JTが販売する電子タバコ「プルームエス」を無料でゲットしました。定期的に開催されるキャンペーンがアツい!
JT(日本たばこ産業株式会社)から発売されている電子タバコといえば、そう、ご存じのとおり「ploom(プルーム)」シリーズです。
そのラインナップは、低温過熱型の「プルームテック」、プルームテックの強化版「プルームテックプラス」、そして高温加熱型の「プルームエス」の3種類となっていますが、今回はプルームシリーズ唯一の高温タイプであるプルームエスを試す機会があったので、実際に使用してみた吸い心地などをレビューしたいと思います。
また、最新型のプルームエス2.0などを割引価格で入手する方法もあるので(時期にもよる)、以前にプルームエスを無料で入手した方法とあわせてご紹介していきます。
テック(T)の先を行くエス(S)
私は以前、紙巻タバコを吸うことに飽きてきた時期があり、はやりの電子タバコでも吸ってみようかと一度だけ購入したことがあるのですが、それがJTの「プルームテック」でした。
プルームテックはボールペンのような形状の低温加熱型電子タバコで、リキッドが入ったカートリッジにタバコの葉入りカプセルをはめて吸い込むことで、タバコの葉由来の成分とリキッドから出る水蒸気が混ざりあい、「たばこベイパー」なるものが発生するという蒸気タバコです。
においがほとんど出ないという特徴から部屋の中でも吸える魅力があり、たしかに初めはプルームテックに大きな可能性を感じたのですが、やはり低温加熱型の宿命なのか、満足感やうまさといったものをそこまで感じることができず、また、どうもリキッドの化学的な感じと肌が合わなかったため、時間が経つとまったく使わなくなってしまったのです。
ところが、リキッドではなくたばこの葉を使用したスティックを加熱する「プルームエス」がその後になって登場し、しかも私の父がこれを無料で入手。一時的に貸してもらえることになったので、ここからは実際に使用したプルームエス(初代)をレビューしていきます。
モニターキャンペーンの調査キットを入手するには
プルームエスのレビューを始める前に、気になるプルームエスを無料でゲットする方法についてご紹介しましょう。
これに関しては、常時開催されているキャンペーンではないのですが、2020年4~5月にはプルームエスのモニター調査が行われることになり、事前に参加者の募集が行われていました。
そしてこのモニター調査に参加してアンケートに答えると、謝礼としてプルームエスのスターターキット+専用スティック6箱(5,740円相当)がもらえるという大盤振る舞いのキャンペーンが実施されていたのです(調査キットには本体の掃除用ブラシ無し)。
キャンペーンへの参加方法は以下のとおりとなっていました。
- CLUB JTに登録する
- キャンペーン応募のメールが届く
- モニター調査に応募する
CLUB JTに登録する
まずはJTの公式サイトから、ploomオーナーズクラブ、MEVIUSポイントプログラムなどのサービスが統合された、キャンペーンの参加などに利用できる「CLUB JT」に登録し、「JT ID(旧JTスモーカーズID)」を発行します。
キャンペーン応募のメールが届く
モニター調査のキャンペーンが実施される場合は、メールまたはポストカードなどで登録者宛てに募集の通知が来ます。
モニター調査に応募する
メールまたはポストカードに記載されている内容に従ってモニター調査の応募を完了させます。これだけです。
ただし、モニター調査の募集は「CLUB JT」に登録しているからといってかならずしも連絡が来るわけではないようなのでご注意ください。
というのも、私も「CLUB JT」には以前から登録しているのですが、モニター調査のメールに関しては一度も見たことがなく(今回もなし)、募集はおそらく一定の基準で選出した登録者(たとえばプルームエスのオーナー登録がされていないなど)のみに行われていると思われるからです。正直ここは完全に運でしょう。
モニター調査の募集は先着順で、定員に達し次第終了という点も要チェックとなっていますが、いずれにせよ、その連絡が来なければキャンペーンには参加できないので、今後も行われるかもしれないモニター調査に参加したい方は、「CLUB JT」に登録して待機しましょう。
使い方、吸い心地、使用感などをレビュー
それでは、ここからはいよいよプルームエスをレビューしていきますが、実際に使用してみたところ、使用中に注意したほうがいいと感じた点もあったので、ここからはプルームエスの基本的な使い方を、続けて、注意点と使用感についてご紹介していきます。
プルームエスの使い方
プルームエスの使い方はとても簡単。まずはスターターキットの中に本体と充電器が入っているので、これで本体の充電を済ませます(初回約90分、最新型の2.0では60分に短縮)。
充電が完了したら本体のスライドカバーを開けて専用のたばこスティックを差し込み、カバーの右側にあるアクションボタンを2秒間プッシュ。
すると本体が「ブッ」と振動し、たばこスティックの加熱が始まります。
加熱の段階は4段階のLEDで表示され、約40秒で加熱が完了すると本体が「ブブッ」と2回振動。これで使用する準備はOK(2.0では30秒に短縮)。
たばこスティックの味や香りを楽しめるのは1回の加熱で約3分30秒または14パフとなっていますが、3分半の間に14パフ(15秒に1吸い)は不可能に近いと思われるので、基本的には3分半で終わると思っていた方がいいです(2.0では4分半に延長!)。
残り時間も4段階のLEDで表示され、残り30秒を切ると本体が「ブッ」と振動して教えてくれます。
上限時間に達すると本体が「ブブッ」と2回振動。すべてのLED(白)が消灯していることを確認してからたばこスティック取り出し、カバーを閉めます。スライドカバーを閉じると青いLEDも消灯します。
以上です。
そして、記念すべき最初のひと口目の感想はというと……。

熱ッッッッッ!!
これは、高温加熱型の電子タバコに共通する特徴なのでしょうか? とくにひと口目は紙巻と同じような吸い方をすると、唇を火傷するかと思うほどたばこスティックが熱くなるのです!
そのようなこともあるので、ここからは、プルームエスを使用する際の注意点も含めた、時間ごとの味わいの変化について見ていきます。
時間ごとの吸い方、味わいの変化
実際に使用してみたところ、プルームエスは時間によってたばこスティックの状態が変わるように思われ、味わいの変化もあるように感じました。
今回は初期のモデルだったので3分30秒ですが、そのあいだにプルームエスはどう変化するのかを、時間ごとに区切った味わいの変化、吸い方とともにレビューしていきます(今回はキャメルメンソール)。
0~30秒
たばこスティックの加熱が完了すると高温加熱型特有の焼いたイモのようなにおいが少し漂ってきます。
そこでいよいよかと急に吸い込むと、たばこスティックの温度が一気に上がるため、とくに加熱完了直後のひと口目は急に吸わないように注意が必要です。
2~3パフ目くらいから温度は徐々に下がり始め、メンソール感も感じられるようになりますが、最初の30秒は「慣らし」のような状態といえます。
30秒~1分
加熱が完了してから3~4パフ目くらいからたばこスティックの温度がだんだんと落ち着き始め、強烈なメンソール感、ガツンとくる煙のアタックを感じられるように。
吐いたときに出る煙の量は、このときはまだ少ないです。
1分~2分
たばこスティックの温度もほぼ落ち着き、吐いたときに煙も出るように。メンソール感、タバコの味わい、煙の量など、ここが最もタバコらしさとおいしさを感じられる時間かもしれません。
2分~3分
徐々にメンソール感が弱まり始め、タバコの味わいに若干苦みが増していくように感じます。焼いたイモ感が少し強くなるような感じ。
また、吐いときに出る煙の量は、この時間が最も多く感じられ、たばこスティックの熱さも完全に落ち着いています。
3分~3分30秒
強いメンソール感はほぼなくなり、味わいは多少の焦がしたイモ感。紙巻でいうところのフィルターギリギリのような感じでしょうか。ここまできたら、あとはラスト1~2吸いで終了です。
プルームエスのメリット・デメリットと裏技的なもの
実際にプルームエスを試してみたところ、思った以上によく、ふたたび新たなる可能性を感じました。
もっとも、メリットだけではなく、デメリットもいくつか見受けられたので、ここからは私が感じた、プルームエスのメリットとデメリット、そして気になったので試してみた裏技(?)についてご紹介します。
メリットにおいの少なさと吸いごたえ
プルームエスを使用してみて感じたメリットは以下のとおりです。
- においがほとんど出ない
- 吸いごたえ、吸った感がある
- 灰が出ない
においに関しては、たばこの葉を熱した際に出る特有のにおいは多少は出るものの、適度に換気をしておけば部屋に残ることはほぼなく、これは紙巻と比べると奇跡に近いといってもいいかもしれません。逆に吸い終わったたばこスティックのほうがにおうというレベルです。
また、たばこのアタック感や味わいもそうですが、やはり専用のたばこスティックを使用していることで、1本を吸い終わるというアクションが加わっていることもあり、満足感が高い。これは吸い終わるタイミングをつかみづらかった初代プルームテック(1カプセル4~5本分)と比べて、大幅に進化しているといえます。
そして灰が出ないこと。これも地味にありがたいですね。灰が風で飛ばされたりすることもないので、環境にもやさしいでしょう。
デメリットは時間と味の安定感(大幅に改善)
反対に、プルームエスを使用してみて感じたデメリットは以下のとおりです。
- バッテリーの持ちが悪い(大幅に改善)
- 3分半がやや短い(改善)
- 味が安定しない(大幅に改善)
プルームエスはフル充電の状態でたばこスティック約10本分しかバッテリーがもたないため、長時間外で使用する場合は、モバイルバッテリーやUSBケーブルを持ち歩く必要が出てきます(2.0では倍の20本まで延長)。
また、通常の紙巻タバコと比べて1回の使用時間である3分30秒はやや短く感じるため、なんだか急いで吸わなければならないような気にもなるのですが、これは慣れれば慣れると思います(2.0では4分半に延長されたので、ふつうのたばことあまり変わらなくなりました)。
そして先ほども見てきたとおり、味わいや煙の量などが時間とともに変化するため、安定しないというところでしょうか。これは、気になる方にとっては気になるかもしれません(2.0では使用時間が延長され、より長く同じ味わいを楽しめるようになっていて、ひと口目の温度も大幅に改善されています)。
2回目(二度吸い)は可能なのか?
先ほど裏技がどうとかいいましたが、プルームエスを使用していると、ある疑問がわいてきます。一度吸い終わったたばこスティックを使用して、2回目にいくことはできるのか? という疑問です。
というのも、プルームエスのたばこスティックは、吸い終わった状態でも先端がやや黄色くなっているだけで外観はさほど変わりはなく、もう一度吸えるような気配が漂っているのです。
そこで、実際に2回目にトライしてみたのですが、案外ふつうにいけました。メンソール感もいちおう残っていることは残っていて、なぜか最初にたばこスティックが熱くならず、むしろ最初からトップスピードでいけるのです。
ただ、味はおいしくはないように思います。
吸えることは吸えますが、一度、半分くらいで火を消したたばこに、ふたたび火をつけて吸い始めるような感じといえばおわかりいただけるでしょうか。なんだか体に悪そうな気配を感じました。
また、吸い終わったたばこスティックに火をつけて吸ってみたらどうなるのかも気になったので試してみましたが、煙の量がものすごく多く、これは身の危険を感じました。シケモクに火をつけて吸うようなヤバさです。
いずれも吸えないわけではないですが、そのような使い方をするようなものではないので、同じたばこスティックで二度目はやめておいたほうがいいでしょう。
2021年開催の30日間無料お試しキャンペーン(終了)
それでは最後に、直近で開催されていたキャンペーンについてお話しします。
2020年12月ごろから2021年3月13日まで、プルームの30日間無料お試しキャンペーンが開催されていました(数量限定)。
このキャンペーンは、紹介限定となっていましたが、本キャンペーンに参加(+事後アンケートに協力)することで、30日間無料でプルーム本体を使用することができ、アンケートの謝礼として、モニター用たばこスティックorカプセルが6箱お試しセットに付いてくるというもの。
無料期間終了後は、プルームエス2.0・プルームテックプラスは1980円、プルームテックは1500円と、割引価格で購入することができ、もし欲しくなければ、そのまま返品することも可能となっていました(支払い方法はクレジットカードのみで、指定期間内に返品すれば料金の発生はなし)。
モニター用の6箱分(約3000円分)を加味すれば、実質無料(というか1000円以上プラス)で本体を購入することができるお試しキャンペーン……だったのですが、惜しまれながらも現在は終了となっています。
今後も似たようなモニターキャンペーンが開催されることもあると思われます。同キャンペーンは「CLUB JT」のIDが必要となるものだったので、次回にそなえ、まだ登録されていない方は、「CLUB JT」への登録だけでもしておいてもいいかもしれません。
またキャンペーンが開催されれば、お知らせしたいと思います。
今回のまとめ
・プルームエスは自宅でたばこ(紙巻)を吸えない方におすすめ
・たばこを吸ったことがない方にはおすすめできないので注意
プルームエスはタバコを吸った感も十分にあり、なおかつにおいもほとんどないので、自宅でタバコを吸えない方にはうってつけのアイテムだと思います。これであれば、においでいっしょに住んでいる方に迷惑をかけたり、近隣トラブルになることも少ないでしょう。
喫煙できる場所では紙巻、喫煙できない場所ではプルームエスと、そのように使い分けてみるのもいいかもしれません。
ただし、これまでタバコを吸ったことがないという方にはおすすめはできないのでご注意ください。
とくにタバコとギャンブル、この2つは、知らなければ知らないほうがいいと私は思っているので、やったことがないのであれば手を出さないに越したことはありません。楽しい以上に、やめるときがしんどいからです。
紙巻になんだか飽きてきた、喫煙できる場所がなさすぎて肩身がせまい。そんな方にプルームエスはおすすめですよ。
プルームエス2.0はこちら
→【実質無料】プルームエス2.0をキャンペーンで入手したのでレビューする
プルームテックプラスはこちら
→【83%公認】プルームテックプラスの使い方や吸い心地などをレビューする
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