騒音対策用スピーカーは効果ある?上の階の足音をマンションの管理会社に相談してみた

マンションの上の階のうるさい足音(騒音)を管理会社に相談した

「鉄筋コンクリートのマンションであれば音漏れはだいじょうぶ」

そう思ってRC造のマンションに入居を決めた私は、のちに地獄を味わうこととなります。

上の階の足音(騒音)がうるさすぎて、頭がおかしくなりそうになっていたのです。

この記事の内容
  • マンションの騒音トラブル(足音)を管理会社に相談してみた!
  • 騒音を管理会社に相談した結果、上階の足音はどうなったか?
  • 「天井ドン」などの反撃にはどれほどの効果が望めるか?

深夜の2時前後からはじまる強烈な足音。耳栓をして寝ていても目が覚めるほどの爆撃級の振動。

賃貸マンションで当時起きていた上の階の足音は、うるさいなんて言葉で片づけられるレベルではありませんでした。

そこで、これはもう限界と感じた私は、苦情というか相談をするため、管理会社に連絡することにしたのです。

この記事では、マンションの足音に対する管理会社の対応(当時)や、それで上の階の住民はどう変わったのかなどをお話しします。

途中、上階の騒音対策用スピーカーを使う(または相手に仕返しする)効果についても言及しますので、どうぞご参考にしてください。

目次

上の階の足音がうるさいなんてものじゃなかった

一般的には、防音性が高いとされる鉄筋コンクリート(RC)造のマンション。

ところが、ふたを開けてみれば、壁はスカスカでした。

となりの部屋から聞こえてくるのは、テレビの音や話し声なんてものはあたりまえ。くしゃみやトイレを流す音まで聞こえる始末です。

そして、問題となったのが、上階の住民の足音(+α)でした。

  • ドンドン、ドスドスと、日中・夜中を問わず、毎日くりかえし聞こえてくる強烈な足音
  • 天井から壁を伝わって直接ひびいてくるような激しい振動
  • なんの音かよくわからない、ドーン!というすさまじい落下音のような音
  • 洗濯機を回す音や脱水中の振動(これはまだ耐えられた)

新型コロナ流行による在宅時間の増加もあって、これらの騒音が、真下に住んでいた私に直撃。

しかも、上階の住民がふだん帰宅する時間は、あたりが寝静まった深夜帯というおまけつきです。

そう、これから寝ようとする時間(もしくはすでに寝ている)という最悪のタイミングで、この騒音は発生するのです!

  • 足音で眠れない
  • 眠れそうになっても「ハッ」と目が覚める
  • 寝ていても叩き起こされる

こんなのが約2年間も断続的につづけば、だれだって頭もおかしくなるというものでしょう。

新型コロナはいうまでもありませんが、「これも相当な被害だな」と思わざるをえませんでした。

騒音被害でノイローゼ気味になってきた

はじめのうちは、「上の階の部屋で道路工事でもしているのか?」とさえ思える音+振動に、私は耐えていました。

夜なかに洗濯機を回す。ほかの住民の迷惑も考えずに足音を打ち鳴らす。

そんな、わけのわからないヤツがいる家から引っ越せない、自分の経済状況を恨め……と。

ミナト

そうだ、この怒りを原動力に変えるんだ……

ストレスをやる気に変換し、もっとかせいで、騒音マンションからの脱出をはかる。

このとき、騒音の対策方法をなにも知らなかった私には、そのように思い込むことしかできませんでした。

ただ、ものごとには「限度」ってものがあるわけです。

玄関ドア

ガチャ

時計

ピッ「26:15」

上階住民

ドーン!!!!(くそでか足音)

毎日のようにくりかえされるこのルーティンは、完全に人が耐えられる限度(受忍限度といいます)を超えていました。

そのため、私の「怒りを利用する」計画は瞬時に破綻。

イライラしすぎてなにも手につかず、やる気がどうとか、もはやそんな話ではなくなってしまっていたのです。

たまる一方のストレスによって、精神状態もみるみる悪化し、私は「ノイローゼ」のような状態にもなっていきます。

それでも、上階の「悪魔」は攻撃の手をゆるめません。

そしてこの騒音トラブルは、精神状態だけでなく、からだの健康にまで影響をおよぼす事態へと発展していったのです。

頭が痛くてバファリンを飲みまくった

ストレスがたまるような音を聞きつづけていると、耳が痛くなることってありませんか?

私はときどきあるのですが、それは今回も例にもれずで、騒音により、しだいに耳が痛くなるときがでてきました。

加えて、とつぜん耳が詰まったような感じ(気圧の変化で聞こえにくくなるのに近い)が長時間にわたってつづき、治らなくなるという異常事態までもが発生。

耳鼻科医

こわいのが「突発性の難聴」ですが、今回は大丈夫そうですね……

病院での検査の結果、これは大事にいたることはありませんでしたが、その後は騒音で頭まで痛くなるように。

以降は、ふだんの生活で使うことはなかった「バファリン」を飲みまくるようにもなりました。

そして、思ったのです。

「なにもしていない住民が、なぜ、ここまでの被害に遭わなければならないのか?」と。

マンション上階の足音への対策とその効果

地獄のような物件から脱出できない自分がわるい? いえ、集合住宅である以上、ほかの住民のことを考えないヤツのほうに問題があるのです。

もはやこのマンションに、家賃相応の価値はない……。

この物件からはもう出ていこうかと、ここではじめて私は考えだします。

とはいえ、おかしな話なのです。

  • そもそもなにも悪いことをしていない被害者が、なぜ出ていかなければならないのか?
  • なぜ上階の住民はのうのうと暮らしていて、こちらだけ被害を受けつづけているのか? 

引っ越しには安くはないお金がかかります。

それを加害者である上の階の住民が負担してくれるでしょうか? そんな話はないでしょう。

そうなると、どうすればいいのか?

やられたらやり返す。そう、私は「反撃」に打って出ることにしたのです。

上階騒音対策用スピーカーを使う(仕返しする)のはどうか

上階への反撃として最初に思いついたのは、騒音対策用に天井付近にスピーカーを設置し、そこから音を流して相殺または仕返しするというものでした。

じつは、これはのちに入手することになる、音の専門家によって書かれた『』にも対策として書かれています。

専門用語では「マスキング」というそうで、聞こえてくるうるさい音に近い周波数を流し、音に音をかぶせることでかき消すという方法です。

高い音の場合は高音のBGM、低い音の場合は低音のBGMを流せば、「音の特定」がむずかしくなるので気になりにくくなるそう。ただ、これは反撃でなく、あくまで対策の方法です。

マスキングに使える騒音対策用のスピーカーや、反撃(仕返し)にも使えるワイヤレスのスピーカーは、通販を利用すれば比較的容易に入手できます。

ただし、前者のマスキング用スピーカーを使っても、足音の「振動」まではふせげないものと思われます。

また、後者の反撃用スピーカーを使う場合、そのまえに、上の住民は自分の足音に気づいていない可能性もいちど考えなければなりません。

そうなってくると、わざわざお金を出してスピーカーを買うのもどうかと思えてきますよね。

そこで、ここでの私は、我慢の限界がきたときに、天井を叩いて反撃……というよりも、「音漏れに気づかせる」ことにしたのです。

追記:対策スピーカーの効果はおそらくあまり見込めない

本筋からすこしそれますが、さきにお話ししておきます。

最終的に約2年つづいたこの問題が解決する直前、大家さんの許可を得て、私は毎日のように天井をぶっ叩きました。

ところが相手にも「耐性」ができてくるようで、最後の反撃は結局、まったくの無意味におわりました。

つまり、スピーカーでマスキングをしても「振動」はふせげず、爆音を鳴らして反撃しても、相手によってはスルーされてしまうこともあるわけです。

そういったことからも、スピーカーでの騒音対策は、あまり効果は見込めないと私は思います。

ただ、「どうしてもためしてみたい」ということなら、小型で重低音もしっかりとでる「AnkerのSoundcore2」はおすすめできます。

スマホとBluetoothで(ワイヤレスで)接続できるので、天井付近に設置台をつくれば、すぐにでも音を流すことができますよ。

足ドンには天井ドンで対抗せよ

話をもどしましょう。私は上階の住民に、まずは「足音が漏れている」のを気づかせることにしました。

例によってドンドン、ドンドンと鳴りひびく足音で、就寝中に目が覚める。

作戦実行の時です。

睡眠妨害に本気でいらだってきたこともあり、私は枕元にあった耳栓のケースを引っつかみ、思いきり天井に向かって投げつけました。

すると!

イブスター店長

ダン!(うるせーぞ!!)

部屋の中で突然大きな音がしたことで、うさぎのイブスター店長までもが激怒(うさぎは怒ると足で床を叩く)。

ただ、その瞬間、上の住民の動きがフリーズしたのは、音からも伝わってきました。

自分の足音を認識したのか、それとも、抵抗する力を持たないと思っていた下の住民が、反撃してきたことにおどろいたのか。

それはさだかではないものの、これも結局はそのときだけで、その後も足音が改善されることはありませんでした。

ミナト

もうだめだな、これは……

作戦の失敗により、ついに私は、管理会社に連絡することにしたのです。

管理会社に上階の足音(騒音)を相談した結果

ミナト

以前から上階の足音で困っていて、最近とくにひどいのですが、なんとかなりませんか?

管理会社

じつはここ最近、そういったトラブルはすごい多いんですよね……

いま思えば最初からそうしておくべきでしたが、私は管理会社に電話で連絡。

管理会社の話によると、新型コロナがらみで全体的に在宅の時間が増え、それにともなって騒音トラブルも急増しているとのことでした。

対応としては、以下の手順でおこなっていくそう。

管理会社の対応
  1. まずは大家さんに連絡
  2. 全部屋に手紙を投函して注意喚起
  3. 問題の住民に直接電話で注意

相手の出方など、状況を見ながら対処していくとのことでした。

ただ、このときは「②手紙で注意喚起」は飛ばして「③直接電話」をしてくれたそうです(のちに「①大家さんに連絡」もすっ飛ばしていたことが判明するのですが……)。

管理会社

足音の件、それと洗濯機のこともお話ししたんですけど、どうですか?

ミナト

いや、とくに変わりはないですね……

プライバシーの観点から、だれが文句をいっているかは伏せたうえで、直接上階の住民に注意してくれたそうです。

しかしながら、足音はまったく変わらずで、ひとまず数日間は、ようすをみてみることになりました。

たしかに多少は足音が静かになった(この時は)

その後ようすをみていると、翌日あたりから上階の足音は静かになりはじめ、たしかに“これまでとくらべると”静かにはなっていました。

朝や日中の時間帯ではこれまでどおりうるさいなど、完全に問題が解決したかというと、まったくそういうわけでもありません。

ただ、無音というのは、集合住宅からしてむずかしい話です。

よって「身支度などでいそがしいときくらいであれば、多少はしかたないのかもしれない」とも考えられました。

管理会社

どうですか?

ミナト

気にしてくれてはいるみたいです……。ちなみに、これでもだめだった場合というのは?

管理会社

もういちどこちらから、なにかしらの手段で連絡することになりますね

相手も気をつかってはいるようであり、静かにしようとする意思が感じられる状態で追撃(朝も静かにしてくれ)、というのもいかがなものか。

それに、音漏れに関していえば横からもあるわけで、これはいいだしたらきりがありません。

ならば、ここが妥協点ということになるのでしょうか?

判断はむずかしいところでしたが、ひとまず私はそう思うことにし、その後はなにも起こらないことを祈ったのです。

結局これだけでは解決せず、このあとも、足音問題は再発していくのですが……。

今回のまとめ

  • 騒音トラブルはまず管理会社に連絡したほうがいい
  • 対策スピーカーの効果はあまり期待できないと思われる
  • 直接乗り込むなどの反撃は危険がともなうので注意が必要

今回の騒音問題は、たしかに管理会社の仲介で、一時的には減少しました。

しかし結局、数か月後には復活しはじめ、「管理会社に相談する」方法では、最後まで解決にいたることはありませんでした(最終的に5~6回は連絡した気がします)。

相手が気づいていない可能性もないわけではないので、相談しないよりかはマシだとは思います。

ただ、これものちに判明することで、管理会社は「やる」といって「やっていない」こともあったりと、あまりあてにはできません。

ためすだけためしてダメそうなら、べつの手段(これは末尾の関連記事からどうぞ)をとっていくのがいいでしょう。

なお、私も何度も考えましたが、

  • 文句をいいに相手宅に直接乗り込む
  • 苦情を書いた手紙を直接ポストに出す
  • なにか嫌がらせ(それこそ天井スピーカーなど)で仕返しをする

こういった反撃は、よけいに問題がこじれる可能性も高いので、ひとまずはやめておいたほうがいいと思います。

騒音トラブルで事件も起こる世の中です。

相手がもし危険な人物であれば、被害者のこちらが返り討ちにあってしまう、ということもあると思うので注意しましょう。

そういえばいちど、天井ドンにぶちぎれた上階住民が、わざとらしく足音を立てたこともありました……。

ちなみに私は、最終的に「引っ越す」という手段をとって問題を解決させました。

残念ながら相手がまともな人間ではない場合、騒音トラブルは、「相手を追い出すか自分が出ていくか」のどちらかしかないと感じたからです。

2年ほどやって結局私は引っ越したので、時間と労力を無駄に使いたくないのなら、引っ越してしまう方法もおすすめできますよ。

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