【裏技】パチンコがやめられない時は「勝ちにこだわる」という方法もある

パチンコは勝ちにこだわることで、負けていたときには見えなかった、本来の姿が見えてくるものなのかもしれません。

パチンコは胴元がもうかるようにできているので、やり続ければやり続けるだけ負けていくものですが、なかには勝っている人がいることも事実で、そういった人たちは勝ちにこだわっているからこそ勝っているのだと思います。

そこで、あくまでもパチンコをやめるための方法として、パチンコ(スロット)で勝ちにいく、勝つことにとことんこだわる、というものがあります。

この方法は一歩間違えると、ほんとうにパチンコから抜け出せなくなる可能性があることから、あまりおすすめできるものではありません。しかし、考え方として有益な部分もあることはあるので、今回はこの、いわば裏技についてお話ししたいと思います。

理論上勝てる台は存在する

パチンコの場合は釘がどうこうという問題があるので、正確な数字は把握しづらいと個人的には思っているのですが、スロットの場合、最も設定が低い「1」でも、機械割(ペイアウト率)が100%を超える機種は以前から存在していました。

この機械割が100%以上というのは、理論上はやればやるだけ客側がプラスになっていくというもので、店側にとってはマイナスになることから、本来はそんなものがあること自体おかしいことなのかもしれません。ところが、完全攻略、ようは技術介入によってそれが可能となる機種があるのです。

設定1で機械割が100%以上ということは、変な話、いつ打ちに行っても理論上は勝てるということになります。では、どれくらい勝てるということになっているのか、まずは一度、この機械割100%以上とはどういう話なのかを確認しておきましょう。

スロットの機械割(期待値)の計算方法

よく耳にするスロットの機械割の、何回転まわせば何枚出るのかという期待値には計算式があり、まわす回転数と賭けるメダルの枚数を、以下の式にあてはめることで求めることができます。

計算式

〇000回(回転数)×〇枚(賭けメダル)×0.0〇%(機械割)=(出玉期待値)

ちょうど100%であればプラスマイナスゼロになる、ということになるわけですが、たとえば、機械割101%の台を、すべて3枚がけで8000回まわした場合は、以下のようになります。

8000回(回転数)×3枚(賭けメダル)×0.01%(機械割)=240枚(出玉期待値)

同様の計算式で求めると、機械割が102%であれば480枚、103%であれば720枚が理論上はプラスになるということになるわけです。

また、これは都道府県によっても異なりますが、等価交換ではない地域では1枚あたりの換金率が17.86円(56枚交換)あるいは、18.87円(53枚交換)が多いように感じられ、個人的には前者のほうが多いような気がするので、先ほどの計算で求めた数字にこの換金率をあてはめると、機械割100%以上の期待値は以下のようになると思われます。

機械割/期待値出玉交換率(56枚)収支
101%240枚17.86円/枚+4286.4円
102%480枚17.86円/枚+8572.8円
103%720枚17.86円/枚+1万2859.2円

(回転数は8000回で計算)

実際は取りこぼしや技術介入のミスもあるはずですし、すべてが3枚がけではない場合なども含まれた機械割だと思うので、多少の変動はあるとは思います。

とはいえ、この手の台をまる一日ぶんまわしたとすると、理論上はだいたい、機械割が101%で4000円ちょっと、103%であれば1万円以上がプラスになる、ということになるのです。

勝ちにこだわるという裏技(スロット編)

機械割100%を超えている機種であれば、100%を超えている数値分だけ“理論上は勝てる”ということになるわけですが、今回はいちおう勝ちにこだわると題しているので、ここからはいくつかの勝率を上げる方法について言及していきたいと思います。

1. 会員カードをつくる

等価交換ではない地域で勝ちにこだわるのであれば、会員カードはつくらざるをえません。

非等価での場合、交換はメダル1枚に対してだいたい1.2~2.1円ほどが取られることになりますが、これを少しでも回避する方法に「再プレイ」というものがあり、一定の枚数までは翌日以降も貯玉で遊技することができるというシステムがあるからです。

基本的には店舗によって上限値が設定されてはいるものの、たいていは500枚までは再プレイすることできるので、これを利用することで、その上限値分だけ投資金額を抑えられるということになります。

たとえば、50枚貸しで56枚交換の場合は、「500枚×17.86円=8930円」と、500枚を交換するのに1070円が取られるので、これを再プレイにまわすことで、毎回1070円分、投資金額が安くなると考えることができます。

数回であればたいした金額にはなりませんが、これが何十回と積もってくると、換金率だけで数万円を損してしまうということになり、さらには、余り玉と交換する景品はぼったくりレベルに高いことも多いため、会員カードをつくることで、そういった無駄もはぶくことができるのです。

2. 負けてもほかの機種を打たない

理論上は機械割100%とはいえ、スロットはギャンブル以外の何者でもないので、負けるときはもちろん負けますし、どこが100%超えなのかまったくもってわからないようなことも起こりえます。

しかし、そんなときでも負けを取り返そうとして、不利な機種で勝負を挑まないようにしなければなりません。

私の場合は結局無理でしたが、これ(ほかで負けを取り返そうとする)をやってしまうとすべての意味がなくなり、鉄板で負けることになるので、ダメなときはいさぎよく帰るか、ひたすら期待値を追うしかないと思われます。

3. 確率が収束するので深追いはしない

機械割が設定1でも100%を超える台というのは、おもにボーナスとアシストで出玉を増やしていくタイプで、比較的波は荒くないものが多いと思います。

ところが、ある程度のまとまった出玉が出る、または確率以上に当たると、そこからはまるで無抽選となったかのようにハマり始め、結局はプラスマイナスゼロに近い数値におさまる、というパターンがやたらと多いような気がするのです。

機械割だ、期待値がどうとかの話だけであれば、ひたすら打ち続けるのがいいのかもしれませんが、「大数の法則」という確率の収束論のようなものもあるので、個人的には出たらやめたほうがいいように思います。

ただ、人間は欲深いので、もう少し出るだろう、もう少し出したい、と思ってしまうものですから、深追いはしないというのはむずかしいかもしれません。

4. その他

そのほかの勝率を上げる方法としては、特定日のイベント狙いや、夕方以降からは行かない(ダメな台くらいしか残っていないから)とか、収支を正確に記録するなど、いろいろとあるとは思います。

しかし、設定1でも勝てるということであれば、いってしまえば、いつ・どこの店舗で・どの台を打とうが変わらないということにもなるので、結局は1~3の方法を徹底するしかないような気もします。

もっとも、それはできればの話で、大多数の人は負けたまま帰れない、深追いしてしまうからこそ理論上は勝てる台でも負けてしまうわけで、それがどうにもならないのであれば、最終的には負けることになると思われるので、この方法はやめておいたほうがいいのかもしれません。

実践してみて感じたことと裏技の効果

ギャンブルというものはある種の無双状態のようになれるときがあり、たいていはその日だけで無双モードは解除されますが、きわめてまれに、長期間(1~2か月ほど)にわたって無双状態が続くことがあります。

かくいう私も10年以上パチンコ店にかよっていたので、そういったことは2回ほどあったと記憶していて、その1度目は、肩書だけの学生時代に毎回のように設定がつかめていたときで、2度目は、今回の話のように機械割を追っていたときでした。

前者は高設定に座れていただけの話なのでそれはいいとして、後者の機械割を追っていた時期というのは、朝から打ち続けていても運よくへこむことが少ない、つまり、負けてほかで取り返す必要がほとんどなく、粘っていても大きくハマることも少ないという、台が機械割以上の挙動をしていたのです。

そこで私は、その時期にかぎっては、パチンコ店に行けばお金が増えるといった状態になっていたわけですが、そのときに思ったのです。

これになんの意味があるのだろうかと。

休日は朝から毎回同じ機種を打ち続け、閉店の1時間ほど前まで粘り、その時期はたしかに1万円前後は安定して勝てていたかもしれません。けれども、しだいにその行為は娯楽ではなく作業のように感じられるようになり、若干の苦痛を伴い始めているようにも感じられました。

そして、それを続けるうちに、パチンコでお金を増やすことに意義があるのか、こんなことをしていてなんの意味があるのか、私にはわからなくなってしまったのです。

お金というものは、生きていくためには絶対的に必要なものであり、それがらくをして稼げるのであれば、それに越したことはないのかもしれません。しかし、お金を得るということは本来、労働の対価であって、そこにつらさや楽しさといった経験があるからこそ、大切なものになりうるのではないかと私は思っています。

そう、パチンコで稼いだお金には、そういったものはなにもなかったのです。

しんどい思いをしても、その経験がなにかに活かされることはありません。勝ったお金はまた次の軍資金になるだけで、そこに価値は感じられません。じわじわと増えていく口座の残高を見ても、そのお金がなにをなすのかはわかりませんでした。

私にとって機械割を追うということは、ただ意味のない時間を過ごしているだけにすぎず、そして無双状態の終焉とともに負けるようになり始め、結局のところ、無駄な時間を費やしただけとなってしまったのです。

パチンコは負けているからこそ面白く感じる

また、この件で判明したことは、勝負というのは勝つか負けるかわからないからこそおもしろいのであって、理論上勝てるような勝負にはなにもおもしろみを感じることができず、この時期に関しては、私は朝からパチンコ店に行くのがしんどいと感じるようになっていました。

人間はお金を得ることよりも、失うことに恐怖を感じるといいます。それならば、少ない投資から勝ち始めるときよりも、大きなマイナスから負けを取り返しているときのほうが、より強い高揚感を得ることができると考えられます。

たのむ、たのむから当たってくれ。これが最後のチャンスだ、もういましかないんだ。よし、当たった、最高のタイミングで当たったぞ!

そのような強いスリルや興奮というのは、恐怖のなかで失われたお金が戻ってきているからこそ感じられるものであって、お金が失われていない状態ではけっして味わうことができない感情なのかもしれません。

ようするに、パチンコというものは負けるからこそおもしろいのであって、勝ちにこだわるということは、できるだけ少ない投資で出玉を増やす行為になるので、それを続けるとパチンコがとたんにつまらないものになり、しだいにやる気が失せてくるようにもなるのです。

勝ちにこだわるという裏技の効果は、その行為に意味が見いだせなくなること、そして、おもしろさが封じられたパチンコの、それが本来の姿なのかもしれない、つまらなさを知ることができるということです。

今回のまとめ

・スロットは勝ちにこだわれば勝てる可能性がある
・作業と化したパチンコに意味は見いだせない
・お金うんぬんを抜きにしたパチンコはつまらない

パチンコは勝ちにこだわることで、負けていたときには見えない無意味さ、つまらなさを知ることができるものだと思います。

しかし、お金というものはあればあっただけ困るものではないですし、そこにきれいもきたないもないと考えてしまいそうなのであれば、そのままパチンコ店から抜け出せなくなる可能性も高いと思われるので、この方法はやめておいたほうがいいのかもしれません。

らくをしてお金を稼げると知ってしまえば、人はどんどん、らくなほうへ流れていってしまうものだと思いますから。

私の場合はこの件をとおして、増えたお金という結果よりも、お金を増やすための過程のほうが重要なことだと感じることができました。その過程がパチンコでの勝負では、増えたお金に価値はなかったということです。

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