MENU
関連メディア

パチヤメ(ギャンブル依存症問題を解決ブログ)

カクテル(Cocktail)の語源や由来を代表的な4つの説とあわせて解説

当サイト記事のリンクは一部に広告が含まれます。
カクテル(Cocktail)の語源や由来を代表的な4つの説とあわせて解説

カクテル(Cocktail)を直訳すると「雄鶏の尻尾」という意味になるのですが、実はこれには理由がありました。

この記事でわかること
  • カクテルの定義
  • カクテルの語源・由来と考えられている代表的な4つの説
イブスター店長

バーでぜひ飲みたいのはカクテルだよなあ

スピリッツやリキュール等を何かで割るなどしたカクテル。

つくり手の創意工夫、飲み手の好みで様々な組み合わせが存在する、無限の可能性を秘めた飲み物です。

幅広い層から愛されている飲み物でもあります。

ただ、「カクテルとはそもそも何なのか?」は、実はあまり知られてはいないことでもあります。

そこでこの記事では、カクテルとは何かに焦点を当て、その定義や語源に迫りたいと思います。

さきにいうと、カクテルという言葉の語源・由来には諸説あり、どれが正しいかはいまだハッキリとはしていません。

著者プロフィール
ミナト

ミナト

元バーテンダー。現在は兼業ブロガーとして活動中。夢は海外放浪の旅にでること、自分のお店をつくること。ブログを通してひとりでも多くの方のお役に立ちたいと思っています。当ブログのコンセプトは「24時間営業の人生の休憩所」。>> プロフィール詳細はこちら

本日の1本

シーバスリーガル12年のボトル

【ひと言】:カクテルのベースにもおすすめ。日本向けにブレンドされたミズナラもチェックしたい。

イブスター店長

ミズナラは日本原産の希少樽を使って仕上げられているのが特徴だぞ

目次

カクテルの定義

カクテルの定義

まずはカクテルの定義から見ていきましょう。

お酒の飲み方は、大きく分ければ2通りの方法しかありません。

1つ目はグラスにお酒をそのまま注いで飲む方法、「ストレート(ストレート・アップ)」です。

グラスから立ち昇る香りを楽しみ、酒そのものの味を生(き)で味わう。

こういったお酒は飲み方そのままに、ストレート・ドリンク(Straight Drink)と呼ばれています。

2つ目は、氷や器具、副材料などを使い、お酒と何かをミックスしたものをグラスに注ぐ、またはグラスの中でミックスしたものを飲む方法。

シェーカーなどの専用器具、ソーダ水やフルーツジュースなどの割り物を使い、つくり手の理想、飲み手の好みにあった味に仕上げる。

こういったお酒はストレート・ドリンクに対してミクスト・ドリンク(Mixed Drink)と呼ばれ、ようするにこれが「カクテル」に当たります。

カクテル(Cocktail)という言葉は、古くは1748年にロンドンで出版された小冊子『The Squire Recipes』に登場しています。

ミナト

少なくともその頃から言われ出した言葉であることは、間違いないと考えられています

一般的な定義としては、ある酒に別の酒を混ぜたり、何かを加えて新しい味を創作した飲み物のことを言います。

つまり、カクテルとは「酒+何か(something)」。

酒+何かで構成される「ミクスト・ドリンク」こそが「カクテル」であると言うことができます。

イブスター店長

そのため、例えばウイスキーの水割りやソーダ割りも、カクテルと言うことができるんだな

また、ウイスキーの飲み方の1つであるオンザロックも、ウイスキー+氷(何か)です。

時間の経過と共に溶けだした水(何か)と酒が融合していくことから、時間差で完成する一種のカクテルとして考えることもできるのです。

カクテルの語源と由来:代表的な4つの説

カクテルの語源と由来

カクテルという言葉が、いつ、どこで、どのようにして生まれたかというのは実は定かではありません。

  • イギリス説、アメリカ説、フランス説、メキシコ説

など、様々な言い伝えがあるのですが、未だにどれも定説とはなってはいません。

ただ、諸説ある中でも、世界的な組織である国際バーテンダー協会(IBA)がテキストに載せているものが一般的に良く知られています。

まずは代表として一番最初にその説を。

また、それ以外にも支持されている有名な説が3つあるので、続いてそれらの説を。

合計4つの「カクテル」の語源となったと考えられている説を、ここからは順番に紹介します。

カクテルの語源・由来

  1. 木の枝説(代表的な説)
  2. バー「四角軒」説
  3. 王様命名説
  4. コクチェ説

カクテル(Cocktail)を直訳すると「コックテール、雄鶏の尻尾」の意味となり、それが有力な説につながっていますが、「雄鶏の尻尾」とは関係ない説もあります。順番にごらんください。

1. 木の枝説

木の枝説

では代表的な説から見ていきましょう。

これは昔、メキシコ・ユカタン半島にある、優秀な船乗りや船大工がいることでも知られていた「カンペチェ」という港町に、イギリス船が入港してきた時の話です。

上陸した船員たちは船旅の疲れを、そして喉の渇きを癒すために、街の酒場に入ることにしました。

彼らはそこで、見慣れないものを目にします。

カウンターの中で少年が、きれいに皮をむいた木の枝で美味しそうなミクスト・ドリンクをつくり、土地の人々に飲ませていたのです。

当時のイギリス人からすれば、酒というものはストレートでしか飲まないもの。

彼らには酒を混ぜている光景が非常に珍しく映りました。

そこで、少年のつくっているドリンクが気になった1人の船員がこう聞きました。

船員

それは何だい?

ところが、少年はドリンクの方ではなく、その時使っていた「木の枝のこと」を聞かれたのだと思い、こう答えたのです。

少年

これは、「コーラ・デ・ガジョ」です

コーラ・デ・ガジョ(Cola de gallo)とは、スペイン語で「オンドリの尻尾」を意味する言葉。

少年は木の枝の形が「雄鶏の尻尾」に似ていたので、そうした愛称で呼んでいたのです。

このコーラ・デ・ガジョを英語に直訳すると、テール・オブ・コック(Tail of cock)となります。

そしてこれ以来、ミックス・ドリンクのことはテール・オブ・コックと呼ばれるようになり……。

やがてカクテル(Cocktail)へと変化したのです。

イブスター店長

「テールオブコック/Tail of cock」→「コックテール/Cock Tail」→「カクテル/Cocktail」というわけだな

2. バー「四角軒」説

バー「四角軒」説

つづいて、その他の有力な説を見ていきましょう。

これは、アメリカ独立戦争が最も激しかった頃の話です。

ニューヨーク市の北に、エムスフォードというイギリスの植民地がありました。

そこには「四角軒」というバーがあったといいます。

店主はベティー・フラナガンという美人経営者で、独立軍の兵士たちに酒を振舞い、力づけていました。

そんなある日、彼女は反独立派の大地主の家に忍び込みます。

雄鶏を盗み出してローストチキンにし、兵士たちに振舞ってあげようと思ったのです。

そして彼女は、見事な尻尾を持つ雄鶏を盗み出すことに成功。

兵士たちは何も知らず、チキンをつまみに酒を飲んでいたのですが、

兵士

さてもう一杯おかわりを……

と彼らはバックバーに目をやります。

すると、なんとそこにあったのは、ミックスされた酒のボトルに差してある「雄鶏の尻尾」だったのです!

そこで、兵士たちはチキンの正体(反独立派の地主の鶏)を知って「コック・テール万歳!」と叫びました。

以降、ミックスされた酒を頼む時は、コック・テール(Cocktail)と言って注文するようになり、やがてカクテルとなったのです。

ちなみに、バーテンダーであれば多くの方が見たであろう、トム・クルーズ主演の『カクテル』。

この作品では、トム・クルーズ扮する主人公の名前はブライアン・フラナガンです。

ミナト

そう、四角軒の店主と「姓が一緒」なんですよね

果たしてこれは偶然の一致か、それとも……?

created by Rinker
ウォルト ディズニー スタジオ

3. 王様命名説

王様命名説

3つめは、昔、メキシコの先住民族であるトルテック族のある貴族が、酒をつかって珍しいミクスト・ドリンクを完成させた時の話です。

ドリンクのでき上がりに満足した貴族は、この飲み物を自分の愛娘に持たせて王様に献上することにしました。

すると、王様はこのドリンクを大いに気に入り、この飲み物に何か名前を付けようと考え始めます。

そこで、ふと王様の目に入ったのは、目の前にいる貴族の娘でした。

王様は娘に名前を尋ねると、娘はこう名乗ったのです。

「ホック・トル(Xoc-tl)です」

そして、それがそのままミクスト・ドリンクの名前として使われるようになり……、

ミナト

後にこの飲み物がアメリカに渡って、「カクテル」と呼ばれるようになったという話です

また、この説にはいくつかのバリュエーションがあります。

  • 飲み物を王様に献上した娘の名前は「ホキトル(Xochitl)」だった
  • アメリカ軍の将軍とメキシコ王との間で開かれた休戦協定の場、という別のシチュエーションで、機転を利かせてその場を和ませた女性の名前が「コクテル(Coctel)」だった

いずれにせよ、王様が娘の名前から取った説ということです。

4. コクチェ説

コクチェ説

最後は、18世紀末、カリブ海に浮かぶ島、ヒスパニョーラ島のサント・ドミンゴという場所で反乱が発生した時の話です。

この時、命からがらアメリカへと逃げた人々がいたのですが、その中にアントワーズ・アメデ・ペイショーという男性がいました。

彼はニューオーリンズに腰を落ち着けると、薬局を開店。2つの目玉商品を生み出します。

1つ目は「ペイショービターズ」というカクテルなどに苦みを加えるリキュール。

これは後に、世界最古のカクテルとも言われる「サゼラック」のレシピに使われることとなります。

2つ目はラムをベースにした卵酒。

当時のニューオーリンズにはフランス人が多かったため、この卵酒はフランス語で「コクチェ(Coquetier)」と呼ばれていました。

このコクチェ、元々は病人用の薬酒として販売されていました。

ところが、味が良かったことから、次第に人々は薬酒としてではなく、日常の飲料として愛飲するようになっていきました。

すると、いつしか人々は、酒をミックスした飲み物のことを「コクチェのような飲み物、コクテール」と呼ぶようになります。

それがやがて、カクテルへと変化したという説です。


イブスター店長

あなたはどの説が気になっただろうか?

私はトムクルーズの『カクテル』はすごく好きな映画なので、バー「四角軒」説を推したいです……!

今回のまとめ

  • カクテルは酒に何かを混ぜた飲み物
  • カクテルの語源は諸説ある
  • その中でも良く知られているのが「木の枝」説

カクテルの語源については諸説あります。

ミナト

例えば、王様が命名したという説もそうでしたよね

また、バー「四角軒」で提供されていたのはラム・パンチで、大型のボウルに入れられていた、といったいくつかのバリュエーションもあります。

その他にも多くの説があるのですが、どれが本当かはいまだハッキリとはしていません。

ただ、こういった話が発生している場所や年代がバラバラであることからも、もしかするとその多くが同時に真実だった可能性もあります。

そう考えながらカクテルを飲んでみるのも、バーでのひとつの楽しみになるかもしれません。

普段からあまりカクテルは飲まれないなら、この機会にということで、たまにはバーでカクテルを飲んでみるのもいいと思いますよ。

この記事をシェアする
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント(確認後に反映/少々お時間をいただきます)

コメントする

目次