
脱パチンコをするにはどうすればいいんだ?
ある程度パチンコ店に行っていると、脱パチ・脱スロを完遂させるのは至難のワザと化します。
ギャンブルに対して依存症状がでてくるので、「意志の力」だけでは、対抗できなくなってくるからですよね。
そこで本記事では、最初の1週間に特化した、脱パチンコの成功率を大幅に高める方法を紹介します。
- 脱パチンコの最初の1週間がツラい理由
- 最初の1週間に特化した脱パチンコ方法6選



脱パチは最初の1週間でキマる、といっても過言ではないです
なぜかというと、そこがひとつの山場でもあるから。
そしてそこを越えるワザを身につけておけば、2週間目以降も、おなじワザで乗り越えていけるからです。
どうぞ最後までごらんいただき、まずは最初の1週間、
- そして2週間
- そのまま1か月間以上
と、脱パチンコの完遂をめざしてください。では見ていきましょう!


ミナト
10代で行った初めてのパチンコで大勝し、パチンコ・スロット漬けの日々へ。借金を重ね、多くを失い、10数年もの間ギャンブルをやめられなくなる。しかし他者の力も借りて依存症を克服。その経験をもとに依存からの脱出方法を発信している。併設店・専門店での従業員経験もあり。>> プロフィール詳細はこちら
脱パチンコは最初の1週間がとくにツラい


私は10年以上パチンコ・パチスロがやめられなかった元依存症で、何度も失敗を経験してきました。



1年以上やめていたのに再発……とかもです
そして、そのことから学んだのは、つぎのことでした。
脱パチ・脱スロは最初の1週間がとにかくキツイ。
具体的な対策をとらなければ、ほぼ失敗します。
- もうやめる
- きょうから行かない
- パチンコはこれでおわりだ!
お金と時間があれば、全部ムリ。
とにかく、離脱しようの意志だけでは、脱パチンコは成功しません。
依存症状があると、意志の力だけでどうにか……ではすまなくなってくるからです。
長期間やめられていても、ひとたび行けば、これはおなじことが起こりました。つまり最初の1週間はいつでもキツかったということです。



ちなみにこれは、ほかの依存症でも似たことがいえます
- タバコはニコチンが抜けきる3日がピークで、1週間ほどツラさがつづくとされる
- アルコール依存は2~4日目にツラさのピークを迎え、その後3~4日ほどつづくとされる
このとおり、依存を断つには、どれも最初の1週間を越えていかなければなりません。
じっさいには1週間以上ツラさがつづくことも多いですが、とにかく、ピークは最初の1週間にくるのです。
ではパチンコの場合、このやばすぎる「魔の1週間」を耐えるにはどうすればいいのか?



「意志」以外が必要ということか?
そう、それ以外で、具体的な対策方法をとってあげればいいのですね。
意志だけでどうにもならないのなら、そこにべつの力を加えてあげればいいのです!
脱パチ・脱スロの成功率を高める6つのチート術


最初の1週間がツラいということは、逆にいえば、こういうことです。
そこを越えられればなんとかなる
じっさい、私の経験からも、1週間を越えられれば「なんとかなる率」は一気に上がると感じます。



そんなわけで、ここからが本題です
「脱パチンコ・脱スロットを成功させる6つの方法」を一気に見ていきましょう。
すべて実践する価値はあるものなので、どうぞ参考にしてください!
1. 休日前は夜更かしをして昼に起きる


休日前は夜更かしをして、まる一日フリーな休日は「昼ごろに起きるようにする」方法です。
そもそもの話、脱パチ・脱スロが最初の1週間で失敗しやすいのは、そこに休日があるからです。
- なぜか朝9時ごろに目が覚める
- 開店前に「行くか行かないか」の葛藤がはじまる
- 最終的には「行く」が優勢になって失敗
このとおり、パチンコ店が開店するまえの時間は、「早く行かないとオープンしてしまう」もあって失敗しやすい。
ようは、休日というか「休日の朝」こそが、もっとも危険な時間でもあるのです。



だったら、その時間をなくしてあげればいいわけですよね?
そう、まずはこの「休日の朝」をどうにかすることで、脱パチンコの成功率を高めていきます。
具体的には、
- 休日の前は朝(遅ければ遅いほどいい)に寝て、
- 当日は「開店後」の昼ごろに起きるようにする
このようにするのがいいでしょう。
休日前夜に寝る時間は、朝4時前後とか、午前中には起きられないくらいがちょうどいいですよ。
昼ごろに起きるメリット


さて、この方法をとることで、つぎのような考え方の変化が見込めます。
- 今から行っても最初の2~3時間はもう打てないな(=損をした気分になる)
- 打ちたい台はもう取られているかもしれない……(=だったら他の日でいいか)
- 腹が減ったな、なんか食べたいな(=つぎの方法にもつながる)
昼ごろに起きるだけで、「早くしないとオープンしてしまう」が、
「オープンしているからまた今度でいいかな」
に変わり、それだけで行く気も失せてきたりするのです。
依存度が高ければ高いほど有効かと。
- 朝イチから堪能できないとなれば、ひとまずは「また次の休日に……」
- 徹夜で起きていた場合でも眠気で堪能できなくなるので「また次の休日に……」
となったりします。それをくりかえし、行かない時間をかせいでいきます。
夜眠くなってしまって夜更かしができないのなら、帰宅後に仮眠をとるなどして夜にそなえましょう。



普段どおりの生活をしていれば、普段どおりの結果しかでません(これ重要です)
だからこその「生活リズム変更」です。
なにをして夜更かしをすればいいのかは、パチンコ以外の趣味・暇つぶし(後述)でもまとめてあるので、それがおすすめですよ。
2. 昼ごはんを食べて寝る


もっとも危険な休日は、最初にお昼ごはんを食べるのがひじょうに有効です。
まず、食べることで食欲が満たされて「パチンコに行きたい欲を抑えられる」から。
そしてなによりも眠くなるからです。
さきのとおり、最初の期間は、パチンコに行きたくてしかたがなくなります。



メシよりもパチンコだな
ところが、食べたいものを食べることで、なんと「この欲」は多少は抑えられるのですね。
代償行動といって、ほかの方法で欲を満たすのは、依存症対策として有効なことで知られています。ニコチン依存症などでよく聞くワードです。



ですから、休日は起きたら食べましょう
どうせパチンコ店が開店しているなら、もう開店ダッシュは不可能なので、ひとまずは空腹を満たすことに専念しましょう。
じっさいにやってみれば、パチンコ欲がやわらぐのを体感できるはずですよ。
そのまま寝れば効果は絶大に


また、食べたらそのまま寝ることで、パチンコ店が開店している時間を「強制的に消去」できるようになります。
パチンコに行きたい欲が発生するのは、そこに意識があるからで、起きているからこその話ですよね?
「行こうか行くまいか」と迷うのは、考える意識があるからです。



だったら、寝てしまえば、欲も迷いもないですよね
そう、夢の世界には、パチンコもなにもないのです!
ということで、お昼ごはんを食べたら即昼寝。
これは最強のコンボになるので、ぜひためしてみてください。
ちなみにこのとき、外に出てしまうと、パチンコに行ってしまう危険度が上がります。
ですから、お昼ごはんの調達は、出前を利用するのもおすすめです。
- Uber Eats
- 出前館
など、便利な出前サービスはたくさんあるので、とくに最初の期間は利用してみるのもいいでしょう。
出前は割高になってしまいますが、今後パチンコで失う「うん十万円、うん百万円」を考えれば安いものです。
お金がないときは、後払いもできる「デリズ



ゴーゴーカレー(ゴリラ)もあるぞ
デリズで出前を頼んでみよう
前日に仮眠をとって夜の睡眠の質が落ちていると、ココでまた眠りやすくなります。「起きる → メシ → 即寝」ができてしまうというわけです。
3. 他のことに意識を向ける


どんどんいきましょう。
パチンコ以外に意識を向けて、パチンコ・スロットのことばかりを考えないようにするのも大事です。
再度タバコの話になりますが、じつはタバコを吸いたい衝動は「2~3分でおさまる」とされています。



で、これ、ほんとうにそれくらいでおさまるんですね
ただ、「吸いたい、吸いたい」と考えていると、そう考えているうちは衝動はおさまりません。
ではどうするか?
ほかのことに意識を向けてあげる。
そうすることで、2~3分もあれば、吸いたい気持ちもどこかへ行ってしまったりするのです。



パチンコもそれとおなじことです
パチンコのことを考えているうちは、「行きたい」の衝動を感じつづけてしまいます。
だからこそ、べつのことに意識を集中させるのが重要になってくるのですね。
- 映画・アニメ・ドラマ
- 読書
- マンガ
パチンコに行きたい欲を感じたら、暇つぶしでいいので、こういったものに意識をシフトさせることです。
この方法を駆使すれば、起きていても、パチンコへの衝動にあらがえるようになっていきますよ。



で、これはどこで調達すればいいんだ?
まずは「U-NEXT
さきの3つはすべて、最初の31日間は無料で利用できる(一部はポイント制)など、1週間では楽しみきれないほどのコンテンツがあるからです。
なにで意識をそらせばいいかわからないときは、ためしに使ってみてください。
そのほかの方法は、この下の関連記事でまとめてあるので、こちらも要チェックです。
見放題作品No.1!
その他の趣味・暇つぶしはこちら
4. 頭のなかで再生される音楽を消す


頭のなかで自動再生される「パチンコ・スロットの音楽をかき消す」方法も駆使しましょう。



パチンコはもうやめる……!
そう決意しても、自分の意志とは関係なく、頭のなかでパチンコの音楽が流れてくることってありますよね?
- 図柄が回転している音楽
- リーチがかかったときの音楽
- 当たっているときの音楽
などなど、思い出したとたんにエンドレスでループ……とかもあるわけです。
そしてこれも、最初の1週間を「魔の期間」にしてしまう要素のひとつです。
なぜかというと、頭のなかで音楽が流れつづけるかぎり、パチンコ・スロットへの衝動が持続するから。



しかもこれ、なかなか消えないんですよね
そう、この「頭のなかで音楽が流れる」問題のやっかいなところは、ほかのことをしていても再生される点です。
とくに最初の1週間なんかは、まあ流れつづけることでしょう。
そして、それを“聞かされつづけている”うちに、パチンコ店に行きたくなってくると。



なるほど。で、これはどうするんだ?
これに関しては、べつの音楽をかぶせる方法が有効です。
べつの音楽を流せばOK


パチンコ・スロットの音楽が頭のなかで再生されだしたらどうするか?
そんなときは、べつの音楽を流して「音をかぶせる」ことで、この問題は解決できます。
いわゆる「マスキング」です。似た音を流すことで、問題の音が気になりにくくなります。騒音対策などで出てくる用語です。
頭のなかで再生される音楽なんていうのは、しょせん「実体のない音楽」にすぎません。
実体のある音楽、つまり「その場でリアルに流れる音楽」を聴いていれば、そんなものは弱体化して消えてしまうのです。



これもためしてみれば実感できるはずです
なんの音楽を聴けばいいかわからないときは、「Amazon Music Unlimited」を使ってみてください。
なんと9000万曲が聴き放題で、30日間は無料です。
頭のなかで再生される問題も、それくらいの期間があれば、よゆうで解決できるでしょう。
なにもしなければ、つねにパチンコからの攻撃を受けつづけることになります。
ですから、こちらも防御する盾を用意して、衝動と「戦う」意識を持つのが大事ですよ。
リアルの音楽を聴こう!
5. 実践動画・データサイトは見ない


パチンコ・スロットの実践動画やデータサイトは、見ないようにしましょう。



打った気になるから……
と、パチンコ動画を見ることで、(自分も打った気になって)衝動がおさまる、という人もたしかにいます。
ただ私からすれば、「見る」には、以下のような逆効果があるとしか思えません。
- 「見ようとする」ことで意識がパチンコにいく
- 「見る」が習慣(夕食後はベッドに転がってスマホなど)になる
- 平日はセーフでも、休日になると行きたいと感じるようになる
意識をそらすための「趣味・暇つぶし」をつくっても、かき消す用の「音楽」を用意しても、頭がパチンコに向いていれば意味がありません。



禁煙するなら代用品は不要(逆効果)というように、
バーチャルなパチンコ・スロットでの代用は、「問題の解決を先延ばしにしているにすぎない」と私は感じます。
なので、パチンコ動画・データサイトは見ないこと。
もし見てしまったとしても、履歴を削除するなどして、つぎからは見ないようにしましょう。
私の経験からすれば、「見たら高確率で終わり」ですよ。
6. 休日も仕事をする


休日も仕事をする方法は、強制力を植えつける最大のチート術です。
パチンコをやめるのは、「行かないではなく行けなくする」のがもっとも有効な手段といえます。
強制的にできないようにする、という話で、
- パチンコ店を出禁になる
- 限界まで負ける(パチンコに行くお金をなくす)
とか、そういった「強制力」は、脱パチ・脱スロを成功させる強力な武器となります。



では、それをふまえて考えてみましょう
私たちがふだんから感じている、最大の強制力とはなにか?
そう、それは「仕事」ですよね。
雇われている以上は行かなければなりませんし、仕事をしてお金を稼がなければ生きてはいけません。
そもそもパチンコに行けるのも、働いて稼いだお金があるからこその話です。



だから平日は、パチンコに行きたくても「仕事優先」になると
ところが休日となると、仕事の強制力がないため、行こうと思えばパチンコに行けてしまう。
それもあるので、休日になると脱パチンコは失敗しやすくなるのです。
そこで、休日にも仕事を入れて、強制力をつくる方法がでてくるわけですね。
単発・短期バイトがおすすめ


休日も仕事をする方法は、会社が副業禁止など、人によって使える使えないはあると思います。
ただ、そうでないなら、



まあ最初の1週間くらいはいいか
といった気持ちで、単発や短期のバイトを入れてみましょう。
- 昼すぎに起きて昼寝をしても夕方から行きたくなる
- どれだけ遅く寝てもなぜか9時にいちど目が覚めてしまう
ということもあるので、より強制力の高い「仕事をする」方法も実践してみてください。
サボれず、仕事に行くしかなくなるので、それでパチンコには行けなくなりますよ。



働いていれば、「お金が稼げる+パチンコに行かずにすむ」と、一石二鳥です
単発アルバイトは、25の求人サイトから一括検索できる【アルバイトEX】
- 軽作業スタッフ
- 梱包・倉庫内作業
- イベント会場設営
など、仕事の種類も豊富なので、まずは見てみてください。
面接・履歴書不要ではじめられるものもたくさんあるので、すぐにでも働けます。
そしてよさそうな仕事があったら申し込んでみましょう。
とにかくスピーディーに動くことが、最初の1週間はなによりも大切ですよ。
今回のまとめ
- 最初の1週間はとくに休日のクリアが大事
- 普段どおりの生活を変えて普段どおりの結果を回避する
- 食欲を満たす、意識は他に向ける、仕事をする(強制力をつくる)
以前までの私は、パチンコ依存が再発したなんてことがあれば、もうダメでした。
パチンコ店を出禁になる(そういうプログラムがあります)などをしなければやめられず、自力だけでの解決は不可能となっていました。



ただ、そういった経験をへて、たどり着いたわけです
本記事でお話しした、「自力だけで魔の1週間を越えて、そのままパチンコをやめる方法」にですね。
パチンコは、意志の力だけでは、そう簡単にはやめられません。
しかしそこに、「+α」を加えてあげ、失敗する原因をひとつずつ消していけば、成功率は高められます。
最初は、行きたくてどうしようもないと思いますし、いまもそう感じているかもしれません。
でも、ワザを駆使してパチンコに行かずにすんだ夜には、きっと、



「これでよかった」と思えているはずだ
ぜひ、「1週間 → 2週間 → 1か月」と継続させ、脱パチンコ・脱スロットを完遂させてください。
そうすれば、まちがいなく、「パチンコをやめてよかった」と思える日はくるはずです!
- 休日前は夜更かしをする
- 昼ごはんを食べて寝る(出前が使える/奥義昼寝もチェック)
- 意識をそらす(U-NEXT
は登録推奨/パチンコ以外の趣味も確認) - 頭のなかの音楽を消す(Amazon Music Unlimitedがおすすめ)
- 実践動画は見ない
- 休日も働く(単発バイトが使いやすい)
パチンコをやめる11の方法
それでもパチンコがやめられない時は
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