ブログにお問い合わせフォームを作りたいんだよなあ
ブログにお問い合わせのページをつくるのは簡単です。
この記事では、だれにでもできるブログにお問い合わせフォームを設置する方法を紹介します。
- お問い合わせフォームの必要性
- お問い合わせフォームを作ってブログに設置する手順
ブログにお問い合わせフォームをつくるときは、プラグインを活用します
なかでもオススメなのは「WPForms」です。
これを使えばすぐにできるので、いっしょにWPFormsでお問い合わせページをつくっていきましょう。
また、つぎのように感じることもあると思うので、
というか、そもそも「お問い合わせ」って必要なんですか?
お問い合わせフォームの必要性も解説しておきます。こちらとあわせてどうぞ!
ミナト
ブログ歴7年目の兼業ブロガー。月間PVは最高11万、ブログ収益は月20万円を達成。ブログで夢を叶えるのを目標に日々まい進中。ひとりでも多くの「うだつの上がらない生活から抜け出したい」と思う方のお役に立ちたいと思っています。>> プロフィール詳細はこちら
ブログにお問い合わせフォームは必要なの?
はじめに、ブログにお問い合わせフォームは必要なのかどうかから見ていきましょう。
結論からいうと、ブログにお問い合わせフォームは必要です。
絶対にあったほうがいいから、フォームは設置しておくようにしよう
それで、お問い合わせフォームは必要とする理由ですが、大きいのは以下の2つです。
- サイトの信用性が上がるから
- 広告の掲載依頼がくることがあるから
それぞれ補足しておきます。
1. サイトの信用性が上がる
お問い合わせフォーム(窓口)があると、それだけでサイトの信用性が上がります。
このサイトは読者の話を聞く場を用意してくれているんだなあ
と、読者は質問などができる場所があることで、一定の安心感をもってサイトを利用できるようになるからです。
私がいうのもアレですが、ブログの運営者って、正体がわからない部分があるわけですよね
名前はHNで、顔とか姿とかはまずわかりません。
初めての人からすれば、プロフィールが書かれていても、全部がほんとうかはナゾなところです。
で、そういう知らない人に書かれた記事は、「はたしてどこまで信用できるのか?」という話になってくるわけです。
そんなとき、
- 質問があれば聞きますよ
- なにかあったら言ってもらえればすぐに対応しますよ
と、読者の声を聞く場が用意されていれば、責任感をもって情報を発信しているんだなと感じられます。
話が一方通行(発信者のみ)になっていないのは印象がいいな
逆にお問い合わせ窓口がないとなると、
なにかやましいことがあるから、読者からの声をシャットアウトしているんじゃ……?
と、場合によってはそれだけでわるい印象をもたれてしまうこともあるでしょう。
お問い合わせフォームは、あれば読者に信用してもらえやすくなるなど、あったほうがいいです。
サイトの信頼度にかかわるものですよ。
Googleアドセンス(収益化)の審査も「お問い合わせフォームはあったほうがいい」といわれます。Googleはそのサイトが信用できるかをチェックして合否をだします。お問い合わせフォームの有無が審査にかかわるかの明示はありませんが、すくなくとも確認はされるはずです。
2. 広告の掲載依頼がくることがある
ブログを運営していると、広告の掲載依頼など、仕事の話をもらえることがあります。
お問い合わせフォームが必要なのは、通常こういった連絡は、お問い合わせ窓口からされるからです。
ある程度記事が人目につくようになると、企業から連絡ってけっこうもらえるんですよ
当社であつかっている広告をブログ記事に掲載してもらえませんか?
と、広告の仲介会社から掲載の話がくるわけです。
それで、なかには「クローズドASP」というものがあるんだ
むこうから連絡がこないと登録できない、レアだったり高単価だったりの案件をもっている会社です。
そのような特別な仲介会社も、新規パートナーはつねにさがしています。
目にとまったブログには連絡をくれます。
でも、そんなときにお問い合わせ窓口がなければ、担当者の人も連絡のしようがないですよね?
だから(提携のチャンスが生まれるから)お問い合わせフォームはあったほうがいいのです。
また、仲介会社ではなく、
- 当社のサービスを紹介してほしい
- 当社の製品のレビュー記事を書いてくれませんか?
と、自社製品のPR記事を書いてほしくて(仕事の)連絡をくれる企業もあります。
お問い合わせフォームがあれば、このような収益化のチャンスに恵まれます。
副業としてブログを運営していくなら、連絡窓口は設置しておいたほうがいいですよ。
自分から登録できるASPはこちら
ブログにお問い合わせフォームを設置する手順(WPFormsの使い方)
それでは、お問い合わせ窓口の必要性がわかったところで本題に進みましょう。
ここからは、ブログにお問い合わせフォームを設置する手順を解説していきます。
作業は以下のとおりで、大きくは2ステップで完了だ
①プラグインでお問い合わせフォームを作成する → ②お問い合わせページをつくって設置する
プラグインでお問い合わせフォームをつくって、固定ページで設置・公開します。
プラグインは使いやすい「WPForms」で解説していきます。
手順どおりに進めてもらえればOKなので、いっしょにやっていきましょう。
1. WPFormsでフォーム作成開始
はじめに、プラグイン「WPForms」でお問い合わせフォームを作成していきます。
ダッシュボードのプラグイン(新規プラグインを追加)から、WPFormsをインストールしましょう。
インストールができたらプラグインを有効化。
プラグインを有効化すると、メニュー左側にWPFormsの項目がでてきます。
マウスカーソルを置くとさらにでてくる項目から「新規追加」を押してください。
そうすると、すぐにお問い合わせフォームの作成が始まります。
「行きましょう!」を押してフォーム作成画面に進もう
2. フォームのテンプレートを選ぶ
ここからは、お問い合わせフォームの設定をしていきます。
まずはフォームに名前をつける必要があるので、入力欄に「お問い合わせ」などと入れてください。
お問い合わせフォームに名前をつけたら、フォームのテンプレートを選びます。
画面をすこしスクロールすると、「簡単なお問い合わせフォーム」というテンプレがでてきます
これがいちばんわかりやすいので、簡単なお問い合わせフォームで「テンプレートを使用」を押しましょう。
すると、フォームの編集画面が表示されます。
このテンプレのままでも使えるのですが、もうすこしわかりやすくできるので、いくつかの箇所をいじっていきます。
3. フォームのフィールド設定をする
ここではお問い合わせフォームの微調整をしていきます。
WPFormsのお問い合わせフォームは、各項目がブロック単位で編集できるようになっています。
ブロック(フィールド)をクリックすると、その項目を画面左側で編集できるわけだな
たとえば「名前」のブロックをクリックすると、左側でラベルなどを変更できます。
名前は「お名前」のほうが感じがいいので、ラベルに「お」を足してあげましょう。
名・性で入力欄が分かれているのも面倒なので、フォーマットを「シンプル」に変えて、名前の入力欄はひとつにします。
またこのテンプレートには、お問い合わせの件名の入力欄が入っていないので、これも足していきます。
「フィールドを追加」から「単一行テキスト」を押してください。
フォームに「単一行テキスト」が追加されました。
そうしたら、単一行テキストをメールアドレスの下にドラッグし、ラベルを「件名」に変更します。
「コメントまたはメッセージ」も、お問い合わせフォームとしては違和感があるので、これも変更してあげます。
お問い合わせ入力欄のラベルは「お問い合わせ内容」とするのがいいでしょう。
そしてここまでができたら、お問い合わせフォームの編集は完了です
画面右上にある「保存」を押して、ここまでの編集内容を保存しておいてください。
4. WPFormsの通知設定を変更する
お問い合わせフォームの編集はこれでOKです。
が、このままだと、フォームからお問い合わせがあってもメールを受信できない可能性が高いです。
そこで通知設定を変更し、お問い合わせ時におたがいがメールを受信できるように設定していきます。
WPFormsの通知設定は、フォーム編集画面から「設定 → 通知」へと進んでいくとできます。
通知の設定画面が表示されたら、赤枠で囲った「デフォルト通知」を、以下のように変更していってください。
送信先メールアドレス | {admin_email},{field_id=”〇〇”} |
---|---|
メール件名 | お問い合わせを承りました |
フォーム名 | ブログ名を入力 |
送信元メールアドレス | 例:info@〇〇〇〇.com |
Reply-To | 例:info@〇〇〇〇.com |
メールメッセージ | ご連絡ありがとうございます。以下のお問い合わせを承りました。 {all_fields} |
送信先メールアドレスは、{admin_email},{field_id=”〇〇”}とすることで、両者がメールを受信できるようになります。
{field_id=”〇〇”}の〇〇に入る数字は、以下の「メールアドレスのフィールドに書かれているもの」を入力してください
フィールド編集画面で「メールアドレス」をクリックすると、左側に設定項目がでてきます。
メールアドレスのあとに記載されているのが「ID #2」なら、{field_id=”2”}でOKです。
また以下の2つは、
- 送信先メールアドレス
- Reply-To
レンタルサーバー契約時にもらえたメールアドレスがあるはずです。
両方ともそれに変更しておくようにしてください。
ロリポップの場合だと、契約時に「info@〇〇〇〇.com」といったメールアドレスが付与されます。
(※〇〇〇〇.comは自分のブログのドメイン)
WPFormsでの送信元メールアドレス等はそれを使うようにしましょう。
メールアドレスをブログのドメインと一致させることで、メールが届かなかったりするエラーをふせげます。
なおサーバーはロリポップの場合で、それでもメールを受信できないときは、以下の記事に書いてある設定もしてみてください。
通知設定が変更できたら、さきほどとおなじく画面右上の「保存」を押してください。
これでお問い合わせフォームの作成はOKです。
5. 固定ページを作ってお問い合わせフォームを設置する
WPFormsでお問い合わせフォームができたら、あとはこれを設置していくだけです。
お問い合わせの固定ページをつくって作業を完了させましょう。
まずは、いまさっき作ったお問い合わせフォームのショートコード(※)を控えておいてくれ
WPFormsの「すべてのフォーム」から確認できるようになっています。
準備ができたら、「固定ページ → 新規追加」と進み、
「お問い合わせ」というタイトルの固定ページをつくっていきます。
ページのパーマリンクは「contact」などとし、本文にはつぎのような内容を書いてください。
当ブログへのお問い合わせはこちらからお願いいたします。
お問い合わせ内容を確認後、基本的には数日以内に回答いたします。
広告掲載などのお仕事依頼もお待ちしております。
[wpforms id="〇〇"]
「当ブログへのお問い合わせはこちらからお願いいたします」だけでもOKですが、ほかにも書いてあると親切です。
「お仕事依頼もお待ちしております」と書いておけば、企業の人からの連絡ももらえやすくなるかもしれません
またさきほどひかえたWPFormsのショートコードは、文章の最後にコピペしておきましょう。
そしてここまでができたら、お問い合わせの固定ページを公開してください。
公開されたお問い合わせのページを確認すると、こんな感じとなります。
これでブログにお問い合わせフォームを設置するのは完了です。
ためしに送信してみて、きちんとお問い合わせのメールを受信できるかのテストも忘れずに!
今回のまとめ
- ブログにお問い合わせフォームは必要
- お問い合わせフォームは「WPForms」が使いやすい
- フォームが完成したらかならずテストもするようにしよう
お問い合わせフォームは、サイトの信用性や収益にもかかわるなど、ブログには必要なものです。
プラグインを活用すればすぐにできるので、設置しておくようにしましょう。
あと、お問い合わせフォームなんだが、スパム(迷惑メール)がくることがあるんだ
怪しい海外サイトへのリンクが送られてくるようなやつですね。
そういうスパムへの対策をしたいときは、べつでセキュリティのツールを導入する必要があります。
お問い合わせフォームへのセキュリティ対策は、別記事で解説してあります
Googleが無料で提供している「リキャプチャ」というものです。
これもいずれはやっておいたほうがいいので、時間があるときなどに、記事を見ながら設定もしてみてください。
リキャプチャの設定はこちら
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