副サイトを運営するネコサブドメイン・サブディレクトリでつくった副サイトは、ASPに登録する必要はあるんですか？
もともとメインで運営してきた雑記ブログの一部を切り分けたときとか、これ気になりますよね。
そこでASP各社に、サブドメイン・サブディレクトリでの副サイト登録は必要か聞いてみたので、まとめておきます。
- サブドメイン・サブディレクトリサイトのASP登録は必要かどうか
- リンクの張替えは必要になるのか、それともそのまま使っていいのか
ミナトサブドメイン・サブディレクトリの副サイト登録は、ASPなどによって対応は異なるようです
- 登録するだけ、登録の必要なし
だいたいはこのどっちかでしたが、なかにはリンクの張替えを推奨するASPもありました。
またGoogleアドセンスなど、ヘルプで書かれていて聞くまでもなかったものもまとめておきます。
こちらもあわせて確認してみてください。
ちなみにサブドメインとサブディレクトリの違いは以下のとおりです。
- サブドメイン：https://abc.def.com/
- サブディレクトリ：https://abc.com/def/
ミナト
ブログ歴7年目の兼業ブロガー。月間PVは最高11万、ブログ収益は月20万円を達成。ブログで夢を叶えるのを目標に日々まい進中。ひとりでも多くの「うだつの上がらない生活から抜け出したい」と思う方のお役に立ちたいと思っています。>> プロフィール詳細はこちら
副サイトの登録について（ヘルプに書かれていたもの）
イブスター店長ではさっそく見ていこう
まずは以下のものからです。
- Googleアドセンス（登録不要）
- Amazonアソシエイト（登録必要）
- 楽天アフィリエイト（登録必要）
これらはヘルプに書かれていたので、聞かなくてもわかりました。くわしく補足していきます。
１. Googleアドセンス
Googleアドセンスの場合、サブドメイン・サブディレクトリの追加登録は不要です。
メインのドメインが審査に合格していれば、そのまま副サイトにも広告を設置できます。
ミナトGoogleアドセンスは、以前まではサブドメインも追加登録が必要となっていました
しかし以下のとおり、2023年3月からルールが変わって、現在はサブドメイン・サブディレクトリは登録できなくなっています。
AdSense にサイトとして追加できる要素
AdSense では今後、次の要素のみ「サイト」として追加できます。
- ドメイン（例: website.com、website.net）
- Public Suffix List に登録されているプラットフォームのサブドメイン（例: site.appspot.com）
- AdSense プラットフォーム パートナーが管理しているサイト（例: site.blogspot.com）
サブドメイン
[サイト] ページでは、既存のサイトに含まれているサブドメインの追加と管理ができなくなります。アカウント内の既存のサブドメインでサイトに属しているものは、すべて削除されます。この変更による広告配信および収益への影響はありません。
AdSense でのサイト管理が変わります
よって、管理画面から広告コードを取得して、そのまま副サイトでも広告を配信できます。
２. Amazonアソシエイト
Amazonアソシエイトは、サブドメイン・サブディレクトリのサイト登録は必要です。
明確には書かれていませんでしたが、やっておいてまちがいはないので、副サイトも登録しておきましょう。
ミナトヘルプのページには、つぎのように書かれていました
一つのアカウントに複数のURLを登録できますか？
はい、Webサイトごとにアカウントを取得するよりも、一つのアカウントで一括管理することをおすすめします。〔……〕
お申し込み後、新しいURL上でアソシエイトリンクをご利用される場合は、こちらより、貴方のWebサイトあるいはSNS(例:Twitter,Instagram等)のURLを正確に入力してください。注意点：
複数のWebサイトを管理する
・アソシエイトリンクを使用するURLを漏れなく登録してください、登録が無いURLでの使用が確認された場合や、参加要件に抵触するサイトでの活動は契約解除の対象となる場合がございます 。〔……〕
・URLは正確に入力いただく 必要があります、例えばTwitterでの登録を行う場合、https://twitter.comだけでは、あなた個人のページにたどり着くことができません。
Amazonアソシエイトの場合、いちど審査に通っていれば、そのアカウントで複数のサイトを管理できます。
イブスター店長ただし、新しいURLに広告を設置する場合は、サイト登録が必要と書いてあるな
またTwitter（現X）の例で書かれているように、
- トップのドメインだけではサブドメイン・サブディレクトリのサイトにたどりつけないこともあるので、
副サイトURLも正確に入力しておく必要があるといえます。
３. 楽天アフィリエイト
楽天アフィリエイトも、ハッキリとは書かれていませんが、サイト登録をする必要はありそうです。
すくなくともサイト登録をしていて文句をいわれることはないので、これもやっておきましょう。
イブスター店長楽天アフィリエイトでは、つぎのようにヘルプに書かれているぞ
ご注意
サイト情報の登録・変更
- 楽天アフィリエイトパートナー規約第３条により、楽天アフィリエイトのご利用には、サイト情報と順位の登録が必須となります。
- 楽天ROOMやTwitter、Instagram、Amebaブログなど、楽天アフィリエイトのリンクや楽天ROOMのリンクを掲載しているサイトは全てご登録ください。
- 登録情報に変更があった場合は、速やかに登録内容の変更登録をお願いします。〔……〕
- サイト情報（順位）が未登録の場合は、場合により楽天アフィリエイトのご利用停止となる可能性がございます。
－虚偽の情報を登録している
－利用しているサイトに漏れがある
－最新のデータに更新していない 等
サブドメイン・サブディレクトリで分けたサイトは、同一ドメインでも、サイトとしては独立しているはずです。
となるとサイト情報も変わってくるわけですから、登録だけはしておいたほうがいいでしょう。
なおAmazonも楽天も、メインサイト・副サイトでリンクの張替えは必要なく、それまでどおりのものを使いつづけられます。
サブドメイン・サブディレクトリでの各ASPへの対応
つづいて、アフィリエイトASPでの、サブドメイン・サブディレクトリの登録は必要かどうかです。
ミナト今回は（基本的には）以下の質問を各ASPにし、回答をいただくことができました
今回の質問内容
雑記ブログのカテゴリーの一部をサブディレクトリで切り分け、特化サイトを作ったさいの、副サイトでの広告掲載について質問させてください。
- トップページ（例https://abc.com）からサブディレクトリサイト（例https://abc.com/def）を切り分けて作った場合、ドメイン自体は同一ですが、サイト登録は必要になるのでしょうか？
- サイト登録が必要になる場合、副サイトでも新規に案件を提携する必要がでてくるのでしょうか？
- 副サイトへの広告は、ドメインを切り分ける以前に使っていたものを、そのまま使っても問題はないでしょうか？（張り替える必要はあるのでしょうか？）
聞いたASPは以下の6社です。
イブスター店長felmatだけクローズドだが、ほかは全部、だれでも登録できるぞ
まだ登録していないASPがあるなら、ついでに登録もしておきましょう。
では各社の回答を見ていきます！
ちなみに今回アクセストレード
には聞きませんでしたが、以下のようにヘルプに書かれていました。
ドメイン（URL）ごとに登録する必要があるの？
同一ドメイン、同一サーバー、同一カテゴリ（内容）でないサイトは、すべて副サイト追加でサイト登録を行ってください。
登録後のよくある質問
アクセストレードの場合、同一ドメインでもカテゴリや内容が副サイトだけ異なるなら、サイト登録はしたほうがいいようです。
１. A8.net
| サイト登録 | 必要 |
| リンクの張替え | 必要なし |
回答してくれた内容
お問い合わせの件ですが、サイトのトップページを登録している場合、
同一サイト内(トップページと同じドメイン内)でトップページからリンクが
貼られているページであれば、広告を掲載しても問題ございません。しかしながら同一サイト内でリンクが貼られていても、
サイト内容が全く異なる場合は別サイトとみなされる場合もありますので、
サイト登録していただくことをおすすめします。参考）FAQ：同一サイト内であれば副サイト登録をしなくても広告を掲載していいの？
https://support.a8.net/a8/as/faq/2005/09/post_60.htmlまた、サイトを切り分ける以前に掲載していた広告素材を
そのまま使用いただいても成果は問題なく発生いたします。ただし、広告コードをそのまま転用されてしまいますと、
レポート上で同一のサイトからの成果として反映されてしまいますので、
本サイトとサブディレクトリサイトを分けて成果を確認したい場合、
それぞれのサイトを登録して、掲載サイト毎に広告素材をご取得ください。参考）FAQ：副サイト用の広告素材はどのように作成するのですか？
https://support.a8.net/a8/as/faq/2004/08/post_109.html
A8.net
は、トップページからの副サイトへのリンクがあれば、なにもしなくてもいいそうです。
ただ副サイトが別物としてみなされることもあるので、基本的にはサイト登録は必要とのことでした。
イブスター店長リンクの張替えはしないでいいとのことだから、サイト登録だけしておけばOKだな
２. もしもアフィリエイト
| サイト登録 | 必要なし |
| リンクの張替え | 必要なし |
回答してくれた内容
お問い合わせ下さいました件ですが、
サブディレクトリの場合は、
あらためてのメディア登録は必要ございません。登録ドメインで取得した広告を
そのままご利用いただけます。
もしもアフィリエイトの場合、サブドメイン・サブディレクトリの副サイト登録は必要ないそうです。
したがってメインのサイトで取得したリンクを、副サイトでも（張替えは不要で）そのまま使えます。
３. afb
| サイト登録 | 必要なし |
| リンクの張替え | 必要なし |
回答してくれた内容
お問い合わせいただきました件ですが、
ドメインごとにご登録をお願いしておりますので、
以下のようなサブドメインのサイトでございましたら追加申請して頂く必要はございません。（例）ご申請したサイト＜http://aaa.com/＞
【上記のサイトで登録済みで追加申請の必要のないURL】
http://aaa.com/ccc/
http://bbb.aaa.com/ など（※トップページとリンクして頂く必要がございます）
ただし、トップページと全く異なる内容のサイトがサブドメイン内にある場合は、
別途サイト追加申請を行い広告提携申請を行う方が審査に通りやすい傾向にあります。サイト追加した場合にはサイト毎に案件との提携、
リンクコードを取得する必要がございます。
afbの場合も、サイト登録・リンクの張替えは必要ないそうです。
ただ、副サイトがなんらかの特化サイトなら、サイト登録をしたほうが広告主と提携しやすくなる傾向にあるそうでした。
この話はかなり重要です。
雑記ブログだと、アフィリエイトの提携審査で却下になることはけっこう多いです。しかし副サイトが特化サイトで、広告がサイトのジャンルと近ければ、申請が通りやすくなります。
これはどのASPでもいえることだと思いますし、サイトの一部を切り分けて副サイトをつくるメリットのひとつです。
副サイトで提携したい広告があって、申請却下になりたくない場合は、サイト登録をしておくのがおすすめです。
サイトを追加したのなら、リンクの張替えも必要になる（と解釈できる）とのことでした。
４. バリューコマース
| サイト登録 | 必要 |
| リンクの張替え | 必要 |
回答してくれた内容
同じドメイン配下の別ディレクトリでのご掲載につきましては
コンテンツを分けて利用されている場合や、
すでに弊社に登録いただいているサイトと比較し、見た目や内容が同一サイトであると容易に判断できない場合、
また、エンドユーザーに分かりやすい相互の導線がない場合には、
同サイトとして扱わせていただくのが難しい可能性がございます。弊社審査チームにて、登録外サイトでの広告掲載と判断された場合には、
修正依頼などのご連絡をさせていただく場合もございます。そのため、上記に該当する場合には別サイトとして運用をいただきたく
サイト追加にてご対応のうえ、広告主さまとの提携・広告コードの取得も各サイトの管理画面にて行っていただきますようお願いいたします。管理画面にログイン後、 [サイト設定] ＞ [+サイトの追加]より
サイト追加の申請を行っていただけますようお願いいたします。また新規にサイト登録追加が必要となった場合は、提携もサイト毎となりますので
新たに広告主様との提携が必要となります。そのさい広告コードもサイト毎に取得いただく必要がございますが、新規にサイト登録追加が必要となった場合は、
前のサイトの広告コードをご利用されることはご遠慮ください。
バリューコマースの場合、メインサイトと副サイトが別モノのようになっている場合は、サイト登録が必要になるそうです。
また新しくサイト追加となった場合は、広告主との新規提携・リンクの張替えも必要になるとのことでした。
ミナトメインサイトと副サイトが見た目・内容からしておなじなら、対応はしなくてもいいそうです
しかし見た感じ別モノになっているのなら、サイト登録や、広告の提携・リンクの張替えもしておいたほうがいいでしょう。
５. felmat
| サイト登録 | 必要なし |
| リンクの張替え | 必要なし |
回答してくれた内容
ドメインが一緒であれば、サイト自体の登録や提携も不要です。
明確な定義は特にありませんので、主サイト・副サイトで広告コードを分けても、そのままでも、どちらでも大丈夫です。
しかしコードを分けた方が管理しやすい場合は、張り替えてもらったほうがいいかと思います。
felmatはクローズドASPということもあるのかもしれませんが、副サイトの登録もリンク張替えも不要とのことでした。
イブスター店長felmatは担当者から声をかけてもらえたときにだけ登録できるASPだ
まだ登録できていない場合は、いずれ声をかけてもらえるかもしれないので、それまではほかのASPを使って機を待ちましょう！
６. TCSアフィリエイト
| サイト登録 | 必要 |
| リンクの張替え | 必要なし |
回答してくれた内容
案件によっては、登録サイトや記事の内容を広告主様と共有します。
そのため、案件にもよりますが、記事の確認がある広告をご利用されている場合は、
サブドメイン・サブディレクトリでも別途ご登録していただいたほうが無難です。
TCSアフィリエイトの場合は、提携している案件にもよるようです。
広告主の確認がない場合は、副サイトの登録はしなくてもよさそうですが、確認ありの場合は、登録しておいたほうが無難とのことでした。
ただし、登録ありのときでもリンクの張替えは不要とのことでした。
今回のまとめ
- サブドメイン・サブディレクトリの副サイト登録は会社による
- しかし必要なのはサイト登録くらいで、基本はリンクの張替えまではしなくていい
サブドメイン・サブディレクトリの副サイト登録は、そもそも必要ないところも多いとわかりました。
あってもサイト登録くらいで、リンクの張替えまでは必要ないのが基本です。
イブスター店長リンクを張り替えるのは大変だから、サイト登録だけならラクだな
この記事で確認してもらえたなら、おなじことを聞く手間ははぶけますし、ASPの方もおなじ回答をしないですむと思います。
みんなで時間を節約して、自分のやること・自分にしかできないことをしていきましょう！
雑記ブログを特化サイトにした方法
コメント（確認後に反映／少々お時間をいただきます）