パチンコ・スロットをすると「消費するもの」はなんでしょうか?
まずはお金だろ。そのつぎに時間だな。……意外とそれくらいか?
でもそれは初期の話で、のめり込みが進行すると、消費なんてものではなくなっていきます。
この記事では、時間の無駄どころか損をするだけと題して、パチンコをすると失うものを紹介していきます。
- パチンコは時間の無駄で損だとする理由
- パチンコをすると失う5つのもの
- パチンコで失ったものを取りもどすには?
結論からいうと、時間の無駄ですめばまだいいほうで、パチンコは多くのものを失わせます
いまは「遊び」で付き合えていたとしても、大切なものを失うのは時間の問題かもしれません。
パチンコほど無駄なものはない……というより、パチンコは私たちからいろんなものを奪っていく。
その具体例をあげていくので、パチンコをすればするだけそれらを損する、と思ってこの記事を読んでみてください。
すでにパチンコで多くを失ってしまいました……
また、そのように後悔の感情があっても、悲観することはないですよ。
パチンコで失ったものをカバーする方法も紹介するので、どうぞこちらとあわせてごらんください。
ミナト
10代で行った初めてのパチンコで大勝し、パチンコ・スロット漬けの日々へ。借金を重ね、多くを失い、10数年もの間ギャンブルをやめられなくなる。しかし他者の力も借りて依存症を克服。その経験をもとに依存からの脱出方法を発信している。併設店・専門店での従業員経験もあり。>> プロフィール詳細はこちら
借金があってお困りの方へ
パチンコ・スロットの借金でお困りではないですか?
じつは借金は、それ自体を減らして返済をラクにすることができます。借金の原因がギャンブルでも大丈夫です。
いまの借金をどれだけ減らせるかは、無料の「借金減額診断」を使えば教えてもらえます。
利用するのはタダなので、使って損をすることはありません。
くわしい使い方は以下の記事で解説してあるので、借金問題をラクに解決したいときはこちらもどうぞ。
パチンコは時間の無駄どころか損をするだけ
まずは大前提として、
パチンコは時間の無駄どころか損をするだけ
とする理由からお話しします。
これは、多くの人はもはや「パチンコを趣味として楽しめていない」と思われるからです
趣味・娯楽は、あくまで本人の楽しみで、すべてが人生に役立つかというとそうでもありません。
たとえば私は、パチンコをやめられたあとで、本をよく読むようになりました。
でも、読む本のなかには、単純に時間を消費している(時間つぶしのような感じで読んでいる)ものもあります。
- スマホゲーム
- カードゲーム
などのゲーム関係も、ものによっては、時間とお金のムダだといわれることもあります。
それでも、本人がその時間を楽しいと感じているのなら、それはそれでいいのではないかと。
趣味・娯楽は、突き詰めれば、人になんといわれようが「本人が楽しければそれでいい」ものだからです。
では、パチンコの場合はどうだろうか?
いまもパチンコをしている人は、つぎの2パターンになっていることが多いのではないでしょうか。
- お金がほしい(勝ってお金を増やしたい)
- やめたくてもやめられないからやっている
遊びに使えるお金がほしいけれど、稼ぐ手段がなくて、パチンコで勝って稼ごうと考えてしまう。
楽しいと感じる時間はあっても、基本は負けるので、イヤな気分になるときのほうが圧倒的に多い。
それでもまた行きたくなって、やめようとしてもやめられないから、そのままパチンコをやりつづけている……。
これは……どうなのでしょうか?
- パチンコしかやることがないから打っている
もあると思いますが、それもふくめて、もう純粋に遊技を楽しめていないですよね?
目的がいつのまにか「お金がほしい」とかにすり替わっていて、依存症状もでていてやめられません。
家に帰るときに思うのは、
また負けた。やっぱり行かなければよかった……
など、イライラ・ストレスがたまるばかりです。
また、これはあとで解説しますが、依存が進行すると「楽しくなくても楽しいと感じる」ようにもなってしまいます。
ということは、だ
「純粋に趣味として楽しめないものに、時間・お金を消費して、精神まですり減らしている」
そうなると、これはもう、時間の無駄どころか損をするだけといえないでしょうか。
「パチンコほど無駄なものはない」ともいわれますが、それ以上になってしまっているのでは?
パチンコで得るものはなく、時間やお金、それ以外のものまで失うようになってしまっているからです。
パチンコ・スロットで失う5つのもの
パチンコは時間を無駄にするだけでなく、損までしてしまうものです。
では、パチンコでの損失(=失うもの)には、ほかにはどんなものがあるのでしょうか?
ということで、ここからは、以下のパチンコをすると失っていく5つのものを見ていきます。
- 時間
- お金
- 趣味・興味関心
- 信用
- 仕事の挑戦・機会
私の実体験や、ものによっては将来的なリスクも紹介していきます。
それらとあわせてごらんください。
1. 時間
まずは「時間」です
パチンコは多くの時間を私たちから奪っていきます。
たとえば、開店ダッシュをきめて閉店あたりまで粘るとしましょう。
この場合だと、午前10時~午後10時までの「1回12時間」なので……
- 週2で行けば月間96時間
- 年間にすると1152時間
- 1152時間=48日間ぶっ通し
こういうレベルで時間が消えていきます。
年間で2か月近くパチ屋に入りびたっている計算になるな
もちろん、「パチンコは趣味だ」という考え方なら、それもありかもしれません。
ただ、これは最初にお話ししたとおりです。
多くの人は、やめられないのを、やりたいことだと思い込んでいるだけのような気がするのです。
ほんとうにやりたいことだったら、毎回のように「もうやめよう」なんて思うでしょうか?
ただの楽しめる趣味だったら、ふつうはそうは思いませんよね
そう、やめようと思いながらつづけている娯楽なんて、じつはギャンブルくらいのものなんですよ。
そんなわけですから、パチンコに行く時間は無駄で、人生にとっての損失です。
パチンコに行っても、なにかが身につくわけでもなければ、その経験がなにかの役に立つことも基本はない
そしてなによりも、たいていはやっていてイヤな気分になるなど、趣味として機能していないのが問題です。
私はこれまで、以下のようにパチンコで時間を浪費してきました。
- ひどいときは週5~6でパチンコ・スロット
- トータルでは14~15年ほどはパチンコ店に行っていた
もちろん、こういった話ができるなど、すべての経験がムダになったとは思いません
それでも、できることなら、もっとほかのことをしていたかったですね。
ですから、基本的にはやっぱり、パチンコは時間の無駄だったと思っています。
途中からは「やめたくてもやめられなくなっていた」からこそ、そんなことになってしまったのですが……。
2. お金
つづいて「お金」だな
パチンコは負けるようにできているので、行けば行くだけお金がなくなっていきます。
もちろん、「プロ」もいるなど、勝ちつづけている人がいないわけではありません。
でも、ああいった人たちは、つぎのようなことを徹底しているからこそ勝っていられるのです。
- 閉店時のデータチェック
- 複数の店舗を巡回(県外にも遠征する)
- 期待値を追う、アツくなった勝負はしない
- やりたい台ではなく勝てる台しかやらない
これは「楽しみたい、趣味として遊びたい」人にはムリがあります
ギャンブルに依存症状がでてくるとなれば、なおさらそんなことは不可能です。
私は年間100万円以上のペースで10年以上負けつづけてきました。
パチンコの負け額は1000万円を超え、借金に手を出して返せなくなり、支払ってきた利息も100万円を超えました。
パチンコをつづけていれば、こういうレベルでお金を失うことになってしまうのです。
そのお金があれば、やりたいことは全部できただろう
でも気づいたころには、やりたいことをするためのお金はなくなっている。
いずれは、そういう話になってしまうのが、パチンコ(ギャンブル)というものなのです。
すでにパチンコでの借金がある方へ
パチンコでの借金があって、返済がうまく進まずに困っている、ということはないですか?
あとでもお話ししますが、じつは借金は、すべて自力で返さなくてもよくできる方法があります
サクッと説明できる話なので、さきにお話ししておきます。
端的にいうと、パチンコの借金は、利息をカットして元本だけの返済にすることができます。
これによって、つぎのように返済状況を変えられます。
利息カット後
借入 | 金利 | 返済 | 返済回数 | 利息合計 |
---|---|---|---|---|
120万円 | 18%→0 | 2.2万円 | 112回→55回 | 126万3969円→0円 |
借金が120万円あっても、毎月の返済は2万円ちょっとでOKにできるわけです。
返済回数は本来の半分以下、100万円超えの利息をゼロにできているのもチェックだな
利息カットが利用できるかは、無料の「借金減額診断」を使えば教えてもらえます。
きちんとした法律の事務所が運営しているもので、私も聞いたときはふつうに教えてもらえました
くわしいことはすべて借金減額診断の使い方で解説してあるので、見てみてください。
借金を減らすことでどれだけ返済の負担を減らせるか?
それを聞くのは無料なので、聞いて損はないですし、むしろ知らないままにしておくのが損になってしまいます。
- 毎月の返済をもっとラクにしたい
- 返しては借りてのくり返しで返済がうまく進んでいない
そんなときは、ぜひ減らせるかの確認だけでもしてみてください。
借金がなくなれば、これからやりたいことはなんだってできるようになりますよ。
3. 本当の趣味や興味関心
パチンコは、私たちから「ほんとうの趣味」を取り上げていきます。
好きだったことなどが、パチンコをすればするだけ、どうでもいいことになっていってしまうのです。
- もともと好きだったこと
- 今後やりたかったこと
- 興味がある・あったこと
こういったものが、しだいに「パチンコに置き換わっていった」経験はないでしょうか?
ゲーム・映画・音楽とか、お金を賭けない遊びがつまらないと感じるようになりませんでしたか?
この現象は、ギャンブルの影響で、脳が「パチンコ脳」へと変化するのが原因だと考えられています。
- 脳が変化することで、パチンコ以外のことを楽しめなくなる
- その一方で、パチンコへの関心は強くなり、それだけが楽しいと感じるようになる
つまり、パチンコをつづけていれば、ほんとうにやりたかったことへの興味関心は失われていく、ということなのです。
「ギャンブルが世の中で一番楽しい」と感じるようになる原因だな
私はもともとゲームや読書が好きで、その後は異文化交流の楽しさにも気づいたことから、かつてはこのように考えていました。
「将来は世界各国を旅して、現地の人とコミュニケーションをしてみたい」
ところがどうでしょう、いつのまにか、すべてはパチンコ・パチスロに喰われていたのです!
週5~6でパチンコをしていたのは学生のころの話ですが、
このときは、いくらでも時間はあったので、行こうと思えばいつでも海外旅行に行けました。
パチンコで負けるお金はあったので、行けるだけのお金もじゅうぶんにありました。
それでも行かなかったのは、結局、本来の「趣味・興味関心」が、すべてパチンコに変換されていたからでしょう。
パチンコ以上に楽しいことなんてこの世にないですよ!
そう思っているのなら、この「興味が全変換されている」事実に、早めに気づきましょう。
あとで後悔しても遅いです。
私はいまだに、このように考えることがあります。
あのときにもっと海外旅行をしておけばよかった……
若いときにしかできないこととか、その時期だからこそ、というのは、やっぱりありますからね。
4. 人の信用
パチンコをつづけていれば、「人の信用」を失うのも時間の問題でしょう。
- 家族・友人
- 恋人・結婚相手
- 仕事の上司・同僚・後輩
こういった、自分と関係のある、あらゆる人からの信用を失っていきます。
もちろん、最初はまだ問題は起きません。
じゃあどうして問題が起きるんだ?
それは、のめり込みが進行すると、私たちは「ウソをついて」パチンコに行くようになるから。
以下のようなウソを、平気でつくようになるからこそ、人の信用を失うのです。
- 「どうしてもお金が必要で、ちょっと貸してもらえない?」(家族・友人への嘘)
- 「仕事が残業で今日の帰りは遅くなりそう。あと、今週末は出張だから……」(恋人・パートナーへの嘘)
- 「すみません、本日体調がわるいので、仕事を休ませてください」(仕事関係者への嘘)
私はほぼ全部やりました。
まあ当時は、オオカミ少年もびっくりするほどの大ウソつきヤローでしたね
仕事関係の人には、迷惑をかけた後ろめたさもあって、辞めたあとは「人間関係をすべてリセット」する生き方をしてきました。
そんなわけで、パチンコは、人を孤独にします。
相手をしてくれるのは、「目の前のパチンコ・スロットだけ」になるのは、これも時間の問題でしょう。
そしてそのパチンコにも、行くお金がなくなれば見放されるので、だれも相手をしてくれなくなります。
5. 仕事の挑戦とあらゆる機会
パチンコばかりしていると、仕事の選択肢がせばまり、それによってあらゆる機会が失われていきます。
私の場合でいうと、以下のような半生を歩んできました。
- 大学に進学するもパチンコ漬けで中退。もちろん就活経験なんてなし
- 中退後はフリーター生活を送り、縁のあった飲食店で正社員として働く
- 飲食店を退職後はフリーターにもどり、その後はバーテンダーをめざす
- バーの仕事をやめてふたたびフリーター(現在は+α)
子どものころは、スーツを着て働くサラリーマンにあこがれを持っていました。
でも、こうなってくると、それもむずかしい話になってくるわけです
これまでフリーターしかしてこなかったからですよね。
就活経験がないことからも、一般企業で正社員として働くのが不可能に思えてくる。
そして、以下のような負のスパイラルが生まれるのです。
- 仕事はフリーター・アルバイトなどの非正規雇用
- 収入は高くなく、ギャンブルのせいもあってつねにお金がない
- 借金の返済などから働くしかなく、しかし給料はよくないので時間もなくなる
- お金が欲しいのもあって趣味は完全にパチンコ
- 収入・スキルアップなど、仕事で挑戦する機会がなくなって現状維持
つまり、パチンコをつづけて仕事の機会を失ってしまえば、
お金がほしい → パチンコに行く → のめり込む →「時間・お金・趣味・信用」など、これまで見てきたものすべてを失っていく
なんてことにもなってしまうわけです。
ギャンブル依存症の方は、私の例からみても、所得は高くない傾向にあるような気がします。
それはやはり、この「仕事」が大きく関係しているのではないでしょうか?
- 給料(年収)
- 休日(時間)
- 働きやすさ
こういった、よりよい待遇の仕事につける「挑戦」の機会を失いやすい(=お金のない生活から抜け出せなくなる)からですね。
そして、この仕事問題は、ギャンブル依存症を克服できたあともつづきます。
パチンコによって、
- 「経験・スキル・能力」などを得ることができなかったせいで、仕事はそのままの現状維持
となってしまう可能性が低くはないからだな
パチンコをつづけていれば、冗談抜きに、人生そのものを失ってしまいかねません。
時間の無駄ですめばまだいいほうで、取りかえしのつかない損をしていくものなのです。
パチンコで失ったものを取り戻す方法はあるか?
パチンコをつづけていると、もはや損を超えて、人生そのものを失ってしまいかねません。
でも、これまで失ってきたとしても、取りもどす方法はありますよ
そう、失ったままの人生でおわらせない方法はあります。
ということで、ここでは、今後のためのリカバー策を紹介しましょう。
今後の対策としてとくにおすすめなのは、以下の4つです。
- パチンコはもうやめる
- 借金があるなら片づける
- 新しい趣味をつくる
- 仕事問題を解決させる
それぞれを具体的に補足していくので、どうぞ順番にごらんください。
1. パチンコはもうやめる
まず、パチンコに行くのはもうやめることです。
パチンコをやりつづけていれば、これからもどんどん、大切なものは失われていってしまうからです。
たしかにパチンコは、行くまえはワクワクしますし、勝てているときは楽しさを感じられます
しかしそれと引き換えに無駄になる・損をするものが、あまりにも多すぎます。
パチンコをやめれば、べつのことでワクワクや楽しさを感じられるようになれますが、
パチンコをやっているあいだは、興味関心はそれだけに集中する。
つまり、パチンコをやめなければ、失う人生を変えることはできないからもうやめたほうがいいのです。
もちろん、ギャンブルとうまく付き合える人だったら、そうはならないだろう
でも、これまで見てきたこともふくめ、つぎのような状態になっているのなら、
- やめたいと思うことはよくあってもやめられない
- 遊戯中はいいところで切り上げられない(負けると取り返したくなる)
- パチンコ以外に遊びや楽しみがない
そこからうまいことパチンコで遊べるようになるのはむずかしい、と私は思いますよ。
パチンコをやめる方法は、以下の記事から見てみてください
- パチンコをやめる11の方法(自分ひとりでできる)
- パチンコを辞めたいのを人に助けてもらう8つの方法(他者の力を借りる)
10年以上パチンコ・スロットがやめられなかった私でもやめられた方法をまとめてあります。
きっと参考になるはずなので、ぜひごらんいただき、実践へとつなげていってみてくださいね。
2. 借金問題を片づける
つづいてパチンコが原因の借金ですが、借金はあるだけで、以下の問題を発生させます。
- 借金返済のためにせっせと働く
- 無理に働くからこそ時間がなくなる
- お金がない・ほしいからこそパチンコに行きたくなる
なので、借金があるなら、これも今から解決させていきましょう
借金がなくなれば、「お金・時間・パチンコに行きたい」など、多くの問題が改善されるからです。
その方法として、まずは「パチンコの借金を自力で返済する6つのコツ」を参考にしてください。
- パチンコに行かないためにはどうすればいいか
- 返したお金をまた借りてしまうのをふせぐにはどうするか
こういった返済をうまく進める手段を、合計3社の多重債務を解決できた経験をもとに解説しています。
パチンコでの借金は、ふつうに返済していても高確率で失敗してしまうことが多いと感じます。
でも、そこをなんとかうまくいかせるコツがあるわけだな
自力でいければそれに越したことはないので、チェックしておいてください。
もっとも、借入額によっては、完全な自力はむずかしいことも多々あります。
そんなときは、途中でも見てきた利息カット(正式名称は任意整理といいます)の手段が使えます。
返済を元本だけにする、つまり支払総額を減らすことで、毎月の返済をラクにできるものでしたよね。
パチンコでの借金問題は、依存症状もあると、解決するのは不可能に感じてきます。
それでも、パチンコをやめるのと一緒で、不可能を可能にする手段はあります
ですから、放置せず、あきらめずに、場合によっては人の力も借りて、完済を目指してみてください。
借金問題から解放された未来は、かならず手にすることができますよ。
(※利息をカットする方法の詳細は以下の記事でまとめてあります。どこに相談すればいいかも載せてあるので、借金を減らしたいときはこちらも見てみてください)
3. パチンコ以外の趣味を見つける
パチンコ以外の趣味を失ってきたのなら、これからそれを取り返していきましょう。
これも途中でお話ししたように、たしかにパチンコをしている間は、ギャンブル以外への興味は失せます
しかしそれは、なにも永遠につづくわけではありません。
パチンコと距離を置き、ほかの遊びをしていれば、いずれは賭けごと以外の楽しさも感じられるようになるのです。
現に私は、
- 読書、海外旅行、運動、音楽
など、いろんな興味関心を取りもどせています。
時間があるなら、映画・アニメなんかの動画もまたゆっくり見たいなと思っています。
ようは、変化した脳は回復するってことだな
最初は暇つぶしで大丈夫です。
つづけていれば、パチンコ以外の楽しさに気づけるようになっていきますよ。
パチンコにかわる趣味は、以下の記事でまとめてあるので、こちらもあわせてどうぞ。
なお注意点として、パチンコ通いが復活すると、
- 興味関心がほかのことに向いていたとしても、またパチンコに集中するようになってしまう
と感じます。つまりべつの趣味ができていたとしても、パチンコのほうが楽しく感じるようになるわけです。
これをふせぐには、パチンコに行かないことです
ほかに趣味があれば、パチンコに行きたくなったときにストッパーの役割も果たしてくれます。
新しい趣味を見つけて、今後は楽しいだけの人生を送るためにも、ギャンブルはもうヤメにしたほうがいいですよ。
4. 仕事問題を解決させる
最後に、仕事問題を解決させる方法だな
これは、副業をはじめるのがおすすめです。
いちど社会のレールからはずれてしまうと、もとに戻るのはむずかしい……
正直いうと、仕事・社会に関して、私はそのように思っています
では、ギャンブル依存症で、レールから外れてしまった場合はどうすればいいのか?
この仕事問題を解決させる策として、「自力で稼ぐ方法を身につける」手段を私はとりました。
「いまさら就活したところで、フリーターのほうがまだマシ……なんて、条件のわるいところしかのこっていないのでは?」
就活・社会人(一般企業)経験がない私からすれば、そのようにしか考えられなかったからです。
ブログはだれでも簡単に挑戦できる
では、私がとった自力で稼ぐ方法はなにかというと、「ブログ」でした。
- だれでも簡単にはじめられる(中高生でもやっている人はいる)
- 初期費用は数千円で済ますこともできるなど、リスクはかなり低い
- 月100万円以上かせいでいる人もいるなど、可能性は無限にある
など、いわゆる「社畜」になるくらいなら、こっちのほうがいいと思ったからです。
ブログは最初は大変ですが、だれにでも平等にチャンスがあります
一般企業では見向きもされない「失ってきた経験」が、逆に武器になることもあるからですね。
自分の得意分野があれば、それを楽しく発信するのもいいと思います。
そんなわけですから、ブログをはじめるのもおすすめですよ。
自力で稼ごうとがんばることで、ギャンブル依存症の再発防止にもなります!
転職やスキルアップなど、もちろん副業にこだわらなくてもOKです。
ようは運任せのギャンブルで……ではなく、自分の力でお金を稼ぐのが大事という話ですね。
また、すぐにはじめられる副業には、つぎのようなものもあります。
- オークションやフリマで物を売る
- Webライターで稼ぐ
- ポイ活でPTを貯めてお金に変える
副業OKの仕事をしているなら、自力でお金を稼ぐのにもトライしてみてください。これらはブログもふくめてパチンコよりも稼げる副業でまとめてあります。
やはりパチンコほど無駄なものはないと思う
ところで途中、失ったものを取りもどす方法として、パチンコはもうやめるという話をしました。
ただ、つぎの手段もないわけではありません。
パチンコで負けた(失ってきた)お金は勝って取り返す
でも、それができたところで、やっぱりパチンコは無駄でしかないと思うんですよね
ということで最後に、勝ててもパチンコは無駄だと感じる理由もお話ししておきます。
実践できるかどうかはべつとして、パチンコで勝ちに徹する方法はあります。
これはパチンコで勝つ10コの方法で手段をまとめてあるのですが、
といっても、パチンコで勝ってお金を稼げるようになれたところで、意味がないと思うんだよな
なぜかというと、パチンコで勝つための経験が、その後の人生に生かされることはほとんどないと思われるからです。
さきほども見てきたように、お金がほしいなら、マジメに働いて稼ぐことです。
パチンコで勝つことに努力する時間があるなら、働いて収入を上げることに時間を使っていたほうがはるかにマシでしょう。
たとえば、つぎの「AとBの人」がいたとして、5年後、10年後、どっちのほうがよりよい人生になっていると思いますか?
- A:パチンコで勝つ努力を日々つづけている
- B:お金は仕事で稼ぐ努力を日々つづけている
それはもちろん、後者の働いている「B」の人だと思います
積み重ねた努力が、かならずや、その後もお金を稼ぐ力になってくれるからですよね。
パチンコで継続的に勝てていたとしても、いつまでそれをつづけるのかという話にもなります。
- パチンコ動画を撮影してYouTubeに上げる
- パチンコで勝つノウハウに値段をつけて販売する
など、パチンコを副業にする方法もあることはありますが、まあむずかしいと思います。
そしてなにより、そこまでいったら、パチンコ・スロットをやっていてももう楽しくないですよ。
- 一時的にパチンコで食えたとしても、食えなくなったら、それまでやってきた時間は無駄になる(今後に生かしにくい)
- 反対に、仕事・副業であまり食えなかったとしても、地道に稼ぐ努力をつづけていれば、いずれは食えるようになるはず
そのことからも、基本的にはやはり、パチンコほど無駄なものはないといえるのではないでしょうか?
今回のまとめ
- パチンコは時間の無駄どころか損をするだけ
- パチンコをつづけていると多くのものを失っていく
- パチンコで失ったものはこれから取り返していこう!
パチンコは時間の無駄で損をするだけのものですが、じつは問題はそのさきにもあります。
あのお金があれば、この時間があれば、なにができただろう……
こういった、失ってきたもの、今後失うものが、すべてわからなくなっていくようにもなるんですよね。
- のめり込みが加速すると、失うものを正常に認識できなくなっていく
- すべてがどうでもよくなって、パチンコができれば「それでいい」になっていく
そうやって、現実すらも見失ってしまうんだな
だからこそ、失ってきたものや今後のことは、これからは直視していくようにしたほうがいいと思います。
そうすることで、はじめて、パチンコでの問題が進行するのをふせげますよ
またギャンブル問題は、気づいたときには手遅れのような状態となっていることも多いです。
「自分はギャンブル依存症という精神的な病気になっている」
と、だれもが認識できず、その状態が長年にわたってつづいてしまうこともあるからです。
でも、人生に「遅い」なんてことはありません。
取り返そうと思えたときが「最速のスタート地点」となる、と私は思っています。
なので、これから取り返していきましょう!
失ってきたものはもうしかたがないですが、これから取り返していくことはできます。
ほんとうに手遅れになるのは、「すべてをあきらめた瞬間」だ
ですから、そうならないように、本来の人生を取りもどすためにも、いっしょにがんばりましょう。
過去がくらくても、未来があかるければ、それでいいのではないでしょうか!
パチンコをやめる方法
パチンコがやめられない時の対策まとめ
コメント(確認後に反映/少々お時間をいただきます)