賃貸マンションで隣人との騒音トラブルが解決するまでの約2年間(まとめ)

賃貸マンションでの騒音トラブルが解決するまでの約2年間

長年住んでいた賃貸マンションで私は、ある時期から、騒音トラブルに悩まされていました。

上と横(とくに上)の住民から受けるストレスはすさまじく、毎日くりかえされる騒音に、日に日に精神状態は悪化していきました。

ミナト

まさにストレス地獄でした……

しかしこの問題は、ついに解決をむかえることとなったのです!

そこでこの記事では、以下の内容をまとめてお話しすることにします。

この記事の内容
  • 隣人との騒音問題が発生したいきさつ
  • 騒音問題解決のためにしてきた5つのこと
  • 最終的にトラブルを解決させた手段

これまでときどき書いていた、騒音トラブル関連のまとめ編。

私とおなじように、隣人の「足音(振動)・テレビの音(音楽)・話し声(電話)」などでお困りであれば、お役に立てる内容も多いかと思います。

どうぞご参考にしていただければさいわいです。

目次

ことの発端は各々の在宅時間の増加だった

私が住んでいたマンションは、単身者向け(1R)の鉄筋コンクリート造。

「一般的に防音性が高いとされるRC造ならだいじょうぶだろう」

そう思い、上下左右にも部屋がある「中間」に住むことを決めました。

最終的に10年ほどおなじ物件に住んでいたのですが、それではなぜ、ラストの2年間に問題が発生するようになったのか?

それは、私自身の生活スタイルの変化(※1)もあったものの、やはり原因は、新型コロナ流行(2020年初頭)による各々の在宅時間の増加だったのでしょう。

「つねに人が部屋にいて、ほとんど家から出ないことも多い」

そういった状況により、騒音の発生率が上がっていったのが問題だったのだと思います。

※1:働いていたバーの仕事を辞めたことで、夜は毎日家にいるようになり、これまで気づかなかった騒音を認識するようになったのも要因のひとつでした。

隣の部屋からの音漏れと上階の足音が問題に

各々の在宅時間の増加以降、まず気になりだしたのが、となりの部屋からの生活音。

  • くしゃみ、せき
  • 話し声(電話)
  • 玄関ドアのバタン!音(開け閉め)
  • トイレのふたを閉めるバタン!音
  • トイレの水を流す音
  • テレビの音

となりから聞こえてくる生活音は、書けばきりがありません。

あとから聞いた話では、鉄筋コンクリート造でも、古くなると遮音性が低くなるそうでした(築年数は当時で約33年)。

しかし結局は、壁がもとからスカスカで、防音性にすぐれた物件ではなかったのでしょう。

とくに気になったのは、24時間ぶっつづけで聞こえてくるといってもよかったテレビの音漏れ。

私は耳栓をして眠るようになり、逆に耳栓なしでは生活できなくなっていきました。

それから、トイレの排水から数秒後にかならず聞こえてくる、トイレのふたを思いっきり閉める音(+振動)も気になるように。

これは食事中に聞くとサイアクで、そうでなくても、排水音が聞こえてくるたびにイラッとするようになっていきました。

①排水音が聞こえたあとに、②振動つきのふたを閉める大きな音が聞こえてくる、という二段構えなのが、「くるぞ、くるぞ、きたよ……」と、感じるストレスを増幅させました。

ただ、これらはまだ耐えられたのです。

どうしても耐えられなかったのが、そう、上階の住民の足音だったのですね。

上階に降臨する悪魔の足音は規格外

深夜の2~3時になると、「ドンドンドンドン」と、とんでもない足音が毎回聞こえてくるようになります。

上階の悪魔(推定20代後半の女性)が帰宅する時間です。

この上の住民の発する足音(+振動)は、耳栓をして寝ていても目が覚めるレベル。

それに加えて、物をいきおいよく落としたり、夜中の3~4時ごろから洗濯機を回すなどやりたい放題。

コロナ禍でも友人を複数まねいて(最大で5人ほどまで確認)どんちゃん騒ぎをしていることもあるなど、常識からかけ離れたような人間でした。

しかも、生活スタイルは深夜に帰ってきて朝に出ていくことが多いのか、朝もうるさいというおまけつき。

  • 足音がうるさくて寝られない
  • 眠れそうになっても、足音+振動で「ビクッ」として眠気が吹き飛んでしまう
  • 寝ていても夜中に目が覚める

というふざけた騒音に、しだいに私は限界を感じるようになっていきます。

そこで私は、この問題を解決する手段として、まずは管理会社に相談することにしたのです。

管理会社に騒音の苦情を入れた(対策1)

上階の住民はやりたい放題で、こちらは一方的に被害を受け、それに耐えつづけている。

これがなんだかアホらしくなってきて、私は管理会社に被害を訴えることにしました。

管理会社は、以下のような手順で対応していくといいます。

管理会社の対応
  1. まずは大家さんに報告
  2. 手紙を投函して注意喚起
  3. 直接電話をして静かにしてもらう

おなじマンションに住んでいる住民でも、管理会社がちがうと対応がむずかしくなるらしいのですが、問題の上の住民はおなじ管理会社。

そういったこともあり、このときは初回から「③電話で注意」をしてくれたのだそう。

管理会社

電話でお話ししましたけど、どうですか?

ミナト

前より静かになりました。ただ、朝はいつもどおりすごいですけど……

初回の注意では、朝をのぞけば、静かにしようとしている意識はたしかに感じられました。

朝は私もすぐに家を出るし、夜が静かになればそれでいいか……。

私は妥協することにし、これでこの問題は解決した、かに思われたのです。

騒音トラブルを解決するバイブル書を入手した(対策2)

朝の上階の足音と、相変わらずのとなりの生活音をのぞけば、まだなんとか生活できる。

このあいだにがんばって稼いで、いまよりもいい部屋に引っ越そう……。

しかし、いつの時代も、悪魔というものは復活します。そして悪魔の復活は、人間の都合など考えてくれません!

数か月ほどすると、上階の足音がまた激化していきました。

管理会社

何度か電話したんですけど、出てくれないんですよね……

しかも2回目以降は、管理会社からの連絡を無視。

このときは手紙で対応してくれたそうでしたが、これも効果なしでした。

ミナト

いたいけな少女が発している音だと思えば、がまんできるかもしれない……

などと、気が狂いそうになっていくなかで、そんなふざけたことを考えたりもしていました。

が、無理なものはやはり無理。

それに、こんなふざけた住民が、いたいけな少女であるはずがありません!

私は、この問題の根本的な解決を目指し、音の専門家によって書かれた『』というバイブル書を手にしたのです。

騒音計でデシベル値を測定することにした(対策3)

「音のトラブルを解決する本」には、騒音が発生する仕組みなどがかなりくわしく書かれていました。

しかし、残念なことに、足音などの「床衝撃音」とよばれるものは、被害者側がこれをふせぐ有効打はないのだそう。

  • マンションの床の厚さ
  • マンションの骨組み

こういった、基本的にはかえがきかないつくりに左右されてしまうそうなのです。

ただ、これをなんとかする対策として書かれていたのが、「騒音計」を使ってデシベル値をのこしておくという手段。

騒音を「体感」ではなく「証拠」として記録しておくことで、さいあく訴訟になったときにもこちらが有利になると。

悪魔をはらう武器はいつ入手しようか……。

そんなことを考えていると、ふたたび足音が激化しはじめたので(外泊しているのか静かなときもあった)、私は再度管理会社に相談したのち、この騒音計を入手。

管理会社に連絡したタイミングがわるく、騒音計を手に入れてからやや上の住民が静かになってしまった、という問題も起きました。

しかしここでは、「60db」という、騒音に判定される証拠も確保。

あとはこいつを使って、悪魔をどう調理してやるかでした。

不動産会社で聞けた騒音対策の「奥の手」

ミナト

もういいや、引っ越そう……

その後、管理会社に騒音を証拠つきで訴えるも、問題が改善する気配は、残念なことに感じられませんでした。

管理会社からの連絡をスルーされてしまえば、こちら側としても打つ手がありません。

わりとまじめに嫌がらせでもしてやろうかとも思いましたが、それをしたところで、問題は悪化する未来しかないでしょう。

この時点での私は、まさに「万策尽きた」状態となっていたのです。

これ以上無駄なお金と精神エネルギーを費やすのはやめにしよう。

よって最終的に私は、「逃げるが勝ち」を選択し、引っ越すことにしたのです。

ただ、この引っ越しの物件をさがすにあたって、不動産会社の宅地建物取引士から有益な情報を聞くことができました。

迷惑な住民を追い出す手段として、大家さんに相談し、大家さんの権限で住民を追っ払うこともできる、という方法がじつはあったのです!

引っ越すと決まれば、あとはどうなっても関係はありません。

私は最後に、大家さんにも相談してみることにしたのです。

大家さんに相談した&天ドンで反撃した(対策4~5)

大家さん

そんな騒音トラブルが起きてたなんて知らなかったよ……。ごめんミナト君

不動産会社の宅地建物取引士の教えにしたがい、私は大家さんのもとへ。

すると、ここで判明したのは、管理会社は「大家さんに報告する」といっておきながら、報告なんてしていなかったということでした。

そうなってくると、これまで管理会社がいっていた以下の話は、どこまでがほんとうだったのか?

  • 電話で話しました
  • 手紙を出しました
  • 電話に出てくれません

それはもう過ぎた話だったので、もはやどうでもよかったのですが、ここで大家さんから「あるひと言」が。

大家さん

そんなんだったら、天井ぶっ叩いてもイイよ。それで少しは静かになるんじゃない?

武力行使……。

すでに引っ越しの日程が決まっていた私にこわいものはありません。

悪魔との直接(間接?)対決の時はきたのです!

悪魔は耐性を身につける

引っ越しが決まってから、大家さんに正式に許可を得たのもあり、足音がうるさいときは天井を思いっきりぶっ叩いてやることにしました。

いわゆる「天ドン」というやつです。

ちなみに、これは以前にも軽くやってやったことはあり、当初は効果もありました。

ところが、毎日のように天ドンをぶちかましていると、どうやら相手にも「耐性」ができてくるのか、まるで効果を発揮しないように。

ようは、やっても意味がないのです。

ミナト

引っ越しまでのあいだだけでも静かにしてくれよ……

最終手段として、直接相手の部屋まで行き、「これまでにたまったうっぷんをぶちまける」という方法もたしかにある。

けれども、それをしたところで、

「あー、サーセンしたー(バタン)」

でおわるとしか思えず、よけいにストレスがたまりそうだったので、これはやめておくことにしました。

大家さんも、

大家さん

確認するために、オレもしばらく(その部屋に)住んでみるから

といってくれていたので、あの悪魔には、いずれ裁きはくだることでしょう。

ここまでの情報を知っていれば、ほかの住民と一致団結して悪魔を追い出す(大家さんに追い出してもらう)、という手段も使えたかもしれません。

友人を招いたどんちゃん騒ぎで、両隣の住民も迷惑していたはずだからです。

しかしながら、すべての情報がそろったのが「引っ越しの決定後」だったので、私にはその手段をとることはできませんでした(そんな時間もなかった)。

ただ、「大家さんのほうから攻めていく」という方法もあるわけです。

管理会社に相談しても動きがないときは、大家さんに働きかけてもらう。

こういったワザもあるので、騒音トラブルで詰まっているときは、ぜひためしていただければと思っています。

今回のまとめ

  • 騒音トラブルは問題の住民が気をつけないと解決しない
  • 管理会社に相談してダメなら大家さんに相談したほうがいい
  • 無駄なお金・時間・精神エネルギーを使うくらいなら引っ越したほうが早い

私が引っ越しをしぶっていて、ここまで騒音をがまんしていたのは、お金がないからでした。

ところが、ふたをあけてみれば、思っていたほどお金もかからずじまい。

これはそれなりの方法を駆使して安くすませることができたからなのですが、そうなるのだったら、さっさと引っ越しておけばよかったといまは思っています。

騒音トラブルを解決させるのには、思った以上に時間がかかります。

そして、問題の住民が常識を持っていなければ、最終的には、そいつを追い出すか、自分から去るかしか手段はありません。

被害者側がお金を払って出ていくのは、納得がいかないのは当然のことですよね。

ただ、どうにもならない場合もやはりあるので、いくつか対策を打ってみてもダメそうなら、よりよい環境の部屋に引っ越すことを私はおすすめします。

わけのわからない家に高いお金(家賃)を払いつづけることのほうが、引っ越すことよりも、お金はもったいないですから。

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