パチンコはやめたもん勝ちである6つの理由【人生が停止するのが一番やばい】

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パチンコはやめたもん勝ちである6つの理由【人生が停止するのが一番やばい】
イブスター店長

パチンコは「やめたもん勝ち」……

ようするに、やめたほうが得をするという話ですが、これはじっさいにそのとおりでした。

この記事では、10年以上かかってようやく辞められた私が、パチンコはやめたもん勝ちである理由を解説します。

この記事の内容
  • パチンコはやめたもん勝ちである6つの理由
ミナト

パチンコがやめたもん勝ちな最大の理由は、ギャンブルをしていると「人生が止まる」からな気がします

意味もなく時間だけが過ぎていって、なにも得られないどころか、確実にお金は減っていくという……。

そういった「やめた人のほうが勝ち」なワケを、それぞれくわしくお話ししていきます。

最後まで読んでもらえれば、パチンコをやめられたなら人生はどう変わるかも見えると思います。

もうそろそろパチンコはやめたほうがいいんじゃないか……?

そう思いながらも、いまもパチンコを打っているのなら、ぜひこの話を参考にしてください。

著者プロフィール
ミナト

ミナト

10代で行った初めてのパチンコで大勝し、パチンコ・スロット漬けの日々へ。借金を重ね、多くを失い、10数年もの間ギャンブルをやめられなくなる。しかし他者の力も借りて依存症を克服。その経験をもとに依存からの脱出方法を発信している。併設店・専門店での従業員経験もあり。>> プロフィール詳細はこちら

目次

パチンコはやめたもん勝ちな理由6選

パチンコはやめたもん勝ちな理由6選
イブスター店長

ではさっそく見ていこう

パチンコがやめたもん勝ちな理由(=やめるのが賢明な理由)は、以下の6つです。

  1. 勝てないから
  2. あとで後悔するから
  3. お金を増やしたいなら「行かないが勝ち」だから
  4. ギャンブル以外の趣味を楽しめなくなるから
  5. 成長の機会を失うから
  6. 夢や目標から遠ざかるから
ミナト

どれもパチンコをやめられたあとに気づけたことです

私だけでなく、多くの人が(パチンコをやめたあとで)思うことではないかと思います。

逆にいうと、パチンコをやっているあいだは気づけないことばかりです。

どうぞ順番にごらんいただき、「やめたもん勝ち」であるワケを知っていってください。

1. 勝てないから

勝てないから

まず、パチンコは勝てないからという、かなり大きな理由があります。

  • 行けば負ける(=お金が減る)
  • 負けるから楽しくない(イライラするばかり)

となると、やっている意味がなくなってきますよね?

そう、パチンコは勝てないから楽しくない、と、もはや娯楽の役割を果たせていないから「やめたもん勝ち」なのです。

ミナト

いまのパチンコ・スロットは、行けば行くだけシャレにならないほど負けるだけです

パチンコが勝てない理由でも解説してありますが、

  • お客さんの激減(売上低下)、新台価格の高騰、設備投資など経費の上昇

など、昨今のパチンコ業界は、閉店ラッシュが止まらない(※)ほどに苦しい状況となっています。

※2019年のパチンコ店舗数は「9639店」でしたが、年々減少していて、2023年には「6335店」にまでなっています。

そんな状況でまともな還元が受けられるはずもなく、お店側はカツカツでまったく勝てません。

イブスター店長

ギャンブルは勝った負けたを楽しむ遊びだが、「負けて楽しかった」とはなりにくいだろう

ようは、いまのパチンコは「遊べない・楽しめない」が前提になってしまっているので、やめたほうが得なのです。

私はパチンコをやめるまえ、収支(負け額)を1年半ぶん記録していましたが、勝率は15%でした。

10回行って1~2回、ちょっと勝てるだけ。8~9割は楽しめずに終了です。

その状況が悪化しているわけですから、勝率1割以下も現実的に思えてきます。

2. あとで後悔するから

あとで後悔するから

パチンコをやっていたのをあとで後悔することは多いです。

とくにパチンコで失った時間とお金は、その後絶対にもどってくることはありません。

パチンコがやめたもん勝ちなのは、そのような、取り返しのつかないものを守れるからでもあります。

ミナト

私は10代からギャンブルをやっていたのですが、失った時間はいまでも悔やむことがあります

パチンコは時間のムダで、ほんとうに、やっていてなんにもならなかったなと。

できることなら、パチンコにのめり込むまえの、まだ若かったころ(青春時代)に時間を巻き戻したいなあ……と。

イブスター店長

もちろん、価値観は人それぞれだ

ギャンブルを趣味として楽しめる人なら、そう(時間をムダにした)は思わないかもしれません。

でも、つぎのように、

  • やめたいと思うことはよくあるのにまた行ってしまう
  • 行きたい気持ちをセーブできずに行ってしまう
  • 現実の問題から目をそらすためにパチンコに行くことがある
  • それ以外にやりたいこともないからパチンコをしている

パチンコに行く理由が本心からの趣味ではないのなら、きっとあとで後悔すると思います。

人生、生きていればいろいろ後悔することはありますが、正直いってパチンコ以上の後悔は私にはありません。

ミナト

というか、すべての後悔は、パチンコが発端となっていた気がするんですよね

そんな私でも、いまを前向きに生きていられるのは、パチンコで失った機会を取りもどそうとしているからです。

これまでの後悔を「今後に生かそう」と考えられるようになったのも、パチンコをやめられたからこそのことでした。

3. お金を増やしたいなら「行かないが勝ち」だから

お金を増やしたいなら「行かないが勝ち」だから

パチンコに行く理由のひとつが「勝ってお金を増やしたい」なら、やっぱりやめたもん勝ちです。

ミナト

なぜかというと、パチンコに行かなければお金は増えるからです

行かなければ「負けた」でお金は減らない。トータルで考えれば、お金は増えることになりますよね?

つまり、お金がほしいなら行かなければいい(使わずに貯めておけばいい)と、パチンコは行かないが勝ちだからです。

お金は増えていないと思う人

でもそれって、お金が減らないだけで、増えているわけではないのでは?

パチンコに行かなければお金が増える、というと、そう感じるかもしれません。

けれども、じっさいにパチンコをやめてみるとどうでしょう?

  • パチンコにお金を使わなくなる → 使わないので貯まる → 貯金でお金が増える
  • 借金がある場合は返済が進む → 完済できる → その後はやっぱり貯金で貯まる

このように、お金を増やしたいなら、やはりパチンコに行かない・負けないだけでよかったとわかることでしょう!

イブスター店長

パチンコをやめて空いた時間に働いたり、副業をはじめたりすれば、もっとお金を増やせるだろう

パチンコはやりつづけるだけ確実に負けていくので、お金がほしいなら行かないほうがいい、というのはガチですよ。

毎月の負け額をなんとなくでも考えてみてください。5万円とか10万円とか、そのお金が全部のこるとなれば、経済的にかなり余裕がでるはずです。パチンコに行かなければお金は増えます。

4. ギャンブル以外の趣味を楽しめなくなるから

ギャンブル以外の趣味を楽しめなくなるから

パチンコをしていると、ギャンブル以外の趣味を楽しめなくなっていきます。

ミナト

趣味はパチンコだけになってしまうんですよね

でも、パチンコをやめれば、それ以外の趣味ができて、いろんなことを楽しめるようになります。

1つだけでなく、2つ、3つ……と、いろんな遊びを楽しめる(人生が豊かになる)ようになるからやめたもん勝ちなのです。

パチンコへののめり込みが進行すると、脳が変化して、興味関心がギャンブルに集中することがわかっています。

つまりパチンコしか楽しくないのは、脳に「そう思わされていた」だけで、じつは本当の趣味ではないこともあるんですよね。

イブスター店長

たしかに、パチンコ・スロットはおもしろい遊びだ

でも、世の中にはほかにもおもしろいことはたくさんあって、ギャンブルがすべてなんてことはけっしてありません。

もしすでにそう(ギャンブルがすべて)感じるのなら、パチンコへの依存がかなり進行しているのではないかと思いますよ。

パチンコをやめれば、世界はギャンブルだけはないことに気づけるようになります。

というか、ギャンブルなんてしなくても人生は楽しめる、いやもっというと「ギャンブルはしないほうが楽しい」とまで感じられるかもしれません。

ミナト

私はパチンコをするとそれだけになってしまうので、ギャンブルのない生活のほうが楽しいと感じています

パチンコ以外の趣味は以下の記事でもまとめてあるので、趣味探しの参考に使ってもらいたいと思っています。

5. 成長の機会を失うから

成長の機会を失うから

パチンコをしていると成長の機会を失うと感じます。

イブスター店長

勉強や仕事でスキルアップしようとする「意欲」をなくしてしまうんだな

その結果、パチンコをしているあいだの時間は「停止」してしまいます。

人生のなかで、その期間は、成長という観点ではなにもしていなかったような時間になってしまうことがあるのです。

ミナト

私は高校卒業後、大学に進学したのですが、学校なんてまったく行かずにパチンコばかりしていました

しかも4年間もそんなことをしていて、約400万円の借金(奨学金)だけを背負って中退。

その後は飲食店に就職するも長くはつづきませんでした。

それからバーの仕事につきましたが、それも長く(7年ほど)店にいただけで、なにかを成したわけではありません。

ようは、そんなふうにして、私の人生は長年にわたって停止してきたのです。

その間は、正直いって私にとっては空白のようなものでした。

なにも成せずたいした成長もできず、時間だけが止まっていたような、それでも確実に年はとっていた、といった感じです。

イブスター店長

もちろん、完全に無意味な時間というのはない(どこかで役に立つことはある)と思うんだ

それでも、ひとつだけいえるのは、

パチンコが成長の機会を奪っていた。ステップアップの道は“それよりもパチンコ”で断たれていた

ということです。

ミナト

なんでもパチンコのせいにするのはよくないですが、やっていなければ、そのぶんのお金・時間を自分に投資していたと思います

私みたいなのは極端な例ですが、

  • いまの仕事、スキルアップ、そのための勉強、転職、休日にしていること

などなど、考えてみてください。

パチンコが息抜きになっている、ということはなく、自分が成長するための時間・お金を(パチンコが)食っているのではないでしょうか?

6. 夢や目標から遠ざかるから

夢や目標から遠ざかるから

パチンコをしていると、夢や目標が遠ざかっていきます。

以前は夢があったのに、いつのまにかどうでもよくなってしまい、パチンコができればそれでいいと感じるようになってしまいます。

ミナト

パチンコがやめたもん勝ちなのは、そのような夢・目標が、やめたと同時に「復活」していくからです

「将来はこうしたい」とか、かつては強い願望があったのなら、それがよみがえるからこそパチンコはやめたもん勝ちなのです。

再度私の話をすると、私は異文化コミュニケーションに興味があり、海外の人と話すのも好きでした。

将来はいろんな人と話をしたいなあ、と、中学生くらいのときは思っていたものです。

イブスター店長

ところがどうだろう!

パチンコをはじめてから、そんなことはどうだってよくなり、ギャンブルが人生のすべてになっていきました。

海外を旅行してみようとも考えず、あいた時間は、ただひたすらパチンコ店に入りびたるだけになっていたのです!

ミナト

しかしそんな私でも、パチンコをやめてからは、また海外に興味を持てるようになりました

いまは海外放浪の旅にでる夢・目標を第一に生きています。

死ぬまであきらめるわけにはいかネェ! と、それくらいの意気込みで生きていられるのは、やっぱりパチンコをやめられたからこそです。

思えば、それまでしてきた仕事でも、「独立したい」とか思ったことはよくありました。

そういうのも全部パチンコによってかき消されてきたので、パチンコはつづければつづけるだけ、夢・目標を遠ざけると感じます。

小中学生くらいのとき、「将来こうなりたい」みたいなのは絶対にあったはずです。

イブスター店長

お金持ちになりてえなあ、とか、なにかしらあったと思うんだよな

パチンコをやめれば、かつての夢や、その後に思うようになった目標をまた追えるようになります。

いちどきりの人生、パチンコの出玉を追うのではなく、自分の願望を追ったほうが絶対に楽しいと思いますよ。

今回のまとめ

  • パチンコはやめたもん勝ちである
  • 勝てないし、やっていてプラスになることはほぼない
  • それでもやめられないときは問題解決のために動きだそう

パチンコがやめたもん勝ちだというのは、そもそも勝てないのもそうです。

が、あとで後悔したり、時間だけが無意味に過ぎていったりと、ギャンブルをつづけるデメリットが多すぎるから。

やっている時間ぶんだけ人生が停止して、取り返しのつかないことにもなってしまうからです。

ミナト

私は十数年もの時間をかけて、ようやくそのことに気づけました

それでも、気づけただけよかったと思っています。

そして人生には早いも遅いもなく、なにかに気づけたときが「なにかをする最速のタイミング」だと思っています。

パチンコはやめたもん勝ちなのか……?

そう思ってこの記事を読まれたのなら、その答えは「そう」で、それを知ったいまこそが最速の気づきなんだと私は思いますよ。

イブスター店長

ただ、そうはいっても、パチンコがやめられないこともあると思うんだ

私もそうでしたが、パチンコへの依存症状が強いと、やめたいと思うだけではやめられません。

そんなときは、私がパチンコをやめた方法を関連記事でまとめてあるので、そちらも見てみてください。

ミナト

パチンコをやめるのに必要なのは、とにかく行動していくことです

思っているだけ、考えているだけでは、人生は動きません。

手を動かし、足を動かし、とにかく動いていくこと。

そうするからこそ生活の習慣が変わり、パチンコに行く習慣も変わる、つまり行かなくても大丈夫な生活が手に入るのです。

この記事を見ているなら、すでに手は動かしているはずです。

もうちょっと手を動かし、そして具体的な行動に移るところまでいければ、パチンコのない生活はもう目の前ですよ。

私もパチンコで失ってきたものを取り返そうとがんばっています。

一緒にがんばりましょう。ひとりじゃなければ、いままでできなかったこともできるようになります。

まずは私という仲間がいるので、おたがい、成すべきことを成していきましょう!

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コメント一覧 (4件)

  • こんばんは。以前相談してからも、遊んで少しでもプラスになればいいしトントンでも遊べた分は勝ちかも、なんてバカな妄想してジャグラー打ち続けて結局遊べも勝てもせずにお金は無くなり、反省だけが残っています。
    1月からは軍資金用に財布を分けて、なんて考えて今年10回は通って軍資金3/4マイナスの所で、急に気持ちが萎えてアホくさくなり行かなくなってます。
    先日パチ屋トイレの鏡を見て、パチ屋へ通ってるうちに、気付けばかなり歳をとってしまったなと感じました。
    今でも、ペカりを見たいなんて思う時はあるし、打つならお金も有るけど、パチ屋にお金と時間を吸われるだけなんて虚しいと痛感しています。
    軍資金残った1/4は数千円なのですが、ミナトさんの活動に寄付してスッキリしたいです。どこか窓口はありますか。TwitterというかXで連絡すればいいんでしょうか。

    • るるーしゅくるいさん、こんばんは。
      お話しされているように、スロットは遊べるように思えて遊べず、イライラとか、やっぱり行かなければよかったとかが残るだけです。

      途中で「こんなことはしていてはいけない」と気づけたのは大きいと思います。
      今後も行けばおなじことがくり返されるだけだと思うので、「これをくり返さないためにはどうすればいいか?」
      それを考え、いまのうちから予防策を打っていくのがいいと思いますよ。

      私もいまだにスロットを打ちたいと考えることはありますが、それでもいまの生活を壊さないために行かないようにしています。
      ほかの趣味をつくるなどして、スロット以外に打ち込めることを見つけていければ、ギャンブルへの欲求・衝動もコントロールできるようになっていくはずです。

      年を感じてきたら筋トレもオススメです。
      つづければ見た目も変わっていって、若いときよりも体が仕上がったりもしますよ!
      (※この機にジムに入会するのもありです)

      またご支援のお申し出をいただき、誠に感謝いたします。
      ただ当ブログでは寄付などの窓口を設けていないので、お気持ちだけ受け取らせてください。本当にありがとうございます!

      それでも余ったお金は……ということでしたら、令和6年能登半島地震への寄付という方法もあります。
      当ブログの活動で、災害で困っている人が救われると考えると私もうれしいです。
      災害支援なら、るるーしゅくるいさんもスッキリして、私もうれしく、被災者の方たちからも感謝されると思います。
      ぜひご検討してみてください。

  • ミナトさんの様な方でもいまだにスロットに未練おありなんですね。自分は今は全然なんですが、突発的に来る打ちたい衝動はまた来るのでは、と自分に怯えています。
    寄付は受け取っていないのですね。うさぎさんの餌代にしていただきたかったです。

    • パチンコ関係の記事を書いているのもあるかもですが、ふとした瞬間に思い出すことはよくありますよ。
      ただ、そこで「じゃあ行こう」とはならないのは、打ちたい衝動を抑えられているからです。
      (その方法は、趣味をつくったり、ほかに打ち込むことをつくったりです)
      パチンコを打ちたい衝動の抑え方でも解説してあるので、こちらも見てみてください。

      ご寄付は、もし今後ブログ支援窓口のようなものを設置することがあれば、ひっそりとお知らせするかもしれません。
      今回はお気持ちだけいただきます! ありがとうございました!

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