Go To Eat キャンペーンを友人と利用する際は会計に気をつけたほうがいい

そのうち終わると思いますが、Go To Eat キャンペーンについて思うところがあったので、少し考えてみたいと思います。

2020年、猛威をふるった新型コロナウイルスによる経済への打撃はすさまじく、とくに観光業や飲食業はその影響を強く受けることとなってしまいましたが、そういった産業の危機的状況を打破するために始まったのが「Go To キャンペーン」でした。

Go To キャンペーンは、トラベル(旅行)であれば補助金など、イート(外食)であればポイント還元と、国が利用代金の一部を補助(還元)することで需要を喚起するというもので、そこには相当な予算が割かれることとなりました。

しかしこのキャンペーン、いろいろとおかしな部分も多く、とくにイートキャンペーンでは、友人や友達と利用する場合、変にわだかまりができてしまうこともあると私は感じたので、今回はそんな、ゴートゥーイートの会計問題について考えてみたいと思います。

Go To キャンペーン問題

冷え込んだ需要を喚起するために始まったGo To キャンペーンは、2020年7月からトラベルが開始となりましたが、そもそもその時期というのは、国内の感染状況が落ち着いていた段階ではなく、時期尚早との見方がされていました。

それに加えて、「諸悪の根源」説が飛び出た東京は当初キャンペーンから除外、還元分は事業者などが立て替えているので一部の代理店はパンク寸前、感染しないため、感染を拡大させないために旅行を控えている人が損をするような「不公平」感が広がるなど、Go To トラベルキャンペーンは多くの問題が浮き彫りになってきました。

また、トラベルの開始から2か月遅れて始まったイートでは、当初は利用料金にかかわらずに予約をして飲食店に行けば、ランチでは500円分のポイント、ディナーでは1000円分のポイントが1人あたり還元されるというシステムだったので、これの裏をかく人びとが出現。

某焼き鳥チェーンでは、会計を1000円以下ですませ、ポイントを荒稼ぎする「焼き鳥錬金術」なるものが生まれ、その後は1000円以上の利用が条件となるなど、変更がなされたところもありましたが、結局は1000円使えば同額分がポイントで還元されるので、某寿司チェーンでは「無限寿司ループ」が生まれるなど、やはりここでも、一部の人だけが得をするといった不平不満が噴出することとなってしまったのです。

このように多くの問題を抱えている、いや、問題しかないようにも見えてしまうGo To キャンペーンですが、私は個人的に、仲間うちでGo To イートを利用した際の、勘定問題には気をつけたほうがいいと思いました。

Go To イートのお会計に注意

ここまでの前置きはどうでもいい話であって、じつはここからが本題となるのですが、Go To イートのキャンペーン期間中にこんなことがありました。

その日は友人というか、以前働いていた職場で知り合った人たちと私は会うことになっていて、これはいってしまえばお互いさまですが、当時はお世話になったので参加者への手土産を購入し、私は会合が開かれる場所に向かいました。

その会合のメンバーは、私と幹事の男性1人と女性1人の計3人。2人は私よりもひとまわりくらい年上で、最年長は女性の参加者です。

連絡を取り合っている段階で幹事の男性が店の予約をしてくれたため、残る私と参加者の女性はグルメサイトで場所などを確認し、当日は店(Go To Eat 対象店)に直接集合することになっていました。

予定どおり全員が店に集まると、それからは昔話に花を咲かせながら、楽しい時間が過ぎていきます。

女性が幹事の男性にGo To トラベルの話題をふると、幹事の男性はトラベルは何度も利用しているとのことでしたが、この店のイート利用がどうなっているのかはよくわからず、私も聞く気はありませんでした。そんなこまかいことはどうでもよく感じられ、さらにいうと、全員がそこまで突っ込めるような関係でもなかったからです。

さて、そんなこんなでお会計の時間となり、合計の金額を見ると、3人で1万1000円と良心的な価格です。

幹事の男性は気前がよく、「5000円は自分が払うので、あとは2人で3000円ずつで」と、多く払ってくれたのですが、いちばん多く飲んでいたのが私だったので、「いやいや、そういうわけには」と、私が4000円を払い、女性が残りの2000円を払うことになりました。

そして集会はお開きとなり、それぞれが帰路へついたわけですが、私は自宅に戻ってから思ったわけです。

このケースでいえば、男性幹事は(キャンペーンを利用していれば)5000-3000ptで実質2000円、私は4000円、女性2000円ということになるので、場合によっては、しょうもないわだかまりが残ることになりそうだなと。

幹事のポイント総取り問題

正直な話、私はお金に対する執着があまりないので、べつに最終的な支払い状況が先ほどのようになっていても構わないのですが、やはり考えさせられる部分も少なからずあるわけで、少し今回の場合について考えてみたいと思います。

そもそも幹事の男性がGo To イートを利用していたのかどうかがわからないため、なんともいえないところもありますが、イートを利用していた場合は、3人で3000ptが予約者に還元されるので、これは合計から3000円(全参加者分)をいったん幹事が負担し、残りを全員で割るというのがいちばん平等な方法のようにも思えます。

しかし、ポイントはあくまでも現金に相当するポイントであって、利用条件に期日や使用店舗などの制限もあることから、「ポイント=現金」と考えることはむずかしく、そこで予約者にポイント分を負担させてしまうと、今度は幹事がモヤモヤしてしまうことになってしまうかもしれません。

幹事が別のメンツで飲み会を開催したとしても、不平不満をなくそうとすると、自腹を切って貯めたポイントを人数分使用するか、ふたたび合計から人数分の還元金額をいったん負担するかしなければならず、それがエンドレスに続くだけとなってしまうからです。

それに加えて、最後は幹事が家族や恋人、後輩などの身内でポイントを消化するのであればべつに問題はないと思われますが、こういった友人などの仲間うち“だけ”でキャンペーンを利用する場合、最後にポイントを現金分として幹事が利用しようとすると、そこでもまたひと悶着ありそうなので、1人でどこかを予約するということでもなければ、最初に負担した人数分のポイントは、使い道もなく有効期限切れを迎えてしまうだけかもしれません。

ようするに、このGo To イートキャンペーンを友人同士で利用する場合は、幹事がポイントを総取りできるように見えて、じつは幹事がいちばん損な役回りとなってしまう可能性があるのです。

そこで、私は思うわけです。

友人同士の利用であれば、Go To イートキャンペーンなどというものは、友人とのあいだにわだかまりを生じさせる火だねになるだけであって、やはり世間でいわれるように、無駄で愚かな失策だったのではないかと。

事前に確認し合うのがよさそう

しかしながら、「こんなものは失策だった」が結論というのも味気ないので、どうするのがいいのかを考えてみると、

  1. 事前の打ち合わせの段階で予約する店が決まったら、Go To イートの対象店かを確認し、対象店であれば予約者はこれを利用する
  2. 会計はひとまずポイントは抜きにして支払い、また同じメンツで集まることにする
  3. 後日還元されたポイントを利用すれば次からは少し安く飲める。最終的に余ったポイントは同じメンツの集会があればそこで使用し、なければ予約の手間として幹事にあげる

というのが、いちばんいいのではないかと思います。

やはりこういった、お金がどうとか、ポイントがどうとかは、お互いの関係性によってはいいにくいことでもあると思います。けれど、いわなければいわないで、参加者はポイントがどうなったのか気になることもありますし、幹事もキャンペーンを知らずにスルーしていれば、参加者からいわれのない疑いをかけられてしまう場合もあるかもしれません。

はっきりいって、このようなお金やポイントで友人などとの交友関係にヒビが入るというのが、なによりもいちばんしょうもないことだと私は思います。

ポイントがどうこういいだすことで、せこい人間だ、小さい人間だ、と思われたくないから誰もいわない、ということもきっとあるでしょう。しかしそんなことでしこりができてしまい、水面下でモヤモヤが渦巻いてしまうようなのであれば、誰かがいったほうがはるかにましであり、結局は全員が得をすることになると思います。

このわけのわからないキャンペーンの開催中は、誰かがいわないと、お金がどうとかではなく、心が損をしてしまう、そのような気が私はします。

今回のまとめ

・Go To キャンペーンは問題だらけ
・イートを友人同士で使用する場合は会計に注意
・ポイントごときで人間関係の悪化はつまらない

当初は、こんな不公平なキャンペーンは誰が利用するか、と私はまったく利用する気がなかったのですが、友人との会合となると話は別で、これはもう面倒くさい禍根を残さないためにも、対象店であればさっさと利用したほうがいいと思いました。

そして還元されたポイントは、同じメンツの集会で使うか、有効期間中に集会がなければ幹事が好きに使ってくれ、というのでいいのではないかと思います。

たかだか1人500円分、1000円分のポイントごときで人間関係がぎくしゃくするようになってしまうというのは、ほんとうにつまらないことです。そうならないためには、Go To Eat がしょうもないキャンペーンだったとしても、利用したほうがいいということです。

まぁ私の場合、キャンペーンの期限もせまってきているので、結局もう利用しないで終わりそうですが。

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