「当ブログについて」とか、そういう記事じゃないページはどうやってつくればいいんだ?
ブログの記事ではないページのことを「固定ページ」といいます。
本記事では、この固定ページの作り方と設定方法をわかりやすく解説していきます。
- WordPressでの固定ページの作り方&設定方法
WordPressには、記事とはべつに、ブログそのものに関するページをつくれる機能が用意されています
それが「固定ページ」というものです。
ブログに設定必須のものもあるので、固定ページの使い方の基本を解説していきます。
最後まで読んで、固定ページの使い方をマスターしていってくれ
記事を書く「エディター」を使う練習にもなるので、ここで基礎を学んでいってくださいね。
ミナト
ブログ歴7年目の兼業ブロガー。月間PVは最高11万、ブログ収益は月20万円を達成。ブログで夢を叶えるのを目標に日々まい進中。ひとりでも多くの「うだつの上がらない生活から抜け出したい」と思う方のお役に立ちたいと思っています。>> プロフィール詳細はこちら
WordPressの固定ページとは
設定方法を見ていくまえに、WordPressの固定ページとは何なのかを説明しておきます。
固定ページとは、基本的には記事とは関係ない、独立したページのことをいいます
たとえば以下のようなものが固定ページでよく使われます。
- 当ブログについて
- 著者プロフィール
- お問い合わせ
- プライバシーポリシー
固定ページは、このようなブログそのものにかかわる情報を書いておけるものです。
それで、とくに重要なのが、「お問い合わせ」と「プライバシーポリシー」のページだな
お問い合わせやプライバシーポリシーは、ブログを運営するうえで必須となるものです。
記事を書き始めるまえに設定しておきたいものなので、まずは固定ページをつくる基礎から習得していきましょう。
ちなみにブログのトップを固定ページにして、サイトの案内所のような使い方をすることもできます。
固定ページを活用すれば、ブログのデザインも変えていけますよ。
WordPressの固定ページの作り方と設置手順
それでは、ここからは、固定ページの設定方法を解説していきます。
WordPressのテーマは「Cocoon」の場合で見ていきます
固定ページは、じつは作成しただけでは表示されないものなので、
①固定ページを作る → ②固定ページを設置する
と、作成から表示させるまでのやり方をここでおぼえていってください。
なおWordPressのエディター(記事作成画面)には、以下の2種類があります。
- クラシックエディタ(旧式:テキストがメイン)
- ブロックエディタ(デフォルト:直感的な操作ができる)
現在はブロックエディタが主流なので、エディターは「ブロック」で解説を進めていきます。
クラシックエディタは、メモ帳に書くような感じで、テキストがメインなら使いやすいと感じるかもしれない
でも使い方をイチからおぼえていくなら、主流のブロックエディタのほうがいいですよ。
クラシックよりもふつうに使いやすいので、エディターはデフォルトのままがおすすめです。
1. 新規追加から固定ページを作成する
WordPressで固定ページをつくるのはカンタンです。
ダッシュボードの「固定ページ」の項目にマウスカーソルを置くと、以下の2つがでてきます。
- 固定ページ一覧
- 新規追加(新規固定ページを追加)
下の「新規追加(新規固定ページを追加)」を押してください。
すると、固定ページの新規作成画面が表示されます。
この画面がエディター(ブロックエディタ)だな
ふつうの記事も固定ページも、このエディターを使用して作成していきます。
ブロックエディタの左側は、赤枠のタイトル入力欄と、青枠の本文入力欄となっています。
右側には「下書き保存」や「プレビュー」、「記事を公開する」などを選べるボタンがあります。
そして記事ページの作成ですが、まずはタイトル入力欄にページの題名を入力してください。
今回は「当ブログについて」という固定ページをつくることにします
タイトルを入力すると、自動でリンク(パーマリンク:記事のURLになる部分)が変更されます。
しかしパーマリンクは英語推奨で、日本語のままではよくありません。
これを変更するので、赤線を引いた「リンク」の青文字部分を押しましょう。
青文字部分を押すと、画像のように、左側にリンクを変更できる小窓がでてきます。
赤枠内を任意のものに変更し、それができたら、小窓以外の部分か「×」印をクリックしてください。
ちなみにパーマリンクは、記事(ページ)の意味がわかるものにしたほうがいいぞ
「当ブログについて」なら、パーマリンクは「about」などがいいと思います。
あとは、固定ページの本文を書いていき、ページが完成したら「公開」を押せば作成は完了です。
ただ今回は、本文なしでいいので、このまま「公開」を押してページをつくってみましょう。
最初は本文なしでページだけの作成をオススメするのは、固定ページの使い方をおぼえるためです。
本文を書くのはあとからでも全然OKだ
タイトル入力 → パーマリンク変更 → 公開ボタンを押す
これだけで固定ページはつくれます。
それができたら、記事を読み進めて、固定ページを表示させる設定もしてみてください。
なお固定ページに書く本文は、それぞれ別記事で解説する予定です
本文もいっしょに書きたいときは、以下のリンクから書き方を習得していってください。
エディターの使い方(今後公開予定)とあわせてどうぞ。
- 当ブログについて
- プロフィール
- お問い合わせ
- プライバシーポリシー
作成が完了したら、ダッシュボードから「固定ページ → 固定ページ一覧」と進んでみてください。
「固定ページ」の画面では、作成したページを一覧で確認できるようになっていますよ。
このとおり、固定ページの作成自体はカンタンにできます
本文はあとからでも大丈夫なので、まずは固定ページをつくるだけつくってみましょう。
2. メニューを作成して固定ページを設置する
固定ページは、作成後は設置しなければブログに表示されません。
ここからは、固定ページを表示させるための「メニューの作成と設置方法」を解説していきます。
まずはWordPressのダッシュボードから「外観 → メニュー」と進んでいきましょう。
この画面でメニュー設定ができるのですが、初期状態ではメニューは作成されていません。
メニュー選択タブの右側にある「新しいメニューを作成しましょう」を押してください。
メニューを作成する画面が表示されたら、以下を参考に入力していってください。
メニュー名 | 自分がわかりやすい名前をつける。メインとかメニュー1とか、そんな感じでOK |
---|---|
メニュー設定 | メニューを表示させたい場所にチェックを入れる。ヘッダーメニューはブログの画面上部、フッターメニューはブログの画面下部など |
まずはオーソドックスに、ヘッダーメニューからつくってみよう
入力ができたら「メニューを作成」を押します。
それができると、「編集するメニューを選択」に、作成したメニューが表示されるようになります。
あとは、作成したメニューを選択した状態で、
画面左側の「メニュー項目を追加」→ 固定ページ→「すべて表示」
と選択すれば、作成してある固定ページがすべて表示されます。
メニューとして表示させたいものを選んで「メニューに追加」を押しましょう。
固定ページをメニューに追加すると、「メニュー構造」のなかに表示されるようになります。
ここまでできたら、最後に「メニューを保存」を押してください。
ブログの画面にもどってみると、このとおり!
ブログの上部(ヘッダー)に固定ページが表示されるようになりました。
なるほどな。ちなみにブログの下部にメニューを表示させたいときはどうするんだ?
メニューをブログの下のほうにも表示させたい場合ですね。
これもさきほどとおなじ要領で、「新しいメニューを作成しましょう」からメニュー作成に進みます。
メニューに任意の名前をつけたら、位置を「フッターメニュー」にして「メニューを作成」。
フッターメニューを選択した状態で固定ページを「メニューに追加」し、最後に「メニューを保存」すればOKです。
Cocoonではこのように、フッターメニューは画面右下に表示されるようになっていますよ。
今回のまとめ
- 固定ページはブログそのものに関する情報を書いておける
- ページの作成にはエディターを使う
- 固定ページは作成しただけでは表示されないので、メニューをつくって設置する
ブログの固定ページは、記事とはべつに、ブログそのものの情報を書いておけるものです。
「お問い合わせ」や「プライバシーポリシー」など、ブログを運営していくのに必須のものもあります。
解説どおりに進めていけば設定できるので、じっさいにやってみてください。
固定ページをつくる作業でエディターを使うから、ふつうの記事を書く練習にもなるぞ
記事のまえに固定ページです。
そして本文はあとからでもいいので、ためしに固定ページをつくって設定してみることです。
もちろん、以下のように順番が逆でも全然大丈夫ですが、
エディターの使い方や固定ページで書く内容を学ぶ → ページを完成させてから設定する
難易度的に、固定ページの設定をさきにいじってみたほうがカンタンです。
おすすめなのは、固定ページをためしにつくってみて、設定だけしてみることです。
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