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【MRI体験記】あれはまるでSFロボットアニメの世界だった(ブログ体験談)

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【MRI体験記】あれはSFロボットアニメの世界だった(ブログ体験談)

先日MRI検査を受ける機会がありました。

そしてこれが……まあすごかった。

興奮冷めやらぬということで、本記事ではつぎのことをお話しします。

この記事の内容
  • MRIを受けることになったきっかけ
  • MRI検査の体験談(準備から結果までの一部始終)
  • なにがどうSFアニメの世界だったのか

さきにいっておくと、どうでもいい話もふくまれていますが、

ミナト

MRI検査が怖いと思っているなら、全然怖くないですよ!

ということを、この「MRI体験記」からお伝えできればと思います。

検査に必要な情報は盛り込んであるので、この記事を読んでもらえれば、MRI検査はわりとバッチリだと思います。

では、よろしければ最後までおつきあいください!

目次

MRI検査を受けることになったきっかけ

まずは私がMRI検査を受けることになった「きっかけ」からお話ししましょう。

これは、椅子に座っていると頭がフワフワするようなめまい+左半身のしびれを感じるようになったからです。

ミナト

これは突然きました

愛用していたオフィスチェアに座ると、ある日をさかいに、座面が微妙に下がるように。

以降は、椅子に座るとなぜか毎回、その現象(めまい+しびれ)が起こるようになってしまったのです。

これにより、とくにめまいで頭がまったくまわらず、当ブログの運営は不能状態となっていました。

午前中のあいだに進んだ作業は3~4行だけ、とかそういうレベルでした。

これは、まちがいなく当ブログ存続の危機、ひいては、わりとまじめに生命の危機です。

そんなわけで私は、痔になったときにお世話になった、(めまいもあつかっている)病院へむかったのです。

医者

う~ん、なにか思いあたることありますか?

ミナト

じつは、以前から気になっていたことがありまして……

それは、「若かりしころ」に起きた事件のことでした。

頭を強く打った転倒事故

私はまだ若かったころに、自転車で帰宅中に大雨に見舞われ、思いきり転んで頭を打つ「転倒事故」を起こしたことがあります。

……交番の真横で。

交番の人

大丈夫ですか……?

交番の人

てか、血でてますけど、救急車呼びます……!?

額から流れ出る血は、雨に流されてもべっとりと手につくほどの量です。

吹っ飛んでいった自転車は、交番横の「ガードレール上」という、わけのわからない場所に引っかかっているほどの大惨事でした。

自転車の転倒ごときで救急車に乗るのも……。

しかし私は、そのように思ってそのまま帰宅。

結局病院にも行かず、いままで生きてきてしまったのです。

ミナト

あのときは、1週間以上「脳しんとう」みたいな感じで……

医者

いや、それは1回検査しておいたほうがいいですよ

医師いわく、こういった外傷が原因で「脳に水がたまったりする」こともあるとのこと。

あとは個人的に、その事故のせいで「脳に血栓ができていないか」は、以前から気になっていました。

そんなわけで、大事を取るためにも、私はMRI検査で脳をしらべてもらうことになったのです。

MRI検査の体験談(準備・当日の流れ・費用など)

検査当日、私は紹介状(自己負担750円)を持って、MRI検査をしてくれる病院へ。

予約はさきほどの医師が取ってくれていたので、私がするのは病院で検査を受けてくるだけでした。

事前にもらったMRIの注意事項には、つぎのことが書かれていました。

MRIパンフレット
  • 食事は4時間前からしないこと
  • 水は飲んでもOKで、検査時間は30分ほど
  • 検査中はドラムのような音がします
ミナト

ドラム……?

なぞな部分はありましたが、そのほかは、とくにこれといった(事前の)注意事項はなし。

あとは「ラメ入り化粧、当日の白髪染めや増量パウダー、カラコン」はNGとも書かれていました。

20~30分前には受付をしてくれといわれていたので、時間どおりに病院へ。

そして私は、MRI機器がある放射線科へ向かったのです。

服を着替えて準備OK

MRI検査前に着替えるための更衣室

放射線科に到着した私はロッカールームにとおされ、そこで着替えることになりました。

  • メガネ
  • 時計
  • アクセサリー類

こういったものは全部はずし、肌着になって、胃カメラを飲む人がよく着ているパジャマみたいな服を着ます。

金属がMRIに反応してしまうらしく、それをふせぐためとのことでした。

イブスター店長

Tシャツも無地のものが無難だそうだ

そして着替えがすんだところで検査室へ。

いよいよ、MRI検査のスタートです。

MRI検査の一部始終

MRI(装置)

でかい……!

検査室に入った私の目に飛び込んできたもの、それは、とてつもなく大きな円筒状のマシンでした。

一部が青白く発光しているなど、まるでここだけが別世界。

MRI

ガシュン……ガシュン……

呼吸をしているかのような機械音も聞こえるなど、なにか「人型戦闘機のコックピット」を思わせるものがありました。

放射線技師

ええと、めまいがするということで……

ミナト

は、はい……

放射線技師

じゃあ耳のあたりも重点的に見るので、20分ほどお時間ください

円筒状のマシンに入っていく「可動式の台」に私は横になります。

台の両サイドには線があり、そこからはみ出さないように(動いてはいけない)とのことでした。

また、足にクッションをはさむとらくになるといわれ(これは任意)、足枕をセットしてもらいます。

ミナト

いや、クッションはやっぱりなしで大丈夫です

放射線技師

わかりました。あとは「コレ」をつけてください

MRI検査中はけっこう大きな音がするそうです。

それから耳を守るための、ヘッドホンをつけてもらいます。

つづけて、頭を固定する(小さな鏡つきの)ヘッドギアのようなものも。

放射線技師

それと「コレ」も持っていってください

「気分がわるくなったときはこいつを握れ」

とのことで、握ると緊急離脱できる脱出用のブザーも持たせてくれました。

放射線技師

では、いきますよ。中に入ったら目は開けないように

検査中は目をつむったままにしておく必要があるそう。

マシンに吸い込まれながら、中で「寝てしまわないかな」なんてことも考えていました。

そんな心配をする必要もなかったのは、このあとすぐにわかるのですが……。

SFロボアニメの世界に突入

MRI機器の中に入っていく自分

ヘッドホンから流れるヒーリング系の音楽を聞きながら、私はマシンの中へ。

台の動きが止まり、体の大部分(または全部)が装置内におさまると、大きめの電子音が鳴りだします。

MRI

ピー! ピー!

ミナト

まさか、これずっと鳴りつづけるのか?

MRI

…………

……止まった。

MRI

プワー! プワー!

と、思ったらまた鳴る。

この甲高い機械音を聞いていると、頭につぎの文字が浮かんできます。

「WARNIG! WARNING!」

目を開けられないので、むだに想像力がかきたてられるのです。

司令官

今からあなたには人類の敵と戦ってもらいます

なんてことが聞こえてきそうな、まるでアトラクションの導入部分でした。

MRI

ドッドッドッドッ……

しばらくすると、体にひびく重低音が。

MRI

ドゥン……ドッドッドッ……ドゥン

このリズム感……。

これが事前パンフレットに書かれていたドラム音なのでしょうか?

やけにユカイなグルーブ感には、コレを思い出さざるをえませんでした。

いらすとやのダンスする動物
ミナト

MRIけっこう面白いな……

しかし、そんなことを考えているときでした。

MRI

ドコドコドコドコ……!

MRIの音はマシンガンのような連続的なものに変わり、体には振動、そして上半身にはビリビリ感がくるようになったのです。

しかもこれが、けっこう長い!

ミナト

うう……

司令官

まずい! 敵に攻撃されてるわ!

聞こえる、聞こえる……。

私はこのとき、ロボットのパイロットが敵から攻撃を受けて「グゥッ!」とかいっている気持ち、あれがわかったような気がしました。

べつに痛いわけではないのです。

でも、このビリビリ感がもっと増幅されれば、まさにアレ(パイロットのダメージ)になるのだろうなと。

MRI

ドコドコドコドコ……!

電磁パルス攻撃を受けつづけるなか、ヘッドホンから流れている音楽が、ふと大きくなったような気がしました。

ミナト

これは、あれだ……

「G線上のアリア」。

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