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マンション隣人の騒音や足音のデシベルを「騒音計」で記録する方法を解説

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マンションの上階の足音は騒音計で記録しよう

私は以前、入居していたマンション上階の住民から、足音による精神的被害を受けていました。

そこで導入した、騒音トラブル対策としてオススメな「騒音計で足音を測る」方法を、この記事では紹介します。

この記事でわかること
  • 騒音トラブルで騒音計を使うメリット
  • 騒音計で測ってみた生活音の実測値&住民の足音のデシベルはどうだったか

住民の騒音トラブルは、じつはある問題をかかえています。

第三者

でもそれってあなたの感想ですよね?

第三者

なんかそういうデータあるんですか?

そう、被害はあくまで個人の「体感」でしかなく、そのやばさは、なかなか人には理解してもらえないのです。

そこで、客観的にみても「これはうるさい」と判断してもらうため、騒音計を使います。

音の大きさを「デシベル」で数値化することで、主観だけの話ではないことを証明するわけです。

本文では、騒音計の使い方や生活音のデシベル(実測値)をまとめてあります。

ぜひ参考にしていただき、住民トラブル解決にむけた、ひとつの手段にしてほしく思っています。

著者プロフィール
ミナト

ミナト

元バーテンダー。現在は兼業ブロガーとして活動中。夢は海外放浪の旅にでること、自分のお店をつくること。ブログを通してひとりでも多くの方のお役に立ちたいと思っています。当ブログのコンセプトは「24時間営業の人生の休憩所」。>> プロフィール詳細はこちら

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目次

騒音は客観的に判断できる「証拠」を残せ

当時、私は単身者向けの賃貸マンションに住んでいたのですが……、上階の足音がまあエグかった。

管理会社に何度も相談するなど、足音の被害がどれだけのものかを訴えつづけていました。

ミナト

でも、全然解決する気配がなかったんですよね

そんなとき、音の専門家によって書かれた『』という書籍を読みました。

そのなかに書かれていたのが、騒音被害にあったときの対策としての、「騒音計を使った証拠の確保」だったのです。

「騒音計」を入手してエビデンス(証拠)を残せ。

隣人が出す音がうるさいというのは、あくまでも主観的なもの。

しかし客観的に判断できる数字をのこしておけば、苦情をいうときに役立つ(話が伝わりやすくなる)ことがあるのです。

たとえば、騒音計を活用すると、つぎのような点で役に立ちます。

  • 管理会社も被害を把握しやすい
  • 個人の「体感」ではなく「騒音」だと証明できる
  • 訴訟になった場合に証拠として使える

騒音計は、ネットでも購入することができます。

が、市区町村の役所で貸し出されていることもあり、あれば1~2週間くらいは無料でレンタルできます。

ミナト

私が住んでいるエリアは、騒音計の貸し出しはやっていました

そんなわけで、私は役所に行き、これを借りてくることにしたのです。

(※ちなみに私が感じていた上階の足音は、耳栓をして寝ていても目が覚めるレベルでした。夜中の2時に始まるとか、ストレスはヤバかったです)

騒音の判定基準(db:デシベル)と生活音の実測値

役所で騒音計のレンタルをおこなっているかは、HPや電話で確認できます。

私はHPで確認したあとに電話で問い合わせ、空いているものを確保しておいてもらいました。

そして入手した、悪を滅する武器がこちら!

役所でレンタルした騒音計

こちらは音響機器を専門に開発・販売している「リオン」という会社の騒音計。

リオンの騒音計「NA-20」

レンタルしてきたものは古いタイプでしたが、1台で20万円近くもするかなりの高級品。

騒音のデシベル基準

箱の中には役所が作成した「騒音の基準一覧表」も入っていました。

階層などで基準はわけられていますが、

  • 一般的な住宅は「45~50db(デシベル)」を超える音が聞こえてくると騒音

だと判定できるようです。

そして「60db」超えは、もはや無視できないレベルとなっていました。

ちなみにデシベルとは、音の大きさを表す単位です。デシベルの数値が高ければ高いほど、その音もうるさいということになります。

まずは身のまわりの生活音を計測してみた

ミナト

さすがの私も、もう容赦せんぞ……

さっそくといきたいところでしたが、上階の住民の足音は「朝と夜中」に過激化する傾向がありました。

それまでには時間があり、使い方もまだだったので、まずはためしに身のまわりの生活音を計測してみることにしました。

騒音計には、いくつかの「特性」とよばれる計測のタイプがあり、以下のように分類されています。

騒音計の特性
A特性

人間が聞こえる音の大きさにもっとも近くなるように補正がかけられたもの。

C特性

比較的平坦な周波数を測定するもので、もともとは大きい音の感じ方として作られたものだそう。

Z特性(F特性)

補正はかけずに平坦な周波数を測定するもので、以前はFLAT特性ともよばれていた。

役所の人からも「A特性」がわかりやすいといわれました。

そこで身のまわりの生活音は、このA特性で計測してみることに。

生活音のデシベルは一覧にまとめておきました。これを見ながら、ヤツが帰ってくるのを待つとしましょうか。

生活音デシベル(db)
TVの音(音量12~15)50~60db
洗濯機(洗濯中/脱水)55~58db/63~69db
換気扇(真下)65db
ベランダ窓の開け閉め65~75db
玄関ドアの閉まる音75db前後
カーテンのシャッ!音76db
掃除機(30cm~1m/至近距離)77db/84db
電気シェーバー(至近距離)78db
トイレ(洗浄/ふた閉め・真上から)78db/83db
ドライヤー(30cm/至近距離)79db/90db

音量の最大値を計測するため、玄関ドアやトイレのふたなどは、最大までひらいたところから自然に閉まる音を計測しました。

近距離で測定しました。

そのため、じっさいの私の生活音よりも大きい数値がでているものも多いのですが、このデータで重要なことに気がつきます。

判定基準の「45~60db」を超える音でも、それが自分が出した音だと、それほど気にはならないことも多い、ということです。

イブスター店長

自分は気にならない……

もしかすると、これ(自分の出す音はうるさいと感じにくい)こそが、騒音トラブルのもっともな原因なのかもしれません。

おっと、そんなことをしているうちに、ヤツが帰ってきたようです……。

悪滅!上階の足音を騒音計で計測してみた!

ミナト

帰ってきたな、悪魔め……

夜中の2時、上階の住民が帰ってきました(それすらも玄関ドアを閉める音でわかる)。

しかしここで、とんでもない問題が発生します。

ちょうど数日まえ、管理会社に被害を相談していたこともあり、上階の住民はふだんよりも静かになってしまっていたのです!

イブスター店長

相変わらず間のわるいヤローだな、ミナト……

前々日、前日と 「天井を突き破ってそのまま落ちてくるのではないか」と思われるほどの足音を立てていた上階民。

それでもいちおう「60db」までは確認できましたが、悪魔のフルパワーでは、「70db」は余裕で出ていたと私は思っています。

ちなみに、隣の部屋から漏れてくるTVの音でも困っていて、これは「50db」まで確認できました。

わりと重たい騒音計を、天井に向けながら足音が鳴るのを待機するのはけっこう大変で、なんだか「釣り」をしているような気分でした。

ダメだと思って電源をオフにした直後に足音がしたりと……。

たぶんこれ(測るのをやめるとうるさくなる)は、騒音計のあるあるな気がします(汗)

とはいえ、「60db」はあきらかに騒音だといえます。

あとになって、この数値も「証拠」として管理会社に報告できたので、騒音計は借りておいてよかったと感じました。

なお、べつの部屋の音や振動は「A特性」ではうまく計測できず、「C特性」のほうでできました。

騒音計を購入する場合は、複数の特性に対応しているものがおすすめです。

記録機能付きだとより証拠としてのこしやすくなるので、そういった機能もあるといいと思いますよ。

おすすめの騒音計はこちら

今回のまとめ

  • 騒音はあくまで主観なので数値として出す必要がある
  • 騒音計は無料でレンタルもできるので、まずは役所に聞いてみよう
  • 購入する場合は複数の特性に対応しているものがおすすめ

がまんしていた期間もふくめ、1~2年ほど私はこの騒音トラブルに悩まされてきました。

しかしこれが、客観的にみて「騒音」だと証明されたことの意義は、やはり大きかったと思います。

管理会社や大家さんにも報告できたので、やるだけやったかいはありました。

ミナト

ただ、それでも私は最終的に、「引っ越す」という選択をとりました

そのときは、やるだけやっても住民の足音問題は解決されなかったからです。

騒音トラブルは、相手がわるいと、結局は「逃げるが勝ち」になってしまうこともあると感じます。

しかしそうはいっても、証拠を集めるなどの対策は、あとで生きてくることもあります。

まだデータがそろっていないのなら、ぜひ騒音計で計測し、管理会社や大家さんにも相談してみてください。

イブスター店長

ポイントは、賃貸なら「大家さんにも相談する」ことだ

大家さんにも相談して、それでもダメだったら、引っ越しを考えたほうがいい気がします。

相手を追い出すためにあれこれするよりも、自分から出ていったほうが、ムダに精神的ダメージを蓄積せずにすむからです。

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