【必須】ブログ用「プライバシーポリシー」の書き方をサンプル付きで解説

ブログの運営作業を本格的に始める前にやっておきたいのが、「プライバシーポリシー」というページの作成です。

WordPressで運営する個人ブログでも、そうではないサイトでも、基本的にこういったWebサイトというものは、「プライバシーポリシー」というページをどこかに設置しておかなければなりません。

プライバシーポリシー(個人情報の取り扱いに関する方針)に関しては、法律がらみの決まりで明記しなければならないことになっていて、計測ツールなどを利用している場合は、その計測ツールの規約でも明記することとされているからです。

しかしご安心ください。これは雛形やテンプレートなども多く公開されていて、当ブログでもご紹介していくので、最低限のことは、初心者の方でも対応することができるといえるでしょう。

今回は、そんなプライバシーポリシーのページの書き方(書く内容)について、免責事項・利用規約・著作権などの、あわせて書いておいたほうがいいものといっしょにサンプル付きで解説していきます。

プライバシーポリシーの必要性

ブログなどのWebサイトで、コメント機能をONにしていたり、問い合わせフォームを設置していたりすると、「氏名」や「メールアドレス」といった個人情報を取得することになります。

プライバシーポリシーとは、ブログなどにおける、そのような個人情報の取り扱いに関する方針をしめしたもので、これについては、「個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法)」によって、以下のように定められています。

個人情報取扱事業者は、個人情報を取得した場合は、あらかじめその利用目的を公表している場合を除き、速やかに、その利用目的を、本人に通知し、又は公表しなければならない。個人情報の保護に関する法律 第十八条

ようするに、個人情報を取得するのであれば、事前にそれを利用する目的を明記しておかなければならない、ということ。

ブログで「Google Analytics」などの計測ツールを利用している場合は、アナリティクスの規約で明記しなければならないものがあり、「Google AdSense」というブログを収益化する広告を導入するさいは、アドセンスの規約でも明記しておかなければならないものがあります。

プライバシーポリシーのページを設置することは、ブログの運営作業を、本格的に開始するまえにしておくべき「必須」の作業なのです。

免責事項とは何なのか?

プライバシーポリシーとセットで書かれることが多いものに「免責事項」というものがありますが、これは責任の所在をしめしたもので、プライバシーポリシーとおなじく明記は必要となります。

たとえば、ブログのカスタマイズ方法に関する記事があったとして、それは発信者側の環境ではなにも問題はなくても、ユーザーの環境では問題が起こる内容となっていて、記事を参考にしたユーザーのブログは表示がおかしくなってしまい、ユーザーは損害をこうむってしまった、という話があったとしましょう。

この場合、発信者側は「正しい」情報として記事を公開しているわけですが、ユーザー側としては「間違っている」情報にもなるわけで、ユーザーからは「どうしてくれるんだ! 責任を取れ!」といわれてしまうこともあるかもしれません。

ブログ以外の話でも似たようなことはきっとあるでしょう。このようなトラブルは、ジャンルにかかわらず、どのような話でも起こりうる可能性があるのです。

そのため、「万全を期していますが、100%情報が正しいということは保証できません、利用はあくまでも自己責任でおねがいします」という注意書きをどこかに書いておいたほうがよく、その注意書きがこそが、「免責事項」になるというわけです。

イブスター店長
イブスター店長

この世に「100%」などというものは、存在しないということだ

プライバシーポリシーや免責事項などの書き方とサンプル

プライバシーポリシーや免責事項といった、ユーザーにブログを利用してもらううえでの「利用規約」のようなものは、明記が必須となりますが、これらは雛形やサンプルを公開されているサイトも多いので、そういったものを参考に、コピペで対応することもできます。

とくに、一発目のページの作成がこれとなると、わけがわからない部分も多いと思うので、最初はそれでいいかもしれません(実際に私もそうでした)。

ただ、ブログの状態(コメント・問い合わせフォームのあるなし等)によっては、そのままコピペで使えないこともあるようにも思われるので、ここからは、

  • コメント欄あり
  • 問い合わせフォームを設置する予定あり
  • Googleアナリティクスを使用している

という場合のプライバシーポリシーの書き方を、そのほかにも書いておいたほうがいいものとあわせて、ある程度わけがわかるようになった私が使用しているものをベースとしたサンプル付きで解説していきます。

1. 免責事項

当サイトに掲載されている情報は万全を期しているつもりですが、その内容の正確性、及び安全性を保証するものではありません。当サイトのご利用による、いかなる損失・損害等につきましては一切の責任を負わないものとします。

また、当サイトからリンクやバナーなどによって他のサイトに移動された場合、移動先サイトで提供される情報、サービス等については一切の責任を負いません。

免責事項についてはさきのとおりですが、「リンク先で提供されている、このブログとは直接の関係はないページでの情報についてもおなじことですので、その点もご了承ください」ということも書いておいたほうがいいでしょう。

責任逃れのように聞こえてしまうのもあれですが、不特定多数の利用が想定されるのであれば、トラブルが起きてしまう可能性も捨てきれないので、そういったつもりはもちろんこちら側にはないにせよ、書いておかなければならないといえるのではないかと思います。

2. Googleアナリティクスの規約

当サイトでは、Googleによるアクセス解析ツール「Googleアナリティクス」を利用しています。

Googleアナリティクスは、トラフィックデータの収集のためにCookieを使用していますが、このトラフィックデータは匿名で収集されており、個人を特定するものではありません。また、この機能はCookieを無効にすることで収集を拒否することもできますので、お使いのブラウザの設定をご確認ください。

この規約に関しては、こちら(http://www.google.com/analytics/terms/jp.html)をご覧頂くか、こちらのページ(https://policies.google.com/technologies/partner-sites?hl=ja)をご覧ください。

グーグルアナリティクスを利用している場合は、収集しているデータやその仕組みを明記しておかなければならず、そういった情報を開示するには、指定されたリンクを表示することと以下の利用規約に書いてあるので、そのようにしておきます。

お客様はプライバシー ポリシーを公開し、……データの収集に使われる類似の技術について必ず通知するものとします。また、Google アナリティクスを使用していること、および Google アナリティクスでデータが収集、処理される仕組みについても開示する必要があります。こうした情報を開示するには、……(www.google.com/intl/ja/policies/privacy/partners/ または Google が随時提供するその他の URL)へのリンクを⽬立つように表示します。Google アナリティクス利用規約 7.プライバシー

3. コメントとIPアドレス

当サイトでは、コメントの際に使用されたIPアドレスを記録していますが、これはブログの標準機能としてサポートされている機能で、スパム・荒らし等への対応以外でIPアドレスを使用することはありません。メールアドレスとURLの入力に関しては任意となっております。

また、全てのコメントは管理人である〇〇が事前にその内容を確認し、承認した上での掲載となり、加えて、次の各号に掲げる内容を含むコメントは、管理人の裁量によって承認せず、削除することがあります。

・特定の自然人または法人を誹謗し、中傷するもの
・極度にわいせつな内容を含むもの
・禁制品の取引に関するものや、他者を害する行為の依頼など、法律によって禁止されている物品、行為の依頼や斡旋などに関するもの
・その他、公序良俗に反し、または管理人によって承認すべきでないと認められるもの

コメントを受信すると、インターネット上の住所のようなものである「IPアドレス」というものが記録されますが、これも個人情報にあたると思われるので、取得したIPアドレスの管理方法について明記しておきます。

WordPressであれば、ディスカッション設定(コメントの設定)で、メールアドレス等の入力を必須にすることもできますが、必須にしていない場合は、それもいちおう書いておいたほうがいいかもしれません。

コメントを承認制にしている場合は、承認制ということと、場合によっては承認せずに削除することがあるということも書いておきましょう。

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WordPressのディスカッション設定はこちら
【基本の6項目】WordPress本体の初期設定を行う方法&おすすめの設定例

4. 個人情報の取り扱い(プライバシーポリシー)

当サイトではメールでのお問い合わせなどの際に、お名前、メールアドレス等の個人情報をご登録頂く場合がございます。これらの個人情報は、質問に対する回答や必要な情報を電子メールなどでご連絡する場合に利用させて頂くものであり、それ以外では利用致しません。

個人情報は適切に管理し、以下に該当する場合を除いて、第三者に開示することもありません。

・本人の了解がある場合
・法令等への協力のため、開示が必要となる場合

また、ご本人様が個人データの開示、訂正、追加、削除、利用停止をご希望する場合には、ご本人様であることを確認させて頂いた上、速やかに対応致します。

個人情報の取り扱いに関する方針(プライバシーポリシー)については、取得する個人情報の利用目的や、例外としてそれを開示する場合を明記しておきます。

加えて、ユーザーご本人から削除等の希望があった場合の対応についても明記しておきましょう。

5. 著作権

当サイトは著作権の侵害を目的とするものではございません。使用している版権物の知的所有権は著作者・団体に帰属しております。著作権や肖像権に関して問題がありましたら、迅速に対応致しますのでご連絡ください。

また、当サイトに掲載されている情報につきましても著作権は放棄しておりません。

当サイト記事からの引用は「引用元の明示」によって無償で引用頂けますが、当サイトに存在する、文章・画像・動画等の著作物の無断転載及び、RSSを利用したコンテンツを盗用する行為は禁止しております。

引用許可範囲につきましては、予告なく変更する場合があります。

著作権に関しては、万が一侵害してしまった場合はすぐに対応するということを明記しておき、加えて、こちらが作成したものにも著作権は発生しているので、ブログ内の文章や画像を無断で転載するなどの行為はやめてください、ということも書いておきましょう。

正直いうと、ブログの画像などを勝手に使われるということはあります。

そういったときに、利用規約として「それはお断りしていますよ」ということが書いてあれば、相手に対しても話が通じやすいのではないかと思うので、いちおう書いておくに越したことはありません。

6. プライバシーポリシーの変更について

当サイトは個人情報に関して適用される日本の法令を遵守すると共に、本プライバシーポリシーの内容を適宜見直しその改善に努めます。修正された最新のプライバシーポリシーは常に本ページにて開示されます。

初出掲載:20xx年x月xx日
最終更新:20xx年x月xx日

最後に、プライバシーポリシーは定期的に見直していて、その必要があれば改善するようにし、修正した最新版はこのページで公開しています、という文言を、策定日・改定日とあわせて表記しておけばOK!

記事を書きはじめるまえのプライバシーポリシーの内容は、これだけあればじゅうぶんでしょう!

今回のまとめ

・法律の関係でプライバシーポリシーのページは必須
・Googleの計測ツールなどでも表記の必要がある
・100%間違いないことはないので免責事項も書いておこう

私は法律の専門家ではないので、これで100%まちがいはないといった、はっきりとしたことはいえませんが、基本的な運営をしていくブログであれば、ひとまずはこの内容で問題はないのではないかと思います。

プライバシーポリシーは、大手の企業サイトなどにもかならずあるはずなので、作成するまえに、いろいろと見てみるといいかもしれません。

また、実際にページをつくる作業に関しては、あわせてお話ししようかと思ったのですが、長くなってしまいそうだったのでそれは次回にすることにし、今回はプライバシーポリシーの内容だけにしておくことにしたいと思います。

そんなわけで、次回はこれらの内容をもとに、実際にページをつくる作業をおこなっていくことにしましょう!

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次回:プライバシーポリシーの作成と設定方法
WordPressでのプライバシーポリシーの作り方と作成後の設置方法を解説

アナリティクス(計測ツール)の導入はこちらから
「Google Analytics」の登録方法と初期設定&コードの取得手順までを解説

アドセンス(広告)利用時の規約はこちらで解説
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