パチンコへの依存が進行すると問題になるのが「借金」です。
返しては借りてのくりかえしで、ギャンブルに歯止めがかからず、毎月高額な利息だけを払うことになってしまいます。
でも、そんなパチンコ依存による借金地獄だって、抜け出す方法はあるから安心してほしい!
この記事では、パチンコなどのギャンブルが原因による借金問題を完全に解決する方法を紹介します。
- パチンコなどのギャンブルで借金をしている人の平均額・割合
- 借金総額で分けた「難易度別」での完済を目指す方法まとめ
ギャンブルに重度の依存症状があった私も、10年以上、借金をしながらパチンコをしていました。
正直、完済するのはムリなんじゃないか、としか当時は思えませんでした
それでも、そんな私でもできたように、借金問題を解決した「ギャンブルのない本来の生活」は取りもどせます。
これからお話しする「難易度別」でわけた手段を駆使してもらえれば、最短での完済を目指せます。
長年の多重債務をじっさいに解決できた方法にもとづいているので、ぜひ参考にしてください。
「パチンコでの借金平均はいくらで、どのくらいの割合の人に借金があるのか?」とあわせてお話ししていきます。
ミナト
10代で行った初めてのパチンコで大勝し、パチンコ・スロット漬けの日々へ。借金を重ね、多くを失い、10数年もの間ギャンブルをやめられなくなる。しかし他者の力も借りて依存症を克服。その経験をもとに依存からの脱出方法を発信している。併設店・専門店での従業員経験もあり。>> プロフィール詳細はこちら
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くわしい使い方は以下の記事で解説してあるので、借金問題をラクに解決したいときはこちらもどうぞ。
ギャンブル依存症者の借金平均額と割合
パチンコでの借金問題解決の話をするにあたって、さきに以下をしらべることにしました。
- パチンコなどのギャンブルで借金をしている人の平均額
- パチンコなどのギャンブルのために借金をした人の割合
本題にもかかわるので、はじめに、この話から見ていきましょう
これはまず、SNSを活用して調査することにし、今回は30人の方の公表額を参考にしました。
ギャンブルでの借金総額はいくらで、その割合・平均額はどうなっていたかは、つぎのとおりです。
~100万円 | 4件 |
100万円~200万円 | 4件 |
200万円~300万円 | 4件 |
300万円~500万円 | 9件 |
500万円以上 | 9件 |
参考にさせてもらった方のなかには、パチンコ・パチスロ以外にも、
- 競馬・競艇
- FX・投資
- オンラインカジノ
こういったほかのギャンブルもされていることが多く、それによって、借金総額は上がる傾向にあるようでした。
ただし、パチンコだけにしぼれば、借金総額の平均はもっと下がることがわかりました。
パチンコ・パチスロのみの借金は「100万~200万円」がもっとも多く、平均値もそれくらいでした。
また厚生労働省の補助を受けて医療機関がおこなった調査では、つぎの結果がでています。
(参考:松下幸生, 新田千枝, 遠山朋海; 令和2年度 依存症に関する調査研究事業「ギャンブル障害およびギャンブル関連問題の実態調査」, 2021年)
ここでも、ギャンブルでの借金平均額は400万円近くとなり、
- n/有効回答数:44
- 欠損数/不完全なデータ:6
の数値からみるに、ギャンブル依存症者は88%以上の割合で「借金をしている」と言うことができそうです。
ちなみに、私の場合はパチンコ・パチスロのみでした
当時は最大で、消費者金融3社から120万円の借金がありました。
SNSでの500万円以上の借金は、親族に肩代わりしてもらっているケースも多いようでした。ここまでのお金を借りられる理由は、このつぎでもお話しします。
借金の返済難易度の決定基準
- ギャンブル依存症者は高確率(約9割かそれ以上)で借金をしている
- パチンコ・パチスロだけの借金の場合、私もふくめ100万円台が多い
ここまでの話で、以上のことがわかりました。
そこで、この結果もふまえて、つぎは借金完済までの「返済難易度」を考えていきます。
借金問題を解決させる「最短・最適」な手段は、この難易度をもとに出していくぞ
借金の完済にかかわるのは「返済額と総額」です。
返済難易度は、以下のとおりで決めることにしました。
- 返済は月3.5万円、総額は120万円がボーダー
- 難易度はつぎの5段階
- B:70万円以下/A:70万~120万円/S:120万~200万円/SS:200万~300万円/SSS:300万円以上
月々の返済額は、国税庁による「令和2年分 民間給与統計実態調査」を。
借金総額(難易度のボーダーライン)は、「総量規制」という、借りられるお金の限度額をもとに基準を決めていくことにしました。
ここでは、この難易度を決定した根拠を補足しておきます
なお、ここの話は飛ばしてもらっても大丈夫です。
本題に進みたいときは「パチンコの借金を完済させる方法」までジャンプしてください。
月々の返済額の基準
まずは、月々の返済額(3.5万円)の決定基準からです。
これは、国税庁によって公表された、以下の令和2年の平均給与(年収)を参考にします。
給与所得者 | 5,245万人 |
平均給与(年収) | 433万円 |
正規・非正規 | 正規496万円/非正規176万円 |
平均年収433万円は、手取り換算で月約28万円。
これだけあれば、月7万円くらいは返済にまわせるはずですが、これはそう単純な話ではありません。
「すべての人が正規雇用というわけではない」からだな
- 非正規雇用の平均年収は176万円(手取り換算で月12万円)
となっていて、総務省の調査では、労働者の約4割が非正規だとわかっています。
私もほぼずっと非正規(フリーター)で、当時は掛け持ちで働いていました
さらにいうと、ギャンブルでの借金返済は、返したお金をまた使ってしまうなど一筋縄ではいきません。
よって、じっさいはいいところで7万円の半分、月々の返済額は3万5000円と考えることにしました。
借金の総額と難易度ランクの基準
また借金総額は、120万円をボーダー(基準)に、
70万円以下~300万円以上の“5段階”
で難易度を分けていくことにしました。
お金を借りるにあたっては「総量規制」といって、年収の3分1までが限度という決まりがあります。
さっき算出した年収433万円から考えると、借りられるお金は「約140万円」だな
ただし、以下の条件を満たせば、消費者金融からは「収入証明書は不要」でお金を借りられます。
- 1社からの借入の希望額が50万円以下
- 複数社からの借入希望額が100万円以下
ようは年収がいくらでも、100万円くらいならだれでも簡単にお金を借りられるのです。
パチンコだけの借金に100万円台が多いのは、これも関係しているかもしれません
ですから、100万円と140万円のあいだをとって、ボーダーラインは120万円とすることにしました。
ということで、ここからは、
- 月返済額:3.5万円
- ボーダー:120万円
これらを基準に、返済の難易度を5段階(B~SSS)に分けて話を進めていきます。
なお、数百万円の借金がある人もいるように、総量規制以上にお金を借りられるのには、以下の理由があります。
クレジットカードのショッピング枠や銀行系のカードローンは、総量規制の対象外(=それ以上にお金を借りられる)
120万円以上の返済難易度については、基本はこの「総量規制の対象外」をもとに考えています。
パチンコの借金を完済させる方法(難易度別)
- 月々の返済額は3万5000円
- 借金総額のボーダーは120万円
- 返済難易度はB~SSS(70万以下~300万以上)の5段階
それでは、ここまでで決定したこの条件で、借金を最短で完済させる方法をお話ししていきます。
返済難易度は低い順からいきます
金額別で特化した対策を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。では一気に見ていきましょう!
難易度B:借金総額70万円以下
まずは最低ランクのB難度。借金総額70万円以下ですが、
この程度だったら「まだ大丈夫」かな
と思っていると、あとで地獄を見ます。
このラインは私の経験上、借金完済まで一直線となるか、借金を増やして泥沼となるかの分かれ道。
まだ自分ひとりの力でなんとかなるレベルです
気をゆるめずに、毎月の返済をきっちりとこなして、金融業者とのオサラバを目指しましょう!
70万円完済までにかかる平均期間と費用(利息)
借入 | 金利 | 月返済額 | 返済回数 | 利息合計 |
---|---|---|---|---|
70万円 | 18% | 3万5000円 | 24回 | 13万8642円 |
金額別での返済期間や利息も補足していきます。
借金総額が70万円でも、上記のように、完済までには2年間と約14万円の利息が必要となります。
それだけ借金を返済するのは、けわしい道のりなんだな
「パチンコで勝てば70万円くらいなら……」といった考えは捨てましょう。
現実に目を向け、すこしずつ借金を返済していけば、かならず完済は達成できますよ。
あれ、毎月きっちり返済できていれば、パチンコに行ってもいいんじゃ?
また、返済生活の途中で、そう思ってしまうこともあるかもしれません。
でも、これをしてしまうと、いちど返したお金をまた借りてしまう「泥沼状態」となる危険性が一気に上がります。
借金の完済はあくまで道中で、最大の目的は「ギャンブル依存症の克服」です
パチンコをやめる方法も併用し、利息がまだ14万円程度ですむうちに、ぜひ問題を解決させてください。
返済が比較的ラクなのは、この難易度B(70万円以下)くらいですよ。
借金が減らない原因の多くは「ギャンブルをするから」です。パチンコに行きさえしなければ問題の解決は一気に進みます。以降もそうですが、完済を目指すならパチンコに行かないことが重要ですよ。
- 借金70万円でも2年と14万円の利息が必要
- パチンコで勝てば……の考えは捨てよう
- パチンコをやめる方法を駆使して返済に集中する
難易度A:借金総額70万~120万円
つづくA難度は70万~120万円。
このあたりから、返済はきつくなっていきます
体感的には、以下のように段階を踏んで、返済が一気にむずかしくなると感じます。
- 第1段階の90万円オーバー
- 第2段階の3桁(100万円)オーバー
- 第3段階のボーダーラインである120万円
100万円前後の借金なら、まだギリギリのところで、ひとりの力だけでもどうにかなるでしょう。
でも、できることなら、このレベルは理解者の協力を得たほうがいいと思います。
もちろん、その協力は「借金を肩代わりしてもらう」とかではないぞ
- 給料日にきちんと振込をしているか、その場で確認してもらう
- 自分の代わりに銀行まで行って返済をしてもらう
など、できれば家族・恋人に、こういった間接的な協力をお願いしてみましょう。
借金の肩代わりは、現時点での借金が単純に倍になると思っていたほうがいいです。
最初の調査結果のように、肩代わりしてもらっても、またほかで借りてきてしまうからです
借金は自分で解決するのがケジメにもなるので、これ(肩代わり)だけはやってはいけないですよ。
120万円完済までにかかる平均期間と費用(利息)
借入 | 金利 | 月返済額 | 返済回数 | 利息合計 |
---|---|---|---|---|
120万円 | 18% | 3万5000円 | 49回 | 49万7620円 |
難易度Aの返済期間・利息も確認しておきましょう。
120万円を月々3万5000円の返済でいくと、このとおり、約4年間と約50万円の利息が必要となってきます。
ちなみに私の場合(3社120万円)ですが、
上限到達から完済までには7~8年以上はかかり、支払ってきた利息は100万円を超えました。
それだけ、ボーダーラインの120万円を(最短で)完済するのはむずかしいことなのです。
ただ、これも不可能な数字ではないですし、
パチンコに行かなければ、もっと早く完済することもできるだろう
給料日にきっちり返済をするなど、地道に進めていくのが最大の近道です。
また、パチンコの借金は自力で返済するコツがあって、
- ATMを使わずにキャッシュレスで生活する方法がある
- 消費者金融などを利用不可に(借金をできなく)できる
- パチンコ店を出禁になって「行けない状態」をつくれる
など、借金問題の解決率をアップさせるワザはたしかにあります。
「自力で返済するコツ」の記事では、そういった、返済をうまく進める方法をまとめてあります
自力だけでいけそうなときには、とくにお役に立つはずです。
借金返済のコツを駆使して、できるなら毎月の返済額を増やすなどして、完済を目指してください。
ちなみに、自力での返済が難しいときはどうすれば? 月々3.5万円の返済も正直きびしくて……
なお、そのように返済がむずかしい場合、じつはいまの借金を減らすこともできます。
その方法はこのすぐあとで見ていきます。
返済をラクにしたいときは、借金額がそこまでいっていなくても、ひとまずこのまま読み進めてみてください。
- 借金が120万円だと約4年と約50万円の利息が必要
- 家族や恋人などに(できれば)協力してもらう
- パチンコの借金を自力で返済する6つのコツを駆使する
難易度S:借金総額120万~200万円
S難度は120万~200万円。
ほんとうにくるしいレベルへの突入です
借金がボーダーの120万円を超えてくると、収入状況にもよりますが、返済がかなりきびしくなります。
すべてがえげつないことになってくるからです。
どれくらいのきびしさなんだ……?
これは、つぎの表を見てもらえれば、一目瞭然となるでしょう。
200万円完済までにかかる平均期間と費用(利息)
借入 | 金利 | 月返済額 | 返済回数 | 利息合計 |
---|---|---|---|---|
200万円 | 15% | 3万5000円 | 101回 | 152万9553円 |
こちらは難易度Sの返済期間や利息の合計です。
たとえば、200万円の借金を月々3万5000円で完済しようとすると、約8年間と約150万円の利息が必要となります。
どうしてここまで返済生活が長引いてしまうんだ?
その理由は単純で、借金がある程度まとまった金額になると、利息も一気に上がってくるから。
200万円を15%の金利で借りるとすると、借金をしているだけで、毎月約2万5000円が利息で消えていきます。
消費者金融1社からの借入総額が増えると、金利が「18%→15%」など安くなります。
ただし複数社から分散して借りている場合、すべてに約18%の上限金利が適用され、ふつうは利息は減りません。
200万円で18%の金利なら、月の利息は「約3万円」です
このレベルを自力で返済するのは、あまりにもキツすぎるといえるでしょう。
借金問題がここまで進んでしまっている場合は、利息を安くする方法もあるので、そちらの利用も考えてみてください。
※ちなみに利息の計算方法は以下のとおりです。
- 200万円(借入)×0.15(利息)÷365日(年)×30日(日)=2万4657円(利息)
まずはおまとめローンを検討しよう
では、利息を安くする方法とはなにかというと、まずは「おまとめローン」があります。
複数社の借金を一本化して利息を安く抑えられる、ローンのおまとめサービスのことだな
これを利用できれば、現状よりも利息を減らせる可能性があり、返済もひとつにまとめられます。
- アコム・プロミスなど、「おまとめ」は大手の消費者金融も提供している
ので、まずは利用中の業者で使えるかチェックしてみてください。
収入証明書などの提出や審査はありますが、まとめられるなら、まとめたほうがいいですよ。
ただ、複数社から借り入れがある「多重債務」になっていると、大手のおまとめローンは利用できないことも多いです
なぜかというと、残念なことに、信用がないと判断されてしまうから。
※じっさい私は複数社におまとめを申し込みましたが、すべて却下で、どこも利用できませんでした。
だったら、中小企業に……
そこで、そのようにおまとめ業者をしらべていくと、あまり名前を聞かない中小企業にたどりつきます。
しかしこういった中小企業は、「本社まで呼ばれたあげく融資はしてくれない」とかもあるので、あまりおすすめできません。
ですから、この場合は、借金自体を減らす方法を私はおすすめします。
借金自体を減らせる方法がある
借金自体を減らせる方法なんてあるんですか?
というと、あります。以下の2つです。
- 過払い金で借金を減らす
- 利息カットで借金を減らす
1つめの過払い金とは、払いすぎた利息のことで、これがある場合はお金を返してもらえます。
返還された利息分をあてることで、借金自体を減らせるわけです。
過払い金を解説
ちなみに過払い金は、あったとしても、こちらが言わなければ金融業者は返してくれません。
どれだけあっても、自動的に返ってくるものではないわけだ
そこで、
- 「法律の専門家に無料で調べてもらう → 払いすぎた利息があれば代理で返還してもらう」
このようにして、借金自体を減らすことができます。
ただし、過払い金の発生条件は「2008~2010年以前から借金をしている場合」です。
それより前から借金があるなら、いちど調べてもらったほうがいいと思いますが、
借金がそれ以降のものなら、通常は過払い金はないものと考えておきましょう。
じゃあ、過払い金がなかったらどうすればいいんだ?
それこそが2つめの、高額な利息をすべてカットしてもらう方法です。
利息カットの正式名称は任意整理といいます
借金を減らすもっともメジャーな手段で、毎年多くの人がこれを利用して借金問題を解決しています。
具体的には、以下のような流れで利息をカットしていきます。
法律の専門家に貸金業者と話し合ってもらって和解、そこで利息をナシに(元本だけの返済に)してもらうわけですね。
難易度Sの場合でいうと、利息カットの利用前後では、つぎのとおり返済状況が変化します。
利息カットを利用できた場合
ー | 借入 | 金利 | 月返済額 | 返済回数 | 利息合計 |
---|---|---|---|---|---|
通常 | 200万円 | 15% | 3万5000円 | 101回 | 152万9553円 |
利息カット | 200万円 | →0 | 3万5000円 | →44回 | →0円 |
このとおり、150万円以上の利息をゼロにできただけでなく、完済までの期間も半分以下にすることができました。
利息を払わないですんだぶん、借金が150万円減ったともいえるな
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- 借金の総額的に自力だけではむずかしい
- できれば返済をラクにしたい(余裕をもって完済を目指したい)
ということなら、聞くだけ聞いてみる価値はあります。
当然ですが、教えてもらったからなにかを契約しないといけない、なんてことはありません。
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で返済をラクにできないか聞いてみる
難易度SS:借金総額200万~300万円
SS難度は200万~300万円。
これは……「そのままでは難しい」金額だな
借金総額がこのくらいになると、さきほどと同様、利息が尋常ではない額になります。
毎月利息を払うだけとなってしまうこともあるレベルです。
参考までに、300万円を15%の金利で借りているとすると、1か月にかかる利息は以下のとおり。
借入 | 金利 | 利息合計 |
---|---|---|
300万円 | 15% | 3万6986円 |
1か月の利息は「3万6986円」と、約3万7000円もの金額が元本とはべつに発生します。
今回の条件では、返済が進まないどころか利息分でお金が足りない……という事態におちいってしまうのです。
それでも、まだ大丈夫です!
このような状態なら、さきほどの任意整理(利息カット)に「+α」を検討してみてください。
たとえば毎月の返済額をすこし上げるなどするだけでも、まだなんとかいける場合があるのです。
任意整理に「+α」を検討しよう
さきにいうと、任意整理よりも強力な借金を減らす手段は、まだあります。
個人再生・自己破産というもので、裁判所がかかわってくるものです。
「任意整理・個人再生・自己破産」の3つをまとめて債務整理といいます。ただ、任意整理はカード会社との話し合いなので利用しやすいですが、個人再生・自己破産は裁判所をとおす手続きのため、正直利用はしにくいです。
だから借金を減らす手段は、できるだけ「利息カット」までにしておいたほうがいいんだが、
そうはいっても、難易度SSでは借金の総額的に、利息のカットだけではむずかしいわけですよね。
だったら、なんとかして毎月の返済額を上げてみるのはどうでしょうか?
任意整理は最長5年(60回)に分割して返済することがみとめられています。
- 月々3.5万円に1.5万円をプラスして、5万円を返済する
これができれば、利息カットだけでも、以下のように現実的に完済は目指せます。
ー | 借入 | 金利 | 月返済額 | 返済回数 | 利息合計 |
---|---|---|---|---|---|
通常 | 300万円 | 15% | 5万円 | 112回 | 259万7717円 |
利息カット | 300万円 | ー | 5万円 | 60回 | 0円 |
利息ナシで約260万円のお金も払わずにすんでいる、と、じゅうぶんやれそうではないでしょうか?
私も当時は、借金返済のために掛け持ちで働いていました
月々1.5万円をプラスするだけなら、月にたった2日もバイトすれば稼げてしまう金額ですよ。
でも、副業とかはちょっといろいろあって……
もっとも、ご自身の事情で、
- 掛け持ちで働くのはできない
- 月々3.5万円以上の返済はムリ(またはもっと少ない額しか払えない)
といったことはあると思います。
それなら、その場合は今回にかぎりで、ご家族・配偶者に協力をあおぐのもありだと思います。
任意整理は、家族・配偶者に安定した収入があれば使えるものでもあるんだ
家族・配偶者に足りないぶんを毎月だしてもらって、借金を完済できたあとに、その借りたぶんを返していくというわけです。
これは借金の肩代わりではなくて、現実的に完済を目指すための「協力」だと私は考えています
じっさいにこの「協力してもらって利息カットで完済」の事例はよくあって、そうやって問題を解決している人もいますよ。
ですから、借金の総額的にきびしい場合でも、まずはなんとかならないか相談してみましょう。
任意整理を使うと、そのペナルティで、最低5年は新規の借金ができなくなる決まりがあります。
- しかしこれによって、「またべつで借金をつくってしまって……」は不可能になる
と、借りられない強制力はメリットにもなるので、かならずや問題は解決の方向に進んでいくでしょう。
ちなみにペナルティ中でも、クレジットカードと同様に使える「デビットカード」は持てるので安心してください。利用分が口座から即引き落としされるカードです。
利息カットの相談は、さっきとおなじで無料の借金減額診断
借金が総量規制の対象外(クレジットカードのショッピングやリボ払い)でも利息カットは使えます。
相談は何度でもタダなので、ぜひ気軽に使ってみてくださいね。
借金は、放っておくと利息だけ取られて損をするので、すぐに動いていきましょう
借金の減額診断なら全国から利用できます。
相談から手続きまで、自宅にいたまま利用できるので、使い勝手もバツグンにいいですよ。
まずは簡単な質問に答えて診断結果を待ちましょう。後日電話でのヒアリングがあって、詳しいことはそこから相談していけます。利息カットを利用する・しないにかかわらず、何度でも相談は無料です。
- 借金が300万円だと月の利息は3.5万円以上
- 任意整理に「+α」をすれば、総額が多くても完済は目指せる
- 利息カットで借金を完済できるかは「借金の減額診断
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難易度SSS:借金総額300万円以上
そして最後に、SSS難度の借金総額300万円オーバーです。
高額な利息付きでは、今回の条件では難しいレベルとなってしまいます
借金総額が300万円以下なら、これまでのとおりで、まだなんとかなるかもしれません。
でも、それが400万円、500万円という話になってくると、利息のせいで返済すらもできなくなってしまいます。
ただ、この場合も手はのこされています。
債務整理のなかでも強力な効果をもった「個人再生・自己破産」を検討する、という方法です。
個人再生・自己破産も検討してみる
さきほどもふれた個人再生と自己破産は、つぎのような特徴をもった救済措置です。
- 個人再生
借金を5分の1程度に減らしてもらう
- 自己破産
借金をすべて帳消しに(借金自体をゼロに)してもらう
ただ、これらの手続きは国とのやりとりになるから、裁判所がかかわってくるんだったな
任意整理はあくまで金融業者との話し合いですが、個人再生・自己破産は、国が用意した特則を利用することになるからです。
裁判所まで行ったり、裁判官と話したりする必要もでてきます。
ですから、これらの相談・利用を検討するときは、裁判所とのやりとりを代理してくれる弁護士にしたほうがいいでしょう。
依頼する弁護士は、ライズ綜合法律事務所
全国対応で口コミ・評判もかなりよく、5万件の解決実績があるなど、債務整理を得意としていることでも有名な事務所だからです。
どうしても返済がむずかしい場合でも、あきらめて放っておくのがいちばんよくありません。
そのあいだも、高額な利息が発生してしまうからですよね。
なので、本当にどうにもならないと感じても、まずは相談してみましょう
法律の専門家に相談すれば、債務状況にあわせてベストなアドバイスをしてくれます。
利息カットや、利息カット「+α」でもむずかしそうなときは、いちど話を聞くだけでも聞いてみてください。
もちろん、個人再生・自己破産の場合でも、相談は無料でできますよ。
個人再生・自己破産を検討したいときは
>> おすすめの弁護士事務所に無料で相談してみる- 借金が300万円~だと今回の条件ではむずかしい
- 個人再生・自己破産を利用すれば借金を減らせるまたはナシにできる
- 個人再生・自己破産は裁判所がかかわるので弁護士に相談したほうがいい
今回のまとめ
- 借金が120万円以下ならまだ自力だけでもやっていける
- 120万円を超えてくると返済期間・利息でむずかしくなってくる
- ただし多くの場合は利息カットでいけるので、相談してみよう
パチンコでの借金問題を解決するのは、ある程度は自力でもなんとかできます。
- パチンコに行かない、返済をうまく進めるコツを取り入れていく
こうすることで、きっとこれまでとはちがった結果をだしていけるので、ぜひ今日から実践してみてください。
ただ借金の総額が多い場合は、返済期間はまだいいとしても、高額な利息で損をしてしまいます。
ギャンブル依存症での借金問題は、それも大きな痛手になると私は感じました。
だからこそ、返済がうまく進まないときは、人の力を借りることも考えてみてください
とくに利息のカットが利用できれば、返済は格段にラクになります。
しばらくお金を借りられない制約はたしかにつきますが、もはやこれもデメリットではありません。
またお金を借りてパチンコに行ってしまうのをふせげる
と、ギャンブル問題解決への大きなメリットになりますよ。
ギャンブル問題は、人の力を借りるのも重要だ
ひとりでは解決できないことでも、人に助けてもらえれば解決できるようになるからですよね。
パチンコでの借金問題も、じつはそれといっしょです。
「自分ひとりではどうにもむずかしい」
そんなときは、人の力を借りて借金を減らすことでも解決していけるので、ぜひこのことも参考にしてみてください。
- 難易度B(70万円以下):パチンコをやめる方法を併用して返済に集中する
- 難易度A(70万~120万円):パチンコの借金を自力で返済するコツを活用する
- 難易度S(120万~200万円):おまとめローン・利息カットを考える
- 難易度SS(200万~300万円):利息カットに+α(家族・配偶者に協力してもらう)を考える
- 難易度SSS(300万円以上):個人再生や自己破産も検討する
借金の返済をラクにしたいときは
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借金減額診断の使い方
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