引っ越したさきのマンションの隣人がストーカーババアでした。
ストーカーババア(その後騒音オバサンになる)との戦いの記録をここにのこします。
- マンションの隣の住民がストーカー&騒音オバサンで被害を受けた結果
いや~、こんなことありえるんですね。
隣の部屋の住人がストーカーおばさんで、ストーカー被害を受けるとか。

とりあえずコトのてん末を書いておこうと思います
それから、さきにいうと、いろいろあって引っ越すことにしました。
また住民トラブルで引っ越しです。
なんか呪われているんですかね。さすがに隣人ガチャの運なさすぎだろ、マジで。
隣人はストーカーババア


私が問題の部屋に越してきたのは、3年ちょっと前くらいのことでした。



以前住んでいたマンションは、気に入って長年住んでいたのですが……、
やむを得ない理由で移動するしかなくなり、いまの(問題のある)部屋に引っ越してきたのです。
ちなみに以前住んでいたマンションから引っ越した理由は「騒音トラブル」です。
上階の足音問題に悩まされていて、結局解決されず、しかたなく引っ越すことにしました。
新マンションの家賃は8.5万円と、正直いって予算とかも完全にオーバーしていました。
でも希望する条件(ペット可など)でさがすと、もうそれくらいしかなかったんですよね。



ペット可の物件って、そもそも少ないし、しかも家賃も高めになっているんだよなあ
まあ、ある程度の家賃を払っておけば、住民トラブルに悩まされることもないだろうと。
「家賃が安いところよりも、トラブルの発生率は低いだろう」と、このときの私は思っていました。
引っ越してからすぐ、隣の部屋の住民(のちのストーカーババア)に会いました。
簡単な挨拶なんかをして、新生活は始まったわけです。
隣の住民とやたらと出くわす
引っ越してきたマンションは、静かで快適なところでした。
タバコのニオイ問題とかもありましたが、それも解決して、とくに不満もありませんでした。
それで、隣の住民とは、かなりの頻度で会いました。
朝ゴミを出すときとか、出かけるときとか、家に帰ってくるときとか。



会えば挨拶や、マンションのことを聞いたりとか、最初は仲良く話をしていました
マンションのまえの道ばたなんかで会ったときも「どうも、こんにちは~」と挨拶をしていました。
いま思えば、こういうのもよくなかったのかもしれませんが、「玄関前で出くわして、話をしながらいっしょに階段を上がってそれぞれの部屋へ……」とかもありました。
あとで知ったこともふくめた、隣の住民のスペックは以下のとおりです。
- 50~60代の女性
- マンションができた当時から住んでいる
- 仕事は不明。働きに出てはいない。基本家にいる
私も家にいる時間は長いほうなので、よく会うのは偶然だと思っていました。
というか、全然気にしていなかったんですよね。
おなじマンションの住民と会うことなんて、ふつうにあることですし、「よく会う」とかすらも考えていませんでした。
会えば挨拶や、ときには世間話もする、ただそれだけの話です。
その後、ゴミ出しがある朝には、毎回のように出くわすようになります。
しかし一時期、私はちょっと早起きをするようになって、朝家をでる時間が早くなったことがあったんですよね。
その時期は、隣の住民とはあまり遭遇しなかったのですが……、
ある日たまたま会ったとき、隣人はこんなことを言ったのです。
「ミナトくん、最近生活リズム変わった?」
ハア?なにいってんだこの人
「最近生活リズム変わった?」
そんなことを隣人にいわれるなんて思ってもみませんでした。



いやいや、「生活リズム変わった?」って、どういうことかと
つまりそれって、こっちの生活リズムを把握しているからこそ、そんなセリフがでてくるわけですよね。
そのとき私は、ちょっと気持ち悪いなと思うも、「最近早起きしてまして」と言っておきました。
でもあとでよく考えてみると、です。
いままで偶然会っていたのは、偶然じゃなかったんじゃないか。
そうとしか思えなくなってきたのです。
私は毎朝、「7時40分」といったように、いつも決まった時間に家をでます。
寝坊して遅くなっても数分くらいで、ほぼ毎朝おなじ時間です。
隣の住民と朝会うのは、
その人がゴミ出しをおえて部屋にもどってくる → 私が仕事のために家をでる → 通路や階段で遭遇する
いつもそのパターンでした。
ようは隣人は、以下のようにすれば、かなり高い確率で私と遭遇できるわけです。
隣人は「7時38分」にゴミ出しにでる → ゴミを出して部屋にもどる →「7時40分」になると私が部屋からでてくる → 通路や階段で会ってあいさつをする
集合住宅は、マンションでどれだけ防音がしっかりしていても、生活音は漏れます。
玄関ドアを開ける音なんてふつうにわかります。
「ミナトくん、最近生活リズム変わった?」
つまり隣人は、私の生活・行動パターンを把握し、偶然をよそおって私に会っていたと思われたのです!



「被害妄想なんじゃ?」と感じるかもしれんが、ところがそうじゃなかったんだよなあ
隣人を避けることにする


このとき、隣人とやたらとひんぱんに会っていたのは「さすがにおかしかった」と私は気づきます。
そしてやっぱり「気持ち悪いな」と思うようになりました。
そこで私は、できるだけ隣人と出くわさないように努力することにします。
隣の住民と出くわさないためにしたことは、以下のようなものです。
- カーテンや玄関ドアの開け閉めは可能なかぎり静かに(音で生活を把握させないため)
- カギを閉めるときも慎重に(音をださない)
- 家をでる時間をずらす
- ゴミは前日の夜にだし、朝部屋をでたら可能なかぎり早く家を離れる
- 隣人が朝ゴミ出しにでたと思われるときは、長めの時間をおいてから部屋をでる
隣の住民は、ほぼ間違いなく、私の生活音から行動パターンをつかんでいました。
そこで、とくに隣人との遭遇率が高いゴミの日などは、気配を消す・行動パターンを変えるなどの対策をとることにしたわけです。



最初はこれで、なんとかなっていたんですよね
ところが! そこはストーカーババアです。
これまでは「隣人がさきに家をでて、部屋にもどるさいに、私が家をでて→遭遇」のパターンでした。
これを逆にし、
私が家をでる → すぐにあとを追って出てくる → 通路で遭遇 → 隣人はゴミを出す
と、先手ではなく「後手での遭遇」をキメてきたのです!
私は朝自転車に乗るので、自転車置き場からチャリを回収する時間がどうしてもかかってしまいます。
私が家をでてすぐに追ってこられたら、ババアを回避することはできません。



これは、どうしたものか……
私は、隣人と会っても愛想よく挨拶するのをやめることにしました。
ストーカーには愛想を悪くすることにした
ハッキリいってかなり気持ち悪かったので、私は隣人に愛想よく挨拶するのはやめることにしました。
会ったらいちおう挨拶はしますが、
「……おはよござまス」
みたいな感じで、どちらかというと愛想が悪く感じるようにです。
さすがに隣人も、私が愛想を振りまいてくれないことには気づいたのでしょう。
その後はしばらく、朝に会うこともなく、平穏な生活がもどってきたかのように思われました。
……が。
そこでおわっていたら、私は引っ越す必要はなかったでしょう。
このあと隣の住民は、ストーカーババアから、ただの迷惑な騒音ババアへと変貌をとげていったのです。
かまってほしい人間のなれの果て


ある日、ポストが開けられていました。
開いた状態のままになっていて、だれかがいじったとしか思えない状況でした。



まあふつうに考えて、ヤツ(隣の住民)なんじゃないかと思うわけですよ
ポストはダイヤル式でしたが、面倒だったのでいつもロックはかけずにしておいていました。
そこで、ひとまずロックはかけておくことに。
ところが、べつに日に見ると、ロックをかけたポストも開いているんですよね。
ポストのロックが壊れているのか、「右へ〇、左へ〇」とかが機能していませんでした。
ちょっといじればだれでも開けられるようになっていたのです。
もう面倒くさいからポストはいいか……。
というか、ポストにロックをかけたりだとか、そういう反応を隣人は楽しんでいるような気がしました。
かまってもらえる、自分のことを意識してくれる。
そういうのを目的に、わざと嫌がらせをしてるように感じられたからです。



これがかまってちゃんの「なれの果て」か……
そしてストーカーババアとの戦いは、クライマックスへ……。
ストーカーババアは迷惑な騒音ババアに変化


ポストは放置しておくと、すぐにイタズラはおさまりました。
かわりにはじまったのが、ベランダの網戸・ガラス窓を使った騒音でした。



これがマジで最悪だったんですよね
隣人がなにを始めたかというと、朝から外が暗くなるまでのあいだ、
ガラガラッ!(網戸)
……カンッッ!!(網戸を思いっきり閉める金属音)
……ドンッッッ!!!!(ガラス窓を思いっきり閉める音+衝撃)
これを何回も何回もやるわけです。
私への当てつけなのかはわかりませんが、わざとやっているのだけはあきらかでした。
朝早くにやられると、網戸の金属音で目が覚めます。
ガラス窓の衝撃音は、はっきりいって常識の範囲をはるかに超えていました。
突然やられると「ビクッ」としますし、単純にめちゃくちゃうるさいので本当にイライラしました。
……テメェはオプーナかと。


ガラガラッ! カン!ドン!
なあ、オプーナなのか、テメェはよお!?


氏ね、オプーナババア!
でも、ストーカーババア、いや騒音おばさんは、かまってもらうのが目的のようにも感じました。
反応したら負け。
私はそこはガマンし、挑発にはのらないようにします。
こっちがガラス窓を閉めるときは、ものすごく静かにし、ババアは無視。
すると、オプーナババア、いや騒音ババアの行為はエスカレート。
だんだん私も我慢できなくなってきたのです。
ちなみに、騒音オバサンの下の階に部屋はなく、上は大家さん(日中は仕事でいない)でした。ほかの住民から苦情がでなかったのは、そのような位置関係もあったように思います。
網戸+ガラス窓の騒音がマジで半端じゃなかった
私がスルーをつらぬいていると、隣人はつぎの手を打ってきました。
私がかける目覚まし時計の時間に、「網戸+ガラス窓」の騒音を立てるようになったのです。



……は……え? どういうこと?
って話ですよね。
たとえば私の目覚まし時計が「7時5分」に鳴るとします。
するとその時間ピッタシまたは1分前くらいに「網戸+ガラス窓」の騒音を立てるわけです。
目覚まし時計がうるさいから止めろ、とか、そういう話ではありません。なぜなら、目覚ましが鳴る前かジャストに「カン!ドン!」なわけですから。というかなんで目覚ましの時間までわかるんだよと。
隣人は
ミナトくんを起こしてあげてる
とか思っているのかもしれません。が、よけいなお世話だ迷惑ババアがと。
朝からイライラしますし、その音で起きて生活音を立てるのもしゃくでした。
目覚まし時計が鳴るときや、それ以外でも日中は「ガラガラッ!カンッ!ドンッッ!」です。
ベランダでの騒音が始まってから1年弱くらいだった気がしますが、もうガマンの限界だと。
私は管理会社に電話して、被害をうったえることにしたのです。
そして私は引っ越しを決意した





すみません、管理会社さんですか? ちょっとご相談したいことがありまして……



どうぞ、なにかありましたか?
過去イチ(いままでで一番デカい)のガラス窓の衝撃音を聞いた日、さすがに私もブチギレました。
もうガマンならんと。
それで管理会社に電話をし、被害を訴えることにしたのです。
管理会社の人は話を聞いてくれ、まずは以下のような張り紙をつくってくれることに。
「ベランダの網戸・ガラス窓を強く閉めると入居者・近隣の住民に迷惑がかかります。網戸・ガラス窓を閉めるさいは音に気をつけてください」
これをマンション内に掲示し、各部屋にもポスティングしてくれることになりました。
だれと名指しするわけではなく、あくまで全体にむけた注意という形です。最初はマイルドな方法で様子見するわけです。
ただ、私は思いました。
なんかもう面倒クセェな……と。



対応してくれた管理会社にはほんとうに感謝です
でも、完成した張り紙はかなり当たりさわりのないもので、効果薄に感じました。
またこれで網戸+ガラス窓の騒音がやんでも、騒音ババアはまたつぎになにかやってくるでしょう。
根本的なストーカー問題が解決されたわけではないからです。
朝のゴミ出し時の遭遇とかもそう。
今後も、できるだけ隣のオバサンに会わないように気をつかう生活はつづくと思います。
しかも以前待ち伏せされたこともあった(※)ので、完全に回避するのもむずかしい。
そして思ったのが、「そもそもこの家に住んでいるのは身の丈を超えている」ということ。
このマンションの家賃は、当初から予算をオーバーしていました。
おまけに以前よりも稼ぎはわるくなっていて、ぶっちゃけ家賃のせいで生活も破綻してきていました。
ストーカーババアうんぬんのまえに、引っ越さないとマズい状況でもあったわけです。



それを考えると……潮時だなと
住民トラブルは、もしかするとちょうどいいきっかけだったのかもしれません。
お金がないのに高めのマンションに住んでいたことだって、騒音ババアとおなじくらい大きな問題だったのです。
ということで、私は引っ越しを決意しました。
「つぎの更新どうするかなあ……」と考えていたので、ちょうどいい時期だと考えることにしました。
今回のまとめ


と、冗談はさておき、マジでこんなことがあるんだなと。
ある程度の家賃を払っておけば住民トラブルも起こりにくいと考えていました。
が、まさかストーカーババアがいるなんて。



その隣人、マンションができた当時から住んでいるとかで、ほかの住民を監視しているようなところもありました
おそらく私が入居してきたときも監視していたのでしょう。
しかも私の場合、そのオバサンの隣だったわけですからね。
話してみると、愛想のいい男だなと。
それで私はストーカーおばさんのターゲットにされてしまったのだと思います。
今回の件での教訓としては、「とくに異性で年の離れた隣人とは仲良くなりすぎないほうがいい」ということでしょうか。
まあでも、今回の件で、目が覚めたこともあります。
これまで私は、お金がないのに生活の質(住む家のランク)を落とせないでいました。
いちど上がった生活の質を落とすのは、そう簡単なことではなかったからです。
でも、つぎの2択を選ぶとなったとき、
- お金がないときに生活の質を落とせるか
- 生活の質は落とせずに、破綻したままで生活を維持するか
人生で夢や目標を叶えられるのは、前者の人間だと思います。
後者は、よっぽど「運がいい」などに救われなければ、再起の可能性すらも食いつぶしてしまうと思います。
私は自分の人生で、なしとげたい夢・目標があります。
いまのマンションに住んでいることが、それのさまたげになっていると今回の件で気づきました。



つぎの家は果たしてどうなるのか?
もっと安いところに引っ越そうと思います。
まあでも、マジで、もう隣人ガチャには失敗したくないですね。
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