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ワンショットには何ミリの量のお酒が入っているかを解説【ウイスキー&その他】

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ワンショットには何ミリの量のお酒が入っているかを解説【ウイスキー&その他】

ワンショットは、お店によっても分量が異なったりもしますが、基本的に規定量は決まっています。

この記事でわかること(要約)
  • ワンショットの量は何ミリ?(→基本30ml/cc。ミリとccは同じ。ただし条件による)
  • 条件:ウイスキーやテキーラなどの強いお酒は基本ショット30ml、リキュールなどの度数が低いお酒はショット45ml~になる傾向

現在のバーといえば、ショット(1杯)でのはかり売りが基本です。

しかしその1杯(ワンショット)には、何ミリの量のお酒が入っているのかは気になるところですよね。

バーは安く飲める場所ではないので、この分量を知らないと、

イブスター店長

思っていたよりもすくなかったなあ。というか、ほかのお店ではもっと多かった気がするんだよなあ

と、場合によっては、釈然としない気持ちになってしまうこともあるかもしれません。

そこでこの記事では、ウイスキーにおける「ワンショット(1ショット)」の量(ml or cc)について、くわしく解説していきます。

さきにいうと、ウイスキーは基本ワンショット30mlです。

テキーラなどの度数の高いお酒も、ウイスキーとおなじ分量の場合が多いです。

ただ、なかにはショットの量が変わりやすいものもあるので、そういったものもあわせて紹介しておきますね。

著者プロフィール
ミナト

ミナト

元バーテンダー。現在は兼業ブロガーとして活動中。夢は海外放浪の旅にでること、自分のお店をつくること。ブログを通してひとりでも多くの方のお役に立ちたいと思っています。当ブログのコンセプトは「24時間営業の人生の休憩所」。>> プロフィール詳細はこちら

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【ひと言】:まさに銃で撃たれるような衝撃。強烈なスモーキー感(煙っぽさ)。ソーダ割にも

イブスター店長

ロックで飲むのもウマいぞ。ハードボイルドにいこうじゃないか

目次

ワンショットとは?その意味と規定量

ワンショットの意味と規定量

まずはワンショットの意味から見ていきます。

ショットという言葉には、

  • ウイスキーなどの1杯
  • 蒸留酒などのアルコール度数が高い酒の1杯分の量
  • 薄めないそのままのアルコール飲料またはその1杯

など、ようは強烈なお酒1杯分の意味があります。

これは「弾丸、発射」などの意味を持つ「shot」が由来になっているともいわれます。

つまりお酒関係でいうところのワンショットとは、このショット1回分、ウイスキーなどのお酒1杯分のことを指すわけです。

またワンショットは「1杯分のお酒」を意味しますが、その規定量は、じつは国によって異なっているのもポイントです。

イブスター店長

これが、(日本での)1杯分の量を決める目安にもなっているぞ

ということで、つぎは、バーやウイスキーの本場アメリカ・イギリスの場合を見つつ、日本での規定量について見ていきましょう。

アメリカのオンス(oz)とジガー(jigger)

アメリカではワンショットの単位は液量オンス(fluid ounce)が標準的な単位として使われています。

日本でのml(ミリリットル)のように「fl oz」「oz」という記号で省略されています。

その分量を「ml」に換算すると、1オンスは29.57ml(正確にいうと29.573 529 5625ml)と、約30mlということになります。

また、ジガー(jigger)といって、カクテルなどをつくるさいに使用する計量カップの単位があります。

その分量は、1オンスの1.5倍で約45ml。

アメリカの場合は、これらの1オンスまたは1ジガーが、ワンショットの分量となっています。

イギリス(英国)の場合のワンショットと分量

イギリス(英国)の場合は、アメリカとは少々事情が異なります。

もともとは、ワンショットはつぎの分量が一般的だといわれていたのですが、

  • 南のイングランドでは45ml
  • 北のスコットランドでは60ml
  • 隣のアイルランドでは70ml

現在は25mlまたは35mlと法律で決められているそう。

ちなみに、イギリスも液量オンスの単位が使われています。

しかしイギリスの場合は、1オンスが28.41ml(正確にいうと28.413 0625ml)と、アメリカでの1オンスよりもわずかにすくないです。

日本の場合のワンショットと分量

そして日本の場合はどうなのか。

ミナト

歴史を見ても、日本はアメリカとの関係が強いですよね

なので、アメリカでの1オンスの流れもあって、ワンショットは30mlが一般的な規定量となっています。

ただし、ワンショットの量は、じつはお店によっても変わります。

ウイスキーなどのワンショットの規定量を40mlや45mlと設定しているところもあるのです。

イブスター店長

お酒(の種類)によって、規定の分量を変えたりすることもあるぞ

したがって、一概に「ワンショットの規定量はコレです!」というのはむずかしいともいえます。

とはいえ、ワンショットは30mlというのがもっとも一般的です。

日本のバーにおけるワンショットの規定量は30ml、と覚えておけばまちがいはないでしょう。

ときどき、もっとたくさん入れてくれるお店がある感じです。

ウイスキーのシングルとダブルは何ミリ(cc)か

ウイスキーのシングルとダブルは何ミリか

ワンショットとは、ウイスキーなどのお酒1杯分をあらわす言葉です。

しかしバーに通っていると、「シングルとダブル」という言葉もよく耳にします。

これはなんなのかもあわせて紹介しましょう。

ミナト

この話は簡単で、シングルとは「ワンショットとおなじ意味」です

シングルとは、ウイスキーなどのお酒1杯分のことを指し、ダブルというのは、シングルの2倍、つまりお酒2杯分のことを指します。

これらはおもに、ウイスキーなどを注文するさいに使われるものです。

「シングル」といえば、1杯分の分量(30ml)がグラスにそそがれて出てきます。

「ダブル」といえば、2杯分の分量(60ml)が出てくるわけです。

イブスター店長

分量を指定しなければシングルがデフォルトだ。1杯分がよければ「シングルで」といわなくても大丈夫だぞ

ちなみに、ワンショットという言葉は、ウイスキーなどを注文するさいにはあまり使用せず、

お客さん

このウイスキーはワンショットおいくらですか?

マスター

これは(ワン)ショットで800円ですよ

とか、そんなときに使用することが多いです。

お酒を注文するさいに「ショットで」というと、これは、

ショットグラスなどにストレートで

という純粋な「shot」の意味合いで伝わってしまうことも多いです。

そのため、お酒の分量を指定したいときは、ワンショット、ツーショットとはいわず、シングル、ダブルを使えばスマートです。

外国から旅行で来られているかたがたも、シングル、ダブルといっているので、おそらくこれは世界共通だと思いますよ。

なお、「ml」と「cc」は体積をあらわす単位がちがうだけで、分量はまったくおなじです。

よって、「ワンショット=シングル=30ml or 30cc」ということができます。

ワンフィンガーとツーフィンガーとは

ワンフィンガーとツーフィンガー

ウイスキーなどのお酒の分量をあらわす言葉には、ワンショットやシングル・ダブルなどがあります。

が、じつはまだあり、「ワンフィンガー、ツーフィンガー」といったものもあります。

ミナト

これは使用する機会はほぼなく、正直いうと、べつにおぼえる必要もありません

ただ、せっかくの機会なので、こちらも解説しておくことにしましょう。

フィンガー(finger)とは「指」を意味する言葉です。

イブスター店長

どうしていきなり指が出てくるんだ?

と感じると思うのですが、こちらをごらんいただければ、そのなぞは解決します。

ウイスキーのワンフィンガー30ml

グラスの形状や指の太さにもよるものの、このように、

  • 8オンス(約240ml)のタンブラーの下部に指をあて、指1本分のお酒をそそぐとちょうど30ml(シングル分)

になり、

ウイスキーのツーフィンガー60ml

指2本分のお酒をそそぐとちょうど60ml(ダブル分)、になるわけです。

フィンガーに関しては、バーで使う機会はほぼないと思われます。

でも、たとえば、自宅でお酒をつくりたいけれど「はかり」がないという場合、指でお酒の分量をはかるということができたりもします。

ミナト

ピンチのときに役立つはかり方というわけですね

とはいえ、これはやはり、グラスの形状などによる部分が大きいです。

正確にはかりたいという本格志向なら、メジャーカップをひとつ置いておくと便利でしょう。

私は自宅用には、銀やステンレス専門メーカーがつくる「YUKIWA」というブランドのメジャーカップを置いています。

メジャーカップは、上下で30mlと45mlを使い分けられるものがおすすめですよ。

ワンショットの分量が変わるお酒の種類

ワンショットの分量が変わるお酒の種類

日本のバーでのワンショットは、30mlが一般的ということがわかりました。

ただし、お酒によっては45mlや、場合によってはもっと多い60mlが基準となるものもあります。

これもお店による部分が大きく、一概にはいえないのですが、ある程度の傾向はあると私は思います。

最後に、お酒の種類による、おおまかなワンショットの分量のちがいについて紹介しましょう。

ウイスキー

シングルトン12年

これまで見てきたとおりで、ウイスキーの場合、ワンショットの分量は30mlが一般的です。

シングルは30ml、ダブルは60ml、トリプルは90mlということになります。

ミナト

とはいえ、トリプルの90mlは、わりとジョークのレベルになってきます

そのまま(ストレート)で飲みたい場合、ショットグラスの大きさや容量によっては入りきりません。

ショットグラスは、背の低いものは45ml前後、背の高いものだと75ml前後入ります。

ロックで飲みたい場合も、大きめの氷だとヒタヒタになってしまいます。

いちどに頼む量はシングルかダブルがおすすめですよ。

ちなみに、シングル、シングルといえば……画像のシングルトン12年(スコッチウイスキー)です!

「グレンオード」は終売となっていますが、現在は後継品の「ダフタウン」が流通しています。

ボトルが平べったい特徴的な形をしているので、ふつうのウイスキーよりも、計量しやすい(そそぎやすい)かもしれません。

スピリッツ

グレイグース

ジン・ウォッカ・ラム・テキーラは4大スピリッツとよばれます。

大きく分類すると、ブランデーやウイスキーなどの蒸留酒も、このスピリッツのカテゴリーに属します。

これらのスピリッツも、だいたいワンショットは30mlと考えておいてまちがいはありません。

個人的には、アルコール度数が40度前後のものは30mlが基本となる傾向が強いように思います。

度数的にも、それくらいがちょうどいいからです。

ミナト

スピリッツといえば! フランス産の世界No.1、スーパープレミアムなグレイグース(ウォッカ)は外せません

ほんのりと甘く、ボトルのガチョウもかわいらしいですね。

ベルモット

ベルモットのチンザノドライ

ベルモットとは、白ワインをベースに、薬草や香草などのハーブ・スパイスを加え、独特の風味に仕上げたフレーバード・ワインのこと。

種類は甘口のスイートベルモット、辛口のドライベルモットがあります。

ベルモットの場合は、ワンショットは45~60mlになることが多いように思います。

というのも、ベルモットはアルコール度数が18度前後のものが多く、スピリッツとくらべると度数が低くて飲みやすいため、そのぶん30mlだともの足りなく感じてしまうから。

代表的なブランドのベルモットは量が多い(1000ml)ので、たくさん入れたくなってくるという心理が働くような気もします。

イブスター店長

ぶっちゃけ仕入れも安いから、ベルモットで30mlだったら、そこのお店はちょっとケチかもだな(笑)

フォーティファイド・ワイン

オズボーン社のシェリー

フォーティファイドワインとは、「酒精強化ワイン」や「アルコール強化ワイン」などとよばれるワインのことです。

製造工程中に、ブランデーやアルコールを添加することで、アルコールを強化したり、保存性を高めたりしたワインのことをいいます。

フォーティファイドワインの代表格は、

  • スペインの「シェリー」
  • ポルトガルの「ポートワイン」や「マデイラ」

ですが、これらもワンショットは45~60mlが多いのではないかと思います。

その理由はベルモットとだいたい一緒です。

やはりこれらはワインの仲間ですし、酒精強化といってもアルコールの度数は15~22度くらいで、かつストレートが基本の飲み方となるため、30mlはやはり味気ないから。

ちなみに、画像に映っているのは約250年の歴史を誇るオズボーン社のシェリーです。

左から順に、つぎのリストとなっています。

  • ソレラという熟成システムが開始された1827年を冠した極甘口のペドロヒメネス
  • 『アルハンブラ物語』の作者アーヴィングがこよなく愛したとされる甘口のクリーム
  • ナポレオン戦争でスペイン軍が勝利をおさめた地である「バイレン」の名を冠した辛口のオロロソ

ハーブ系リキュール

ハーブ系リキュールのスーズ

リキュールとは、ベースとなるスピリッツに植物などの香気成分を添加したものをいいます。

草根木皮を原料とした香草(ハーブ)系リキュールのなかでも、ビター系リキュールとよばれる「カンパリ」や「スーズ」。

これらの度数が低いものは、ワンショットが45~60mlになることが多い気がします。

これらも上記同様の理由に加え、基本的には割って飲むことが多く、30mlだとやはりすくないように感じるから。

ただし、ハーブ系リキュールには多くのものがあります。

しっかりとした味と度数があるものは30mlが基本となることが多いので、一部のものだけすこし多くなる場合がある、といったところでしょうか。

イブスター店長

スーズはトニック割りやグレープフルーツジュース割りがおすすめだ!

番外編:ウイスキーのハーフショットはありかなしか

ウイスキーのハーフショットはありかなしか

ウイスキーでもその他のお酒でも、オーダーは1ショットからが基本となります。

ですが、「ハーフショット」といって、ワンショットの半分、つまり15mlのお酒をそそいでもらえる注文方法があります。

ハーフショットはおもに、1杯で2000円、3000円とする高額なお酒を多く取り扱っているお店などが、

「お客さんに手ごろな価格で、そしていろんなウイスキーを楽しんでもらいたい」

というあくまでも善意でおこなっているサービスのようなものです。

そのため、どこのお店でもしてくれるサービスではありません。

ミナト

個人的には、ハーフショットをやっているバーは、どちらかというと少数派のような気もします。

なぜなら、お店の経営的には、ハーフショットはややきびしいサービスだったりもするからです。

以下の記事でも解説しているとおり、

バーはお客さんが何杯か飲んでくれることを想定してショットの金額を決めたりもしています。

それに加えて、じつはウイスキーの仕入れが高額になればなるほど、お店としては販売価格を上げづらくなって苦しくなるという事情もあるのです。

なので高いお酒は、お客さんからすれば逆にお得です。あくまで良心的なお店での話ですが。

もしハーフショットを利用する場合は、ハーフショット1杯だけとなると、お店の善意をむげにするような感じになってしまうこともあります。

なので、何杯か注文するようにしたほうが無難でしょう。

また、当然のことのように「ハーフショットで」といってしまうと、お店によってはあまりよく思われない(失礼と認識されてしまう)こともあります。

ハーフショットにしてもらいたいときは、そもそもハーフショットがそのお店ではできるのかをきちんと聞いてみるのがベターですね。

事前に聞いてみるだけで、「この人はわかっている方だな」と、ハーフはやっていないお店でも、特別にハーフでお酒を出してくれることもあるかもしれないですよ。

今回のまとめ

  • ワンショット=シングル=ワンフィンガー
  • ツーショット=ダブル=ツーフィンガー
  • ワンショットは基本は30mlだが、30~60mlまで幅広い。ものにもよる

ワンショットはお酒にもよりますが、基本は30mlです。

お店やお酒の種類によって変わることもあるものの、ウイスキーなら30mlがワンショットの基本量です。

イブスター店長

例外としては、アルコール度数の低いお酒とかになると、ワンショットが45mlとかそれ以上になることもあると

またワンショットを多めに設定しているぶん、料金設定もすこし高めのお店なんかもあったりします。

しかし、だいたいはどこのバーもつぎの感じです。

アルコール度数が高いものは30ml、アルコール度数が低いものは45ml以上になりやすい傾向がある

この法則は、一般的なバーであれば、ある程度の共通する部分はあるはずです。

ぜひバーに行かれるさいは参考にしてみてください!

お家で飲むときも、適量を判断しやすくなるので、分量を決めて飲むのがおすすめです。

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