「mixi」を退会したいけれど登録情報を忘れてログインできない、の解決策

長いあいだ眠りについていた「mixi」のアカウントをこの手で葬り去るため、眠りから覚まさせることにしました。

かつては爆発的な人気を見せた、SNSの走りである「mixi(ミクシィ)」。現在はFacebookやTwitter、Instagramなどの台頭によって、見る影もなく衰退してしまいましたが、以前はこれを使っていたという方も多いのではないでしょうか?

かくいう私も「mixi」に登録していた時期があり、よくわからない日記を書いていたことがあったような気もします。が、とうの昔に完全な放置状態となり、それが長年にわたって続いていた私は思ったのです。休眠しているアカウントには個人情報が載っているはずなので、そのまま放置しておくのは危険なのではないかと。

そこで私は、「mixi」を退会するため、ひさびさにログインをこころみることにしたのですが、登録したメールアドレスもパスワードも忘れてわからなくなってしまい、まるでログインすることができないという事態が発生。

しかし、あきらめずにトライし続けていると、なんとかこの「ログインできない問題」を突破することができ、退会手続きまでこぎつけることができたので、今回は「登録情報(メアド・パス)がわからなくてログインできないけれど、mixiは退会はしたい」という場合の解決策をお話ししたいと思います。

SNSの走りだった「mixi」もいまや夢の跡

そもそもの話、皆さんは「mixi(ミクシィ)」という、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)をご存じでしょうか?

いまでこそ競合他社に追い抜かれてしまい利用者は激減、もののみごとに衰退してしまったサービスですが、2000年初頭の当時は、SNSの走り(一般的なSNSとしてはたしか国内初)として一世を風靡したほどの、爆発的な人気を誇るSNSでした。

「18歳未満は利用不可(これはのちに緩和)、既存会員からの招待でなければ入会できない招待制」というクローズ感がうけたのか、会員数は1000万、1500万と伸びていき、最大で2000万人以上のユーザーがこのサービスを利用。まさに「mixi」は、飛ぶ鳥を落とす勢いのSNSだったのです。

しかし、それもいまや昔の話で、こういったものには特有の「SNS疲れ」を起こすユーザーの頻出、後発のSNSに流れていくユーザーの増加などによって、「mixi」はその勢いをしだいに失っていきました。

「つわものどもが夢の跡」といったところでしょうか。現在はコアなユーザーやファンに支えられているとも聞きますが、あのころの勢いはすでに「mixi」にはなく、どこかはかなさを感じさせる、けれどそこには、退廃的な美しさのようなものをも感じさせる、無常のSNSとなっているのです。

さて、そんな私も「mixi」を利用していた時期があったのですが、どうも私はこのSNSというもの自体が肌に合わず、すぐに利用しなくなってしまい、おそらく10年は放置している状態が続いていました。

ところが、最近になって突然これの存在を思い出し、長いあいだ利用してきたような記憶はないとはいえ、もう二度と使用することはないのであれば、アカウントを消去したほうがいいのではないかと思ったのです。

個人情報が残ったままというのも心配ですし、そしてなによりも、もし「黒歴史」のようなものがそこに書かれていて、それがなにかの機会に掘り起こされでもすれば、今度は私が墓に入らなければならなくなってしまう(気分的に)と感じられたから。

そんなわけで、私はものすごくひさびさに「mixi」にログインし、アカウントの退会手続きをしようと思ったのです。

「mixi」にログインできない問題を解決したい

mixiのログイン画面

「mixi」を退会するには、マイページにログインしなければならないので、まずはログインページからログインをこころみることにしました。

現在は外部サービスのアカウント(Twitter)と連携していれば、それでもログインすることができるようになっていますが、私はメールアドレスで「mixi」に登録したので、これじゃないかと思われるメールアドレスとパスワードをいくつか入力。

しかし、こんなところでログインできていれば、わざわざこんな記事まで書くことはなかったでしょう。ここでは、まったくログインの壁を突破できる気配は感じられませんでした。

mixiのログインでお困りの方はこちら

そこで、パスワード入力欄の下にある「ログインでお困りの方はこちら」という項目をクリックしてみると、

mixiのアドレスを全く思い出せない

遷移先のページには、メールアドレスがわからない場合や、アドレスはわかるけれどパスワードはわからない場合、などの対策が書かれていました。

私は、この手のサービスのアカウントをつくるときは、以前はいくつかあるパターンのなかから組み合わせることが多かったのですが、それらをすべて試してみてもダメという、もはやなにもわからない状態となっていたので、ここでは「アドレスをまったく思い出せない」をクリック。

mixiのログインメールアドレス照会

すると、その先のページでは、「ログインメールアドレスの照会」という機能を使えることがわかりました。

アカウントの名前と生年月日を入力することで、メールアドレスの一部を教えてもらえることができ、ひとまず登録されたアドレスさえわかれば、ログインまで大きく前進することができるというわけです。

しかしこの機能、使用するには以下の条件があることが判明。

  • 「ニックネーム」「誕生日」「生まれた年」の3つを正確に把握している
  • 「誕生日」と「生まれた年」の設定が、両方とも「全体に公開」になっている
  • 「プロフィール検索」の設定が「公開」になっている

登録した「名前」ではなく「ニックネーム」……アドレスもパスワードもわからない人間が、そんなものを覚えているわけがないでしょう。

それに、公開の設定なんてものも、この状態では知るすべもないですし、当然ながらどう設定していたかも覚えていません。

ためしにいくつか入力してみるも、やはりこれもダメでした。

メアド・パスを忘れたら全力で思い出せ

思いあたるメールアドレスとパスワードの組み合わせを試すもダメ、メールアドレスの一部照会機能もダメ。

そうなってくると、ログインの壁を突破するのはかなりあやしくなってきますが、ヘルプをながめていると、「ログインメールアドレスとパスワード両方を忘れました」という項目があることを発見!

これこそ私が探していたものだったので、ここに答えがあるのではないかと思い、期待を込めてそのページを開くと……

公開設定などの条件を満たしておらずヒントを得られない方、あるいは、ヒントを得られてもログインメールアドレスを特定できなかった方は、mixi に登録していそうなメールアドレスの候補を全力で思い出し、その中から登録メールアドレスの特定を行っていきましょう。ログインメールアドレスとパスワード両方を忘れました

これを見たとき、私は思わず笑ってしまいました。「全力で思い出せ」って、あまりにもいいかげんすぎるでしょうが「mixi」さんよ……

しかし、よくよく考えてみると、たしかに「mixi」さんのいうとおり、私はまだ全力を出していないように思われ、それに、もしかすると、以前から使用しているフリーメール内に痕跡があるかもしれないとも思ったので、「mixi」という文字列でメールボックス内に検索をかけてみると、なんと奇跡的に1通のメールがヒット!

それは、当時私が使用していたメールアドレス3つと、「mixi」のマイページのURLを、ちょっとしたやりとりで人に送ったものでした。

「mixi」のいいかげんな助言によって、ログインメールアドレスは3つに絞り込まれたといってもいいでしょう。あとは思いあたるパスワードを入力して、ログインを完了させるだけです。

なんとかストライクとかいってる場合じゃない

mixiのログインエラー

ログインメールアドレスはほぼ特定されたと思われたので、3つのアドレス+思いあたるパスワードの組み合わせを試していくも、なかなかこの最初の壁を突破することができません。

そして、ここまでやってもログインできない私は思ったのです。もしかすると、すでに私のアカウントは、この世に存在していないのではないかと……

ユーザーは、本サービスの利用にあたり、次に掲げる行為を行ってはならないものとします。禁止事項に違反した場合には、強制退会、利用停止、日記等の情報の全部もしくは一部の削除、又は公開範囲の変更等の不利益な措置を採ることがあります。〔……

(23) マイミクシィが0人の状態で本サービスを継続して利用する行為。利用規約 第14条 禁止事項

長年放置しているあいだに友人も皆退会するなどしてマイミクが0人となってしまい、知らぬまに強制退会(アカウント削除)となってしまっているのでは……

とはいえ、そんな希望的観測でこの問題を片づけることはできませんし、ここまで来た以上は、なんとしてでもログインするというミッションをクリアしなければ気がすみません。

さらにヘルプをながめていれば、新たな手がかりが見つかるはず。ところが、そう思いながらログインに関するヘルプを見ていた私は、そこで、驚愕の事実を知ることとなったのです!

……〕ただし、連続して10回ログインに失敗すると、24時間のログイン制限が発生することがあります。 制限が発生している間は、正しい「ログインメールアドレス」と正しい「パスワード」を入力しても「メールアドレスもしくはパスワードが異なります。」というエラーが表示されログインできません。「メールアドレスもしくはパスワードが異なります。」と表示されログインできない

ログインページには、とんでもない罠が仕掛けられていました。

たしかに、セキュリティ面でいえばいいのかもしれませんが、私のようにログインできなくて困っている人間からすれば、これは罠以外のなにものでもありません。

なんとかストライクとかいってないで、「mixi」は、まずはこのエラーの文面を変更したほうがいい。

私は、もしかすると正しいメールアドレスとパスワードを入力できていたとしても、このログインロックによって、途中からは弾かれ続けていたのです。

結局パスワードの再設定でいけた

mixiのパスワード再設定

ここまで来るともはや打つ手なしのようにも思われましたが、まだ1つだけ試していないことがありました。「パスワードの再設定」です。

これは、「mixi」に登録したメールアドレスが現在も使用できなければ使うことができない機能で、間違ったメールアドレスを入力してしまうと、個人情報を消去するためにやっているのに、新たな個人情報をばらまいてしまうような気がして最後まで使っていなかったのですが、先ほどの24時間のログインロックを解除する方法は、このパスワード再設定しかなかったので、最後に私はこれを利用することに。

絞り込んだ3件のメールアドレスのうち、使用できるのは1つだけだったので、そのメールアドレスを入力して送信。

mixiのパスワード再設定用メール

すると、その入力したアドレスがアカウント登録時のメールアドレスで、「mixi」からのメールを受信することに成功!

そのメールからパスワードの再設定をおこない(ここでパスワードの条件は半角英数字6桁以上の組み合わせで、数字だけは不可ということが判明)、そして……

mixiのマイページ

おそらく10年以上ぶりにマイページにログインすることができました。

めちゃくちゃなつかしいですね。あとは、「mixiを退会する」から、退会手続きを進めていけばいいだけでしたが、その前に、当時の私が書いていた日記だけでも確認しておこうと思い、私はおそるおそる「日記」を見てみることに。

……が、日記の総数はまさかの両手で数えられるくらいしかなく、しかも、自分でいうのもなんですが、これが意外とおもしろい。

チラシの裏にでも書いておけばいいようなものでしたが、その内容は、現在私がブログでやっているような、検索順位やSEOなんてものはいっさい関係ない、そのときにあったおもしろかったことのような話で、そこには、なににとらわれることもない自由を感じることができました。

また、個人情報といっても、たいした情報が載っていたわけでもなく、逆に今度は、これだったら残しておいてもいいかなと思えてきたので、結局私は退会はひとまずしないことにし、これをふたたび長い眠りにつかせることにしたのです。

退会しようと思えばいつでも退会できますし、今後なにかの役に立つ可能性もあるので、今回はこれでよしとしましょう。とりあえず「mixi」のログインできない問題は解決したのですから。

今回のまとめ

・「mixi」のパスワードは半角英数字(記号も可)の6桁以上の組み合わせ
・10回ログインに失敗するとロックがかかり、エラーの文面からは判別できない
・まずは使えるアドレスでパスワードの再設定を試してみるといいかも

私の場合、登録したアドレスが現在も使えるものだったのでなんとかなりましたが、これが使えないもので登録されているとなると、パスワードの再設定機能が使えなくなってしまうので、かなりきびしいことになるかもしれません。

ただ、現在そのアドレスが使えなくても、入力するアドレスが正しければログインはできるようになっているようなので、その場合は「mixi」のいうように、なんとかして登録アドレスを探し出し、10回間違えるまでに正しいパスワードを入力するしか方法はないようにも思われます。

場合によっては長期戦(翌日以降に持ち越し)になるかもしれませんが、私と同じように、休眠していたアカウントを退会、もしくは確認しておきたいという方は、一度試してみてもいいかもしれません。みごとログインできれば、意外な発見があるかもしれませんよ。

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