【G-AIR】タンスのゲンのオフィスチェアが結構よかったのでおすすめです

当サイト記事のリンクは一部に広告が含まれます。

その男の名はゲン。タンスのゲン。しかし注目すべきはタンスではなく、ハイバックのオフィスチェア。

このところ、じつは体の調子がすこぶる悪いのですが、その原因は椅子にあるのではないかと考えた私は、ためしにオフィスチェアを購入してみることにしました。

その椅子の名は、大工の源さんではなく、寿司屋の源さんでもなく、タンスのゲンさんが販売している「G-AIR」というハイバックオフィスチェアです。

この「G」とはグラビティの「G」なのでしょうか。無重力系アイテムに凝っている私にはぴったりの商品だと思われ、さらに、実際に使ってみるとこれがけっこうよかったので、今回はこの「G-AIR」をレビューします。

目次

椅子に座ると手足がしびれる

人類は長い進化の歴史のなかで「二足歩行」を手に入れ、ほかの動物とは一線を画す存在となったわけですが、私はときどき思うのです。

これは欠陥なのではないかと。

四足から直立の二足歩行になることで、人類は巨大な頭部(脳)を支えることができるようになり、全動物のなかでも最も高い知能を得ることに成功したといわれています。が、それと引き換えに、足腰、肩などには強い負担がかかり、肩こり、腰痛、関節痛などが日常的に引き起こされるようにもなりました。

犠牲なくして進化なし。知恵の実は、犠牲という名の樹になっていたということでしょうか。

そう、じつはここ最近、なぜか椅子に座っているときに限り、手足がしびれてくるという不可解な現象に私は見舞われているのです!

椅子によってしびれ具合が変わる

あるタイミングから、椅子に座っていると手足がしびれてくるようになってしまったのですが、これは自宅で座椅子の上に座っているときはそうはならず、外で椅子に座っているときにだけ起こるというものでした。

もっとも、すべての椅子でそうなるわけではなく、座る椅子によってはしびれ具合に差がある(ほぼしびれない)こともあり、椅子の上であぐらをかくと楽になったりすることもあるなど、私は原因を究明するなかで、椅子に座ったときの膝の角度、ようは椅子の高さに問題があるのではないかという結論に達したのです。

とくに、座っている時間が長いというのもありますが、日中に出先で座っているときの椅子が最も手足のしびれがひどく、ほとんど座った瞬間からしびれ始めるほどのものだったので、もはや原因はこれしかないと思われました。

それならば、この椅子を変えてしまえば問題はおおむね解決するのではないかと思われたので、私は出先用にオフィスチェアを購入することにしたのです。

タンスのゲンの「G-AIR」

タンスのゲン「G-Air」の梱包状態

ということで、ポチったのがこちら。タンスのゲンが販売しているオフィスチェアの「G-AIR」です。

梱包状態はこのような感じで、ダンボールの大きさは幅75cm×奥行22cm×高さ58cmと、けっこう大きくて重たいです。

G-Airの部品一覧

この中に入っている部品はこのとおり。

これらの部品がすべてそろっていることを確認したあと、手作業で組み立てていくのですが、あれば軍手と(部品によっては油が手に付くため)、付属品の六角レンチだけで簡単に組み立てられるようになっています。

G-Airの座面の裏側

組み立て方は説明書にも記載されていますが、まずはレッグフレームにキャスターを取り付けてシリンダーをセットしたあと、アームレスト、座面ブラケット、背もたれをネジで取り付けるだけ!

ネジは初め、8割ほどで仮止めし、すべての仮止めが終わってから強く締めつけるようにします。アームレストは内寄り、外寄りを調節することができ、そもそも付けないということも可能です。

これらの取り付けが終わったら、あとは座面裏側のブラケットとレッグフレームのシリンダーを接続するだけでOK!

組み立て後のG-Air

こちらが組み立て後の完成した「G-AIR」の状態です。これは非常に期待できます。

基本的な機能

G-AIRの座面と背もたれ部分は、競技用のメッシュ素材が用いられているため、通気性が抜群によく、サラサラで蒸れにくくなっています。背もたれは座面から26cmほどもあるハイバックで、これが腰、背中、首を徹底サポートしてくれるので、長時間の使用でも疲れません。

G-Airの高さ調節レバー

もちろん、座面の高さは変えることができ、座高は45cm~52cmまで調節可能となっています。座面の裏側にある調節レバーを上げながら、腰を浮かせたり、おろしたりするだけでなのでとても簡単です。

G-Airのロッキング調節つまみ

また、G-AIRには、最大20度背もたれを傾けることができる「ロッキング機能」があり、こちらも座面裏側にある調節つまみをまわすことで、ロッキングのかたさを調節することができます。

疲れたときは背もたれに体をあずけることで、ひと休みすることができるわけです。ゆらゆらとハンモックに揺られているようで気持ちがいい!

よかったところ

G-Airの座面クッション

実際にG-AIRを使用してみてよかったところは、高さ調節やロッキングもそうですが、座面が縦横50cmほどと大きく、クッションもふかふかと分厚いので、その上に別のクッションを置く必要がないところです。

そのうえ、座面が広いので、アームレストを外せば(外さなくても)椅子の上であぐらをかくこともできてしまうのです!

これはすばらしい。座り心地もとてもいいです。

G-Airの腰サポートクッション

さらに、この腰サポートクッション。

長時間椅子に座っていると、腰や背骨周辺が痛くなってきたりもしますが、このクッションがあることで、そのへんは痛みから解放されます。

G-Airの腰サポートクッション(調節)

ゴムで取り付けられているだけの原始的なクッションですが、原始的ゆえに高さの調節なども楽に行えるので、そこがまたいいですね。

これは、あるとないとでは大違いです。

いまいちだったところ

G-Airのアームレスト

G-AIRのいまいちだったところは、アームレストが動くように見えてじつは動かないというところですが、私はしばらくしたらアームレストは外そうかなと思っているので、これはとくに問題はありませんでした。

アームレストを動かしたい場合は、「G-AIR plus」というワンランク上のものがあるので、そちらを購入したほうがいいかもしれません。

あとは、キャスターの向きによっては滑りが微妙にわるいというのもありましたが、これもそんなに座ったまま移動するわけではないので、そこまで気になることはありませんでした。

今回のまとめ

・人類は構造と引き換えに知恵の実を手にした
・タンスのゲンのG-AIRはオススメ
・手足がしびれるときは椅子の高さを疑ったほうがいい

椅子に座っているときに手足がしびれてくるというのは、だいたい椅子の高さか、デスクの高さか、あるいはその両方か、だと思うのですが、私の場合はやはり、椅子の高さに問題があったようです。

椅子をG-AIRに変えたところ、高さをジャストに調整できたこともあって、手足のしびれは劇的に改善しました。あとはストレッチなどをして原因を正していけば、完治に向かうのではないかと思っています。

正直いうと、椅子に座ると手足がしびれるようになったとき、これから私は、一生「椅子に座ると手足がしびれるヒト」になってしまうのか、と戦慄したものですが、この問題も解決の兆しが見えてきたのでほっとしています。

ありがとう、大工、じゃなくて、寿司屋、でもなくて……いや待てよ。そうか、わかりました。G-AIRのGは、ゲンのGかもしれません。

スポンサーリンク

この記事をシェアする
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント(確認後に反映/少々お時間をいただきます)

コメントする

目次