【苦節10余年】ギャンブル依存症を完全克服することに成功した8つの方法

パチンコ、スロットなどのギャンブルを本気でやめたい方へ。これが重度の依存症だった私が依存症を克服することに成功したすべてです。

ギャンブル依存症になってしまうと、本気でやめようと思っていても気づけばパチンンコ店などに走ってしまうようになり、閉店時間がくるか、所持金が底を尽きるか、完全に心が折れるまではギャンブルを中断することができなくなってしまいます。

この危機的な状況を脱するためには、ギャンブルをやめるしかないのですが、ギャンブルをやめるためのハードルは非常に高く、症状が重ければ重いほど、そのハードルも高くなります。

しかし、あきらめるのはまだ早いかもしれません。かつては10年以上にわたって苦しめられ、なにをどうあがいてもやめることができなかった私でも、ギャンブルへの依存を克服することに成功し、本来の生活を取り戻すことができたのです。

たとえ重症だったとしても克服することができます。ひとたび活路を見いだすことができれば、ギャンブル問題は解決へと一気に動きだします。今回は、そんなギャンブル問題を解決する糸口、ギャンブル依存症を克服する方法についてです。

まずはギャンブル依存症について知ろう

初めのころは、ただ楽しかっただけ。友人といっしょに卓を囲って麻雀をしたり、競馬場の屋台でご飯を食べながら馬を見たり、パチンコ・パチスロの演出や展開の話でみんなと盛り上がったり。

そこまでですんでいれば、ギャンブルは楽しい思い出だけで終わったのかもしれません。しかし、私たちの場合はそういうわけにはいきませんでした。

ギャンブルの魔力にとりつかれてからは、しだいにのめり込んでいくようになり、交友関係なんてそっちのけ。気づけば借金をしてまでギャンブルに興じ、世の中の中心がギャンブルとなり、そして、やめたくてもやめられなくなってしまったのです。

これは私たちの意志が弱いからではありません。ギャンブルをやめられないのは、ギャンブル依存症というれっきとした精神的な病だからです。

ギャンブル依存症の原因

私たちの脳には報酬系と呼ばれる、私たちに「快楽」を感じさせる機能を持った場所があります。

ギャンブル行為(報酬)によって私たちが「快楽」を得るとき、脳内ではドーパミンという神経伝達物質が分泌され、スリルを感じたい、興奮したい、ギャンブルで勝ちたいといった欲求が満たされます。

ところが、それを続けているうちに、私たちの脳は「快楽に対する耐性」を持ち始め、それまでの興奮では満足できず、それまで以上の興奮で欲求を満たそうと、しだいにギャンブル行為に歯止めがかからなくなっていくのです。

さらに、それと同時に進行していくのが脳の変化です。

ギャンブル依存症になっていく過程で、私たちの脳は「ギャンブル脳」へと変化していき、ギャンブル以外のことには興味を示さなくなっていきます。家族や友人、恋人などの大切な人たちとの約束なんかよりも、ギャンブルをしているほうが楽しいと感じるようになってしまうのです。

これが、ギャンブルが世の中の中心だと感じるようになってしまい、ギャンブルがやめられなくなってしまう主な原因です。

しかし、安心してください。原因がわかれば対策を立てることができます。

ギャンブルをやめられないものにしている最大の要因は脳の変化、そしてそれによって生じる「ギャンブル行為への衝動性」です。

つまり、ギャンブルへの衝動を抑えることができれば、ギャンブル依存症に打ち勝つ勝機はあるのです。

中国の兵法書『孫氏』には「彼を知り己を知れば百戦殆(あや)うからず」と記されていますが、この一節を借りるならば、ギャンブル依存症という敵と、自分自身に起きていることを知れば、ギャンブル問題との戦いで負けることはありません。

まずはギャンブル依存症について知ること、そこからすべては始まります。

それでは、ギャンブル問題と戦う準備ができたところで、ここからはギャンブルをやめるための具体的な方法について見ていきましょう。

usagi
イブスター店長

覚悟はいいか? オレはできてる

衝動を断て!ギャンブル依存症を克服する8つの方法

ギャンブル依存症は、脳の変化によってほかのことに楽しみを見いだせなくなり、世の中のすべてがギャンブルとなってしまうこと、お金が欲しい、負けたお金を取り返したいと思う金銭や心理的なこと、ギャンブルへの衝動が強すぎて、衝動にあらがうすべがなくなってしまうこと。

そういったさまざまな要因が複合するため、そう簡単には抜け出すことはできません。

しかし、1つ1つ問題を解決していけば、3年、5年、10年と続いたギャンブル依存症でも、一気に解決させることはできると思います。

当然ながら、最初はほんとうに苦しいです。が、苦しいのは最初だけであって、乗り越えてしまえばあとはそこまでつらくはありません。極限まで弱った衝動を適当にあしらうだけで、ギャンブルがない生活を送ることができます。

大丈夫です。かならず成功しますよ。

ということで以下、具体的なギャンブル依存症を解決する方法についてです。

1. ギャンブル行為をいっさいやめる

ギャンブル依存症を克服するためにまずしなければならないこと、それは、ギャンブル行為とそれに準ずる行為のいっさいをやめることです。

それらの行為には、たとえば以下のようなものがあります。

  • ギャンブル行為・・・パチンコ、パチスロ、競馬、麻雀、宝くじなど
  • ギャンブルに準ずる行為・・・ゲームセンターやアプリでのお金を賭けないギャンブル行為、パチンコ・パチスロの実践動画視聴など

まず、私たちの頭のなかには、「ギャンブルへの衝動」というセンサー型爆弾が埋め込まれていると思っていたほうがいいです。

ギャンブル行為はもちろんのこと、それに準じた行為もギャンブルへの衝動を呼び覚まし、センサーが作動すれば、あとはものの数秒で……ドカンです。気づけばいつのまにか賭場に直行していると思います。

一度ギャンブルへの衝動にとらわれてしまうと、それを止めることは非常に困難となるため、ギャンブルへの衝動は暴発するのを未然に防がなければなりません。そのため、ギャンブルを連想させるものには、いっさいふれないようにしたほうがいいのです。

また、ギャンブル依存症の克服に失敗するのは、私の経験上だいたい最初の1~2週間でしたが、最初の1か月間、それを超えて3か月間を超えると、依存症克服の成功率は飛躍的に上がります。

まずは最初の1か月間がカギとなります。ここに全力を注ぎ込みましょう。

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2. パチンコ店を出禁になる

ギャンブル問題を抱える方の大半がパチンコへの依存だといわれ、ある調査では依存対象の9割以上がパチンコ・パチスロだったという結果のものもあるのですが、それはやはり、パチンコ店側の街じゅうに点在しているといった「地の利」が関係しているのは間違いありません。

私たちは依存症を患っている状態で、なおかつ相手には「地の利」がある。この圧倒的に不利な形勢を逆転させる方法はただ1つ。

「パチンコ店を出禁になること」です。

かつて私は、もはや出禁になるしかないと思い立ち、なにも持たずにパチンコ店に乗り込んだことがあるのですが、じつは2015年から運用が開始され、後に内容が強化された「自己申告・家族申告プログラム」というものがあります。

同プログラムは、自身、または家族の申告によってパチンコ店に入店制限をかけてもらえるというもので、正式な手順を踏んでパチンコ店を出入り禁止にしてもらうことができる強カードです。

私はこれらの方法を駆使することで、街に出れば、いや出なくてもパチンコ店にフラフラと行ってしまうそれまでの不利な状況を、たった一度でくつがえすことに成功しました。

地の利を持つパチンコ店に対抗するためには、こちらもそれなりの武器がなければ話になりません。

一刻も早く、プログラム申込書をゲットしましょう!

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3. すぐに新しい趣味をつくるのは不可能だと知る

皆さんも、ご家族やご友人、恋人などから「パチンコ以外の趣味を見つけなよ」なんてことは腐るほど言われてきたと思いますが、そんなことは不可能だと私はいまでも思っています。

なぜなら、依存症の人間にほかの趣味を見つけさせようとするならば、ほかのギャンブルしかありえないからです。

だからこそ、初めのうちは無理に趣味を探すのではなく、暇潰しでいいと私は思います。ギャンブルをやめて退屈になってしまった時間は本を読んだり、ゲームをしたり、映画を見たり。アプリで漫画を読むのもいいでしょう。

最初はおそらく、「金のかかっていない娯楽のなにがおもしろいんだ?」とか、「時間を無駄にしてしまった」などと感じてしまうかもしれません。ただ、それでいいのです。ギャンブルから遠ざかれば遠ざかるだけ、お金がかかっていないものでも、そのおもしろさに気づけるようになるはずですから。

それと、空いた時間の暇潰しですが、これは動画配信サービスで映画などを見続けるのがオススメです。

だいたいどこも、初回登録は14~31日間無料で利用することができ、無料期間中に解約すればいくら動画を見ても料金は発生しません。しかも、無料期間が終わったあとの料金も月額1000~2000円程度です。

ものすごく安く感じますよね。こうした適正価格の商品にお金を使うことは、狂っていた金銭感覚を正常な状態に戻していくことができますし、さらに、家から出ないですむというメリットもあるので、ギャンブル依存症を克服するための方法としては効果があるのです。

usagi
イブスター店長

この3つは登録しておいて間違いないぞ

U‐NEXT

U‐NEXTは日本最大級の動画配信サービスで、配信動画数は20万本以上。一部はポイント制ですが、完全見放題の動画は18万本以上あるので、ポイントを購入しなくても十分楽しめます。

無料トライアルは31日間で、その後の月額料金は1990円(税抜)。動画のダウンロードができるため、外出先でも動画を楽しめるところもいいですよ。

hulu

huluは海外ドラマに強く、配信動画数は7万本以上ですが、すべてが見放題となっていて、追加の課金はいっさいありません。無料トライアル期間は14日間と短めですが、月額料金が933円(税抜)と安いところがいいですね。

また、U-NEXTもそうですが、マルチデバイスに対応しているので、パソコン、スマホ、タブレットなど、場所を選ばず動画を視聴することができます。

TSUTAYA DISCAS/TV

TSUTAYA DISCAS/TVは、ツタヤの動画見放題&借り放題がセットになった映像サービスで、無料で視聴できる動画は約1万本とやや少ないのですが、その代わりにCD/DVDの宅配レンタルをすることができます。

無料トライアル期間は30日間で、その後の月額は2,417円(税抜)とこれもやや高いのですが、DVDプレイヤーがあれば映画をテレビで見ることができたり、CDも借りられるのが強みとなっています。

ただし、これらの動画配信サービスを利用する際には、パチンコ・パチスロ台とタイアップしているアニメの視聴なんかには気をつけてください。

4. いろんな勉強を始めてみる

パチンコなどのギャンブルに行かなくなると、時間を持て余してしまうと思うのですが、空いた時間を無駄に過ごすのはもったいないと感じたのであれば、なにかの勉強を始めてみるのもありだと思います。

私は以前、パチンコをやめるため、投資の勉強を始めたことがありましたが、たしかに勉強しているあいだはパチンコに行きたくはならなかったので、一定の効果は見込めると思います。

ただし、ギャンブル依存症が克服できていない状態で投資を始めると、私の経験上ただの投機となってしまうだけだったので、これは注意が必要です。

そこでオススメなのが心理学の勉強です。

とくに行動分析学と呼ばれる学問は、ギャンブル問題の解決にも応用されているものなので、学べばギャンブル依存症を克服するための手助けにもなってくれるはず。

ためしに入門書を読んでみると、意外とおもしろくてハマるかもしれません。

5. 借金がある場合は借金問題を解決する

借金があるとないとでは、ギャンブル依存症を克服する難易度が大幅に変わります。それは借金があることで、ギャンブルへの衝動が起きやすくなるからです。

借金の返済生活はかなりつらいです。毎月高額な利息を払い、生活を切り詰め、やりたいことを我慢してギリギリの生活をしてもまったく減っていきません。そして、そんな生活を続けているうちに、フラストレーションもあいまって魔が差してしまうのです。

「ギャンブルで勝てば遊べる。ギャンブルで勝てばおいしいものが食べられる。ギャンブルで勝てば……

ギャンブルをするためにはお金が必要ですが、おそらく、それは簡単に用意できてしまうと思います。そう、生活を切り詰めて返済してきた借入可能額から。

その結果、依存症を患った状態での借金の返済生活は、返しては借りてを繰り返し、高額な利息だけを払い続ける泥沼と化してしまう可能性がきわめて高いのです。

借金がある場合は、一刻も早く借金問題を解決する必要がありますが、その方法として適しているものに「債務整理」というものがあります。

債務整理とは、借金で苦しんでいる方が生活を再建できるよう、法律で認められた借金地獄からの救済措置のことで、最も手続きが簡単な「任意整理」を利用すれば、今後払い続けなければならない高額な利息をすべてカットすることができます。

また、お金を借り始めた時期によっては、借金自体が減る可能性もあるので、まずは相談だけでもしてみる価値はあると思います。

usagi
イブスター店長

自分から連絡するのは気が引けるという場合は、減額シミュレーターを使ってみてくれ

司法書士法人みつ葉グループ借金の減額診断

これは「司法書士法人みつ葉グループ」が運営する、借金減額の無料シミュレーターで、債務整理を利用することができるか、借金の総額が減額できるかどうかを判断してもらうことができます。

正確な数字は、金融業者に取引履歴を請求する必要があるので後日となりますが、相談も無料で行ってくれるので、まずは気軽に話だけでも、という方におすすめです。

借金の返済生活は長期戦になりますし、楽なものではありません。しかし、自分でつくった借金は、自分で返しきることがギャンブル依存症を克服するうえで大事なことであり、必須条件だと私は思っています。

自力での返済がむずかしい場合は、債務整理を検討するなどして、ギャンブルからも、借金生活からも解放された日常を取り戻してください。

6. 奥義を会得する

ギャンブルをやめるための奥義はいくつかあるのですが、依存しているギャンブルが、パチンコなどの「外でしかできず、営業時間が決まっている」ものに関しては、非常に有効な方法があります。

それは、パチンコ店などが営業しているあいだは昼寝をしてしまい、ギャンブルへの衝動をすべて強制的に消し去るという方法です。

そんなものが奥義なの? と思われるかもしれませんが、私はこの奥義を使用した日に限っては、実践上の成功率は100%でした。

だまされたと思って試してみる価値はあると思います。なぜなら、寝るだけだから。

また、最終奥義として、限界までギャンブルに金をぶち込むという方法もあり、これも私の経験上かなりの効果を発揮しますが、失敗すると取り返しがつかなくなる危険性もあるので、あまりおすすめはできません。

ただ、最終奥義が持つ爆発力はすさまじいことは実証済みです。

7. 相談機関、自助グループの助けを借りる

ギャンブル依存症は、一人の力で解決するにはあまりにも難易度が高すぎる問題なので、一人ではどうしようもできないと少しでも感じたのであれば、専門機関の助けを借りるという方法も有効です。

ここでは、代表的な専門機関をいくつかご紹介します。

RSN(リカバリーサポートネットワーク)

リカバリーサポートネットワーク

RSNは、パチンコ・パチスロ依存問題解決のために設立された非営利の相談機関で、ギャンブル問題で困っている本人や、その家族向けに、無料で電話相談を実施しています。

相談者の置かれている状況から判断して適切なアドバイスをくれたり、専門機関・自助グループの紹介や、東京で毎月行われている、本人向け・家族向けの対面相談会(無料)の案内もしてもらうことができます。

私も2回ほど、RSNには電話をかけたことがありますが、ここに電話をかけてみて、そもそもギャンブルの悩みを誰かに聞いてもらうことがこれまでなかったことに気づかされました。

相談料も通話代のみなので、ためしに相談だけでもしてみる価値はあると思いますよ。

【RSN(リカバリーサポートネットワーク)】
(電話)050-3541-6420
(相談時間)10:00~22:00(月~金まで、祝日除く)

GA(ギャンブラーズ・アノニマス)

GAは、依存症を患っている本人向けの、ギャンブル問題からの回復を目的とした自助グループで、毎月全国の会場で当事者同士が集まり、ミーティングと呼ばれる会合を行っています。

こうした自助グループへの参加は、ギャンブル依存症を治療するうえで最も効果的ともいわれていて、同じ問題を持つ仲間たちの話を聞き、悩みを共有することで解決を目指していきます。

ただ、効果的ともいわれる一方で、このような話もあります。

  1. 某SNSにパチンコをやめるコミュニティがあり、そこには禁パチンコ歴が長い管理人とリーダーがいて、2人はメンバーの支えとなっていた
  2. しかしある日、リーダーが「パチンコ野郎の悲惨な顔でも拝んでくる」という言葉を最後にリバウンド。すると、それに釣られるように管理人までもが脱落
  3. そして、管理人、リーダーという2つの支えを失ったコミュニティでは次々とメンバーが脱落していき、ついにコミュニティは崩壊してしまった

これは、以前私が読んだ禁パチンコ関係の本の中で、筆者が実際に体験したこととして書かれていたものですが、GAは「仲間の話を聞く。その話について意見や議論はしない」という原則があるため、会合に参加していれば、いずれはこのような失敗した話、楽しかった思い出話などを仲間から聞くこともあるかもしれません。

ようするに、そういったことがあったとき、それに釣られて自分も……ということが起きてしまう可能性もあるわけです。

逆に、そういった話を聞いても微動だにしない精神力を身に付けるための、ある種の修行のような使い方もできるのかもしれませんが、私はGAには参加したことがないので、これはなんともいえません。

しかし、いずれにせよ、GAは自由参加なので、行きたいときに行き、行きたくないときは行かない、というような使い方でいいのではないかと思います。

【GA(ギャンブラーズ・アノニマス)】
(公式サイト)GA日本インフォメーションセンター

GAM-ANON(ギャマノン)

GAがギャンブル依存症の当事者向けなのに対し、ギャマノンは、ギャンブル問題の影響を受けた家族、友人のための自助グループです。参加者が異なるだけで、基本的なことはGAと変わりはありません。

ご家族や恋人の方は、ギャンブル行為に走り続ける当事者の行動を理解できないと思いますし、当事者の行動に、時には憎しみを覚えることもあると思います。けれど、ご家族や恋人の協力こそが、当事者にはいちばん必要なのではないかと私は思っています。

ご家族や恋人が「被害者」ではなく「協力者」に変わったとき、ギャンブル問題は一気に解決へと動き始めると思います。これはギャンブル問題に限った話ではなく、すべての精神的な病にも同じことがいえますが、当事者を理解してあげてほしいと思います。

【GAM-ANON(ギャマノン)】
(公式サイト)一般社団法人 ギャマノン日本サービスオフィス

8. セロトニンを増やす

冒頭のとおり、ギャンブル依存症は、脳内でドーパミンが過剰に分泌されることが原因の1つと考えられていますが、セロトニンという神経伝達物質には、ドーパミンの分泌を抑制する働きがあります。

ところが、セロトニンを増やせばギャンブル依存症が治るのかというと、かならずしもそういうわけではなく、事実、私はセロトニンを増やすことを基本とした方法で、併発していたその他の精神的な病を克服することに成功したのですが、ギャンブル依存症だけは治りませんでした。

これは、すでに脳が変化してしまっている状態では、セロトニンを増やしたところで太刀打ちができないから、という理由もあると思います。ただ、脳が正常な状態へと回復していけば(ギャンブル以外のことにも興味を持てるようになれば)、セロトニンを増やすことでドーパミンの暴走を抑えられる可能性はあるとも思います。

ギャンブル依存症を克服し、脳が正常な状態へと戻っていけば、見えなくなってしまった世界、見ようともしなかった世界に興味を抱くことができるようになります。失われていた、心を揺さぶられるような感情を取り戻すことができるのです。

よって、時間をかけて「ギャンブル脳」が元の状態へと回復すれば、セロトニンを増やすことでドーパミンの過剰分泌を抑制することができ、ギャンブルへの衝動を抑え、依存症のリバウンドを防止することができるとも考えられるのです。

セロトニンも増やし、ギャンブルへの抑止力にもなるおすすめの習慣は、「運動」と「腸内環境の改善」です。

運動はウォーキングやランニング、ジムにかよってみるのもいいと思います。脳内物質をつくり出すおおもとの腸内環境を改善するためには「腸活アイテム」を使ってみてもいいでしょう。

運動もお腹の調子も習慣化してくると、精神面・肉体面をいいコンディションで維持することができるようになります。ぜひ、健康な身体と精神を手に入れてください。

今回のまとめ

・ギャンブル依存症は重症でも克服することができる
・自力だけでダメなら家族や専門機関など、人の力を借りよう
・ギャンブル以外のことにも興味を持てる日はかならず訪れますよ

ギャンブル依存症は克服することができます。もし失敗したとしても、その経験はけっして無駄にはなりません。とにかくあきらめないことが大事なのです。

また、今回の克服方法のなかで、とくに効果があったと感じたことは、パチンコ店へ行けないようにすること、借金問題を解決すること、最初の1か月間に全力を尽くすことです。

皆さんも経験があるかもしれませんが、あまりにも負けすぎて、「もう自分はギャンブルから解放されたんだ」と、気持ちが楽になったことはないでしょうか?

ギャンブルを我慢するのではなく、ギャンブルにとらわれていた心が自由になったようなあの感覚。やるべきことをやれば、あの感覚をつねに維持することができるようになります。

やめたいと思っているだけでは絶対にギャンブルはやめられません。行動し、経験し、ギャンブル問題を解決し、そして、本当の人生を取り戻してください。

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