新しくモノを作るよりも、一度作ったモノを手直しするほうが実は大変

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作ること自体はわりと簡単。けれど、それを手直しするとなると、とても大変。最近よくそう思わされます。

当記事の作成時点というか現在、私はブログの全記事書き直し作業(リライト)のまっただなかにいるのですが、このリライト作業を通してあることに気がつきました。

それは、もうタイトルのとおりで、新しくなにかをつくるよりも、一度つくった、つくられたなにかを修正・修復するほうが、はるかに大変だということです。

これはなにもブログに限った話ではないと思います。世の中でつくられたものというのは、案外、この法則があてはまるものも少なくはないのです。

そして、それはこの記事も例外ではなく、いずれは作成時以上の労力をもって手直しすることになると思うので、今回はいいたいことだけをいって去りたいと思います。

目次

ブログの書き直し(リライト)作業は激務

なぜ私が膨大な時間をかけて全記事の書き直しをしているのかというと、これが終わったとき、おそらく当サイトは次のステージに行けるだろうという確信があるからなのですが、それはさておき、ブログのリライト作業は思った以上に激務でした。

じつをいうと、リライト作業自体はこれまで何度も行ってはきました。ただ、これまでやってきたことというのは、タイトルをちょっと変えたりだとか、文章を読みやすくしたりだとか、そういった、いわば表面上の部分を軽くさわっているだけにすぎなかったです。

そこで、今回は集計されたデータをフル活用しながら、いま持っている力のすべてを投入してリライト作業を行うことにしたのですが、私はそのなかで、手直しすることのむずかしさを知りました。

過去につくられたものというのは、そのときにつくられたよさがあると思います。そして、その原型を残しつつも、いたらない部分を修正していく。この、古き良きは残しつつ、新しい息を吹き込む、のような作業が、多くの時間と労力を必要とするほどに大変だったのです。

名画をど素人が勝手に修復し、わけのわからない作品ができあがってしまった、みたいな話は海外ではよく聞きますが、そういった話に近いものがあるかもしれません。

そう、修正作業も大変なのですが、それと似たような話で、修復作業も大変だと、私はこの作業を通して痛感したのです。

元通りに直す修復作業がむずかしいもの

一度壊れたものは二度と元通りにならない、なんてことがよくいわれるように、修復作業というのは修正作業以上にむずかしいことなのかもしれません。

ということで、ここからは、とくに最近私が感じている、修復することがむずかしいものをいくつかあげておきたいと思います。

1. 精神状態と依存

過労やパワハラ、うつなどによって精神状態が一度悪化してしまうと、なかなか元通りには戻らず、下手するとそのまま復帰することができなくなってしまうほどに、精神状態というものは修復することがむずかしいものだと思います。

また、たばこなどの薬物への依存もそれと一緒です。ニコチン依存は、米国精神医学会によって、精神疾患の1つとして取り上げられているほどのものでもあります。薬物というのは、基本的に1回でもやってしまえば、一生をかけて依存と戦い続けなければならないと考えていたほうがいいかもしれません。

そういう私も喫煙者ですが、もし、初めてたばこを吸ったときの私に、いまの私が声をかけられるとするならば、「近い将来、たばこの値段は倍近くに上がり、おまえは搾りカスになるまで税金を払い続けることになる。ただ、その1本を吸わなければ、おまえは少なくとも、搾られないカスにはなれる」と、いうことでしょう。

1箱500円を超えたらやめると考えていた私は、結局まだ本気でやめる気にはなってはいません。

2. 恋人・家族関係

世の中に恋人・夫婦が存在する以上、浮気や不倫といった問題はなくなることはないと思うのですが、私は、それが一度でも露見してしまえば、関係は元通りに戻るのはきわめて困難なことだと思っています。

なぜなら、再構築の選択とはよくいいますが、最初の構築はゼロからスタートだったのに対し、今度はマイナスからのスタートとなったことに加え、一度裏切られた記憶というのは、裏切られた側には一生残ってしまうからです。

ちなみに、私ではなく、私のかなり近いところでも、この不倫問題というのは起きたことがあり、そのときは探偵とかが出てくるほどのおおごとになったのですが、この話はけっこうヘビーなので、ひとまず今回はスルーしておこうと思います。

3. 健康状態

一度壊れたら元通りに戻すことがきわめてむずかしいもの、その代表格というのがやっぱりこれでしょう。私たちの健康状態です。

よく、年を取ると、健康の話が多くなるとかいいますが、これは正しいことだと、年を取った私はいま痛烈に感じています。

ところで、以前、某掲示板で、「なぜ中年男性はコンビニですぐキレるのか」といったようなスレッドが立っていました。そこで1人の名無しが、このようにいっていたことをいまでもよく覚えています。

中年になると、体のふしぶしが痛くなるようになり、その痛みが日常的にまとわりつくことから、万全な状態というのがなくなることで、毎日イライラするようになる。その結果、コンビニでなにかあると我慢できずにすぐキレる、と。

私はそこまで体がやばくなってきているわけではなく、人に対してすぐにキレるような湯沸かし器のような人間ではないので、そういうことはないのですが、一度体のどこかを悪くすると、これまでしていたことがふつうにできなくなるということは、ここ最近、どうも感じることが増えてきているような気がします。

誰もが健康には気をつけましょうとかいいますが、なにを気をつければいいんだよ? と、若いころはよく思っていました。しかし、最近になって、これは姿勢や筋肉、運動、ストレッチといった、体のメンテナンスに気をつけましょうということなのだと理解しました。

皆さんも、健康には気をつけてください。

今回のまとめ

・修正や修復作業は一から構築するよりも大変
・ギャンブルの次はたばこに搾取されています
・体のメンテナンスには気をつけよう

話がかなり脱線してしまいましたが、正直なところ、ブログのリライト作業をしているよりも、新しく記事を書いていたほうがラクで楽しいような気もします。

ただ、すべての物事における修正・修復作業というのは、一からの構築よりも大事なことでもある、ということにも気づかされました。

ブログの場合でいえば、検索にかすりもしなかった記事に生命を吹き込むことができたり、家族関係でいえば、一度こじれてしまったものを修復することで、おそらくできた傷は残るものの、絆を強化することができるかもしれません。

健康状態でいえば、体の修復・メンテナンスに気をつけることで、今後も同じようなことが起きないように、末永く健康でいられるように注意することができたりもするからです。

ダメになってしまったから、とすぐに諦めてしまうのではなく、一からつくったとき以上の労力をかけて修正・修復すれば、それは前以上にいいものになるかもしれないですね、という話です。

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