鉄筋コンクリート(RC)造マンションでの音漏れ問題に直面している件

鉄筋コンクリート(RC)造であれば防音は大丈夫だろう……。そう思っていた時期が私にもありました。

生活の拠点として選んだ賃貸マンションに住み始めてから恐らく8~9年以上は経過しているような気がするのですが、ここにきて隣人の騒音問題、いや、そこまで言うほど酷くもないので、正確には音漏れ問題に直面しています。

そこで、なぜ今更なのかという話にもなるのですが、実を言うと今まで気付かなかっただけだったんですよね。あまり家にいなかったので……

物件探しの決め手はアレだった!?

不動産屋
不動産屋

ミナトさん!ここですよ、ここ!

当時、一人暮らしを始めるために物件探しに勤しんでいた私は、なかなかこれといった物件が見つからず、内見を繰り返すこと数件、ようやく不動産屋の言うようにこれなんじゃないかという物件を発見。

仕事の都合上、帰宅する時間が深夜帯になるため、防音がしっかりしていそうな鉄筋コンクリート造のマンションに絞って部屋を探していたのですが、これまで見てきたどの物件よりも間取りが広く、家賃もそこまで高くはない。

これは確かに、ここで決めてもいい。そう考えながら階段を下りていると、私は偶然大家さんと遭遇。

大家さん
大家さん

内見ですか?今空いているその部屋、両隣女の子だよ。あ、これは言っちゃまずかったかな!まぁヨロシク!

……ここで決まりだろうが!

ということで、私はそのマンションに入居することを決め(当然ながら女の子目当てで決めた訳ではない)、特に不便もなかったので現在も住み続けているのですが、住み始めてから長年が経過した今になって、ある問題に直面することとなってしまいました。

そう、音漏れ問題です。

なぜ今更なのかというと、現在は当時働いていた飲食店も、その後働き始めたバーの仕事も辞め、夜は自宅にいることが多くなったからなのですが、まぁこれがなかなか凄く、正直言うと木造のアパートと大して変わらないのでは?とすら思えるものなので、少しお話しさせてもらいたい。

RC造マンションとは

そもそも鉄筋コンクリート造マンションの「RC」とは何なのかと言うと、Reinforced Concrete(補強されたコンクリート)のことであり、

  • 引張力(引っ張られる力)に強いけれども、熱に弱く錆びやすい鉄筋
  • 引張力(引っ張られる力)に弱いけれども、熱に強く錆びにくいコンクリート

この両者を組み合わせ、お互いのメリットを活かしてデメリットを補うことに成功した、言わばいいとこどりの構造のことを言います。

特にコンクリートは圧倒的な重量があり、木造や(軽量)鉄骨造と比べて遮音性が高いと一般的には言われているので、とりあえずRC造のマンションに住んでおけば防音はバッチリだと思ってしまいがちなのですが、実はここに落とし穴がある。

その落とし穴とは何なのか?実は、RC造のマンションによっては、部屋と部屋を区切る壁がコンクリートの壁ではないことがあったり、上下を仕切るコンクリートがスカスカに薄いことがあるのです!

RC造でも遮音性が低いケース

鉄筋コンクリート(RC)造のマンションであれば遮音性はバッチリ。これは誰もが最初は思うかもしれない。私もそう思っていました。

ただ、マンションの造りによっては、部屋と部屋を仕切る壁(戸境壁)は石膏という材質が使われた「石膏ボード」で仕切られていることもあり、この場合は遮音性は木造と大差はないとも言われています。

要するに、マンションの外壁を囲う部分はRC造だけれども、部屋と部屋を仕切る壁にはコンリートは使われていないこともあるのです。

また、遮音性に関わるものとして、部屋と部屋の上下を仕切っているコンリートである「スラブ」というものがあるのですが、これの厚さが薄いと上下の部屋からの音漏れが大きくなるというのもよく知られています。

そして、これらのような遮音性が低い物件は、家賃相場よりも安くなっていることが多かったりもするのです。

「これまで見てきたどの物件よりも間取りが広く、家賃もそこまで高くはない……

そう、私が入居を決めたマンションは、明らかに家賃相場よりも安く、今思えば、遮音性が高い造りではなかったのです!

隣人の音漏れ(騒音)問題

私は現在も同じ部屋(両サイドに別の部屋がある)に住んでいるのですが、実は隣に住んでいる住民とは仲が良く、お互い音漏れには注意しているのでこちらの方との間では問題はないのですが、直面しているのは反対側の住民の音漏れと上の住民の音漏れ。

それがどれほどのものなのか、ここからはその音漏れ具合についてお話しさせて頂きたい。

1. 横の住民の音漏れ

まず、これは隣だけに限った話でもないのですが、住民が出ていったり帰ってきたりするドアの開け閉め音が聞こえます。

これだけ言えば他がどれくらい音漏れするのかというのも想像がつくかもしれませんが、一応適当な範囲で挙げておくと……

  • 友人を招いての会話
  • 電話の話し声
  • 流している音楽
  • くしゃみ、咳

この辺は全部聞こえるんですよね。流石に何を話しているかまでは聞こうとも思わないのでわかりませんが、思いっきり音が漏れている。さらに、夜更けの静かな時間帯では、

  • 深夜のテレビの音
  • トイレを流す音

この辺も普通に聞こえてしまうほど壁がスカスカなのです!

トイレに関しては部屋の設計の問題もあるとは思います。ただ、なんというか、「深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いているのだ」ではないですが、これだけ聞こえるということは、こちらがトイレを流した音も向こうに聞こえているのではないかと、いや、恐らく聞こえているだろうと思うのです。

そう考えると深夜にトイレに行き辛くなってしまう……。いや、本当に困ったものですよ。そして、以前から仮眠を取る時にもそうしていたのですが、夜寝る時私は、テレビ音が気になるので大体耳栓をしています。

2. 上の住民の音漏れ

続いて上の住民の音漏れですが、これは住民にも問題がある。

上の住民はかなり遅い時間に帰宅するのですが、夜中の1時2時から洗濯機を回したり、足音がドスドス凄いの何のって、それはもう、どうやったらそんなに足音を立てて歩けるんだ!?と思うほどの音漏れ。

寝ようとしている時に洗濯機の振動が聞こえてくるのは耳栓でまだ耐えられるのですが、何か集中して作業をしている時にこのドスドス音(足音)が延々と聞こえてくると、頭がおかしくなりそうになる時がある。

本当に勘弁してほしいのですが、どうやら外泊が多いのか、毎日帰ってくるわけではないところが唯一の救い。

音漏れ問題で感じたこと

横からの音漏れは仕方がない部分もあるのでまだいいのですが、上の住民の洗濯機などは大家さんに苦情を入れても許されるレベルでしょう。

しかし、私は思ったのです。

この程度のマンションにしか住めない自分が悪いのだと……

家賃も、確かに相場に比べれば安いのですが、正直言って決して安い金額ではない。ただ、夜の時間帯の仕事を辞めた後も、日々葛藤を抱えるも結局はこんなもんでいいかと、変に納得し、胡坐をかいて生活してきた結果がこれなのだと思ったのです。

現在の生活から抜け出したいのであれば、自分が変わるしかない。常に葛藤を抱えて、悩みながら、納得はせずに前に進み続けるしかないのです。

だからこそ私は苦情は入れない。

回せ、回せばいい。深夜に洗濯機を。そのフラストレーションを私は喰い、このスカスカ物件から脱出するための原動力を。夜更けに無情にも作られる渦の中に、活力の源泉を見出してやろう。

脱出の日は近いか……

今回のまとめ

・RC造は鉄筋+コンクリートで造られる
・RC造の音漏れは左右の壁の素材、上のコンクリートの厚さが影響する
・ハッキリ言ってあとは運。入居する住民の運

私が住んでいるマンションの場合、基本的には変な人はいないため(上の住民はちょっとアレですが)、そこまで悪いというわけでもないのですが、やはり音漏れは気になるところです。

ただ、これは高級賃貸の物件でも(仕事で)見ているのでそうだと思うのですが、音漏れ問題は最終的には入居する住民の運による部分も大きいと思います。深夜までどんちゃん騒ぎなんかをされれば、高級物件でも音漏れはしてしまうのです。

よって、マンション探しは運試しの部分も大きい。

しかし、ある程度音漏れがするしないは家賃相場との差、そして内見時に見極めることもできると思うので、これからマンションを探すという方は、内見の際に上と横の壁を叩いてみたりして、音の反響の具合をチェックしておくことをお勧めする。

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