【83%公認】プルームテックプラスの使い方や吸い心地などをレビューする

当サイト記事のリンクは一部に広告が含まれます。

83%が公認したというプルームテックプラス。肩身のせまい喫煙者を救う真の救世主は、こいつなのでしょうか?

初めて手に入れた加熱式たばこはプルームテックでした。新たな可能性を感じたプルームエスの新型「2.0」もゲットしました。しかし、私はあるものの存在を忘れていたのかもしれません。

そう、プルームテックに吸いごたえをプラスした低温加熱型、「プルームテックプラス(Ploom TECH+)」の存在を。

個人的にプルームテックがそれほどだったことから、じつはこれまで、プラスにはさほど興味はありませんでした。

ところが、ちょうどプラスを試してみる機会があり、使用してみると、これが驚きの進化をとげていたので、今回はプルームテックプラスのややわかりづらい使い方を解説しつつ、吸い心地などの使用感をレビューしていきたいと思います。

目次

83%が認めた色々と99%減の「Plus」

プルームテック(無印)は、JT独自の低温加熱方式によって、たばこの葉を燃やさずに豊かな味わいを楽しむことができ、かつ、においの発生も軽減させることに成功した蒸気たばこ。

シリーズの原点のような立ち位置で、その使いやすさから、一時期私も使用していたことがあるのですが、水蒸気を発生させるリキッドの科学的な感じはまだいいとしても、吸いごたえがあまりないという弱点を抱えていたように思います。

しかし、この問題を解決したのが、プルームテックの強化版ともいえる「プルームテックプラス」でした。

プラスでは、カプセルに入っているたばこの葉と、たばこベイパー(水蒸気)が増量され、プルームテックのクリーンさは引き継いだまま、「たばこのにおいは無臭レベルなのに驚きの満足感」という、クリアでパワフルな吸いごたえを実現。

その無臭レベルは、紙巻たばこと比べてにおいは約99%オフ、夫が喫煙者の妻のうち、83%が「これなら家で吸ってもいい」と回答したほどのものだそうです。(JT調べ)

さらに、WHOが健康リスクの観点から、含有量の低減を推奨している9つの「健康懸念物質」も、通常の紙巻たばこと比べて約99%オフ!

これこそが、やたらと煙たがられる喫煙者を救う、真の救世主なのでしょうか!?

プルームテックプラスの内容と使い方

ごたくを並べるのはこのへんまでにしておき、百聞は一見にしかずということで、ここからは実物を見ていきましょう。プルームテックプラスの、スターターキットの中身はこちらです。

プルームテックプラスのスターターキットの内容

プルームテックプラスのスターターキットの同梱品は、本体と充電器、保証書と説明書類となっています。

プルームテックプラスのパーツ各種

本体は、「Ploom TECH+」のロゴが入っているバッテリー、カートリッジ(リキッド)を装着するカートリッジカバー、たばこカプセルをはめるカプセルカバーの3つに分かれていて、これを組み立てることで、先ほどのペンのような形状となります。

プルームテックプラスのたばこカプセルの種類

たばこカプセルの種類は、白のスタンダードライン、金のゴールドラインがあり、金のほうはJTの技術を結集した、純国産特別原料である「ゴールドリーフ」をぜいたくに使用。

聖闘士星矢でいうところの、白銀聖闘士(シルバーセイント)と黄金聖闘士(ゴールドセイント)のようなものかと思いきや、値段は両者とも550円と一緒なので(2021年2月時点)、これは味の好みということなのだと思います。

炭酸飲料やエナジードリンクをイメージした、エナジーラインというものも新しく登場しています。

プルームテックプラスのたばこカプセルとカートリッジ

箱の中身はこのように、たばこカプセルが5つと1つのカートリッジが入っていて、1カートリッジで5カプセルの使用が可能。

たばこカプセルとカートリッジ

どうもカートリッジのケミカル感が以前にも増しているように思えますが……まぁ、それはひとまず置いておきましょう。

プルームテックプラスにカートリッジとたばこカプセルを装着

肝心の使い方(組み立て方)に関しては、「バッテリー → カートリッジカバー → カートリッジ → カプセルホルダー → たばこカプセル」の順で組み立てていけば、

組み立て後のプルームテックプラス

このとおり完成です!

バッテリーのフル充電までにかかる時間は約90分間。その状態(フル充電の状態)で、たばこカプセル5本分(カートリッジ1本分)、つまり1箱分を使用することができます。

充電完了までには少し時間がかかるので、そのあいだに、お手入れの方法でも先に解説しておきましょう。

プルームテックプラスのお手入れ方法

プルームテックプラスのカートリッジ

プルームテックプラスのカートリッジの中には、たばこベイパー(水蒸気)を発生させるリキッドが入っていて、これが使用中に漏れてくることがあります。

プルームテックプラスのカートリッジの穴

この先端の丸い穴から漏れてくることがあるわけですね。

プルームテックプラスの汚れが付着する部分

それによって、バッテリーとカートリッジカバーの接続部分、カプセルホルダーのシリコン部分に汚れが付着することがあるので、本体は定期的なクリーニングが必要となっています。

クリーニングの方法は、バッテリーとカートリッジカバーはやわらかい布などでから拭き、カプセルホルダーはから拭きと定期的な水洗い。

とくにカプセルホルダーを水洗いするときは、洗剤などは使用せず、シリコン部分が外れてしまわないようにし、洗浄後はよく乾燥させること。これに注意して行う必要があります。

基本的な使い方と注意点はだいたいこんなところでしょうか。それでは、充電も完了したようなので、実際にプラスを試してみましょう!

使用してみた感想と吸い心地(吸いごたえ)

プルームテックプラスの電源ランプ点灯

プルームテックプラスを実際に使用する手順としては、中央の電源ボタンを3回連続で押すと電源がオンになるので、好きなだけたばこベイパーを楽しみ、満足したら、3秒以上の長押しで電源をオフ。これだけです。(ランプがまぶしいので画像は暗くしてあります)

待機時間0秒の瞬間起動で、6分以上の操作がなければ自動で電源がオフになるので、電源の切り忘れを心配する必要はありません。

しかし問題は、吸いごたえや吸い心地などはどうなのか、という話なので、ここからは実際に使用してみた感想を、メリットとデメリットに分けてお話ししていきたいと思います。

メリット:吸いごたえ、においのなさ、短時間での利用

ひと口目から、その違いを体感することができました。

私はふだん「6mg」の紙巻たばこを使用していますが、たばこベイパー(水蒸気)のアタック感や、吐き出す煙の量などは、紙巻たばこと比べても遜色はなく、納得の吸いごたえを実感。

これはプルームテックと比べて、あきらかに「プラス」されているということができます。プルームテックはプラスに進化したことで、弱点を克服したのです!

においレベルも99%オフというだけあって、紙巻たばこのいやなにおいや、高温加熱型の焼いたイモのようなにおいもなく、快適でクリアなエアーを維持。

また、紙巻たばこであれば火をつけてすぐ、高温加熱型であれば加熱してすぐに、電話などへの応対でたばこを吸えなくなってしまう、なんてことは少なからずあると思うのですが、そういったときでも、プラスであれば、電源のオンオフで自由自在に対応が可能!

ちょっとだけ吸いたい(時間がない)、1本全部は吸いたくない(3~4口くらいでいい)、というときにも、このフリースタイル感は活躍することが期待されます。

正直いうと、プルームテック(無印)の必要性を消し去るほどの実力があるように、私には思えました。

デメリット:1本の概念、ケミカル感、置き場所に困る

これはプルームテックのときから感じていたことですが、プルームテックシリーズはたばこカプセルの使用回数が決まっていて、上限(約50パフ)に達するとLEDの点滅でお知らせしてはくれるものの、基本的に吸い終わりは自身のタイミングで決めなければならないので、そのタイミングがよくわからなくなることがあります。

好きなタイミングでオフにすることができるのは大きなメリットですが、1本を吸い終えるという概念がないといえばないので、個人的にはそれがデメリットのようにも感じられました。

ただ、これについては、おなかいっぱいだからご飯は残す、というようなことができる方であれば、同じような話でとくに問題はないかもしれません。

リキッドのケミカル感に関しては、なんというか、グリセリンの味(?)のようなものが多少はあり、これはふかすとより強く感じられます。ふつうに使用していればそこまで強く感じるものではありませんが、苦手な方は、もしかすると苦手かもしれません。

そして最後に、置き場所。プルームテックプラスは、スターターキットにケースなどは付いていないので、そのままでは、たばこカプセルの置き場所や、本体を置いておく場所に困ってしまうことがあり、持ち運びもできません。

もっとも、これも入れ物などを購入すればいいだけの話なので、デメリットというほどでもないのですが、プラスを使用するのであれば、ケースなどの入れ物は必須となると思いますよ。

総評&まとめ

・吸いごたえあり、においほぼなし、フリースタイル感
・1本の概念がない、多少のケミカル感あり、ケースは必須
・家の中で吸いたい方や、においが気になる方におすすめ

プルームテックプラスは、プルームテックの性能をほとんどすべての面で上回っているように感じられ、低温加熱型か、高温加熱型で選ぶのであれば、プルームテックプラスかプルームエスの2択になるのではないかと思いました。

正直いうと、味やメンソール感などは、プルームエスのほうに軍配が上がるように思います。ただ、においや自由感でいえば、プルームテックプラスのほうがすぐれているように感じるので、これはもうライフスタイルに合わせて、味をとるか、フリースタイル感をとるかで選んでみてもいいのかもしれません。

ただし、何度も同じことをいっていますが、たばこ自体をやったことがない方にはおすすめはできないので(やめるのがしんどいから)、その点はご注意いただければと思います。

スポンサーリンク

この記事をシェアする
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント(確認後に反映/少々お時間をいただきます)

コメントする

目次