パソコン使用時に手首が痛くなる、疲れる時は「リストレスト」で解決だ!

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マウスの下に降り立った守護者、その名も「リストレスト」。手首の負担を和らげることはできるか!?

長時間マウスを使用してパソコンで作業していると、マウスを持つ手首に負担がかかり、手首が痛くなってきたり、疲れてきたりすることがあると思うのですが、これを放っておくと実は大変。

最初は手首だけの痛みだったものが、次第に手だけでなく、なんと身体全体にまで広がっていく「マウス腱鞘炎(マウス症候群)」という病気になってしまうことがあるのです。

しかし、この問題にも打つ手はあります。「リストレスト」。手首を痛みから救う守護者が、机上に降り立つ時は来たのです。

目次

マウス腱鞘炎(症候群)に注意

そもそもマウス腱鞘炎(マウス症候群)とはなにかというと、手に負担がかかる持ち方でマウスを長時間使い続けることで起きる身体の不調のことをいい、代表的な症状では以下のようなものがあります。

  • 手首や親指の付け根の痛み
  • 手や腕のしびれ
  • 肘や肩の痛み
  • 握力の低下など

さらに、マウスを利き手だけで長時間使用することで、利き手側に負担がかかり、だんだん身体の軸が崩れていくと、マウス症候群の症状は進行。頭痛、腰痛、背中の痛み、耳鳴り、目の疲れ、むくみ、肌荒れなどが起こるといいます。

(参考:SANWA SUPPLY‐マウス腱鞘炎とは

それでは、どのようなマウスの握り方が手に良くないのでしょうか。例えば、以下のような持ち方が手に負担をかけてしまう例となっています。

マウスを使用する際の通常の握り方

普通のマウスパッドに、なんの変哲もないマウス、通常のマウスの持ち方。実は、最も多いであろうこのスタイルこそが、手に負担をかけてしまうマウスの握り方だったのです。

想像してみてください。手の力を抜いてだらりと腕を下ろした自分の姿を。

右利きであれば、おそらく手のひらは左(左利きであれば逆)を向いていると思います。そして、そのまま手を胸の前まで上げてみても、手のひらは左を向いたまま。

つまり、このマウスの持ち方とは、自然な手の向きから90度横にひねっている、不自然に手首を曲げているということになるわけです。

通常のマウスの持ち方で力が入る手首の部分

そのため、ちょうど手首の部分、私の場合は赤い丸で囲った部分に力が入ってしまい、そこが腱鞘炎になりやすくなってしまうのです。

人間工学に基づいたエルゴノミクスマウス(戦闘マシンの操縦レバーみたいなやつ)が手にやさしいというのは、このへんに理由があります。

リストレストで手首を守れ!

普通に使用しているだけでも腱鞘炎のリスクがあるとなると、手を負担から守るためになにかしらの対策を打つ必要が出てきます。そこで、一番手っ取り早いのは、「リストレスト」という、その名のとおり手首を休めるクッションを手の下に置くという方法です。

それでは登場してもらいましょう。マウス腱鞘炎から手首だけでなく、腕や肩をも守る守護者はこいつだ!

エレコムのリストレスト一体型マウスパッド

こちらはエレコムのリストレスト一体型マウスパッド「COMFY(カンフィー)」。

低反発ポリウレタンがやさしく手首にフィット。左右の動きにも柔らかく対応し、長時間のPC作業をサポートしてくれます。

エレコム、カンフィーのリストレスト部分

リストレスト部分は、低反発で衝撃吸収性能に優れ、圧力に対して復元速度が遅いため、手首にかかる荷重をうまく分散。疲労の軽減につながります。

エレコム、カンフィーの裏面

裏面はエラストマー素材(ゴム)で出来ていて、デスクにピッタリと吸着! 写真を撮っている間に繊維が付いてしまいましたが、ウェットティッシュなどで簡単にお手入れすることができます。

エレコム、リストレスト一体型マウスパッドの大きさ

マウスパッドの大きさは幅135mm×奥行220mm×高さ25mmと、幅が少し小さいですが、カーソル移動は問題なくできると思います。

では、そろそろ使ってみましょう。リストレストよ、守護者の実力をこの私に見せてくれ……!

リストレスト一体型マウスパッドの実力はいかに

エレコムのリストレスト一体型マウスパッドを使用

なるほど、なるほど……。

いや、なにを一人で納得しているのかというと、その昔、女性の胸をかたどったマウスパッドがはやりまして、それを見たとき、私は思ったんですよ。

なにが谷間を備えたマウスパッドだと。冗談もいい加減にしろと。大人をなめるな……! と。

ただ、あれはリストレストだったのだと、このとき気づかされました。

手首をやさしく包み込む低反発素材。ちょうど痛かった部分を柔らかく支えるフィット感。そのやさしさに、思わずため息が出てしまいます。

……が、使い始めて少ししてから異常が起きてしまいました。

高さが合わないとキツい、あとやっぱり少しカタい

エレコムのリストレスト一体型マウスパッドは、通常のパッドと比べるとかなり高さがあるため、テーブルが低かったりすると手首が変に浮いてしまい、今度は肩に力が入るようになってしまいます。

その結果、私の場合はですが、使い始めて小一時間程度で肩が凝るというか、肩に違和感を感じるといった事態が発生。使い続けていれば慣れるかなとは思ったのですが、どうも慣れなさそうな気配が漂っています。

また、リストレスト部分が意外と硬く、確かに指などで押せばすぐへこむものの、手首にはいうほど体重をかけることもないのでそこまでへこまず、これもあってか高さが余計に気になってしまいました。

ふざけたことばかり言っているとこのざまです。これは残念ながらお蔵入りか……。

今回のまとめ

・マウス腱鞘炎に注意
・エレコムのリストレストは高さに注意
・大人をなめてはいけない

私もよく見ないで購入したのもあれですが、エレコムのリストレスト一体型マウスパッドには、上位のゲル素材版「FITTIO」というものもあるらしく、そちらのほうが全体的に高性能だったようです。

どうも私が購入した「COMFY」よりも「FITTIO」のほうが良さそう。ただ、PCを使用している高さと合えば「COMFY」も問題なく使える可能性は高いので、手首の負担軽減を考えている方は試してみるのもありだと思います。

私はもう少し使用条件に合うものを探してみようかなと思います。リストレスト探しは続く。

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