バーでのナンパは迷惑行為となってしまいます。では、バーで出会って結婚した……なんてカップルがいる理由は?
- バーでのナンパ行為はNGな理由
- だけれどバーで恋愛・結婚が確かにあるワケ
バーでの出会いがきっかけで友達になり、恋愛感情が芽生えて付き合い始め、ついには結婚へ。
イブスター店長この手の話は聞いたことがあるかもしれない
実際に私が勤務していたお店や、知り合いのお店でもありました。
そういったことから、都市伝説なんかではなく、バーでの出会いはたしかに存在します。
しかし、だからといって、一人で飲んでいる女性にナンパ目的で声をかけるのはNGです。



お店にとっては「迷惑行為」となってしまいます
そもそもバーは、そういった異性との出会いを求めて行く場所ではないからです。
では、結婚にまでいたった人たちは、なぜそこまでたどり着けたのか?
この記事では、バーでのナンパ行為がNGな理由を解説しつつ、それでもバーに出会いがあるワケをお話しします。


ミナト
元バーテンダー。現在は兼業ブロガーとして活動中。夢は海外放浪の旅にでること、自分のお店をつくること。ブログを通してひとりでも多くの方のお役に立ちたいと思っています。当ブログのコンセプトは「24時間営業の人生の休憩所」。>> プロフィール詳細はこちら
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バーは大人の社交場であり、偶然性を楽しむ場所


そもそもバーは「どのような場所か?」というところから説明していきますね。
バーには人それぞれの楽しみ方があります。
仲間うちで語り合うのが好きな人もいれば、バーテンダーとしか話さないような人もいます。



誰とも話さずに、お酒と向き合って考えごとをしているような人もいるな
しかし、バーの醍醐味といえばやはりこれ(↓)。
偶然その場に居合わせたお客さんと会話やコミュニケーションができる、「大人の社交場」としての側面が生む楽しさでしょう。
- 年齢、職業、出身など、なにからなにまでもが違う人
- これまではお互いのことを知るはずもなく、通常であれば出会うことのなかった人
そういった人同士が、偶然同じバーで知り合い、帰るころには、
「また会いましょう、この店で」
と、仲良くなることができてしまう。
これこそが、バーの最大ともいえる醍醐味なのではないかと私は思っています。



そして、この醍醐味の味わいをより深くするのが「偶然性」です
最初は、お互いを知るのはお店+出会いは偶然となりますが、その後になってふと思うのです。
「またあの人に会えたらいいな、あの人は今日はいるかな」
そんなことを考えながらバーの扉を叩き、偶然にもまた会うことができたら、お互いの再開を喜ぶ。
これがいいのです。同性同士でも、異性間でもです。
でも、残念ながら、これは時代の移り変わりでしょうか。
この偶然性を楽しむことができる人は、減ってきているように私は感じます。
どういうことかというと、こういうことです。



また会いましょう、このお店で



あ、ところでLINEとかやってます? 連絡先教えてもらってもいいですか? 来るとき連絡するんで
これ……!
現在は相手の連絡先を聞く方法はいくらでもありますし、ほんとうに簡単です。
なので、すぐに人の連絡先を聞こうとする人もいます。
もちろん、バーで連絡先を交換することが、かなずしもマナー違反になるということはありません。
しかしこの行為は、私が思うに、以下のことを招いてしまうのです。
- 事前に連絡を取り合っての待ち合わせの話になると、「偶然性がなくなってしまう」
お店の売上的な話でいえば、事前に約束して来てくれたり、「いまお店で飲んでいるから」と呼んでくれたりするのはありがたいことです。
ただ、それでは、バーでの醍醐味である「偶然性」が失われてしまったりもするのです。
人それぞれ考え方があるとは思います。
しかし私は、バーでは、すくなくとも初対面で相手の連絡先を聞くのはあまりよくないと思っています。
そう考えると、バーでのナンパ行為がさらにNGとなるのは、必然となってきますよね。
バーでのナンパ行為がNGな理由





でも、人の出会いは一期一会。この機を逃せば、二度と会うことはないかもしれない……
「そんなバーの粋な楽しみ方よりも、出会いを優先したい!」と思うこともあるでしょう。
そこで、なぜバーでのナンパ行為がNGとなるのか、ここからはその理由を解説していきます。
バーでのナンパがよくない理由は、おもに以下の3つです。
- 女性客に迷惑がかかる
- ナンパされた方が二度とお店に来なくなる場合も
- バーは「社交場」であって「出会いの斡旋所」ではない
それぞれ詳しく説明していきますね。
1. 女性客に迷惑がかかる


バーでのナンパ行為は、基本的に「女性客に対しては迷惑なもの」です。
一人で飲みにくる女性のお客さんにも、いろんな事情があったりもします。
- 仕事関係のストレス解消や息抜き
- 恋愛や家庭の問題で悩みがある
- 純粋に一人で飲んで落ち着きたい
など、バーに飲みに来る理由は、人それぞれあるでしょう。
では、そんなときに、ナンパ目的の男が近づいてきたらどう思うでしょうか?



まあたしかに、話相手になってもらえるってのはいいかもしれない
ただ、話し相手ならバーテンダーがいるわけです。
なので、ナンパ目的丸出しだと、まぁうっとうしいことこの上ないという話になります。
なかには、一人で飲んでいる女性はナンパ待ちと勘違いしている男性もいるようです。
が、「そんなわけあるか!」という話です。
バーでのナンパ行為は、まず基本的に、女性客に対しては迷惑なものです。
加えて、大切なお客さんに迷惑をかけられる行為は、お店側にとっても迷惑なことになります。
バーでのナンパは、女性客・お店と、ダブルで迷惑な行為となってしまうんですよね。
2. ナンパされた方が二度とお店に来なくなる場合も


バーで迷惑なナンパ行為をされた女性客が、二度とお店に来なくなってしまうことがあります。
これもナンパが嫌がられる理由のひとつです。
たとえば、先ほどのように、連絡先を聞かれた女性のお客さんのケースです。
この方が、いつものバーに行こうと思ったところで、こう思ったとしましょう。



そういえばこないだナンパされたな。アイツがまたお店にいたら嫌だな……
この時点で、この女性客がもうお店には来なくなる可能性は低くはありません。
一人で飲みたいからとバーに行こうと思っても、「よくないほうの偶然(↓)」が起きてしまえば?



「問題のナンパ男と遭遇」だな。まあ気まずいだろう
そういったことを考えると、ほかのお店に行ったほうがいいかな、ともなるものです。
そして、そうなるとどうなってしまうでしょうか。
大切な女性のお客さんを消し去ったナンパ男は、お店からは、お客さんを消し去る敵として認定されてしまうこともあるのです。
3. バーは「社交場」であって「出会いの斡旋所」ではない


最初に見てきたように、バーは大人が会話やコミュニケーションを楽しむ粋な場所です。
出会いを斡旋する場所でも、絶好の出会いスポットでもありません。
つまりナンパ目的でバーに行くのは、はなから間違っていることなのです。
出会いを目的とするのなら、クラブ(音楽がかかっているほう)だったり、
- 婚活バー
- お見合いバー
など、出会いを目的としたバーもあるので、そういったところに行ったほうがいいと思います。
ふつうのバーでナンパをしていると、バーテンダーから追い出されてしまうこともあるでしょう。
最悪の場合、もうお店には来ないでほしいといわれてしまうこともあります。



出禁だな。バーでは出入禁止はふつうにあるぞ
ちなみに、この「バーは出会いの斡旋所ではない」というのは、私が以前勤めていたバーのマスターがよくいっていた言葉です。



これはたしかに、私もそのとおりだと思います
バーで出会って結婚までいく場合は何なのか?


ここまでのとおりで、バーでのナンパ行為はアウトです。
ではそうなら、「なぜナンパはよくないのに、バーで出会って結婚までいく男女がいるのか?」という話になりますよね。



最後にこれをお話しします
バーで出会って結婚に関しては……、粋な大人同士が自然とそうなった、としかいいようがありません。
たとえば、バーのたしなみ方を知っている紳士淑女の常連さん同士、
- お互いの趣味が合いそう、話が合いそう
といった場合、バーテンダーのほうからお客さんをお客さんに紹介したりもします。
それは同性同士であれ、異性間であれです。
また、常連さん同士、毎回のようにお店で顔を合わせていれば、あいさつくらいはするようになります。



あ、どうも、こんばんはです
と、自然とそこから、会話に発展することだってありえます。
その結果、異性間のお客さん同士が、お店で会うたびに話をするような仲になる。
男性と女性ですから、もう少しお互いのことを知りたくなるのも不思議なことではありません。
「今度いっしょに食事に行ったあとで、このバーに来ませんか?」
といったことから始まって、自然と恋愛関係に発展することもあるのです。



で、最終的には、そのまま結婚にいたる、ということだってあると
ちなみに、バーで知り合ってほかのお店に行く場合は、マスターにひと言報告しておいたほうが無難です。隠れてコソコソな感じだと、不義理にみえてしまうからです。
残念ながら、恋愛関係となったあとで破局、双方がお店に来られなくなってしまうこともあります。
これはバーあるあるだと思いますが、それ(お客さんが減る)はそれでしかたありません。
なぜなら、自然のなりゆきでそうなってしまったからです。



なので、おたがい真剣交際なら、バーテンダーも何も言いません。そこは気にする必要はないかなと
いずれにせよ、バーで結婚までいく人がいるというのは、いたって自然な流れでそうなったからです。
たまたまいつも居合わせた同士が、たまたま親密な関係となり、そのままゴールインにいたった。
まさにこれも、バーの醍醐味である「偶然性」がもたらした産物に違いないと私は思うのです。
ようは、バーで出会って結婚は、思いがけずにそうなっただけの話ということです。
そしてこういうときは、お店側もほかのお客さんも、みんなが心からふたりの門出を祝ってくれます。
今回のまとめ
- バーでのナンパはNG行為なので注意
- しかしバーで出会って結婚までいく場合はたしかにある
- バーでは偶然性を楽しむのが粋でおすすめ
バーではナンパ行為はNGです。単純に、お店に迷惑になってしまうからです。
それでも、バーで出会って結婚までいくパターンはたしかにあります。
それが起きるのは、自然にそうなったから。ナンパとかではなく、自然な出会いがそたまたまバーにあったからです。



また、これはバーにかぎった話ではないのですが……、
バーで流れる時間というものは、1分1秒たりとも同じものはないと思います。
お酒にしても、気温の変化などによる微妙な味の違いはありますし、
そのときにしかいないお客さん、そのときのお客さんがしている会話、そのときに流れている音楽……
など、まさにその瞬間しか楽しめないものがあると私は思っています。
今日はなにが起きるんだろう。お店では、どんな会話が繰り広げられているのかな。
そして今日は、どんな人と会えるかな
それがわからないからこそ、バーはおもしろいと思うのです。
バーにいると、ほんとうに予想だにしなかったことが起きたりもします。
せひ、バーが持つ偶然性を楽しんでくれれば、この話をここでした私もうれしいです。



うーん、なんだか私も、バーに行きたくなってきました!


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