
あのときやめておけば、勝って帰れたんです。途中までは勝てていたんです……
パチンコのやめどきって難しいですよね。
途中までは勝てていても、やめどきを見失ってしまうことで、結局は負けてしまいます。
そこでこの記事では、パチンコのベストな辞めどきを8つ紹介していきます。
- パチンコのやめどき8パターン
- パチンコ自体の辞めどきはどうする?
パチンコ・スロットはお金がかかっているので、わかっていても、途中で引くのがかなりむずかしいです。
でも、実践できるかどうかはべつとしても、明確なやめどきはたしかにあるので見ていきましょう。



またそうじゃなくて、パチンコ自体のやめどきを考えている場合もあると思います
ようは、「いつまでパチンコをやりつづけるのか?」という話ですね。
これも補足しておくので、いちどでも考えたことがあるのなら、ぜひチェックしておいてください!


ミナト
10代で行った初めてのパチンコで大勝し、パチンコ・スロット漬けの日々へ。借金を重ね、多くを失い、10数年もの間ギャンブルをやめられなくなる。しかし他者の力も借りて依存症を克服。その経験をもとに依存からの脱出方法を発信している。併設店・専門店での従業員経験もあり。>> プロフィール詳細はこちら
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パチンコの遊技中のやめどき8選


それでは、さっそくパチンコのやめどきを見ていきましょう。
本記事で紹介するのは、以下の8つです。
- 回転数がボーダー以下
- 最初の当たりがおわったら(ボーダー以下)
- 決めた投資額(予算)に達したとき
- 収支がプラスになったとき
- 遊タイムを抜けたとき
- 閉店で当たりを消化できなくなるまで(ボーダー以上)
- アツくなって乱れ打ちモードに入ったとき
- 予定や用事があるとき



冒頭のプロフィールのとおりで、私は(依存で)負ける側の人間でした
ただ、理論的な話はけっこう好きなほうで、このやめどきも、そういった理論にもとづいたものが多いです。
参考になるはずなので、ぜひ最後までごらんいただければと思います。ではまいります!
1. 回転数がボーダー以下


まず、1000円あたりの回転数がボーダー以下の台だった場合、これはもういつやめてもいいでしょう。
なぜかというと、ボーダー以下の台なら、打ちつづければ理論上は負けていくからです。



ボーダーっていうのは、「損益分岐点」のことだな
ようは、以下のとおり、「勝ち負け」をわけるボーダーラインのことで、
- それ以上回れば理論上プラス
- それ以下しか回らなければ理論上マイナス
スロットでいえば「設定3以上 or それ以下」といったものです。
解析情報をみれば「ボーダー何回転」と書いてあるはずなので、それを目安にします。
ただし1000円だけでは回転数にブレがでます。1000円ずつの回転数を記録するなどして、平均値から考える必要があります。



とはいえ、ボーダー以上の台がないことも普通にあります
近年はユーザーの激減など、パチンコ店もカツカツなので、全体的に釘調整もシブいです。
個人的には、ボーダーぴったりの台があれば、それですらかなりマシな気がしますが……、とにかく回らない台はいつやめてもいいという話です。
2. 最初の当たりがおわったら(ボーダー以下)


最初の当たりがおわって、なおかつ回転数がボーダー以下なら、これもやめどきです。
その「最初の当たり」こそが、最大の勝負どころでもあったからです。



ボーダーとおなじ話で、ギャンブルには「控除率」というものがあります
やればやるだけお客さんは一定の割合で負けていく、というもので、お店の利益になるものですね。
たとえば控除率が10%なら、1万円あたり1000円負けていく計算になります。胴元の取り分としてギャンブルにはかならずあるものです。
ということは、
できるだけ試行回数がすくなければ、お客さんの取られるぶんはそれだけすくなくなる
のですよね?



店に取られるぶんは「試行回数に対しての」割合だからだな
したがって、最初の当たりはもっとも損をしにくい&勝てる可能性が高いポイントなので、そこでやめるわけです。
- 単発だった
- すくない出玉の当たりだった
こういうダメなパターンでも、「1回は当たったんだから……」と考えてやめます。
なぜなら、その日最大の勝負ともいえる1発目は、すでに不発でおわってしまっているからです。
3. 決めた投資額(予算)に達したとき


ボーダー以下でも以上でも、決めた投資額(予算)に達したときはやめどきです。
ボーダー以上だったとしても、確実に勝てる保証はなく、いってしまえばすべて理論上の話だからです。



これをいうと、理論もなにもなくなってしまうのですが、
控除率もボーダーも機械割も、すべては計算上の話で、現場で起きているのはブレにブレる短期的な勝負です。
いくらいい台だったとしても、ハマり・単発が連続してしまえば、絶対に勝てません。
そこで、決めた予算に達したのなら、「今日はもうダメだ」と、あきらめてやめることにするわけです。
- あとから出されてもそれは後任者の引き
- そのままつづけていればもっと負けていた
やれそうな台でもダメなときは、このように考えるしかありません。



すでに予算をオーバーしているわけだからな
また予算を守れなくなると、借金をしてまでパチンコを打つようになってしまいます。
こうなると、予算もやめどきもなにもなくなって、鬼のように負けるようになるので注意しましょう。
すでに借金をしながら打っている場合は、以下の方法も参考にしてみてくださいね。
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4. 収支がプラスになったとき(ボーダー以下)


ボーダー以下の台を打っていて、収支がプラスになったとき、これはやめどきでしょう。
そのままつづけていればジワジワ負けていく台で、すでに勝ち分を確保できているからです。



まあ正直、最初の当たりが不発でやめるとか、ムリだよな
遊びたくてパチンコ店に来ているわけですから、そりゃそうです。
そんなとき、しばらく続行していて、運よく連チャンするなどして勝ち分を確保できた……。
だったら、それこそベストなやめどきなのではないでしょうか?



あのときやめておけば、勝って帰れたんです。途中までは勝てていたんですぅ……
これです。そのままつづけていれば、だいたいこの「あのときやめておけばよかった」になるからです。
ギャンブルは勝ち逃げが鉄則で、それができなければ、確実に勝てません。
ですから、へんに欲はださずに、勝っているところでやめるのが賢い判断だといえるでしょう。
ちなみに、そのような「いいところで切り上げる」ができない場合、それはパチンコへの依存症状も疑ったほうがいいと思います。



私もそうでしたが……
依存症状がでてくると、心が折れるか閉店近くになるなどしないとやめられなくなって、やはりボロクソに負けるようになります。
5. 遊タイムを抜けたとき


最近のパチンコ台には「遊タイム」がついているものがありますよね。



天井の時短機能みたいなやつだな
この遊タイムを狙って打っているなら、当たろうが当たるまいが、遊タイムを抜けたときがやめどきでしょう。
遊タイム以外に期待値(出玉の見込み)がプラスになる理由がなければ、そのままつづける意味がないからです。



ちなみにこれは、スロットでもおなじことがいえます
天井狙いで(期待値がプラスの回転数から)打ちはじめて、打つ理由は天井だけ。
それなら、当たった時点でヤメです。
天井にいくまえに当たろうが、天井が不発だろうが、当たったらもうそれでおわりです。
6. 閉店で当たりを消化できなくなるまで(ボーダー以上)


期待値を追う、つまり理論上の勝ちにこだわるなら、閉店ギリギリまでいい台を打ちつづけることです。
打てば打つだけ、勝ちぶんを増やせるのが期待できるからですね。
ということで、ボーダー以上の台に座れたときは、「閉店で当たりを消化できなくなる時間」がきたときがやめどきです。



台にもよりますが、閉店1~2時間前を目安にするといいでしょう
ただ、期待値がプラスの台を最後まで打つのは、じつはつぎのように、それはそれでむずかしい部分もあります。
- 閉店近くになってから突然ハマりだす(場合によっては負けはじめる)
- 閉店で取り切れなさそうでも1回当たれば……(やめるにやめられなくて負ける場合も)
ですから、期待値にこだわるのなら、勝負は「その日」で考えずに、月単位などで考える必要がでてきます。
その日がダメでも、つぎのように期待値を追うのが徹底できていれば、
- 未練打ちはいっさいしない
- ボーダー以上の台しか打たない
- いい台を見つけたらひたすらぶん回す
月や年単位なら、おそらくプラスの結果になると思われるからです。



まあでも、これもむずかしいだろうな
ふつうに遊びたい人には、正直きびしいと思います。
それでも、期待値的な話で考えるなら、いい台を見つけたときのやめどきはこの「閉店前」です。
7. アツくなって乱れ打ちモードに入ったとき


ギャンブルは負けると負けを取り返したくなります。
負けてアツくなって、なんとかして取り返そうと乱れ打ちを……となってしまうのですが、そうなったらもうやめどきでしょう。
そのままつづけていれば、超高確率で「負けを増やしてEND」だからです。



私たち人間には、「損失を回避」しようとする性質があります
だからパチンコで負けると、その日の負けを取り返したくなるのですが、そこで乱れ打ちをはじめたら終了です。
ボーダーも期待値もなにもない
と、どんな低設定台でも、おかまいなく打ててしまうようになるからです!



負けを取り返すためなら、リスクを背負いやすくなってしまうんだな
負けを取り返すために、これまでの狙い台とはいっさい関係ない台を打とうかと考えはじめた。
そんなときは、もうやめて家に帰ったほうがいいでしょう。
もっとも、これも自制するのはかなりむずかしく、そう簡単には切り上げられないのですが……。
「負けを取り返す」の対策はこちら
8. 予定や用事があるとき


そして最後に、予定や用事があるときは、まちがいなくやめどきでしょう。
パチンコはお金がかかっているので、予定などはキャンセルしたり、遅らせたりしたくなります。



とくに勝っているときはそうだな
でも、つぎのことを考えたとき、
どうせまたパチンコでなくなるお金と、自分の信用などにかかわる予定・用事のどっちが大切なのか?
大切なのは、いうまでもなく後者の予定・用事だからです。
確変中とかAT・ART中でも、やめる人はやめていきます。



ヤメでお願いしま~す
とかいって、いってしまえば、目のまえのお金を捨ててでもパチンコをやめていきます。
私は、はじめてそういう人を見たとき、「タダモノじゃねえな」と思いました。
でも、いまになって考えてみると、それは、
「捨てても働けばいくらでも取り返せるお金と、いちど失ってしまえば二度と取り返せないこともある信用と、どちらが大切かわかっているから」
なのではないか、という気がします。



当時の私は、以下のとおり、パチンコを優先してきましたが、
- 友人、先輩、恋人と会う約束に遅刻
- 家族と会う約束をキャンセル
- 嘘をついてバイトを休んだこともあった
その結果なにがのこったかというと、負けてお金は失うわ、信用もなくすわの、ダブルパンチでしたよね。
ですから、予定・用事があるのなら、どんな状態でもパチンコはやめるべきです。
お金で解決できる遅刻・キャンセルならいいのかもしれませんが、そもそもパチンコは遊びなので、これを優先させる理由はない気がします。
パチンコ自体の辞めどきはいつなのか?


ここまでの話で、遊戯中のやめどきはわかりました。



でも、そうではなくて、パチンコ自体の辞め時を考えていることもあると思います
そこで最後に、それ自体をいつまでつづけるか的な話での、パチンコのやめどきについてお話しします。
これは、結論からいうと、「やめたい・もうやめようかな」と思ったときが辞めどきです。



タバコですか? 結婚して子どもが生まれたらやめますよ
ちょっと話はそれますが、こういう「そのうちやめる」は、けっこう聞きますよね。
でも、じっさいのところ、この手の「そのうち……」は、そのときがきてもやめられません。
- やっぱりまだ「その時」ではなかった
- あと1年だけ、あともう1年したらやめます……!
とか、なにかしらの理由をつけて、結局はやめられないのです。
ですから、現時点で「何歳になったらやめよう」といったことを考えているなら、それはおそらく実現できません。



私もそうだった(いずれやめようは無意味だった)ようにです
それでは、いったいどのタイミングが、自分にとってのやめどきなのか?
それこそが、さきほどお話しした「やめたい・やめようかな」と思ったときです。
それ自体のやめどきは「やめたい」と思ったとき


パチンコはギャンブルなので、勝ったときはうれしいですし、負けたときはイライラします。



くそっ、やってられねーぜ!
と、ヤケになることもありますし、
やめておけばよかった、行かなければよかった
と後悔することも多々あります。
それで、そういった後悔のなかで、本気でやめたくなったりすることもあるわけですよね?
- 途中までは勝っていたのに全ノマレ、追加投資、最終的にはボロ負け
- 生活費を使ってしまった、また借金を増やしてしまった、どうしても乱れ打ちを止められず爆死
- 勝っていて予定をキャンセルしたら……いきなり負けはじめてお金・信用を失っただけ
とか。
そういったとき、家に帰ってから「もうやめようかな」と考えたりもすると思うのですが、



だったら、そのときが辞めどきなのではないでしょうか?
なぜなら、自分が「またやりたい、取り返したい」とかではなく、「もうやめたい」と思っているからです。
自分のやっていることに疑問をいだいていて、
こんなことをつづけていていいのか? → いや、ダメなんじゃないか
という考えが、無意識のなかでも浮かんできているからこそ、やめたい・やめようかなと考えているのです。
それなら、その直感というか、自分の思っていることにしたがうべきなのではないでしょうか?
パチンコのような依存性のあるものは、そういったときにしかやめられないものでもある
と、じつはパチンコのやめどき……というかやめられるタイミングは、「やめたい」と思ったときくらいしかありません。
だからそう思ったときこそが、パチンコのやめどきなのです。
「やめたい→やめられる」に変わるタイミングとは





ちなみに、私がパチンコを本気でやめようと思ったときは、なんでもやる決意で動きました
タバコも仕事に深刻な影響がでるようになってきて、ようやく本気でやめようと考えて、それでやめられました。
このように、依存性のあるものは、「やめたい」と思ったときにだけ解決への道がひらかれるものだと感じます。
だからこそ、その機をのがしてしまえば、またすぐに思考停止+ズルズルいってしまうのです。
パチンコ店で、老人のかたがたを見かけますよね。
なかには、やめどきを見失ってそこまできてしまった人も、いるのではないかと私は思うのです。
自分もそうなっていいでしょうか?……いや、よくないですよね。



というわけで、やめたいと思ったらそれは辞めどきだ
いまそう思っているなら、さっそく行動の準備にとりかかりましょう。
なにもしなければ、すぐに思考が停止して(やめたいの気持ちが消えて)、またおなじことをくりかえすだけです。
「やめたい」のいまが、「やめられる」タイミングに変わるのは、問題を解決するために動けたときだけですよ。
今回のまとめ
- パチンコの遊技中のやめどきはだいたいが期待値で決まる
- 予算や、負けを取り返す心理には要注意
- パチンコ自体のやめどきは「やめたい」と思ったとき→即行動しよう
パチンコのやめどきは、わかっていても、実践するのはかなりむずかしいです。
そもそもボーダー以上の台があまりない(見つからない)ことに加え、
- まだ楽しめていない、予算はあってないようなもの、負けたお金を取り返したい
と、ルールを決めても、すぐに守れなくなってしまうからです。



なので、実践してみてもダメそうなら、いさぎよく諦めるのもありです
これはムリなんだ、自分にはうまいことやるのは不可能なんだ、と、受け入れてやめるのも英断だと思います。
その「自分にはムリだ」も、パチンコ自体の辞めどきになるはずですよ。
また当日ではなく、過去をふりかえったときに、



あの時やめておけば……
と思っても、過去や、そのときの時間だけはどうにもなりません。
ですから、やめたいと思ったときには動くべきです。
やめるのが失敗したとしても、つぎにやめたいと思ったときに、また動けばいいだけです。



というわけで、すべては挑戦してみることです!
「挑戦なくして成功なし」です。
パチンコをやめるための方法も、私はたくさん知っているので、ぜひほかの記事も参考にしてみてくださいね。
- 遊戯中のやめどき:台がボーダー以下、最初の当たりがおわった、収支がプラス、など
- 予算を守れない:ボーダー以上でも勝てる保証はないと考える。追いかけないようにする方法も参考に
- 乱れ打ちをしてしまう:テキトーな台を打ちそうになったら帰る。「負けを取り返す」の対策も参考に
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