【1箱500円】相次ぐタバコの増税・値上げでカモられている感が否めない

ついにこの時が来てしまったのかと。こんなにも早くその時が訪れたのかと。タバコは、1箱500円時代に突入だ!

2020年の10月からタバコ税が増税となることに伴い、ついにJT(日本たばこ産業株式会社)の主力製品が1箱500円を超える時が来てしまいました。

いつの間にか始まった大幅な増税・値上げを耳にしたときは、「500円を超えたらやめようかな」なんて、どうせすぐにはそこまで上がらないだろうと高をくくっていたのですが、まさかこんなにもアッサリと超えてしまうとは。

そして私は思ったのです。なんというか、カモられている感が否めないな、と。

2020年10月のタバコ増税&値上げ

そもそも2020年10月にタバコが増税となることすら知らなかったのですが(ちなみに次は2021年10月予定)、1本につき1.0円、1箱だと20円増税となることは既に決定していたらしく、最低でもこの分の値上げは避けられないことだったようです。

ところが、今回のタバコ値上げはそれだけでは終わらず、JTはその理由について以下のように発表しました。

国内たばこ市場は……喫煙規制の強化等の影響により、販売数量の減少が継続しており、……今後も販売数量のさらなる減少が予想され、……品質・ブランド価値を維持することは極めて困難な状況にあります。 こうした中、今回のたばこ税増税(1.0 円/本)……に際し、今後のコスト上昇を踏まえ検討を重ねた結果、……一部銘柄を除き増税分以上の定価改定を行うことといたしました。たばこ税増税等に伴うたばこの小売定価改定の認可申請について

確かに、それは間違いなくそうなのだろうと思います。

屋内全面禁煙化などによって喫煙者は次々と狩られ、残っているのはほとんどニコチン依存者くらいかもしれない。タバコ農家も大変だと聞きます。ただ、なんというか私には、「便乗値上げ」を正当化するための、それらしい理由を並べているだけのようにも……聞こえてしまいます。

そんなものはただの憶測にすぎないのかもしれませんが、いずれにせよ、増税+価格改定によってJTの主力製品は以下のように値上がりすることとなりました。

【紙巻タバコ】現行改定
アメリカンスピリット530円570円
セブンスター、ピース510円560円
メビウス、ピアニッシモ490円540円
ウィンストン450円500円
キャメル400円450円

JTの最主力製品であり、そして、私が長年買い続けてきた「メビウス」は、今回の値上げで1箱500円を突破。

超えてはいけないラインを突破してしまった感が尋常じゃない。

【加熱式タバコ】現行改定
メビウス・プルームテック490円540円
メビウス・プルームテックプラス500円550円
メビウス・プルームエス490円540円
キャメル・プルームエス460円500円

加熱式(電子)タバコも軒並み500円オーバー! プルームテックとプルームエスは私も持っていますが、もはや買う気にならない!

【葉巻タバコ】現行改定
キャメル・シガー360円400円
わかば・シガー360円410円
エコー・シガー350円400円

昔、本当にお金がないときに購入し、「ヤバいものを吸っている」と感じたわかばやエコーも400円超え。

まさかこんな時代が来るとは、思ってもみませんでした。

強烈に感じる圧倒的なカモ感

アメリカに本社を置く製薬会社「ファイザー」が以前行った調査では、全国47都道府県の喫煙者のうち、約7割にニコチン依存症の疑いがあるということがわかりました。

そして何を隠そう私もそのうちの1人で、ニコチン依存症の自覚があります。

正直言うとタバコを吸っていてもうまいと感じることはほとんどないですし、海外旅行などの限定的な場面では強くうまさを感じることができますが(というか、ほとんどそのためだけに吸っている)、結局コロナ禍によって昨今は旅行も封じられているので、現在はタバコを吸うことでのメリットもほぼないと思っています。

それではなぜ、まだタバコを吸うのか? というと、慢性的に引き起こされるニコチンの欠乏感を満たすため。精神・身体依存によって出来上がってしまった、定期的に脳から送られてくる指令に従っているだけ。ただそれだけです。

それならばいっそのことやめてしまえばいいだろうという話なのですが、禁煙は他のこと(例えば趣味やブログの運営作業など)への集中力を犠牲にしてでも誘惑に打ち勝ち、本気を出さなければ成功しないので、払わなければならない犠牲・代償を考えると「継続」という答えが出てしまうのです。

そこで、今回の値上げで私が思ったことはこうです。「結局値上げしても吸うでしょ? ニコチン依存者は」という意思が見え透いているようで、カモられている感が半端じゃないなと。

タバコを1箱1,000円にするといった話は以前から出ていましたが、一気に2倍3倍とは上げずに、20円、50円とジワジワ上げていく。これによってニコチン依存者は本気を出さずにタバコを買い続ける。

ニコチン依存者がやめられないことをいいことに、少しずつ搾り取っていくなかなかエグいこのスタイルは、下手するとギャンブル業界以上に危険なビジネスのようにも思えてきます。パチンコなどのギャンブルはレートが上がることはないからです。

ただ、今回の値上げで、今までタバコを完全にやめるつもりは一切なかった私でも、「もうそろそろやめようかな」と、少しずつ考え始めたので、意義はあったように思います。

思考を停止させて、ただタバコを吸い続けているのもどうなのか。実は欲求をコントロールすることができる可能性もあるのではないか。それはギャンブル依存症の克服にも関係があるのでは?

なんだかんだ言ってもまだタバコを吸い続けるとは思いますが、このままではいけないと思えたのは大きいと感じました。要するに、思考を停止させてはいけない、ということです。

今回のまとめ

・タバコは1箱500円時代に突入
・ニコチン依存者はカモられる
・ニコチンに支配された思考停止状態が一番ヤバい

話は少し変わりますが、私は現在もギャンブル依存症を克服した上でうまく付き合っていける可能性については模索しようとしていて、今回の値上げで、タバコもそれが可能なのかは検証する必要があると気付かされました。

タバコは海外旅行に行く際に免税店で購入し、土産として持ち帰った分がなくなったら吸わない。できればそうしたいと前々から思ってはいましたが、その可能性を探ることはこれまでなかったように思います。思考が停止していたからです。

ギャンブルやニコチンもそうですが、依存症になると欲求に支配されてしまい、考えることをやめてしまうという恐ろしさがあります。今回その恐ろしさを再び認識することができたのは大きな収穫だったので、これは無駄にせず、次に活かしたいと思いました。

つまるところ、何も考えずにネギを背負い、そのまま差し出すカモになってはいけないな、ということです。

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