彼氏、旦那、恋人に「私とパチンコどっちが大切なの?」と聞くのは不毛

彼氏や旦那さんがパチンコばっかりしていると思ってしまいますよね。自分はパチンコ以下なんだろうかと。

恋人や家族(パートナー)がギャンブル依存症になってしまい、パチンコばかりするようになってしまうと、残された側の方はそう考えてしまうと思いますし、ついついこう言ってしまいたくなると思います。

「私とパチンコどっちが大切なの?」

しかし、この質問は残念なことに依存症当事者にとっては不毛な話でしかなく、それどころか相手を逆上させてしまう危険性をはらんだワードでもあったのです。

本当はどっちが大切なのか?

ギャンブルをしない方にとっては、恋人やパートナーがパチンコにばかり行く理由は理解できないと思いますし、ギャンブルをする方でも依存症レベルの人間が何を考えているのかは理解ができないと思います。

約束をすっぽかすのは当たり前、いつの間にか消えていたと思ったらパチンコ店にいた、恋人・パートナーに対する金の無心、負けたことでの八つ当たり……

ギャンブル(パチンコ)依存症と一言で言っても症状は人それぞれ度合いが異なりますが、恐らくすべての当事者に該当するのが「パチンコが最優先、パチンコが一番大事」となってしまうことでしょう。

そこで、冒頭での質問が飛び出してくるわけです。

相手
恋人の皆さん

そんなにパチンコばっかり行って何が楽しいの?私とパチンコどっちが大切なの?

しかし、この質問を投げかけられた当事者はというと、以下のように返すしかないので、返答はお決まりのパターンになります。

当事者
当事者

そんなのもちろん、君の方が大事に決まってるじゃないか

とりあえずはこう言いますよね。表向きは。でも本心では全く違うことを考えていたりもします。

当事者
当事者(闇)

面倒クセェな、早くしないとパチンコ屋オープンしちゃうよ

当事者
当事者(闇)

というかどっちが大切って……そんなのパチンコの方が大事に決まってるだろうが!パチンコ最高!

まぁ残念ながら、こんなところが当事者の本心でしょう。

よって「どっちが大切なの?」という質問は、本音は聞けない、嘘で誤魔化される、そして相手の嘘を信じないといけなくなるという、残念ながら誰も幸せになることはない不毛な質問でしかありません。

さらに言うと、この話をする時間帯によっては当事者がパチンコに行きたくて一人で盛り上がっているところに水を差すどころか、水をぶっかけるようなものなので、相手を逆上させてしまうことだってあります。

ですが、恋人やパートナーのパチンコ狂いに悩む皆さんにそんなことを言いたいわけではありません。恋人の本心はギャンブル依存症という病によって作られた幻想であって、「本当の本心」ではないということなのです。

恋人(彼氏)やパートナーにパチンコをやめさせるには

それでは、ギャンブルに囚われた恋人やパートナーを依存症から解放し「愛をとりもどす」ためにはどうすればいいのかという話になるわけですが、結論から先に言うと、これは時が来るのを待つしかないと私は思います。

ギャンブル依存症によってパチンコ狂いになってしまうと、友人や恋人と会うよりもパチンコをしていた方が遥かに楽しいと感じるようになりますし、特に休日にデートだなんだという話になればパチンコに行きたいところを仕方なくデートに付き合うような感じにもなりますから、当事者のフラストレーションはだんだんと大きくなっていきます。

そこで、恋人やパートナーの皆さんが当事者にパチンコをやめさせるためにあれこれと制限をかけたり、何か働きかけようとしてもそれは全て無駄に終わってしまうどころか逆効果にしかならないと思うのです。

つまり、ベストな方法は放置。

差し出がましいことは何もせず、相手がパチンコをやめたいと思う、まさにその来たるべき時を待つこと。これしかないと私は思います。

一見パチンコばかりしているように見えて、当事者はもうやめたいと思いながらパチンコをしていたりもします。そして時には愚痴をこぼすこともあるでしょう。

当事者
当事者

本当はもうパチンコやめたいんだ……

そしてこの時こそが最大の好機!

相手
恋人の皆さん

今更何言ってんだコイツは、アホか

とは思わずに、ここで初めて本人がパチンコをやめるためにはどうすればいいかを一緒に考え、協力してあげるのがベストな選択だと私は思います。

当事者と向き合う際の注意点と心構え

恋人やパートナーにパチンコをやめてもらうためには、「自分がやめさせる」とは考えずに本人がやめたいと思うまで待ち続け、そこで依存症克服を手伝ってあげることがベストな選択なのではと私は思います。

人間は他人がどうこう言っても自分が経験するまでは反省することができないですし、そもそも経験あってこその反省ですから。

また、恋人やパートナーの皆さんの対応によっては当事者のパチンコ狂いを助長させてしまうこともあるため、主に以下の点は注意した方がいいと思います。

  • 理由が何であれ絶対にお金は貸さない
  • 借金の肩代わりは絶対にしない

ギャンブル依存症の当事者はパチンコのためなら平気で嘘をつくようになってしまうため、人によっては嘘をついてまでお金を借りようともします。また、知らぬ間に借金をしている場合もあるとは思いますが、お金関係は絶対に現金での協力はしてはいけません。

なぜなら当事者はお金を手にした瞬間にパチンコに行きたくなるからで、そのお金を持って再びパチンコに行くのはわかりきっているからです。

助けてあげたいと思うのであれば、心を鬼にしてこう言いましょう。

相手
恋人の皆さん

テメェーのケツはテメェーで拭え!

また、当事者のギャンブル依存症克服を協力する際の心構えとしては、最悪の場合相手を見限る覚悟を決める必要も出てくるでしょう。

特に恋人関係、パートナー同士の関係であればどうしても相手に対して優しさが出てしまうため、相手に対して良かれと思ったことや甘さが裏目に出てしまい、当事者は延々とギャンブル依存症に苦しめられ続け、恋人やパートナーの皆さんは当事者に振り回され続けるという、これも同じく誰も幸せにはならない結果となってしまう場合もあります。

お互いの関係がギリギリの状況や、限界の状況だったとしても、相手のことを想って固く意志を貫けるかどうかは、最終的には「覚悟の差」であると私は思います。

ギャンブル依存症はそう簡単に何とかなるようなものではありません。生半可な覚悟で相手に向き合えば、当事者も恋人・家族の皆さんもさらなる深手を負うだけとなってしまう場合もあります。

しかし、何があっても鬼の心を貫くと決めて行動したのであれば、もし当事者が深手を負うことになったとしても、少なくともいい意味でそれだけで終わることはないでしょう。

覚悟を決めた人間は強いぞ!

今回のまとめ

・当事者に対してパチンコを自分がやめさせるとは思わない
・ギャンブル依存症によって囚われた心をクサリでつないでも無駄
・愛をとりもどせ

人間、失ってからようやく何が大切だったのかに気付くことは圧倒的に多いです。

よって最終手段として「関係の解消」という劇薬が功を奏する場合もありますし、そこからお互いにとって本当の関係が始まるということもあるかもしれません。なので相手に対して本気で向き合うのであれば、覚悟は決めておいた方がいいと私は思います。

また、男という生き物はプライドが高い生き物なので、弱音は吐かずに隠したりする部分もあります。パチンコをやめたくてもやめられないと悩んでいそうなのであれば、冷静に、且つ感情的にならずに話し合い、本音を引き出すのもありだ。

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