パチンコで死ぬほど後悔しています
パチンコで負けてお金がなくなった、パチンコのせいで人生がめちゃくちゃになった……。
パチンコは行けば後悔ばかりが増えていきます。が、考え方によっては、これは今後を変えられるいい状態だともいえます。
この記事では、パチンコでの後悔を今後に生かす方法をお話しします。
- パチンコ・スロットをすることでの後悔
- 後悔したままの人生にしないための5つの方法
- ギャンブル問題は後悔している状態にこそ動くべき理由
パチンコで後悔する気持ちは、私も何度も経験してきたので痛いほどにわかります。
でもそれは、未来を変えられるきっかけになる状態でもあります。なぜかというと、
- おなじく後悔している仲間を見つけたい
- なにか解決の糸口はないかと探している
このように、後悔または反省しているからこそ「行動」を取れていて、この記事を見ているのは、その結果のひとつだからです。
行動ができているのは、「もう後悔しなくてよくなる」可能性を秘めたいい状態だ
いまはつらかったとしても、悔いる感情があるうちはまだやり直せます。
後悔できることのよさ、そして今後の人生を変える方法をこれからお話しするので、どうぞこのままごらんください。
ミナト
10代で行った初めてのパチンコで大勝し、パチンコ・スロット漬けの日々へ。借金を重ね、多くを失い、10数年もの間ギャンブルをやめられなくなる。しかし他者の力も借りて依存症を克服。その経験をもとに依存からの脱出方法を発信している。併設店・専門店での従業員経験もあり。>> プロフィール詳細はこちら
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パチンコをやって残るのは後悔しかない
本題の対策に入るまえに、パチンコは後悔しかのこらないことをハッキリさせておきましょう。
今日はたまたま運がわるくて負けただけ。つぎはきっと、もっとうまくやれるはず……
このような言い訳をしてしまって、「後悔→今後につなげる」ができなくなるのをふせぐためです。
ということで、パチンコをやっても後悔しかのこらない理由です。
パチンコは適度に遊べる人もいますし、だれもが遊びですまなくなるわけではありません。
しかしパチンコは、その依存性の高さから、多くのギャンブル依存症者を生み出しています。
厚労省によると、生涯でのギャンブル依存症が疑われる人は推定320万人でした(2017年調査)。これは近年の全ユーザー数(700万~800万人)の約半数にもおよびます。
では、ひとたびギャンブルに依存症状がでてくると、どうなるのでしょうか?
パチンコ・パチスロ遊技は、すべてを犠牲にすることを意味しはじめます。
- 家族や恋人など、大切な人と過ごす時間を犠牲にパチンコ
- 仕事、学業、夢、目標などをかなぐり捨ててパチスロ
- 家事や買い物など、その日にやらないといけないことがあっても後回し
最優先がギャンブルとなり、自分の意思ではコントロールできなくなってしまうのです。
また、パチンコの実態は、遊技とは名ばかりのただのギャンブルです。
その目的は、つきつめると「勝ってお金を得ることにある」ともいえるでしょう。
よって、勝てる可能性がある以上はかならず存在する、「負け」のリスクも背負わなければなりません。
これ(犠牲+負けのリスク)でようやく、パチンコに行く準備がととのいます
大切なものを犠牲にし、お金を失うリスクを背負い、意気揚々とパチンコ店へ。
それで、それらを代償として得られたものは、いったいなんだったでしょうか?
…………
そう、なにもないですよね。
あるとすれば、口座の残高に印字される、マイナス表記くらいのものです。
- パチンコ店の閉店とともに帰宅し、シャワーであぶらぎった体を洗い流す
- 食事をするころには日付けはまわっていて、翌日も仕事だからと、最低な気分でベッドに横たわる
そうして、私たちは思うのです。
「やっぱり行かなければよかった」と。
犠牲やリスクと引き換えにパチンコから得られるもの、それは後悔だけです。
そしてこれが、何日も、何か月も、何年もつづくのがギャンブルに依存した状態です。
パチンコに行っていたことで、二度ともどってこないものがどれだけあったのか?
まずはこれを考えてみてください
- 恋人と別れた、妻と離婚した
- 二度と取り戻せない時間や機会を失った
- 将来への希望も、夢も、すべてなくなった
「負けてお金がなくなった」、それ以上の後悔が、きっとたくさんあるはずですよ。
パチンコで後悔できるのがいい状態だとする理由
- パチンコをやりつづけていると、ギャンブルに依存症状がでてくる
- 取りかえしのつかない事態になってしまうことも、めずらしくはない
ここまでの話で、こういったことがわかりました。
では、それを後悔する、つまり「失ってきたものをふりかえる」ことのなにがいいのでしょうか?
後悔したところで結果はなにも変わらないのに、それがなにを生むのでしょうか?
冒頭の「後悔できるのはいい状態」の話だな
その答えは単純で、こういうことです。
後悔するからこそパチンコをやめようと思うことができ、後悔するからこそ、今後を変えようと考えられる
当たり前といえば、当たり前のことですよね
ところが、ギャンブルに依存すると、この当たり前の思考をできにくくなります。
考えるのをやめて(やめるために)、ギャンブルに逃げるようになってしまうからです。
あそこに行けば、嫌なことは全部忘れられるからな
でも、いま後悔できているのなら、今後の人生は変えていけるので大丈夫ですよ。
ということで、パチンコは失うだけのものだとわかったところで、本題です。
パチンコで後悔したままの人生にしないための、新しい生き方を見ていきましょう。
パチンコで後悔したままの人生にしない5つの方法
- パチンコをやっていても後悔するだけ
- しかし後悔するからこそ、その後の人生を変えることができる
それでは、具体的にはどう行動すれば、今後は「後悔のない人生」を歩んでいけるのか?
ここからは、パチンコで後悔してきた人生を変える方法を紹介します。
「人は死に直面するとき、夢をかなえられなかった(途中であきらめた)ことを後悔する」
これは、以前読んだ、『死ぬときに後悔すること25』という本に書かれていた内容です。
同書は、多くの人の死を見届けてきた終末期医療の専門家が、
- 最期に人が後悔しやすいことを「25のパターン」に分けて紹介する
というもの。
それを知ることで、「やり残しのない人生」を送ろうとする本です。
元気なうちに読んでおきたい一冊です
そしてここでは、いわば「後悔の専門家」が同書で述べていたつぎの5つをもとに、
- 自分のやりたいことをやらなかった
- 夢をかなえられなかった
- 趣味に時間を割かなかった
- 行きたい場所に旅行をしなかった
- 恋愛・結婚・子育てをしなかった
ギャンブルで失ってきた私たちが、「これからすべきこと」をお話ししていきます。
どうぞ参考にしていただき、いっしょに、パチンコで後悔したままではおわらせない人生を目指しましょう!
1. 借金があるなら解決してやりたいことをやる
パチンコでの借金のせいで、やりたいことが何もできないんですよ
パチンコでの借金があって、お金がないせいで、目のまえの道が閉ざされてしまっている。
もしそうなら、借金問題は一刻も早く片づけ、本当にやりたかったことをやっていきましょう。
ギャンブルに依存すると、目先のやりたいことはパチンコしかなくなっていきます。
じつは脳が変化して、ギャンブルにしか興味がわかなくなったりもするからなんだ
でも、パチンコに手を出すまえは、なにかしらやりたかったことはあったはずですよね?
- 車や家を買いたい、幸せな家庭を築きたい
- お金持ちになりたい、女の子と遊びたい、おいしいものを食べたい
- 好きなことを仕事にして生きていきたい
とか、すこし考えてみれば、絶対になにかあったと思うのです。
ところが、いまとなってはそれができません。
なぜなら、ギャンブルに依存してしまうと、高確率で借金持ちになってしまうからです。
これ(借金でお金がない)のせいで何もできなくなってしまうんですよね
借金があると、すべての行動に制限がかかるようになります。
毎月の返済だけで精いっぱいで、やりたいことはなにもできなくなってしまうでしょう。
そして気づけば、
〔……〕これは等しく皆が言い残した言葉である。いわく、「人生はあっという間であった」と。
『人が死ぬときに後悔すること25』p.56
終末期医療の専門家もいうように、大切な時間だけが消えていってしまうのです。
返済の苦しさからまたパチンコに……で、いつまでも借金がなくならない(やりたいこともできない)からだな
ですから、借金があるのなら、この問題はすぐに解決へと動いていきましょう。
借金がなくなれば、自由にお金を使えるようになって、これまでの「やりたかった」をどんどんやっていけるようになりますよ。
借金問題を解決する方法は?
では、借金問題を解決するには、どうすればいいのでしょうか。
具体的な対策としては、以下の記事で、借金を返済するコツを解説してあります
いかにして、返しては借りてを阻止して返済を進めていくか?
その手段を(じっさいに効果があったものにしぼって)紹介してあるので、確認してみてください。
当時の私は、合計3社から借金をしていて、高額な利息をひたすら払いつづけていました。
- フリーターで収入も低く、返済の苦しさからまたパチンコに行ってしまって……
と、まるで完済できる気がしませんでした。
しかしそんな私でも、失敗から発見していけたコツを使うことで、借金問題を解決させることができたのです。
このあとでも見ていくが、なにをするにもお金は必要だ
そんなとき、パチンコでの借金があると、どうしてもやりたいことにお金を使えなくなってしまいます。
ですから借金があるのなら、まずはこの問題の解決から着手していきましょう。
今後を後悔しない人生にする最初のステップとなるので、ぜひ確認していただき、今日から実践してみてください。
2. 自力でお金を稼いで夢をかなえる
将来の夢や目標はありますか? 思い出せたでしょうか。
その夢・目標にお金がかかるなら、自力でお金をかせぐことにも挑戦してみてください。
それなりにお金が必要となると、雇われの仕事だけでは、どうにもならないことも多々あるからです。
ギャンブルに依存すると、つぎのとおり、夢をかなえるためのお金がなくなります
- まともに就活をしてこなかった → フリーターで年収が低い
- いい条件の会社に就職・転職はできそうにない → 収入に不満があっても抜け出せない
だから私たちは、ギャンブル問題を解決できたあとでも、夢をあきらめてしまいやすいのです。
でも、終末期医療の専門家はこういいます。
死ぬ前に後悔するのは、夢がかなわなかったこと、かなえられなかったこと、そのものよりも、むしろ夢をかなえるために全力を尽くせなかったことにあるのかもしれない。
『死ぬときに後悔すること25』p.64
ですから、お金がネックになっているのなら、この問題も解決させていきましょう。
就職・転職がむずかしそうなら、自力でいける副業がおすすめだ
副業はパチンコ以外で稼ぐ方法でまとめてあるので、こちらもあわせてどうぞ。
ちなみにですが、私はいま、2つの夢を持っています
- 海外放浪の旅に出ること
- 自分のお店(バー)を開くこと
そしてそれを成すために、ブログを運営し、自力でお金をかせぐことに挑戦しています。
はっきりいって、ブログは可能性のカタマリです。
その界隈では有名な『ブログ飯』の著者・染谷昌利氏も、34歳から(+ご家族がいる状態で)本格的にスタートさせたそうです。
はじめるのに早い遅いは関係なく、そして月収十数万円、数十万円以上と稼いでいる人はたくさんいますよ。
ブログは、姉妹サイトの「ゲンエキバー」のほうで解説してあるので、気になったら見てみてください。
お金が最大の原因で夢をあきらめてきたのなら、その問題は、副業で解決していけると私は思っています。
3. パチンコ以外の趣味を見つける
これまでは、楽しいことはパチンコしかなかったと思います。
だからこそ、これからは、パチンコ以外で楽しいと感じられることを見つけていきましょう。
心の底からおもろしろいと思えて、負けた後悔もしない、純粋に楽しい遊びはほかにたくさんあるからです。
ギャンブルに依存すると、さきのとおり脳が変化し、それにしか興味を持てなくなることがわかっています。
しかし私の経験上、これはパチンコから離れられれば回復します
もともと好きだったことや、これから好きになれること。
そういったものが、もどってきたり、新しくできていったりするのです。
少なくとも、私が見てきた、趣味の達人、長年それを続けた人たちは、最後までそれを生かして、良い終わりを迎えたと思う。そこに後悔はなかった。
『死ぬときに後悔すること25』p.130
そんなわけで、まずは暇つぶしでOKだ
- 映画、音楽、マンガ、ゲーム
- 運動して汗をかく、おいしいものを発見しにいく
なんでもいいので、とにかく気になったことから始めてみてください。
最初は暇つぶしでも、だんだんおもしろさに気づけていって、いつのまにか没頭できるようにもなるはずです。
パチンコ以外の趣味は、以下の関連記事でまとめてあります
こちらを見てもらえれば探しやすいと思うので、あわせてチェックしておいてください。
パチンコ以外の趣味まとめ
4. 行きたい場所に旅行に行く
行きたいところがあるなら、体が動くうちに旅行に行ってみませんか?
ということで、今後は旅行に行くのもおすすめです。
- インドア派
- アウトドア派
これは人それぞれなので、旅行を楽しめるか楽しめないかは人によると思います。
でも、旅行に興味があるなら、絶対に行っておいたほうがいいです
なぜなら、こういう理由があるから。
旅行なんかいつでもできると思われるかもしれない。しかし、病んでからの旅行はそんなに簡単ではないのである。終末期ともなれば、なおさら大変だ。
『死ぬときに後悔すること25』p.131
いろんな人の話を聞くと、とくに海外旅行は、年を取ってからでは移動がしんどく感じるそうです。
だからみんな、最終的には国内旅行にたどりつくのかもしれないな
そんなわけなので、海外旅行に興味がある、以前はあったのなら、もういきおいで行ってみましょう。
なかでも観光地は旅行者が多いので、ひとり旅でも余裕ですよ。
居住エリアにもよりますが、近年はパスポート申請がオンラインでできる場合もあるなど、パスポートも取得しやすくなっています。オンライン不可でも、申請は10年に1回とかなので、そんなに面倒でもありません。
海外航空券なら、スカイスキャナーという比較サイトが使いやすいです。
航空券をあつかう各社の料金がわかるようになっていて、最終的には以下のどれかが最安値になることが多く感じます。
ホテルはあとから予約できるので、まずは航空券からおさえてしまうのがポイントですよ。
もし、ひとり旅にハマって、ちょうど私とおなじ場所にいる、なんてことがあったら、いっしょにメシでも行きましょう。
ごはんはひとりで食べるより、だれかと食べたほうがおいしいですからね
ひとり旅のネックはこの「メシ」ですが、といっても、それも気にならないほどに、旅行は楽しい時間を過ごせます。
5. いい恋愛・いい結婚をする
恋愛・結婚・子育てをしてこなかったことで、後悔する人は多いようです。
とくに男性のほうが、子孫をのこす本能があるからか、後悔しやすいそうだ
よって、いまパートナーがいないのなら、出会いをさがすのもありでしょう。
これも人それぞれの考え方があるので、恋愛・結婚をしたほうがいい、とは一概にはいえません。
それでも、終末期医療の専門家は、このようにいっていました。
- いい恋愛の記憶は、自分がこの世に生きた証となる
- 夫婦の深い結びつき(安心感)が死の苦しみを和らげる
- 多くの家族(子ども)に囲まれた患者には笑顔が多い
私もできることなら、いろいろと落ち着いたあとで結婚し、子どもを育てたいと思っています。
ただ、問題は「相手」なんだよな
そう、最大の問題は「相手がいない」ことなんですよね。
ふつうに生活していれば、仕事と家の往復で、出会いもなにもありません。
そこで、これに関しては、マッチングアプリを利用するのも選択肢のひとつだと思います。
以前は出会い系サイトとかいって、あまりイメージはよくありませんでしたが、
スマホ(アプリ)の普及もあって、時代に、健全に浸透してきている気がします。
私の友人でも、これで恋人ができた人はいますし、結婚までいったカップルもいくらでもいるでしょう。
出会いがなければつくればいいだけ
そんなわけで、きっかけがなくて困っているなら、マッチングアプリもありです。
マッチングアプリなら、つぎの3つが有名だな
- Pairs(ペアーズ):利用者No.1
- tapple(タップル):安心・安全評価No.1/年齢層が比較的若めだそう
- ワクワクメール:昔ながらのマッチングアプリ/累計会員数は1100万人以上
定額制と課金制があって、メールのやりとりなどにお金がかかりますが、定額でも月3500円とかです。
パチンコに行くより安いのはいうまでもないですね!
なお、マッチングアプリを利用するさいは、いわゆる「業者」に注意してください。
- 他サイトに勧誘してくる
- なんらかの営業をしてくる
など、一般ユーザーをよそおって、利益のために活動している偽ユーザーです。
以前はサクラといって、女性になりすまして課金させる、雇われの男性スタッフみたいなのがいましたが、いまの時代は業者です。
最終的には何かに勧誘して、お金を払わせるのを目的としていことが多いようだ
会う前でも会ったあとでも、そういった勧誘があったときは、だまされないように気をつけるようにしましょう。
ギャンブル問題は後悔があるうちに動いた方がいい
パチンコでの後悔を今後に生かす方法は以上ですが、最後にひとつ補足しておきます。
パチンコは後悔できるうちに動いたほうがいい、というか、そこで動かないとほんとうに手遅れなってしまう
こういった話です
この「後悔できるうちに動くべき」は、私の経験をもとに、その理由をお話しします。
ここまで読んでみて、まだ具体的な行動を起こせそうにないときは、こちらも見ていってください。
某ギャンブル依存症者の後悔
10代のころからパチンコをしていた私は、貴重な、そして取りかえしのつかない時間を失ってきました。
- 学生時代は、これでもかとパチンコ店に入りびたり、
- 借りていた奨学金は、行きもしない学費のためにたれ流す
当然単位の取得なんてできず、400万円近い借金だけをのこして中退です
奨学金の一部はパチンコに使い込むなど、ほんとうに、どうしようもない学生生活を送っていました。
- その後は飲食業で働きだすも、激務と過労で限界をむかえて(1年弱で)退職
- しばらくしてバーの仕事につくも、どうにもならなくなって無期限の活動休止
そのあいだのほとんどの期間、私はパチンコをつづけていました。
当初は、パチンコをできることが最上のよろこび(人生のすべて)だと感じていたからです。
将来うんぬんよりも、パチンコをできるイマこそが大切な時間……
そのように思っていた、いや、パチンコによって思わされていたのですね。
心境に変化があらわれた
そんな「パチンコが生きがい」だった私の心境は、ある段階から変化しています。
- やりたいからパチンコをやっている、ではなくて、やめたくてもやめられなくてやっている
自分の意思ではコントロール不能になった、ギャンブル依存症だな
すると私は、このように後悔するようになっていきました。
- この時間とお金があれば、いくらでも別のことができたのではないか?
- パチンコをしていなければ、一般企業で働くべつの人生があったのでは?
- 初めてパチンコに行った「あの時」にやめていれば……
どれくらい後悔したかというと、何十回、何百回と、それはもうめちゃくちゃに後悔しました。
パチンコに行けば行くたびに、勝敗は関係なく、行ってしまったことを後悔するようにもなりました。
もはや勝っても「むなしいだけ」でしたね
ところが、それでもパチンコがやめられないとなると、どうでしょう?
こんどは、その後悔する思考さえも完全に停止。
やめられないならもう無理。これがやりたいことだと思って行くしかない……
なんて、あきらめを肯定し、そして気づけば、
- 10年以上の時間
- 推定1000万円以上の負け
- 人の信用、自分の夢や希望・目標
など、いろんなものがなくなっていたのです。
最悪の結末がリアリティを帯びてきた
- ただパチンコがやりたかった「第1段階」
- パチンコに行ったのを後悔しはじめた「第2段階」
- もはやどうでもよくなって思考が停止した「第3段階」
このとおり、ギャンブル依存症が末期まで進行した私は、後悔することさえもやめて「なにも考えられなく」なっていました。
ただパチンコ店にお金をみつぎに行く、まさに養分と化していたのです。
養分というかロボット(思考停止)でしたね
では、そんな私がどうしてパチンコへの依存から脱出できたのか?
ここからの話が重要だ
それは私が、ふたたび自分のおこないを後悔するようになったからにほかなりません。
あの日見た「人生のおわり」
いまでもその光景をはっきりと思い出せる、パチンコ店でのワンシーンがあります。
……チッ!(台パン)
学生のころに見た、パチンコをつまらなそうに(イライラしながら)打っている年配のお客さんたち。
まだ若かった私は、その人たちを横目で見て、このように考えていました。
「ああいう人間にだけはなりたくないな。ああなったら人生はおわりだ」
いま思えば、人の事情のあるなしも知らずだったので、失礼なことではありました。
しかし当時の私は、いい年をしてパチンコ台を殴りつける大人を見て、「人間としておわっている」としか思えなかったのです。
ただ、ふと考えてみると、いま(末期)の自分はどうなんだと。
かつての自分がいった「人生のおわり」に、いまのおまえは片足を突っ込んでいるんじゃないか? と。
若いころの自分が、鼻で笑いながら頭に浮かべた最悪のシナリオ。
それがとつぜん、現実味をおびてきているように感じられたのです。
ここでいう最悪のシナリオとは、「自分も年配者になってもパチンコがやめられない」です
ちょうど仕事や年齢を考える時期だったのも関係していたかもしれません。
しかしいずれにせよ、これを機に、しだいに停止していた感情も復活していきます。
自分を反省できるようになり、「どうすればもう後悔しないですむか」を、また私は考えられるようになったのです。
その後悔こそが人の足を前に進める
無限に時間があるかのように感じられ、そのときが楽しければそれでいいと思っていた
私がまだそんな若者だったころは、パチンコに行った後悔をさほど感じることはありませんでした。
後悔することといえば、つぎのような、
- きょうは運がわるかった
- 負けたのはいい台をつかめなかったせいだ
- またつぎがあるからつぎを頑張ろう
運のわるさや、実力不足(?)といったことです。
たしかにお金を失った後悔はあったとはいえ、勝ったときのうれしさを考えれば「チャラ」だと感じていたのです。
けれどもギャンブルに依存し、やめられなくなった終盤で感じたのは、つぎのような強烈な不安でした。
「このままだと、本気で、一生パチンコがやめられずに人生がおわるかもしれない」
それはやはり、後悔するからこそ生まれる感情でもあったと思います。
人の記憶にイヤなことがのこりやすいのは、同じあやまちを繰り返さないためだといいます
終末期医療の専門家もいうように、人は死に直面するとき、
- 夢をかなえられなかったこと
- 夢を途中であきらめてしまったこと
こういったことを後悔するといいます。
だから私は、後悔が復活してからは、挑戦し、失敗しつづけても行動することをやめませんでした。
すると、パチンコをやめようと努力するなかで、ほんとうにやりたかったことも見えるようになっていきます。
海外放浪の旅に出たい、とかだったな
だから、それを達成するためにも(休み休みではあったものの)動きつづけました。
そして、その結果として、パチンコへの依存から完全に脱出できたいまがあると思っています。
いまは、やりたいことは鮮明に見えています
過去を悔やんでも、失ってしまったものは絶対にもどってはきません。
でも悔やむことは、忘れていたものを思い出させてくれ、挑戦する機会をあたえてくれます。
未来でも失われてしまうかもしれなかった、
- 時間
- お金
- 将来の夢
こういった大切なものを、守ることができるのです。
それゆえの、「後悔できるのはいい状態」なんだ
その感情(後悔)があるからこそ、人はまえに進もうと思えるのではないでしょうか?
パチンコでの後悔があるうちに動いたほうがいいのは、こういった理由からです
依存が進行して、すべての思考が停止するまえのいまなら、大丈夫です、まだ間に合います。
きっと今後の人生は変えていけるので、後悔があるいまのうちに、ぜひ行動へと移していってみてくださいね。
今回のまとめ
- パチンコはやっていても後悔しか残らない
- しかしその後悔があるからこそやめようと考えられる
- 人生を変えて、今後は後悔しない生き方をしよう!
「後悔先に立たず」、とよくいいます。
しかしこの言葉は、つぎの意味合いも持っています。
すでにしてしまったことを悔いても取り返しがつかないからこそ、何かをするまえに、よく考えることが大切だ
つまり「後悔は先に立つ」のです
そう、後悔するからこそ、明日を変えるために考え、私たちは動くことができるのです。
パチンコによって失われたものや、そのときにしかできなかったこと。
これらは、たしかに取りもどすことはできません。
もういまさら……
と、思ってしまうこともあるでしょう。
でも、そんなものは、いまから全力を出せばいいだけの話です。
私たちがほんとうにすべきなのは、
- 後悔しつづけるのではなく、それを生かし、失ってしまったものを取りもどすこと
これだけのことで、たったひとつでもアクションを起こしていければ、今後の人生は変えていけます。
最後にもういちど確認しておいてくれ
後悔があるうちが行動を起こせるチャンスですよ。
今後、おそらくどのタイミングにおいても、「パチンコに行っておけば(行っておいて)よかった」だけは絶対に起こりません。
ですから、ぜひとも「パチンコに行かなくてよかった」をつくり、ほんとうにやりたかったことを取りもどしていってください。
- 時間
- お金
- 将来の夢
こういった未来を、どうかご自身の手で守ってあげてください。
「後悔する感情が失われてしまうまえに、行動あるのみ」です
私もがんばるので、いっしょにがんばりましょう。きっと未来はあかるいはずですよ。
- 借金は完済してやりたいことをやる【重要】
- 自力でお金を稼いで夢・目標を叶える(副業がおすすめ)
- パチンコ以外の趣味を見つける(最初は暇つぶしでOK)
- 行きたい場所に旅行に行く(海外旅行がアツい!)
- いい恋愛・いい結婚をする(マッチングアプリは業者に注意!)
パチンコをやめた先に後悔はない
パチンコがやめられない時はこちら
コメント(確認後に反映/少々お時間をいただきます)
コメント一覧 (2件)
あなたのおっしゃる通りです❗
ありがとうございます!
後悔しない人生を歩むのがいまの私の目標です!