ギャンブル依存症を克服する8つの方法を駆使して人生を取り戻そう!

パチンコ、スロットなどのギャンブルを本気でやめたい方へ。これが重度のギャンブル依存症だった私が依存症を克服することに成功した全てです。

ギャンブル依存症になってしまうとギャンブルを適度に楽しむということはできなくなってしまいます。もうやめようと本気で思っていても気付けばギャンブル行為に走り、閉店時間がくるか、所持金が底を尽きるか、完全に心が折れるまではギャンブル行為を中断することができないのです。

この危機的な状況を脱するための方法は一つしかありません。それは、「ギャンブルをやめる」こと。

当たり前のことのように聞こえますが、ギャンブルをやめるためのハードルは非常に高く、症状が重ければ重いほどそのハードルも高くなります。しかし、だからといって諦めないで下さい。ギャンブル依存症は例え重症だったとしても克服することができます。
かつては重度の依存症だった私もギャンブル依存症を克服することに成功し、本来の生活を取り戻すことができたのです。

活路を見出すことができればギャンブル問題は解決へと一気に動き出します。今回はギャンブル問題を解決する糸口、ギャンブル依存症を克服する方法についてです。

まずはギャンブル依存症について知ること

初めの頃はただ楽しかっただけだったと思います。友人と一緒に卓を囲って牛丼や焼きそばなんかを食べながら麻雀をしたり、競馬場の屋台でご飯を食べたり、本物の馬の力強さに感動したり、パチンコ・パチスロの演出や展開の話で盛り上がったり。
そこまでで済んでいればギャンブルは楽しい思い出だけで終わったのかもしれません。しかし、私たちはそうはなりませんでした。

最初は楽しかっただけのギャンブルに次第にのめり込んでいき、交友関係なんてそっちのけ、気付けば借金までしてギャンブルに興じ、世の中の中心がギャンブルとなり、そしてやめたくてもギャンブルをやめられなくなってしまったのです。

これは皆さんの意志が弱いからではありません。ギャンブルをやめられないのはギャンブル依存症という、れっきとした精神的な病だからなんです。

ギャンブル依存症の原因

私たちの脳には報酬系と呼ばれる、私たちに「快楽」を感じさせる機能を持った場所があります。ギャンブル行為によって私たちが「快楽」を得る時、脳内ではドーパミンという神経伝達物質が分泌され、スリルを感じたい、興奮したい、ギャンブルで勝ちたいといった欲求が満たされるのですが、それを続けている内に私たちの脳は「快楽に対する耐性」を持ち始め、それまで以上の興奮で欲求を満たそうと、次第にギャンブル行為に歯止めがかからなくなってしまうのです。

そしてそれと同時に進行していくのが脳の変化です。ギャンブル依存症になっていく過程で私たちの脳は「ギャンブル脳」へと変化していき、ギャンブル以外のことには興味を示さなくなっていきます。家族や友人、恋人など、大切な人たちとの約束なんかよりもギャンブルをしている方が楽しいと感じるようになってしまうのです。

これがギャンブルが世の中の中心だと感じるようになってしまい、ギャンブルがやめられなくなってしまう主な原因です。

しかし、安心してください。原因がわかれば対策を立てることができます。ギャンブルをやめられないものにしている最大の要因は脳の変化とそれによって生じる「ギャンブル行為への衝動性」です。よって、ギャンブルへの衝動を抑えることができればギャンブル依存症に打ち勝つ勝機はあります。

中国の兵法書『孫氏』には「彼を知り己を知れば百戦殆(あや)うからず」と記されています。この一節を借りるならば、ギャンブル依存症という敵と、自分自身に起きていることを知れば、ギャンブル問題との戦いで負けることはありません。
まずはギャンブル依存症について知ること、ここから全ては始まります。

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ギャンブル依存症の原因や症状についてはこちらで解説してあります
→ 【ギャンブル依存症の症状と原因】まずはチェックリストで診断しよう!

それではギャンブル問題と戦う準備ができた所で、ここからはギャンブルをやめるための具体的な方法について見ていきましょう!

usagi
イブスター店長

覚悟はいいか?オレはできてる

1.ギャンブル行為を一切やめる

ギャンブル依存症を克服するためにまずしなければならないこと、それはギャンブル行為とそれに準ずる行為の一切をやめることです。

  • ギャンブル行為・・・パチンコ、パチスロ、競馬、麻雀、宝くじなど
  • ギャンブルに準ずる行為・・・ゲームセンターやアプリでのお金を賭けないギャンブル行為、パチンコ・パチスロの実践動画視聴など

私たちの頭の中には「ギャンブルへの衝動」というセンサー型爆弾が埋め込まれていると思った方がいいです。ギャンブル行為は勿論のこと、それに準じた行為もギャンブルへの衝動を呼び覚まし、センサーが作動すればあとはものの数秒で、ドカンです。その後は賭場に直行してしまうでしょう。

一度ギャンブルへの衝動にとらわれてしまうと、それを止めることは非常に困難となるため、ギャンブルへの衝動は暴発するのを未然に防がなければなりません。そのため、ギャンブルを連想させるものには一切触れないようにしたほうがいいのです。

また、特に注意しなければならないのが街中の至る所にあるパチンコ店です。仕事に行くにしても、買い物に行くにしても、場所にもよるとは思いますが、外へ出れば必ずと言っていいほどパチンコ店が目に入ってきます。
ギャンブル問題を抱える方の大半がパチンコへの依存だと言われていますが、やはりその原因にはパチンコ店側の、街中に点在しているといった「地の利」が関係しているのは間違いないでしょう。

私たちは依存症を患っている状態で、尚且つ相手には「地の利」がある。この圧倒的に不利な形勢を逆転させる方法は一つ。「パチンコ店を出禁になること」です。私はこの方法でそれまでの不利な状況を一度で覆すことに成功しました。

また、ギャンブル依存症の克服に失敗するのは私の経験上大体最初の1~2週間目でしたが、最初の1か月間、それを超えて3か月間を超えるとギャンブル依存症克服の成功率は飛躍的に上がります。

まずは最初の1か月間がカギとなります。ここに全力を注ぎ込みましょう。

パチンコをやめる方法

全てのギャンブルに共通する部分がある依存症の克服方法
【パチンコをやめる方法】依存症克服への第一歩!一人でもできる11の技

私がパチンコをやめることに成功した形勢逆転の最後の一手
→ 【パチンコをやめた秘技】重度の依存症だった私が辿り着いた最終手段

2.暫くの間必要な物は通販で購入する

ギャンブルをやめる準備やギャンブルをやめる方法を実践し始めたら、特に最初の一か月間は日用品などの買い物は通販を利用した方がいいかもしれません。

街に買い物に出かけると些細なことでギャンブルへの衝動は大きくなってしまう危険性があります。パチンコ店から漏れてくる音や、宝くじ売り場、場外馬券場、そういった施設に通っていた経路でさえもギャンブル体験の興奮を甦らせる「フラッシュバック現象」を引き起こしてしまう危険性があるのです。

「一人でもできる11の技」でも解説してありますが、通販サイトで欲しい物リストを作成しておき、ギャンブルへの衝動を感じたらそれが大きくなる前に欲しい物リストから何かを購入するという方法があります。

この方法ではギャンブルで狂ってしまった金銭感覚を戻していき、それと同時にギャンブルをしたい欲求や衝動を抑えることができるのですが、欲しい物リストを作成する際に必要な日用品も全部リストに追加しておくといいかもしれません。特に自宅から離れた街でしか手に入らないような日用品は暫くは通販を利用した方がいいと私は思います。

普段から使用している通販サイト、例えば、Amazon楽天市場Yahoo!ショッピングなどで必要な日用品リストも一緒に作ってしまいましょう。

3.すぐに新しい趣味を作るのは不可能だと知る

皆さんも経験があるかもしれませんが、家族や友人、恋人などから「パチンコ以外の趣味を見つけなよ」なんてことは言われたことはないでしょうか。

私からすればそんなことは不可能だと思います。ギャンブル依存症の人間に他の趣味を見つけさせようとするならば他のギャンブルしかありえません。なぜかというと脳がギャンブル以外に興味を全く示さなくなってしまっているからです。

なので、初めの内は暇潰しでいいんです。ギャンブルをやめて空いた時間に漫画を読んだり、ゲームをしたり、映画を見たり。最初は面白くないかもしれません。「金のかかってない娯楽の何が面白いんだ?」とか「時間を無駄にしてしまった」と感じてしまうかもしれません。
ただ、それでいいと私は思います。数か月間の時間と引き換えに今後の数十年間をギャンブルによって無駄にすることはなくなりますし、きっとその「無駄にしてしまった」と思っていた時間は後々無駄ではなかったと思える時が来るはずです。

ちなみに私のお勧めするギャンブルをやめるための暇潰しは、動画配信サービスで映画などを見続けることです。大体どこも初回登録は14~31日間無料で利用することができ、無料期間中に解約すればいくら動画を見ても料金は発生しないので、例えば3つのサービスに順に登録していけば2~3か月間無料で映画などを見続けることができます。

しかも無料期間が終わった後の料金は大体月額1000~2000円です。物凄く安く感じますよね。こうした適正価格の商品にお金を使うことは、狂っていた金銭感覚を正常な状態に戻していくことができるので、ギャンブル依存症を克服するための方法としても効果がありますよ。

usagi
イブスター店長

この3つは登録しておいて間違いないぞ!

U‐NEXT

U‐NEXTは日本最大級の動画配信サービスで、配信動画数は120,000本以上。一部コンテンツはポイント制ですが、完全見放題の動画は80,000本以上あるので、ポイントを購入しなくても十分楽しめることができます。無料トライアルは31日間で、その後の月額料金は税抜1,990円。ミナトも現在利用中。
また、動画のダウンロードができるため外出先でも動画を楽しめるところもグッド!

hulu

huluは海外ドラマに強く、配信動画数は50,000本以上ですが、全てが見放題となっていて追加の課金は一切ありません。無料トライアル期間は14日間と短めですが、月額料金が933円(税抜)と安いのがいいですね。
また、U-NEXTもそうですがマルチデバイスに対応していているので、パソコン、スマホ、タブレットなど、場所を選ばず動画を視聴することができます。

TSUTAYA DISCAS/TV

TSUTAYA DISCAS/TVは、みんな大好きTSUTAYAの動画見放題&借り放題がセットになった映像サービス。無料で視聴できる動画は約10,000本と他と比べると少ないのですが、その代わりにCD/DVDの宅配レンタルをすることができます。
無料トライアル期間は30日間で、その後の月額は2,417円(税抜)と他と比べると少し高いですが、DVDプレイヤーがあれば映画をテレビで見ることができたり、CDも借りられるのがいいですね!

ただし、これらの動画配信サービスを利用する際には、パチンコ・パチスロ台とタイアップしているアニメの視聴なんかには気を付けて下さいね。

4.仕事を休んでいる場合は働きに出る

仕事を休んでいる期間はどうしても時間ができてしまうので、ギャンブルをやめようと思っていてもギャンブルのことを考えてしまう時間や機会が増えてしまいます。私も現在の職に就く前に一か月間ほど仕事をしていなかった時期がありますが、その期間だけで借金が60~70万円ほど増えました。
ギャンブル依存症の状態で時間を持て余してしまうのは危険です。仕事を休んでいる場合は何でもいいので働きに出ましょう。

5.借金がある場合は借金問題を解決する

借金があるとないとではギャンブル依存症を克服する難易度が大幅に変わります。それは借金があることでギャンブルへの衝動が起きやすくなるからです。

借金の返済生活はかなり辛いです。毎月高額な利息を払い、生活を切り詰め、やりたいことを我慢してギリギリの生活をしても全く減らない借金。そんな生活を続けている内にフラストレーションも相まって魔が差してしまうのです。

「ギャンブルで勝てば遊べる。ギャンブルで勝てば美味しい物が食べられる。ギャンブルで勝てば……。」

ギャンブルをするためにはお金が必要ですが、お金なら借りることができます。そう、生活を切り詰めて返済してできた借入可能額から。
その結果ギャンブル依存症を患った状態での借金の返済生活は、返しては借りてを繰り返し、延々と高額な利息だけを払い続ける泥沼と化してしまう可能性が極めて高いのです。

借金がある場合は一刻も早く借金問題を解決する必要があります。その方法として最も適しているのが「債務整理」です。

債務整理とは借金で苦しんでいる方が生活を再建できるよう、法律で認められた借金地獄からの救済措置のことで、最も手続きが簡単な「任意整理」を利用すれば今後払い続けなければならない高額な利息を全てカットすることができます。
また、お金を借り始めた時期によっては借金自体が減る可能性もあります。相談料は基本的に全て無料なので、まずはご自身の借金がいくらなのか確定させた上で債務整理の利用を検討してみて下さい。

usagi
イブスター店長

自分から連絡するのは気が引けるという場合は、減額シミュレーターを使ってみてくれ

司法書士法人みつ葉グループ借金の減額診断

当サイトでも厳選して紹介している「司法書士法人みつ葉グループ」が診断してくれる、借金減額の無料シミュレーターです。借金の金額は金融業者から全取引履歴を開示請求しなければ正確な金額は出せないので、このシミュレーターだけでは正確な数字は出ませんが、債務整理を利用することができ、借金の総額が減額できるかどうかはこのシミュレーターだけでも判断してもらうことができます。
まずは気軽に相談だけしてみたいという方にお勧めのシミュレーターです。

借金の返済生活は長期戦になりますし、楽なものではありません。だからといって家族や恋人に借金を肩代わりしてもらうというのはやめたほうがいいでしょう。
自分で作った借金は自分で返す。これはギャンブル依存症を克服する上でとても大事な事であり、必須条件だと私は思っています。

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6.空いた時間には予定を入れる

ギャンブルをやめたいと思っているのに失敗してしまうことの要因の一つに、私たちにはほとんど毎日、空いた自由な時間が必ずあるということがあります。

ギャンブル依存症になってしまうと「空いた時間=ギャンブルができる時間」という図式が出来上がってしまうため、少しでも空いた時間があればギャンブルをしに行ってしまったり、ギャンブルをしたいと考えてしまいます。
特にギャンブルをやめようと思って行動を始めた最初の頃は、何をしていても面白くないと思うので、丸一日何も予定がない休日はギャンブルへの衝動が育ってしまいがちです。

このように、私たちの脳は依存症によってギャンブルに支配されてしまいますが、実はもっと根本的なところで私たちの行動は脳に支配されています。それは「生命活動を維持すること」です。
どれだけギャンブル以外のことに興味を失ったり、どれだけ世の中の中心がギャンブルになってしまったとしても、私たちは食事をする、睡眠をとるといった「生命を維持する活動」だけはやめません。それは私たち人間が一つの生命体であり、生命体であるための本質的な目的だからだと思いますが、この生理的な欲求を利用するのです。

具体的な方法として効果的なのは「家族や恋人と夕食だけ一緒に食べる」ことです。
特に仕事が終わって空いた時間や、丸一日休みの休日など、ギャンブルをしてしまいそうだと少しでも思った時間があれば、家族や恋人、友人に連絡して「夕食だけ」一緒に食べる約束を取り付けましょう。

なぜ夕食だけなのかというと、ギャンブルをしない一人の時間を増やし、その時間を暇潰しでもいいのでギャンブルをしないで過ごすことが、依存症克服へのリハビリとなるからです。
ギャンブルをしなくなると驚くほど自由な時間が増えますが、その時間の使い方は最初はよくわからないかもしれません。しかしリハビリを続けていく内にその時間の使い方はきっと見えてくると思います。
また、夕食の予定を入れておけば日中に時間が空いていたとしても「夕食の予定があるからギャンブルを途中で切り上げないといけない」と考えるようになるため、これもギャンブル行為への抑止力となるのです。

パートナーや恋人からは「どこかに遊びに行きたい」とか「どうして夕食しか会ってくれないの?」と詰められるかもしれませんが、その時はもうはっきりと事情を説明した方がいいと私は思います。
ギャンブル依存症は重症と化した場合、家族や恋人の助け無しでは克服するのは困難となります。家族や恋人からすれば初めは全く理解できないと思いますが、依存症を理解してもらえることができれば、それは強力な力となり、依存症克服への大きな追い風となるでしょう。

7.相談機関、自助グループの助けを借りる

ギャンブル問題は一人の力で解決するにはあまりにも難易度が高すぎます。一人ではもうどうしようもできないと少しでも感じたのなら、一刻も早く専門機関の助けを借りたほうがいいでしょう。ここでは代表的な専門機関を紹介します。

リカバリーサポートネットワーク

リカバリーサポートネットワーク

リカバリーサポートネットワークはパチンコ・パチスロ依存問題解決のために設立された非営利の相談機関で、ギャンブル問題で困っている本人や、家族向けに無料で電話相談を実施しています。
相談者の居住地域や置かれている状況から判断し、専門機関や自助グループを紹介してくれるなど、最適と思われる提案をしてくれます。また、東京では本人向け・家族向けの対面相談会も毎月無料で実施しているので、東京にお住まいの方は対面相談会の利用も検討してみてはいかがでしょうか。

一人ではどうにもできないけれど、どこに相談すればいいのかわからないという方はまずは電話をかけてみることをお勧めします。

リカバリーサポートネットワーク
(電話)050‐3541‐6420
(相談時間)10:00~22:00(月~金、祝日除く)

GA(ギャンブラーズ・アノニマス)

GA(ギャンブラーズ・アノニマス)はギャンブル依存症を患っている本人向けのギャンブル問題からの回復を目的とした自助グループです。毎月全国の会場で当事者同士が集まりミーティングを行っています。
こうした自助グループへの参加はギャンブル依存症を治療する上で最も効果的とも言われています。まずはお住まいの地域でミーティングが開催されているか調べてみましょう。

ただし、ミーティングの種類にもよりますが、GAではアノニミティ(無名性)を大切にし、ミーティングは「仲間の話を聞く。その話について意見や議論はしない」という原則に基づいて進行していきます。

ところで以前、私が読んだ本でこのような興味深い内容があるものがありました。

筆者はSNSでパチンコをやめるコミュニティに参加していたのですが、そのコミュニティには管理人ともう1人リーダー格の方がいて、2人とも禁パチンコの日数も長く、コミュニティのメンバーの支えとなっていました。
しかしある日、リーダー格の人物が「パチンコ野郎の悲惨な顔でも拝んでくる」という言葉を最後に、リバウンドしてしまったのです。そしてそれに釣られるように、なんとコミュニティの管理人もリバウンドしてしまったというのです。
さらに事態はそれだけでは収束せず、2人のリバウンドが引き金となり、それまで2人に支えられていたコミュニティのメンバーまでもが立て続けにリバウンドしてしまい、筆者は目の前でコミュニティが崩壊していくのを見て恐怖を覚えたと言います。

GAでもその特性上、ミーティングへ参加していればいずれ、パチンコ店へいってしまったなど、ギャンブルをやめることに失敗した話を仲間から聞くことはあるでしょう。
仲間の失敗により自分の心が揺らぎそうだと心配であれば、その期間はミーティングを控えるのも手だと思います。逆に自分が失敗しそうな時は仲間に話を聞いてもらうことでギャンブルへの衝動を抑制することができるでしょう。

いずれにせよGAは自由参加なので、行きたい時に行き、行きたくない時は行かない。それでいいと思いますよ。

GA(ギャンブラーズ・アノニマス)公式サイト
→ GA日本インフォメーションセンター

(GAM-ANON)ギャマノン

GAがギャンブル依存症本人向けなのに対し、ギャマノンはギャンブル問題の影響を受けた家族、友人のための自助グループです。基本的なこと(無名性や言いっぱなし、聞きっぱなしの原則)はGAと変わりはありません。

家族や恋人はギャンブル行為に走り続ける当事者の行動を理解できないのは当然のことだと思います。当事者の行動に悲しみや、時には憎しみを覚えることもあると思います。しかし、家族や恋人の協力こそが私たちには必要なのです。

家族や恋人が「最大の被害者」から、私たちにとって「最大の協力者」に変わった時、ギャンブル問題は解決へと一気に動き始めます。ご家族や恋人の方には、これはギャンブル問題に限った話ではなく全ての精神疾患にも同じことが言えますが、当事者を理解してあげてほしいと切に願います。

(GAM-ANON)ギャマノン公式サイト
→ 一般社団法人 ギャマノン日本サービスオフィス

8.セロトニンを増やす

冒頭で見てきましたが、ギャンブル依存症は脳内でドーパミンという神経伝達物質が過剰に分泌されることが原因の一つと考えられていますが、セロトニンという神経伝達物質にはドーパミンの分泌を抑制する働きがあるのです。

しかし、セロトニンを増やせばギャンブル依存症が治るのかというと必ずしもそういう訳ではありません。セロトニンを増やすことでギャンブル依存症が治るのであれば、セロトニンを増やす向精神薬を投与すればいいようにも思えますが、現段階ではギャンブル依存症には特効薬はないとされています。

事実、私はセロトニンを増やすことを基本とした方法で併発していたうつ病などの精神疾患を克服することに成功しましたが、ギャンブル依存症だけは治りませんでした。これはやはり既に脳が変化してしまっている状態ではセロトニンを増やしたところで太刀打ちができないから、依存症の原因はそれだけではないからだと私は思っています。

ただし、脳が正常な状態へと回復していけば(ギャンブル以外のことにも興味を持てるようになっていけば)、セロトニンを増やすことでドーパミンの暴走を抑えられる可能性はあると私は思います。

ギャンブル依存症を克服した先人達はギャンブル以外のことに興味を失ったまま、今もただ生き続けているのでしょうか?そんなことは決してないでしょう。
脳が正常な状態へと戻っていけば、見知らぬ街、見知らぬ世界、雄大な自然に目を奪われ、心を動かすことができるようになるはずです。失われていた、心を揺さぶられるような感情を取り戻すことができるはずです。そして脳が正常な状態に戻れば、脳内での情報の伝達や、神経伝達物質の相互のバランスも正常な状態へと持っていくことが可能になるはずなのです。

よって、時間をかけて「ギャンブル脳」が元の状態へと回復してきたのならば、セロトニンを増やすことでドーパミンの過剰分泌を抑制することができ、それはギャンブルへの衝動を抑え、ギャンブル依存症のリバウンド防止になると考えられるのです。

セロトニンも増やし、ギャンブルへの抑止力にもなるお勧めの習慣は「運動」をすることです。ウォーキングやランニング、ジムに通うのもいいでしょう。最初はつまらなく感じるかもしれませんが、運動が習慣化してくると精神面・肉体面をいいコンディションで維持することができるようになります。

天気がいい日は外に出て、ひとっ走りしに行こうじゃないか!

今回のまとめ

ギャンブル問題は解決することができます。特に私の経験上最も大事なことはパチンコ店へ行けないようにすること、借金問題を解決すること、最初の1~3か月間に全力を尽くすことです。
皆さんも経験があるかもしれませんが、あまりにも負けすぎて「もう自分はギャンブルから解放されたんだ」と気持ちが楽になったことはないでしょうか?ギャンブルを我慢するのではなく、ギャンブルに囚われていた心が自由になったようなあの感覚。やるべきことをやれば、あの感覚を維持することができるようになります。

ギャンブル問題を解決し、本当の人生を取り戻してください。

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