
パチンコで負けすぎて頭がおかしくなりそうだよ
パチンコ・スロットは、もう遊びなんかじゃないですよね。
負けすぎてやばい人が続出するレベルで、やればやるだけ負けるからです。
では、この状況はどうすれば変えられるのか? というと、私はもう「引退」しかないと考えています。
- パチンコがおかしいレベルで負けるのはなぜか
- なんとかして勝つことはできないのか?
- パチンコを引退するにはどうすればいいか



パチンコは引退したほうがいいです
ただ、これには最大の問題があります。
負け過ぎのレベルまで負けられる状態になっていると、そう簡単には引退できなくなっている
と、“そこまで負けられる”からこその問題があるのです!



依存症状も出てくるから、負けてもまた行ってしまうんだな
そこでこの記事では、つぎの流れで話を見ていきながら、
- パチンコで負けすぎるのはなぜか
- なんとかして勝って遊べるようにはできないか
- 依存を断ち切って引退するにはどうすればいいか
パチンコ・スロットの負けすぎ問題の解決策を提示します。
パチンコをやめられれば、二度と負けすぎることも、負けることもなくなります。どうぞごらんください!


ミナト
10代で行った初めてのパチンコで大勝し、以降はパチンコ・スロット漬けの日々へ。借金を重ね、多くを失い、10数年もの間ギャンブルをやめられなくなる。しかし他者の力を借りるなどして依存症を克服。その経験をもとに依存からの脱出方法を発信している。>> プロフィール詳細はこちら


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パチンコの負けすぎはおかしい?いやこれが普通です





なんかもう、パチンコ負けすぎて、おかしくないですか!?
だれもがそういいたくなると思うのですが、残念ながら、いまのパチンコ・スロットはそれがもう普通です。
行けば負けますし、行けば行くだけ負けがかさんで、負けすぎの状態になってしまいます。



で、どうしてそんなに負けるんだ?
ということで、まずはこの「パチンコが負けすぎる」理由から解説していきます。
そうなるのが必然な根拠ある話なので、こちらから見ていきましょう。全部で4つありますよ。
対策から見たい場合は「負けすぎを回避する方法」までジャンプしてください。
1. パチンコは勝てない仕組みになっている


そもそもの話ですが、パチンコはお客さんが勝てるようにはできていません。
胴元、つまりパチンコ店側が勝つようにできていて、お客さんは負ける仕組みになっているのです。



具体的な話をすると、10~15%が「抜き分」だといわれています
ギャンブルには控除率(胴元の取り分)というものがあって、パチンコの場合はそれが10~15%。
全体でみれば、
- 10万円使ったら1万~1.5万円が抜かれる
- (=8.5万~9万円が返ってくる)
ということになっています。



……そんなに返ってくるか?
いや、返ってこないですよね。
10万円持っていったら、たいていは5万~8万円くらいは持っていかれてそれでオワリです。
そう、この「10~15%」は、まだ遊技人口が多かった昔からの数字で、もはや信用ならなくなっているのです!
それはさておき、とにかくギャンブルには控除率があって、その儲けからつぎのものが支払われます。
- 人件費
- 家賃・水道・光熱費
- 新台入れ替え費用など
お客さんから「抜け」なければパチンコ店は閉店です。
だからパチンコ店も本気で取りにくるわけで、行けば行くだけ負けていくのです。
光熱費などの値上がりぶん、さらにお客さんは負けなくてはならなくなるので、まあキビシイです。
2. 還元日は利用できないことも多い


パチンコ店はお客さんに負けてもらうことで営業をつづけていけます。



でも、さすがに負けてばかりでは、お客さんもイヤになってしまいますよね?
そこで「還元日」があるわけですが、残念なことに、これはほとんど利用できなかったりもするんですね。
- 0のつく日は!
- 5、15、25日は!
とか、パチンコ店にはイベント日(還元日)があります。
甘い設定の台が投入されていたりして、多少はお客さんも勝ちやすくなっているわけです。



……が! ここにも問題があるわけだ
この還元日は平日に振り分けられることのほうが多く、なんと、仕事・家事などがあるふつうの人はほとんど利用できないのです!
たとえば0のつく日だと月3回。1週間は「平日5:休日2」ですから、単純に考えると、0のつく日は倍以上の確率で平日に振り分けられます。だから行けない!
還元日の甘い汁を最大限に吸えるのは、以下のような人たちだけ。
- 専業で食っているプロ(個人または軍団)
- 仕事の制約がなく、還元日しか行かない人
- 抽選並びや、県外までの遠征も苦ではない人
そう、私たちのような負けすぎている人は、その一部の人たちのためにボラレているのです。
還元日を利用できない人から吸い上げたお金の一部を、外から来た関係のない人が全部持っていくのです!
本来、還元日というのは、そうやってふだんから負けている人のためにあるというのに……!!



養分だ……
そう、私たちは「養分」なのです。
(※仕事がシフト制でも、うまいこと還元日と休みが重なることはすくないので、結局あまり利用できません)
3. 来たからには満足したい→ボロ負け


パチンコ店に遊びに来たからには、楽しく遊んで、勝って帰りたいですよね。



では全然ダメだったら?
ふつうはそこでは帰れません。最低でも1回は当てたくなります。
だって遊びに来たのに、全然おもしろくないわけですから、そんなので帰れるはずがないのです。



だから深追いして大きく負けるわけです
また私たち人間は、負けがこんでくると、それを取り返そうとリスクを負うようになります。
この心理を「プロスペクト理論」というのですが、それもあってよけいに遊技を中断できなくなります。
- 来たからには遊びたい
- 負け分は取り返して帰りたい
これらが合わさることで、ボロ負けの「負けすぎ戦歴」が量産されていくわけです。
ふつうの人はみんなそうです。
これにあらがえる(1回も当たらなくても帰れる)のは、全体の1割以下、勝てている人だけでしょう。
大前提の「控除率あり=お客さんは負ける」があるのもそうですが、心理的なところでも私たちは勝てません。
控除率が1~3%とかのカジノでもみんなボロ負けしていくのもおなじ理由です。アツくなったり、負けを取り返したくなるからです。
4. 遊技人口の激減でパチンコ店もカツカツ


近年のパチンコ業界は、遊技人口の激減などもあってどこもカツカツです。
来たお客さんから搾り取らなければやっていけないレベルで、だからお客さんは負けまくります。



参考までに、パチンコ業界の近況です
- 遊技人口:MAX3000万人 → 720万人(レジャー白書2022より)
- 店舗数:MAX1万8000軒 → 7000軒台(1995年から減りつづけている)
- 閉店数:2020~2022年は毎年600~800店舗が閉店(※ただし新規出店はある)
なぜパチンコ店が閉店するかといったら、お客さんが減って「抜き」が足りないからです。
閉店ラッシュがつづくほど、どこも大変で、そんなに還元する余力もありません。
来たお客さんにできるだけ使ってもらわないことには、営業をつづけるのはむずかしいのでしょう。
だからお客さんの負けすぎは、もはやふつうのことなのです。
以上の理由から、パチンコ店に行けば、一般市民の私たちは確実にやられてしまうのです!
パチンコの負けすぎを回避する方法はあるか?


ここまでの話で、パチンコは行けば負けるのは必然だということがわかりました。



でも、原因がわかるんなら、なんとかできそうじゃないですか?
そう、たしかにそれも一理あるので、ここではパチンコの負けすぎを回避する方法を考えてみましょう。
パチンコ・スロットにはプロがいるように、勝ちつづけるのは不可能ではありません。
たとえばつぎのような勝率を上げる方法を駆使することで、勝てる可能性を上げていけます。
- 特定日だけ行く(フラッと近所の店に行ったりしない)
- 狙い台が外れてダメそうならなにもせずに帰る
- 勝ったらそれ以上追わずに帰る
- 負けを取り返そうとしないで帰る
- スロット:完全攻略で機械割100%超えの台しか打たない
ただ、これらを徹底するのは至難のワザで、ふつうに楽しく遊びたい人にはムリです。
とくに負けを取り返したい心理にあらがうのは、並大抵のことではできません。



ちなみに私は10数年以上かかってもムリでした
プロがなぜプロで食っていけるのか。
それはおそらくパチンコを「遊び」として認識しておらず、「仕事」として割り切れているからだと思います。
負けすぎている私たちは、そういうのではないですよね?
楽しく遊びたい、息抜きがしたい、手軽にスリルを感じたい
だから徹底しようと思っても、うまくいかないのです。



いや、私ならできます
と、思いたくもなるのですが、じっさいにやってみればわかります。
かなりむずかしいですよ。
仕事とかもありますし、ここはもういさぎよくあきらめたほうが早いです。
そもそもの話で、自分が一部の勝てる人なら、そんな負けすぎの状態におちいっていないのでは!?
パチンコで負けすぎているならもう引退しよう


パチンコはやればやるだけ負けますし、勝とうと思ってもうまくいきません。



だったら、もう引退したほうがいいですよね?
ところが、冒頭のとおりで、ここで最大の問題が発生してしまうわけです。
そう、やめようと思っても、そう簡単にはやめられなくなってしまっているのですね。
引退しようと決意しても、またフラフラとパチンコ店へ……。
これがくりかえされることでも、やはり私たちは負けすぎを積み重ねてしまいます。



ではどうするか?
そこで本題です。
引退しようにもできない問題を解決する方法を見ていきましょう。
ここではマインド的なものから、すぐにできて強力なものまで計4つを紹介するので、ぜひ参考にしてください!
1. 引退を受け入れる


まず、パチンコはもう引退せざるを得ない、というのを受け入れることです。
パチンコ・スロットは、手軽にできてスリル・興奮も味わえるなど、たしかにおもしろい遊びです。
でも、「負けすぎ」ているということは、それはもう遊びではすまなくなってきているわけですよね?
- 生活費をかける
- 借金をしてでもパチンコ店に行く
- 行きたいのを我慢できずに行ってしまう
など、生活に悪影響をおよぼすレベルまできてしまっているのです。



なぜなら、依存症状がでてきてしまっているからだな
こうなると、つぎのように生活が破綻するのは、もう時間の問題かもしれません。
- 家族や友人に影響が及ぶ、借金が返済できなくなる、仕事をクビになる
ですから、これはもう「引退するときがついに来てしまったんだな」と、受け入れましょう。
できればみんな、パチンコはやりつづけたいです。



ふつうに遊べるんだったらおもしろいですからね
でも、ふつうの人には、パチンコでの遊技をコントロールするのはむずかしすぎます。
依存症状があれば、我慢がきかなくなって、不可抗力的にパチンコ店に行ってしまいます。
だから、しかたがないけれど、パチンコはもうやめるしかない。
このようにして、まずは引退を受け入れることが大事です。
依存症状を自覚し、「自分はこれをやっていてはいけない」と、きちんと認識することからはじめましょう。
2. パチンコ店に行けなくする


つづいておすすめなのが、パチンコ店に行けなくする方法です。



さきほどの話でもでてきたことですが、
パチンコって、やめようと思ってもやめられないですよね。
「もうやめる、絶対やめる、二度と行かない!」
そう強く誓っても、また行ってしまって……と、とにかく思っているだけでは絶対にやめられません。
でも、この問題を解決する方法があって、「パチンコ店を出禁」になることができます。
どうしても行ってしまうのなら、出禁になるなどして、もう「行けなく」すればOKというわけです。



それを可能とする手段があるわけだな
具体的には、自己申告・家族申告プログラムというものをパチンコ店に申し込むことで利用できます。
お店がそのプログラムを導入していない場合もあるのですが、店長の裁量によっては受け付けてもらえますよ。
- 「受け付けていません」といわれても、「そこをなんとか」としつこく食い下がること!
マイホでこれをぶちかましてくれば、そのお店にはほぼ二度といけなくなるので、おすすめです。



ちなみに私は2回これを利用していて、マイホでもやってきました
申し込み用紙はプログラム導入店に行けば入手できますし、お店の人にいえば印刷もしてくれますよ。
(※現在はプログラム公式サイトからでも、申し込み書のダウンロードはできるようになっています)
ただし、この方法はそれなりの覚悟がないと使えません。むずかしいときは「自分ひとりでもできるパチンコをやめる方法」からはじめてみてください。
3. 借金問題を解決する


借金がある場合、借金問題を片づけてしまいましょう。
パチンコで負けすぎるのは、キャパオーバー、つまり借金という術を使うことでも誘発されます。
魔法のカードで、限界を超えてお金を調達できるようになってしまっているからです。
加えて、借金はパチンコでできたとなれば、やはり勝って借金を減らしたく(取り返したく)なります。



なので、まずはきちんと借金問題を解決することです
- 消費者金融のカードを破棄する
- 家族や恋人に返済を監視してもらう
- お札を持ち歩かない、硬貨だけで生活する
など、自力で借金を返済するコツはあるので、いろいろためしてみてください。
パチンコに行きさえしなければ、完済まで一気に進んだりもするものですよ。
また借金の返済がうまくいかないときは、無料の減額シミュレーター
3~4つの質問だけで利用できて、払いすぎた利息があるとわかれば返してもらえます。
利息の全カットも可能で、返済に集中することもできますよ。



借金は放っておけば、利息で膨れ上がっていくからな
私も借金をしながらパチンコ・スロットをしていて、最終的には100万円を超える利息を払ってきました。



こんなにムダなことはありません
とにかく、借金問題の解決は優先するようにしましょう。
完済できると、目のまえの景色も変わって、「パチンコで借金は二度としない!」と考えも変わりますよ。
まずは診断してみよう
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4. パチンコ以外の趣味をつくろう


パチンコ以外にこれといった趣味がないのなら、趣味を見つけていきましょう。
パチンコ・スロットに依存すると、脳が変化し、それ以外への興味がうすれることがわかっています。
だからこそ、それ以外の趣味をつくるのがむずかしくなってしまって、
やることがない → パチンコに行きたくなる → またパチンコに行ってしまう
こういったことが起きてしまうのです。
でも、これは時間をかけていくことで解決できます。
最初はあまりおもしろくなくても、つづけることで、楽しさを感じられるようになる。
ようは、「脳はパチンコ以外に興味がない」は、いつまでもつづくものではない、ということです。



最初は暇つぶしでOKです
私もそうでしたが、当時は「パチンコ以外の趣味」とか聞いても、まったく興味をそそられませんでした。
でもいまでは、読書・旅行・運動など、いろんな趣味を持てています。



「継続は力なり」だ
パチンコにのめり込んでいったように、ほかの趣味に没頭できる日はかならずくるはずです。
ためしてみないことには始まらないので、ぜひいろいろトライしてみてください。
パチンコ以外の趣味は以下の関連記事でまとめてあるので、こちらからどうぞ!


今回のまとめ
- パチンコで負けすぎるのはもはや普通になってきている
- 負けすぎるのを回避する(勝つ)のは一般的な人にはむずかしい
- 引退を受け入れて「NOギャンブル」の生活をしたほうが楽しい
パチンコ・スロットには、あれだけ「やめよう」と思っても、またやってしまうほどの楽しさ・依存性があります。
でも、やめてみると、じつはそっちの生活のほうが楽しいんですよね。
有効に使える時間はものすごく増えますし、負けすぎてのイライラも感じません。
今日はこれをしよう、明日はこれをしよう、と、毎日を有意義に過ごせるようになります。



ツラいのは本当に最初だけですよ
だから、私といっしょに、もう引退しましょう。



この記事にたどり着いてしまったことこそが「引退の時が来た」だ
ほんとうに有意義なことなら、やりながら「これをやっていてはいけない」とは思いません。
ということで、パチンコ・スロットは引退して、これからは、そういった本当に楽しいことを探していきませんか?
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