パチンコ依存症の人は逆に、いつでもやめられる機会があることを知ろう

パチンコをやめられないのではなく、やめられる機会をものにできていないだけ。ただそれだけのことなんですよ。

かつての私は重度のギャンブル依存症であり、たまたま勝てた日を除いては、ほとんどつねにパチンコをやめたいと思っていました。

パチンコ店に行きたい衝動にあらがうことができず、もう帰りたいと思いながらも帰れずに閉店まで粘り、帰宅後はお金と時間を無駄に失ったことに後悔する。

そんなことを10年以上も延々と続けていたのですが、いまとなってみれば、このような状態は逆にチャンスだったのではないか、とも思うのです。

私が思うに、ほんとうにパチンコをやめられないのは、下手に勝っているプロやセミプロで、そういった人たちと比べると、もしかすると依存症の方のほうが早くパチンコをやめられるのかもしれません。なぜなら、私たちにはいつだって、機会が用意されているからです。

かつては多くのパチプロが存在した

2007年にスロット4号機が完全撤去となる以前は、パチプロやスロプロという、パチンコで生計を立てるプロが多数存在していました。

当時は、現在と比べて規制もかなりゆるく、イベントなどもひんぱんに行われており、朝から、場合によっては深夜からでも並べる時間がある者が勝てました。現在のようにスマートフォンも普及していなかったため、ホールでの解析情報の取得もややむずかしく、少し勉強している者が勝てました。

いってしまえば、時間と労力をかければ勝てるような時代もあったため、当時はパチンコだけの収益だけで生活することができる、しかもふつうに働くよりもいい暮らしができるようなプロがまぁまぁいたのです。

パチンコは建前上、現金のやりとりはされていないことになっているので、おそらく税金を納める必要もなかったと思いますから。

しかし、スロット4号機がホールから姿を消すと、一定数のパチプロは引退せざるをえない状況に追い込まれてしまいます。単純な話、規制の強化などによって、これまでのようには勝てなくなってしまったからです。

いつかこんな生活は終わらせないといけないな、と思っていた方にはちょうどいいタイミングだったのかもしれません。そういった話は、よく聞きます。

パチプロ・スロプロの打ち方と立ち回り

一定数のパチプロはプロを引退し、定職に就くなどして、まっとうに働く道を選びましたが、それでもプロとして食っていくことを続ける者もいました。

以前よりも勝ちにくくなるなかで、彼らはどのようにして日々をしのいでいるのか。

私が実際に聞いた話や、パチンコ業界で働いていたときに見たものから判断するに、彼らは強いイベントであれば平気で県外まで遠征し、徒党を組み、そして「期待値」をかなりシビアに追っているように感じます。

設定がないと判断したら即やめ。一定の回転数を抜けたらやめ。未練打ち、無駄打ちはいっさいせず、期待値が高いと判断した場合は、いかに運が悪くても打ち続ける。

そういったことをしながらトータルでは勝ち続け、それを本業としたり、副業として収益を上げているのです。

私の場合は、近場の店舗しか行かず、設定がないと判断しても(というか基本的に設定は1か2だと思っているので)続行。まだ時間があるからと無駄打ちが多く、期待値が低くても自分の運に頼って打ち続けていたので、負けて当然といえば当然だったと思います。

このへんが、喰う側と喰われる側の差なのだと思うのですが、パチンコで勝つために、そこまでやろうという気には私はなれませんでした。

パチンコ依存者はつねにやめる機会がある

さて、パチンコ店には本業で食っているパチプロや、副業で稼ぐセミプロが存在するわけですが、パチプロは生活がかかっているためパチンコをやめることができず、セミプロは副業として成立しているのであれば、お金が増えるのでやめる必要もなく、やめようとも思わないかもしれません。

しかし、余計なおせっかいですが、私はこういったかたがたのほうが、ギャンブル依存症者よりも危ないような気がします。

たとえばパチスロの場合であれば、スロット5号機が2021年に完全撤去となるので、パチプロはさらに勝つのがむずかしくなると思います。

セミプロは本業が別にあると思うのでいいかもしれませんが、お金が増えたとしても、ただそれだけの無駄な時間(だと私は思っている)を費やすことになってしまうと思います。

そう考えると、やめなくてもやめられないのはパチプロと一緒かもしれませんが、ギャンブル依存症の方は、べつにパチンコをやめることで食いっぱぐれることもなく、むしろやめることで生活が豊かになることはあきらかで、またセミプロとも違い、いつだってパチンコをやめたいと思っているので、今後無駄な時間を量産しなくても済む可能性を持っているのです。

依存症の方にとってパチンコは、やめようと思っただけでは絶対にやめることはできないものですが、プロやセミプロと違い、逆にいつでもやめられる機会があるというのは、大きなアドバンテージでもあると私は思います。

パチンコをやめたいと思っていて、それをすぐにでも行動に起こすことができるという、克服抽選のチャンスが毎日のようにある。ただ、チャンス役の同時当選率がやたらと低く、毎回ハズしてしまっているだけ。

あまり深く考えなくてもいいような気がします。ギャンブル依存症とは、わりとそんなものです。そして、このチャンス役の同時当選率は、自力で上げていくことができるものです。

なにもしなければ重複率は0.1%以下、やるべきことをすれば33~50%くらいまではふつうに上がると思います。極みのレベルまでいけば、75%は堅いのではないでしょうか。

とにかく、思っている、ではなく、行動に移すこと。ただそれだけのことなので、やめられないことを悲観するのではなく、やめる機会がいつものようにあることに目を向けたほうが、うまくいくと思いますよ。

今回のまとめ

・パチプロはやめたくてもやめられない人もいる
・パチンコ依存症の人はいつだってやめられる
・依存症克服抽選の同時当選率を上げていこう!

パチンコは9割の人が負け、勝っているのは1割だけだとよくいわれますが、その1割こそがプロやセミプロだったりすると思うので、逆に考えれば、パチンコをやめられる人は9割で、ほんとうにやめられないのは、その勝っている1割の人なのかもしれません。

こういうと、そんなものは負け犬の遠吠えだ、といわれてしまうかもしれませんが、最終的にギャンブルは負けなければやめられないと私は思っているので、負け犬でまことにけっこうなことだと思います。

物事は悪い方向に行くと、悪い部分しか見えなくなってしまいがちですが、見方を変えるだけで、まったく違った面が見えることもあります。まずは、じつはいつでもやめられる機会があることを意識するといいと思いますよ。

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