時から打っている人

前は等価だったから、本来ならもっと換金できたのに……

と、以前から打っている人からすれば、等価との差額は換金するたびに考えてしまったりします。

  • 本来ならもっと勝てた
  • 非等価の差額で負けた

など、等価交換ではなくなったのは、何年たっても引きずるほどのひどさがあるのです。

ミナト

貸玉に消費税がかかるのも、非等価のダメージをアップさせているでしょう

スロットで47枚貸し(46枚貸し)ってのがありますよね。

消費税のぶん、借りられる枚数を減らされているわけですが、これももとは50枚貸しでした。

借りる枚数も減らされて、換金するお金も減らされる

となれば、以前とくらべてどれだけ損をしているのか? という話にもなるものです。

イブスター店長

それなら、「貯玉」を利用すればいいんじゃないのか?

貯玉を使えば、ある程度は再プレイできますし、換金せずにそのまま貯めておくこともできます。

でも、この貯玉システムには、じつはとんでもない落とし穴があるんですよね。(このつぎで解説します)

2. 店が突然閉店する

店が突然閉店する
ミナト

換金率の悪さなどは、貯玉を利用することである程度はカバーできます

しかし貯玉には致命的な危険性があって……それこそが「店が突然閉店する」ケースがあること。

パチンコ店が閉店すると、貯玉を換金できなくなって、場合によっては大損をぶっこくことにもなってしまうのです。

イブスター店長

パチンコ店は閉店するまえ、貯玉をしているお客さんのためにも告知をするよな

良心的なホールなら、1か月まえくらいから告知をしてくれます。

が、なかには「3日後に閉店します」とか、もはや夜逃げのようなことをする店もじっさいにあるんですよね。

ある程度の期間があれば、ふだんからかよっているお客さんなら気づけるでしょう。

でも、さすがに数日後とかは、常連客ですら気づけないレベルです。

そして閉店(交換期限)を過ぎてしまえば……その貯玉はもう現金には交換できなくなってしまう、と。

ミナト

いちおう「貯玉を補償してくれる組合」みたいなのはありますが、交換できるのはカタログギフトです

換金は不可能で、商品券・ギフト券なんかにも変えられません。

しかもカタログギフト(※)の内容は、若干ボッタクリで、交換したいと思える魅力的なものがないのも残念なポイントです。

※参考:J-NETカタログ/交換できる商品の一覧はこちらで確認できます。

3. 回らない

釘がひどすぎて回らない

釘がひどすぎて回らない、というのは、とくに近年になってよく聞かれるようになった話です。

「来たお客さんからできるだけしぼりとるにはどうすればいいか?」

いちばん手っ取り早い(収入を増やせる)手段は「釘を閉める」なので、こういうことが起きています。

イブスター店長

どれくらい回らないんだ?

というと、冗談抜きに1000円で10回転とかもでてきています。

以前は1000円で20回まわる台はわりとあったので、その半分と考えるとかなりのひどさでしょう。

ミナト

ブレたんだと思いますが、千円で3~5回転とか、そういうシャレにならない報告もあります

スロットなら最低でも「設定1」ですが、パチンコの場合はそうではありません。

釘を閉めればいくらでも回転数は落とせるので、設定“マイナス”にもできてしまうわけです。

信用と引き換えの行為なので、エグいレベルまで釘を閉めるお店は、

パチンコ店

もういつ閉店してもおかしくない。稼げるだけ稼いでおこう……

と考えているのかもしれませんが、そんなこと(下限がない)ができてしまうパチンコは、そもそもどうなのでしょうか?

これがカジノなら、裏でイカサマをして抜いているようなものです。

本来は違法な釘調整が黙認されていて、お客さんから抜き放題になってる現状は、ひどいとしかいいようがないでしょう。

4. 勝てない

勝てない

釘がダメで回らなくても、勝てるのならまだ話はべつです。

イブスター店長

しかしそんな釘で勝てるはずもなく……

やればやるだけ負けるので、結局は「パチンコはひどい」にたどりついてしまうんですよね。

パチンコに行けば、1回で3万円、5万円と負けるのはあたりまえです。

でも、そのお金があればなにができたでしょうか?

負けに慣れると感覚もマヒしてきますが、それに見合った価値は今のパチンコにはないと思いますよ。

ミナト

ちなみに私は、年間100万円ペースで負けていました

パチンコの負け額を記録していてわかったことで、まだマシな時期でもそのレベルです。

今のパチンコを全力で打っていれば、もっとひどいことになっても何らおかしくはありません。

5. 演出がムダに長い

演出がムダに長い

リーチ! → ……疑似連×2~3 → リーチ! → 予告演出 → 発展 → ハズレ確定の弱演出 → ボタンを押せ! → 当然ハズレ → ……役物発動! → 再度発展 → 最終決戦 → アツい → めちゃくちゃ煽ってくる → オオオォォ → トリガーを引け! → シーン…… → ハズレ → 再始動

ミナト

いやいやいや……コレなんだったんですか?

って話になるほどパチンコの演出はムダに長いです。

そして、それだけ引っ張っておいてふつうにハズレるところがまあひどい。

どうしてここまでムダにハズレ演出でも引っ張るのか?

  • なかなか当たらない
  • 当たってもすぐにおわってしまう

こういった、当たりで楽しめないのをおぎなうためもあるでしょう。

でも最大の理由は、「当たればもっとドキドキできる・もっと気持ちよくなれる」を想像させ、台にしばりつけるためではないでしょうか?

イブスター店長

当たるときくらいしかアツい演出がなかったら、退屈で、それはそれで打ちつづけられないかもな

スロットがレバーオンで演出を飛ばせるのは、パチンコとくらべて当たりがかるいのもあるでしょう。

そう考えると、楽しめるポイントが多いぶん、最近のスロットはひどいといわれるスロのほうがマシに感じてきます。

6. 装飾がムダに豪華

装飾がムダに豪華

昨今のパチンコ台は、どんどん装飾がムダに豪華になっていっています。

  • 台にフィギュアがつく
  • 巨大な板などがサイドに取り付けられる
  • 装飾が上に伸びて高さがとんでもないことになる

など、もはやだれも求めていないと思われる、どうでもいいところにお金がかけられているのです。

イブスター店長

装飾にムダにお金をかけているのは、なぜなんだろうな?

お客さんの目を引くとか、興奮を煽るとか、そういった理由もあるでしょう。

でもこれは、台の値段をつりあげるため、「メーカーが儲けるため」もあるのではないでしょうか?

ミナト

パチンコ台は1台50万~60万円とかの値段がします

わけのわからない装飾ぶんが、販売価格に上乗せされていても、ホールは新台を買います。

新台を買った経費のため、釘を閉めるなどしてお客さんからお金を回収します。

ようは、この意味のないムダな装飾のためにも、お客さんは負けを強いられているのです!

意味もなく豪華になっていく台を見て、お客さんはみんなこう思っているはず。

パチンコを打つ人

こんなしょうもないところにお金をかけるなら……、

「コストを安くして、すこしでも還元してくれよ」と。

この、業界が儲けるためにお客さんに損をさせる構造は、ほんとうにひどいと思います。

7. ひっくるめて面白くない

ひっくるめて面白くない

以上のことから、今のパチンコがひどいというのは、ひっくるめると面白くないからです。

  • 勝っても換金率がわるい。負けが込むと貸玉の税金で損した気分に
  • 釘がひどくて回らないストレスでイライラ
  • 勝てないからつまらない
  • ムダに長い演出にうんざり
  • ムダに豪華になっていく装飾に開いた口がふさがらない

など、打っていてつまらないですし、負けて家に帰ったときの気分なんてもうサイアクです。

そして、その「負ける → サイアクな気分」がおそろしく起こりやすくなっているのが、今のパチンコなのです。

ミナト

たしかに、勝てるときもたまにはあります

でもそれは、ほんとうにたまにの話で、勝てたとしても大半はちょい勝ち程度のものでしょう。

毎回こっぴどくやられる負けに見合う勝ちなんて、今のパチンコにはないですよね?

それくらい、還元する余力は今のパチンコ業界にはないから、いつも負けてつまらないと感じるのです。

イブスター店長

そんなひどいパチンコを、これからも打ちつづける意味はあるだろうか?

いや、残念ながら、打ちつづける意味も価値もないと私は思いますよ。

もちろん、ひどいとわかっていても行ってしまう……もあると思うのですが、それは最後にまとめで対策をお話しします。

最近のパチンコはおかしいと感じる原因

最近のパチンコはおかしいと感じる原因

今のパチンコがひどいことになっている理由は以上です。しかしつぎのように、

  • 今のパチンコはおかしい
  • この挙動は……さすがにおかしいのでは?

と、パチンコの負け(当たらなさ・勝てなさ)に「おかしさ」を感じている人も多いです。

そこで最後に、最近のパチンコはおかしいと感じる原因も、あわせて考察・解説しておきます。

ミナト

大前提として、元従業員経験からも、「遠隔」はないと私は思います

たしかに昔はそういったこともありました。

しかしいまの時代、そんなリスクをおかしてまで当たりを操作する必要は、じつはありません。

そうするまでもなく、お客さんを負けさせることはできるからです。

イブスター店長

なんだと、パチ屋はなにをやっているんだ?

というと、中心は以下の2つです。

  1. そもそもが当たらない(これはパチ屋がなにかをしているわけではなくて、お客さんの認識のズレ)
  2. 釘調整による出玉の削り(勝てないひとつの原因)

「①」は当たらないおかしさ、「②」は勝てないおかしさです。それぞれくわしく補足していきます。

1. パチンコはそもそもが当たらない

パチンコはそもそも当たらない

パチンコはそもそもが当たらないようにできています。

どれくらい当たらないかというと、確率分母内に当たる確率は「約63%」しかないくらいに当たりません。

当たりの確率が「1/319」なら、319回まわしても、約4割は当たりを引けずにおわってしまうのです。

ミナト

ちなみにこの「約63%」には計算式があって、以下のとおりです

確率分母内に当たる確率(1/319の場合)

100%-(319回まわしても当たらない確率)=確率分母内に当たる確率

=100%-(1-(1÷319)の319乗)×100
=100%-(0.3673×100)
=100%-36.73
=63.27%=「約63%」

この「約63%」は、確率分母が変わってもほぼおなじ結果がでます。

つまり、以下のようにスペックがちがっても、どれも確率分母内に当たるのは約6割ということです。

  • 甘デジ(1/100)
  • ライトミドル(1/199)
イブスター店長

これまで、「大当たり確率の回数をまわせば最低1回は当たる」と、考えてきたんじゃないだろうか?

それなら、残念なことに、その認識は正しくありません。

また、パチンコは毎回おなじ確率で抽選されるので、ハマったからといって当たりやすくもなりません。

約4割のハズレが連続すれば、600ハマり、900ハマりも余裕で起こります。

ようは、パチンコはもっと当たっていいはずなのに当たらない……と感じてきたのなら、

当たる確率の認識に大きなズレがあって、それでよけいにおかしいと感じているのでは?

という話です。

ミナト

ようやく1回当たったとしても、単発だったらまた最初からやり直しです

最近は釘もわるいので、お金が減る速度も以前より早くなっているでしょう。

そこに認識のズレもあわされば、だれだってそう感じるはず。

パチンコは当たらなすぎておかしい、とですよね。

ちなみに私も、以前までは確変分母をまわせば1回は当たると思っていました。

2. 釘調整による出玉の削りがひどい

釘調整による出玉の削りがひどい
パチンコで勝てない人

なるほど……でも当たる確率はいいとしても、やっぱりパチンコはおかしいほど勝てないですよ

パチンコが勝てなすぎて「さすがにおかしい」

これも、ひとつの理由があります。

それこそが、通常時の回らない釘調整ではなくて、当たり中に出玉を削るほうの釘調整です。

ミナト

パチンコは当たると、「電サポ」が機能して出玉を維持しやすくなります

時短・確変中は、玉が「スルー」を通ると「電チュー」が開いて、そこに入ると玉が出てくるわけです。

といっても、玉がスルーを通らなければ、電チューは開きません。

電チューが開いても、やっぱりそこに玉が入らなければ、時短・確変中でも出玉は減ります。

イブスター店長

ということは、「スルー」や「電チュー」周辺の釘を閉めてしまえば……?

当たり中でも、出玉を維持できる電サポは機能しにくくなりますよね?

ようは、そのようにして、パチンコ店は当たり中の出玉でさえ削りにきているのです。

当たって出玉が「出る」ほうに、お客さんは気を取られているのをいいことに……!

ミナト

そして、ここで出てくるのが通称「ホルコン」です

パチンコ店にはホールコンピューターといって、出玉のIN/OUTを計測できる機械があります。

これにかかれば、大当たり中の出玉や、どれだけ出玉を削れたかの把握もバッチリ。

そのデータをもとに、釘調整の精度を上げていけば、パチンコ店は思うように出玉を操作できるようにもなっていきます。

つまり、パチンコ店が思う「これくらい抜きたい」の目標値に、出玉を近づけていけるということなのです。

しかもひどいのが、そういった削りに対処しようと技術介入をすると、お店側に注意されたりもすること。

イブスター店長

「止め打ち」でムダを減らすようにする、とかだな

ムダ玉の節約もホルコンで把握可能で、お店の注意にしたがわなければ、最悪は出玉を没収されて出禁です。

こんな状況でまともに遊べるわけがありませんし、勝てるはずもありません。

パチンコは当たったとしても、削りによってまともな出玉も得られなくなってきています。

最近のパチンコは負けすぎて「おかしい」……。

そのように感じるのは、当たりの出玉すら店側がいくらでもいじれるのはあるでしょう。

最初でもお話ししたように、今のパチンコは本気でお金を取りにくるので、もはや容赦もなにもないですよ。

今回のまとめ

  • 今のパチンコがひどいのはホールの経営が危ういから
  • 今のパチンコは回らないし、勝てないし、面白くない
  • パチンコ以外の有意義なことにお金を使うのがオススメです

今のパチンコがひどいというのは、根本の原因にはパチンコ業界の経営難があります。

どこも経営がカツカツで、還元する余力がないので、お客さんはひたすら負けを強いられているのです。

ミナト

それがあるからこそ、「回らない、勝てない」とかのひどい状況が生まれているわけですね

そしてこの状況は、今後も大きな改善は見込めないでしょう。

このさき、ある程度設備投資がすんだり、体力があるホールだけが生きのこったりする状況はおとずれると思います。

イブスター店長

それでも、「儲かったからじゃあ値下げします!」なんて企業がほとんどないように、だ

そのまま抜かれるだけになるのではないでしょうか?

これまでお客さんから抜けてきたのなら、これまでどおりの抜きで利益を上げていこう

パチンコ店からはそのように、ひどい状況でもやってくるお客さんはいる、とすでに見られてしまっているからです。

ですから、今のパチンコに嫌気がさしているのなら、この機にほかのことをしてみてはどうでしょうか?

パチンコに行ってしまう人

ひどいとわかっていても行ってしまうんです……

と、パチンコがやめられない状況だったとしても打つ手はあります。

ミナト

10年以上こっぴどくやられてきて、それでもやめられなかった私でもパチンコは引退できました

正しい手順・方法を駆使していけば、やめられないパチンコでもやめることはできます。

そしてギャンブル以外の娯楽はどれも、遊んでいてイライラなんてしない楽しいものばかりですよ。

パチンコがやめられなくて困っているときは、ぜひほかの記事も参考にしてください。

ギャンブルへの依存から抜け出せた経験をもとに話をしてあるので、かならずや問題解決のお役に立てるはずです。

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コメント一覧 (4件)

  • コメント失礼させて頂きます。先ずはとても為になる記事だと思いました。いわゆるパチンコ業界は、国や法律すらもお金で変えられると日本人を非常に嘗めた考えの業界です。
    その思惑の肥やしになり続けるのか否かだけだと思います。客を客と思わずカモと思っている時点でパチンコ業界は潰れて然るべきでしょうね。
    既に最近の大当たりの不自然さに気付いている人達は、パチンコを辞めています。昔の釘や設定を元にした勝負は、今は有りません。ホールをイントラネット化し、目には見えない出玉率と言う縛りによって一台一台を制御管理している以上、勝つ事に面白さや夢は無くなりました。パチンコ業界は自ら墓穴を掘った訳です。
    衰退して然るべきでしょうね。

    • こちらこそコメントをありがとうございます。

      お客さんをカモと思っている時点で、というのは、本当にそのとおりですね。
      お店が潰れてもお客さんに悲しまれず、むしろ「ざまあみろ」のように思われるのなんて、パチンコ店ぐらいなのではないかという気もします……。
      もうパチンコはやめてほかのことで遊ぶようにするのがいちばんいいと思います。

  • 今日、初めてミナトさんの記事を読みました。どんどんと興味が湧きサクサクと読めて良いです。

    私はパチンコしか知りませんが、ギャンブルは勝っても負けても虚無感が残ります。

    最初、ミナトさんの絵を見たとき依存症当事者をカモにした怪しい記事かと思ってしまいました…
    実際に断ギャンブルのSNSや掲示板に悪い人が潜入してくることもありました…

    しかし、この記事、ブログは依存症当事者が正直に感じてたことを上手く正しく理屈で説明できてると思います。

    どんどん他の記事も読みます、期待しています。

    ありがとう。

    • とっとさん、コメントをありがとうございます。
      またお問い合わせのご連絡も確認しました。こちらであわせてお返事させていただきます。

      SNSや掲示板に怪しい人が、というのは私も似た経験があります。
      パチンコをやめようとがんばっている人に、わざとパチンコ・スロット画像を見せて冷やかしてきたり……といったようなものですね。
      (※とくにSNSでは、儲け話をふっかけてくる詐欺みたいなのも多いのではないかと思います)

      そういったこともあったからこそ、私は、パチンコをやめたいと強く思っている方の気持ちをそぐようなことはしないよう心がけています。

      なかにはネタ的な話の記事もありますし、画像(絵)で遊びをもたせているところもあります。
      しかしそれはあくまで箸休めみたいなもので、基本的にはギャンブルをやめたい方のお役に立てる記事を、と考えています。

      今後もよりよい記事を書いていけるよう努力したいと思います。
      なにかご相談などあれば、またいつでもコメントください。こちらこそありがとうございました!

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