人に謝りたいことがたくさんあると思い詰めてしまいます。
しかしこれに関しては、頭で考えるよりも、体を動かしたほうがいいのかもしれません。
- 謝罪は自己満足?過去の罪を謝りたいときはどうすればいいかを考える
イブスター店長誰しも生きていれば、1つや2つの過ちは犯すものだ
それは年とともに罪の意識に変わり、私たちの背中に重くのしかかってもきます。
罪の意識にさいなまれると、相手に対して許しを請いたくもなってきます。
しかしここで気になるのは、その謝罪で本当に相手は救われるのか? その懺悔はただの自己満足なのではないか? ということでしょう。



この問題を考えさせられたのは、家族間でのやり取りでした
そこで、今回は私の実体験をもとに、この謝りたい問題への答えをだしていきます。
結論からさきにいうと、私はまず言葉で謝るのではなく、態度・行動で謝意をしめていくのがいいのではないかと思います。


ミナト
元バーテンダー。現在は兼業ブロガーとして活動中。夢は海外放浪の旅にでること、自分のお店をつくること。ブログを通してひとりでも多くの方のお役に立ちたいと思っています。当ブログのコンセプトは「24時間営業の人生の休憩所」。>> プロフィール詳細はこちら
謝ればそれで罪は許されるのか?
人と接していて心にダメージを負った経験が「ない」という人は、いないと思います。
だからこそ私たちは、
- 心ない言葉で相手を傷つけてしまった
- 自分の勝手で多大な迷惑をかけてしまった
そういった過去を強く認識していて、自分の犯した過ちを背負って生きています。
この罪の意識は、ものにもよりますが非常に苦しいもので、自然と消滅するものでもありません。
なにかをきっかけに思い出すと、強い後悔に襲われ、人知れずうめき声を上げてしまったりもするものです。



だからこそ、人は教会などに行って懺悔するのかもしれないな
神に許しを請い、「私はこれで許されたんだ」と、そこでスッキリするのです。
謝罪したいと思う相手は、つぎのように人それぞれだと思うのですが……、
- 昔悪いことを言って(して)しまった友人
- 学生時代に迷惑をかけた教員・教授
- 仕事で迷惑をかけた以前の職場の同僚・上司
私の場合は家族に対して謝りたいと思っていることがあります。
妻や夫、両親、兄弟・姉妹に謝りたいことってありませんか?
私はあって、そして「自己満足では?」にたどり着いたのが家族での話だったので、まずはその話からさせてもらいますね。
以降、私の実体験をもとに「謝りたい問題」を深掘りしていきます。個人的な話になるので、結論(自己満足でおわらせないようにするには?)から知りたいときは、「解決案」の目次までジャンプしてください。
私は弟にずっと謝りたいことがあった



私は弟にずっと謝りたいことがありました
正直、重い腰を上げて謝ろうと思えば、いつでも謝れました。
ちょっと謝罪の言葉を口にするだけで、すぐに罪の意識からも逃れられたかもしれません。
弟は「え~? そんなこと気にしてないよ~」といってくれたかもしれません。
正直いって私は、見本になるような兄ではなかったと思います。
つぎのような、弟に「わるいことをしたな」は、たくさんあります。
- 小さいころはつまらないことで喧嘩もした
- わざと口を聞こうとせず、寂しい思いをさせたことも多々ある
- 必要とされていたのに傍にいてやろうとしなかった時もあった



私は、海外のホームドラマにでてくるようなお兄ちゃんでいたかったんですよ
「弟は(妹は)僕が絶対に守る!」みたいな、格好いいお兄ちゃんです。
でも、そういう兄として、弟に背中を見せることはできなかったと思うんですよね。
勝手な都合で、悲しい・寂しい思いもたくさんさせてしまったと感じています。
だから私は、
「いつか謝ろう、私が覚えていることを懺悔しよう」
と、それまでずっとそのように考えていました。
弟に謝罪するタイミングを見計らっていました。



ところが……だ!!
その謝罪は本当に正しいことなのか?
そう思わせる出来事があり、私はどうすればいいのかわからなくなってしまったのです。
謝罪や懺悔が自己満足でおわる可能性
場面は変わって、以前、話したいことがあると母から呼び出されたことがありました。
どうやら母も私に対して謝りたい、というか、誤解を解きたいと思っていたことが前々からあったようなのです。
私がまだ10代だったころ、
「自分は生まれてくるべきではなかったんだ!」
のようなことを、私は口にしたそうです。
母は、私がそのような発言をしたのは「自分がした話に原因がある」と思っていたようです。
もし今もそのようなことを思っているのであれば、
そんなことはない、あなたは間違ってできたような子ではない
みたいなことを伝えたかったようでした。
もうすこしくわしく説明すると、私は「安全日的な話で、できないと思っていたのにできてしまった子」みたいな話だったそうです(汗)



親のそういう話って、正直、あまり聞きたくないものなんだけどな……
で、それを母はどこかで私に言ったらしく、聞いた私が「生まれてくるべきではなかった」→母「申し訳ないことを言ってしまった」、みたいなことになってたようです。
私は、逆に申し訳ない気持ちになりました。
親にそんな、言ってはいけないようなことを言ったことがあったんだなあと。
ただ、ここで重要なのは、そんな発言をした記憶が私にはまったくないんですよね。



ほんとうに覚えてないんですよ。「生まれてくるべきでは……」なんて言ったことあったかなあ……と
このケースでは、母は謝罪によって、心にかかっていたモヤを取ることができたと思います。
でもそのとき、私の心には新たなモヤがかかりました。
それで思ったのが、
謝罪は自己満足でおわってしまい、相手に余計なマイナス情報を与えてしまうこともあるんだな
ということだったのです。
解決案:態度や行動で謝罪を示していくのがいいのでは
さて、ここまでの話をもとに、解決案をだしていきますね。
結論からいうと、謝罪は基本「態度や行動で示していく」のがいいのかなと私は思いました。
さきほどの話にもどると、母は私に謝罪しました。
それと同じように、私が心のモヤを取り払うため、弟に謝罪することにしたとします。
でも、この話の流れでいくと、つぎのようなことが起きてしまいそうですよね。
- 弟はモノによっては記憶にないことを謝罪される
- 知らなくてもよかった新たなモヤがかかる可能性
- スッキリするのは私だけで、弟は「う~ん、なんだかなあ」
ようは、自分が前々から謝りたいと思っていたことは自己満足でおわる危険性があり、なおかつ、相手はそもそも謝罪を必要とすらしていない可能性もあるわけです。
それでは、私たちがそれぞれ持つ罪の意識はどうすればいいのか?
謝罪したくてもしないほうがよさそうな場合はどうすれば……?
私はつぎのように、まずは態度や行動で示していくのがいちばんいいのではないかと思いました。
- 疎遠になっているなら少しずつ歩み寄っていく
- 近くにいるなら過去のあやまちを悔い改め、相手の幸せを願って、日々感謝の言葉や行動で示していく
謝罪したい相手が離れた場所にいるなら、こちらから時々連絡を送ってみましょう。
なにか美味しい物を送ってあげたり、会いに行けるなら、たまに会いに行ってみるのもいいと思います。
相手が近くにいるなら、これまで伝えられなかった感謝などを日々伝えていくようにしましょう。
そのようにして、これからは相手に優しく接してあげると、案外相手も気づいたりする(※)ような気もします。
※最後に私の実例をもうひとつ。
じつは私には兄もいます。兄は当時傍若無人なところがあって、私はいまでも根に持っている部分があります。
そんな兄は、それぞれが離れて暮らすようになってから、むこうから連絡をよこすようになりました。
私はそれを見て、「兄は兄なりに過去を反省していて、だからいまは仲良くしたがっているじゃないかな」と思っています。
そのように、相手の行動でこちらが謝意に気づくことはあるので、まずは「態度・行動」で謝罪を示すのがいいのではと私は思います。
とはいえ、思っていることは言葉にだして言わなければ伝わらないことでもあります。
なので、今後相手への接し方を変えていくなかで、タイミングがあれば、
「そういえば、あのときのこと覚えてる?」
というふうにして、少しジャブを打ってみるのもいいかもしれません。
そこで相手が覚えていそうなら、そのときにこそしっかり謝るのがいいのではないか、と思いました。
結局のところ、謝罪の言葉はいくらでも並べられます。
言うだけなら簡単ですし、気軽にスッキリできます。



でも、それじゃあ自己満足でおわってしまうし、相手に真摯に謝れたとはいえないと思うんだよな
なので、本当に謝りたいなら、態度にして示しつづけるのが真の謝罪になると私は思います。
そうやって今後の関係性をよりよくすることで、謝罪を自己満足でおわらせず、相手にも過去を許してもらえるのではないでしょうか。
ということで、ほんとうに謝罪したいことがあって、「すみません・ごめんなさい」ですむ話でないなら、態度や行動でしめしていく必要がある気がします。
ただし、謝罪したい相手がたとえば「以前の恋人(現在は結婚)」といったパターンの場合、謝罪も行動もただの迷惑になると思います。
そういった謝罪が現実的ではない場合は、これから接していく人に優しくしていくしかないのかなと思います。
相手の気持ちを無視した自己満足はやはりよくないと思います。そういう場合は、その思いを今後につなげていくしかないのではないでしょうか?
今回のまとめ
- 謝罪や懺悔は自己満足で終わる可能性がある
- 覚えていない相手には新たな傷を負わせる危険性もある
- 謝罪は態度や行動で示すことで、しっかり相手にも許してもらえるのでは?
謝罪や懺悔は、言えばいいというものではないと思います。
ただの自己満足でおわってしまい、余計に相手を傷つけてしまう場合もあるからです。
だからこそ、ほんとうに謝罪したいのなら、まずは態度や行動で示していくのがいいと私は思いました。
「懺悔の気持ちを抱えていて、それにずっと悩まされている……」
それなら、負のエネルギーを変換して、行動に移してみては?
動かなければ人生はそのままがつづくだけで、なにも変わることはないものだと思いますから。



とにかく大事なのは、行動することです
行動を続けていくうちに、きっと相手も気づいてくれます。
逆にこちらが覚えていないような過去の行いも許してくれるかもしれません。
ただし、お互いの関係性によっては、謝罪もなにも迷惑でしかないこともあるのは肝に銘じておきましょう。
そのようなどうにもならない場合は、二度とおなじ過ちをくり返さないようにし、これから会う人に返していくしかない気がします。


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