パチンコに行くといつも負けるんですが、負けない方法ってのはないんですか?
パチンコは運要素が強いギャンブルなので、それで食っているプロでも常勝とはいきません。
でも、負けを遊びの範囲内ですませることは、人によってはできると思います。
この記事では、パチンコで可能なかぎり負けないようにする方法を紹介していきます。
- パチンコでの勝ち負けに関する基本的な考え方
- パチンコで負けない(可能なかぎり遊びの範囲ですませる)7つの方法
- パチンコで二度と負けない最強の方法とは【余談】
パチンコ・スロットでうまく遊ぶのは、正直いってかなり難しいですが、不可能というわけでもないと思います
なかには娯楽として、遊びの範囲内でつきあえている人もいるからです。
そういった人たちがやっているような、負けを減らして適度に遊ぶ方法をまとめていきます。
プロがやっているのは「遊びじゃなくて仕事」だし、トータルで勝ちつづけるのは難しいと思うが、
できるだけ負けないようにすることならできるはずなので、参考にしてみてください。
余談として、「パチンコで二度と負けない最強の方法」なるものも、あわせてお話ししておきます。
ミナト
10代で行った初めてのパチンコで大勝し、パチンコ・スロット漬けの日々へ。借金を重ね、多くを失い、10数年もの間ギャンブルをやめられなくなる。しかし他者の力も借りて依存症を克服。その経験をもとに依存からの脱出方法を発信している。併設店・専門店での従業員経験もあり。>> プロフィール詳細はこちら
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パチンコは基本的に負けるものと考えよう
本題に入るまえに、「大前提」になることからお話ししておきます。
パチンコは負けるようにできていて、「やればやるだけ負けていく」という話です
パチンコが勝てない理由でも解説してありますが、ギャンブルには控除率といって、お店側の取り分が設定されています。
これだけ遊ぶと、使ったお金から「設定された〇〇%が引かれていく」というもの。
この控除率は、どのギャンブルにもつきものです。
単純な話、胴元がもうからなければ、お店を運営していくことなんてできないからですよね。
つまり、パチンコ・スロットは、やれば負けるのがあたりまえなのです。
じゃあプロはどうして勝ちつづけていられるんだ?
というと、パチンコでいえばボーダー以上、スロットでいえば機械割100%以上の台ばかりを打っているから。
- 抽選にならぶ
- お店を何店舗もまわる
- 遠くの店舗や、県外まで遠征することもある
こういったことを、「労働」としてやっているからです。
遊びではなく、生活費をかせぐ仕事としてパチンコ・スロットを打っているので、できるのです。
ふつうに働いて、休日の遊びで……となると、毎日お店に行けるプロのようにはいきません。
休日の朝から行って、「いい台が取れなかったからやっぱりやめた」は難しいですよね?
仕事で時間の制限があるとなると、休日くらいしかゆっくり打てる日はないので、分がわるくてもやってしまいます。
ですから、この記事で見ていくのは、できるだけパチンコで負けないようにする方法です。
「勝ちつづける」ではなく、できるだけ「遊びの範囲内ですませる」
そういった、負けを最小限におさえる手段を紹介していきます。
パチンコで負けないようにする方法7選
では、「ある程度の負けはしかたがない」がわかったところで、本題です。
パチンコで負けない(遊びの範囲ですませる)ようにする方法を7つ紹介していきます。
ここで紹介するのは、以下の方法だ
- 勝率を上げる方法を駆使する
- 負けを取り返す気持ちを制御する
- 追い銭にストップをかける
- やめどきを守ってうまく切り上げる
- 借金問題があるなら解決させる
- 余剰資金をほかで稼ぐ
- パチンコ・スロット以外の趣味もつくる
前半「①~④」は遊戯中の話で、後半「⑤~⑦」はふだんの生活の話です
前半部分はかぶっている話もありますが、どれも独立したもので、後半も「負けないようにする」にかかわっています。
それぞれ補足しながら解説していくので、どうぞ順番にごらんください。
1. 勝率を上げる方法を駆使する
まずは遊戯中の(打ち方の)話からで、パチンコで勝つ方法を駆使する手段です。
最初でお話ししたように、世の中にはそれで食っているプロや、仕事をしながら副業でパチンコをしているような人もいます。
それで、そういった人たちはどうして勝てているかというと、
勝率を上げる方法を駆使しているから
で、そのような手段を使っていくことで、負けの金額を減らしていくことができるでしょう。
具体的には、つぎのような手段があります
- 会員カード(貯玉)を使う/再プレイで手数料のムダをはぶく
- 勝ち逃げに徹する/出玉を確保したらやめる。打ち続ける(勝てる)理由がないならやらない
- データ取りをする/釘調整や設定変更のクセをつかむ。テキトーな台に座らない
- イベント日だけ行く/還元日を利用して勝率を上げる。マイホ以外の店舗にも行く
- 技術介入をする/店に怒られない範囲で止め打ちなどを使ってムダを減らす
正直、遊びでパチンコを打ちにきているので、徹底するのはむずかしいです。
データ取りをする時間は取れないだろうし、店が回収モードでも、休日なら行きたくなるだろう
でも、できるだけ負けないようにするためには、それなりのことをしなければならないでしょう。
ある程度の制限はかかってもパチンコで遊びたい
ということなら、まずはパチンコで勝つ方法から参考にしてみてください。
パチンコで勝つ方法まとめ
2. 負けを取り返す気持ちを制御する
ギャンブルは負けると負けを取り返したくなります。
この感情をコントロールして、負けすぎないようにする方法です。
私たち人間には、「損失を回避」したくなる心理があります
これをプロスペクト理論というのですが、ようは、パチンコの負けはなんとかして取り返したくなるのが人のさがなのです。
でも、それをやってしまうと、
回らなくても、低設定濃厚でもおかまいなくお金をつぎ込んでしまって……「大負け」
と、この「負けを取り返す」のせいで、たいがいの人はよけいに負けてしまうわけです。
そこで、負けを取り返したくなっても、なんとかコレをこらえていきます。
具体的には、つぎのような方法があるぞ
- 理論上勝てる台しか打たない/機械割100%超え、ボーダー以上の台しか打たない
- 余剰資金を増やす/負けてもそこまで痛くないくらいに余剰資金を(べつで稼いで)増やす
- 負けに対する考え方を変える/パチンコの負けは遊びで使ったお金と割り切る
その日の負けはその日のうちに取り返したい
この気持ちをセーブできないと、パチンコでの負けは、天井知らずでふくらんでいきます。
根本的な心理の問題なので、コントロールするのはかなりむずかしいです。
でも、パチンコでこっぴどく負けないためには、「負けを受け入れる」のは必須となるでしょう
くわしいことは、負けを取り返したいときの対策に書いてあるので、こちらもあわせてどうぞ。
3. 追い銭にストップをかける
追い銭、ようは追加投資にストップをかける方法です。
アツくなってお金を突っ込まないようにすることで、負けすぎるのをふせいでいきます。
追い銭も、結局は「負けを取り返したくなる」からするわけだが、
それ専用の対策はあって、つぎのような手段が有効です。
- 当たりがおわったら即ヤメする/最初の当たりはいちばん勝率が高いといえる
- またいつでも打てると考える/パチンコ・スロットを打つ機会はいくらでもある
とくに考え方として重要なのは、「またいつでも打てる」ということでしょう
パチンコはべつに逃げていくものではありません。
撤去間近とかでなければ、つぎの休日など、打てる機会はいくらでもあります。
ダメな日はダメで、またつぎの機会に打ちにこよう……とすれば、負けも最小限でおさえられるはず。
パチンコで負けの金額がえげつないことになっていくのは、
- 負けを取り返す+追い銭
これによって、お金を捨てるかのように不利な勝負をしてしまうからです。
そこでストップをかけられれば、投資金額も、遊びの範囲内にしていけるのではないでしょうか?
追い銭にストップをかける方法
4. やめどきを守ってうまく切り上げる
パチンコには明確なやめどきがあります。
やめどきを守ってうまく切り上げられれば、勝ち分は確保・負けは遊びの範囲にしていけるでしょう。
パチンコのやめどきは、つぎのようなものがあります
- 回転率がボーダー以下/いつやめてもいい
- 決めた予算に達したとき
- 収支がプラスになったとき/勝ち分を確保
- 閉店で当たりを消費できなくなるまで/回る台は期待値を追う
ここまでのとおりで、ギャンブルで最重要なのは「いいところで切り上げる」ことだ
いい台に座れて、期待値を追って負けたのなら、それはもう運の話なのでしかたがないです。
でも、あきらかにダメな台を追って負けるのは、いってしまえば犬死にみたいなもので、ムダな負けでしかないでしょう。
パチンコ・スロットは、いうほど勝てません。
勝てても1万~2万円くらいが多いのではないでしょうか
それで負けるときはうん万円も負けていたら、それは遊びではすまなくなってきますよね?
だからやめどきはしっかり守って、パチンコでの大負け(爆死)をふせいでいくのです。
1回で7万円も8万円も負ける爆死がなければ、軍資金の減りもゆるやかになるはずです。
投資が5万円とかも正直使いすぎだろう
そのレベルの投資で勝てる日なんてほとんどありません。
たいていはそのまま負けるだけなので、パチンコのやめどき(8選)も参考に、スマートに勝負を切り上げましょう。
5. 借金問題があるなら解決させる
さてここからは、ふだんの生活の話です。
借金をしながらパチンコをしているなら、この問題はいまから解決させていきましょう。
軍資金を借金にしていて、負けが遊びの範囲内ですむはずがないからです。
そもそもの話、遊びで借金をするのがよくないだろう
ひと昔前なら、たしかに借金をしてでも遊ぶ……といった「文化」のようなものはありました。
しかしアレは、景気がよかったときの話で、働いてきちんと返せるからこそのものだったと思います。
パチンコでの借金は、そういうものではないですよね?
勝てるアテも、きちんと完済できるアテもなく、ただ打ちたいから軍資金を借金にたよっている。
借金をしながらパチンコをしている人の多くは、そうなのではないかと思います。
ようはその場しのぎで、ひとまず利息を払って、問題を先延ばしにしているだけではないでしょうか?
借金問題は、きちんと解決させようと思えばできるものだ
パチンコをつづけたいならなおのこと、この問題は最優先で着手したほうがいいですよ。
解決策は、パチンコの借金を自力で返済する6つのコツでまとめてあります。
- 借金を返済していくのがむずかしい場合は、借金を減らして返済をラクにできる
と、じつは気軽に使える救済措置もあります。
利用方法もあわせて解説してあるので、借金があるなら、あわせてチェックしておいてください。
6. 余剰資金をほかで稼ぐ
パチンコに使う軍資金を増やす、つまり「余剰資金を稼ぐ」のも負けないためには必要なことです。
余剰資金を増やせれば、ある程度の負けはしかたがない、と、あきらめて勝負を切り上げやすくもなるからです。
収入にもよりますが、負けを取り返したくなるのは、5000円~1万円とか、そのあたりからではないでしょうか?
でも2000~3000円くらいの低投資だったら、まあこれくらいならいいか、とも感じますよね。
数千円なら1回の飲み代よりも安いですし、それくらいなら、遊びで使うお小遣いとしても納得できる金額です。
ようは、パチンコでの勝負が切り上げられなくなるのは、なくなってもいいお金の範囲を超えてしまっているからなのです。
ではそこで、収入がいまの何倍かになったらどうだろうか
収入にともなってお小遣いも増えれば、
- 5000円くらいならいいか、1万円は……でもまあいいか
と、あきらめがつく金額もアップしていくといえるのではないでしょうか?
したがって、収入を増やすことでも、パチンコでの負けを遊びの範囲内にしていけるわけです。
収入アップは、「パチンコよりも稼げる副業」の記事でまとめてあります
いまの時代、副業も自宅でたくさんできるので、気になるものからはじめてみるのがオススメです。
7. パチンコ以外の趣味もつくる
パチンコ以外の趣味をつくるのも大事でしょう。
パチンコ以外にもすることがあることで、休日は1日じゅうパチンコとか、そういった状況をふせげるからです。
パチンコに行って途中で切り上げられなくなるのって、「帰ってもすることがない」はありますよね
状況的にやめてもよかったとしても、
- まだ午後2時だし、家に帰ってもやることがないから……
と、パチンコしかやることがなくて勝負を切り上げられません。
なにをすればいいのかわからないのもあって、やめどきを逃してしまうのです。
ではそんなとき、パチンコ以外にも趣味があればどうだろうか
パチンコ店からでたあとでも、のこったその日の時間を有意義に使えるのではないでしょうか?
- 休日でも「今日は回収日だから」と行かない
- 抽選に外れたら「今日はやめておこう」と帰る
こういったことも、できるようになるかもしれないですよね。
ようは、パチンコ以外にも時間を使えるようになれば、それだけ不利な勝負をしないですむ(負けにくくなる)という話です。
パチンコ以外の趣味も、以下の関連記事でまとめてあります
個人的には、パチンコはやめてほかの趣味に集中したほうがいいと思うのですが、こちらも見てみてください。
パチンコ以外の趣味まとめ
余談:パチンコで二度と負けない最強の方法
パチンコで負けない(可能なかぎり遊びの範囲内ですます)ための方法は以上です。
実践できれば、それなりの成果はだせるのではないかと思います。
ただ、正直いって、これらを実践できる人はかなりの少数派だと思います
ギャンブルというのは、頭ではわかっていても、どうしてもアツくなってしまうものだから。
そこで余談として、「パチンコで二度と負けない最強の方法」なるものを最後にお話しします。
その方法とは……ズバリ、パチンコをやめてしまうことです。
パチンコ・スロットは、じつは、やればやるだけ依存が進行していくものでもあります。
脳がギャンブルの刺激に慣れてしまい、もっともっと、となっていくもので、しだいに欲求をおさえられなくなります。
そしてそれが進行して、ギャンブル依存症という「病気」になってしまうと、どうだろう
自分の意志でパチンコをコントロールできなくなり、うまく遊ぶのなんて不可能になってしまうんですよね。
厚労省による2017年の調査では、生涯でギャンブル依存症が疑われる人は推計320万人でした。そのまえ(2014年)に公表された結果では、なんと依存症者の推計は536万人。
現在のパチンコユーザーが700万~800万人くらいなので、これはかなりの人数です。
つまり「うまく遊ぶ」のはほとんどの人にはできないということ。そればかりか、ギャンブル依存症という病気にまでなってしまうのもかなりの率だという話です。
ひとたびギャンブルに依存してしまえば、これまで見てきたすべての実践は不可能になります。
遊戯中も、ふだんの生活もそう。
いっさいのコントロールはきかず、ただひたすら負けるだけになってしまうでしょう。
でも、そこでパチンコをやめられれば、すべての問題は解決します
うまくやる必要もなくなりますし、そしてなによりも、今後は1円たりとも負けません。
パチンコで二度と負けなくなるので、勝とうとする必要も、負けを取り返そうとする必要もなくなるのです。
ムリがあるものをなんとかうまくやろうとするか、きっぱりやめて、ギャンブルでは二度と負けない人生を歩んでいくか
正直おすすめなのは後者、この「二度と負けない最強の方法」です。
うまく立ち回るのは完全に不可能だった私でも、パチンコをやめることはできたので、まだこちらのほうが難易度も低い気がします。
今回のまとめ
- パチンコは基本的に負けるものと考えたほうがいい
- うまく立ち回れれば負けを遊びの範囲内ですますこともできる
- パチンコで二度と負けない最強の方法は「引退」
パチンコは9割が負けるといわれますが、そのなかには、負けを遊びの範囲内にできている人もいます。
本記事の方法を実践できれば、そのように、ある程度の負けでパチンコをつづけることはできるかもしれません。
ただ、最後にお話ししたように、です
パチンコでうまく立ち回れるのは、ごく一部の人だけです。
おまけにギャンブルに依存症状がでてくるとなれば、すべては実現できない「理想論」になりさがってしまいます。
ですから、
パチンコがやめられないからこそ、うまく立ち回る方法をさがしている
ということなら、この機に、やめる方向に進んでいくのもいいと私は思います。
パチンコを引退すれば、もう負けるもなにもない!
なにかで勝負がしたいのなら、パチンコではなく、人生での勝負をすればいいでしょう。
パチンコをやめれば人生での勝ちも目指せるようになりますし、そのほうが楽しいと私は思いますよ。
パチンコがやめられない時の対策まとめ
パチンコではなく人生での勝ちを目指せ
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