効率の悪いブログのリライト作業を続けていても、ほぼ無意味だと気づいた

私たちはつねに選択を迫られています。効率の悪いリライト作業をし続けるほど、時間は残されてはいないのです。

ブログのリライト(書き直し)は、埋もれていた記事を表に出すことができたり、検索順位を押し上げることができたり、記事の情報を最新のものにすることでSEO対策もできたりと、ブログの運営には欠かせない作業です。

しかし、効率の悪い方法でリライト作業を続けていると、逆にやらないほうがよかった(新しく記事を書いていたほうが成果は出ていた)、といったことが起こる可能性も出てくるなど、逆効果となってしまう場合もあります。

私は、これまで幾度となくリライト作業を行ってきましたが、記事数が一定のラインを超えると、ただやればいいというわけではなくなることに気づいたので、今回は、リライト作業では効率を重視しなければならない理由についてお話しします。

記事数が増えてくると選別が必要になってくる

これまでリライト作業自体は何度も行ってきたのですが、それは、文章を書き慣れていないころに書いた記事の内容が、目も当てられないものになっていたから書き直す、しばらく時間が経ってから書き直した記事を見てみると、またおかしいと感じたから書き直す、といった、記事を読みやすくする作業として行っていたものでした。

ところが、それが許されていたのは結局のところ、総記事数がまだ少ないころであったからということに、私は気づいてしまったのです。

総記事数が100以下、100前後であれば、記事を全体的に読みやすくし、品質を一定に保つという作業は有効だったと思います。が、記事数が200、300と増えていくと、この作業は至難の業と化します。

なぜなら、人はつねに成長していく生きものなので、書く記事の文章や内容も、必然的に変化していくものと思われますが、そうなると記事数が増えれば増えるほど、書き直しの作業には膨大な時間が必要となるからです。

私は総記事数が250記事に達したあたりで、全記事を書き直し、品質の一定化を図ろうとしていました。当初は1記事のリライトに1~2時間もあれば終わるだろう、ゆっくりやっていても、3~4か月もあれば大丈夫だろうと思っていました。

しかし、まったくそんなことはなかったというのが現実でした。

短い記事でも2~3時間は平気でかかり、長い記事となると、5~6時間以上かかることもざら。1日に1記事リライトできれば上出来で、このペースでいくと終了までにかかる時間は8か月間(約240日)、しかもそれに加えて新着の記事も作成するわけですから、下手すると1年くらいかかる可能性が出てきたのです。

そこで私は思ったわけです。場合によっては過去の記事をリライトするよりも、新着記事を書いていたほうが伸びるのではないかと。

検索ゼロヒットの記事も存在する

ブログの記事は、公開するとクローラー(巡回ロボット)がまわってくることでweb上にインデックス(webへの登録のようなもの)され、グーグルなどによって有益な情報であると判断されれば検索順位は上がっていきますが、残念ながらインデックスはされてはいるものの、検索にはいっさいヒットしないような記事も存在します。

いろいろと記事を書いていると、検索順位が何十番目とかの圏外レベルではなく、どのキーワードにもかすってすらいない(おそらく圏外すぎてデータがなにも表示されない)ゼロヒットの記事も出てくるわけです。

そこで、そういったゼロヒット系の記事でもリライトし、ただ愚直に品質の一定化を図っているくらいであれば、新しく記事を作成して、新たな機会をつくったほうがいいのではないか、と思われたのです。

書き直すことで上にあがればいいのですが、なかにはどうあがいても無理なこともあります。多くの時間を消費して、たいした結果も出せず、また数か月後、数年後に書き直したくなってきて、ふたたび時間を消費する。

これを繰り返していると、おそらく人生はあっという間に終わります。なにもなすことができないままでただ終わりたくなかったら、新たな機会を創出するか、過去に機会を与えるか、時間を消費するものを「選別」しなければいけなくなってくるのです。

効率的にリライト作業を進める方法

正直いうと私はあまり効率重視の人間ではなく、どちらかというと効率にこだわるのは好きではありません。無駄になってしまうようなことでも、やろうと思ったらそれに時間を費やすことが多いです。

しかし、そうもいってはいられない状況というものも存在するわけで、やはり一定の記事数を超えてくると、選別や優先順位といった、効率化がリライト作業には必要になってくると思います。

そこで、効率的にリライト作業を進める方法ですが、私は以下のような手順で行うことにしています。

サーチコンソールの検索パフォーマンス

まず、「Google Search Console」のパフォーマンス画面上段にある「+新規」から「ページ」を選択し、フィルタを「正確なクエリ」に変更後、キーワードに記事のURLを入力します。

すると、その記事がどういったキーワードでどれだけ検索結果に表示され、何回クリックされたのか、クリックは表示に対して何パーセントの割合か、検索順位は何番目なのか、といった情報が取得できます。

ここで、上がってきているキーワードに狙いを定めて記事を書き直すというのが、最もオーソドックスなリライト方法だと思うのですが、このときに表示されたデータがまるで話にならないときは、一度作業をするかどうかを考え直したほうがいいのかもしれません。

もっとも、違うキーワードで上位表示を狙うという方法もあるわけで、そういうときは、「グーグルサジェストキーワード一括DLツール」や「Ubersuggest」でキーワードや検索のボリュームを調べることができます。

ただし、一括DLツールは1日に1回まで、Ubersuggestはグーグルアカウントでログインしなければ多くは見れないといった使い勝手の悪さもあるので、本来は広告を出稿するためのものですが、Googleの「キーワードプランナー」を利用するという方法もありかもしれません。

これらツールの使い方については割愛しますが、ようするに、可能性が薄い、加えてただ読みやすくするだけが目的のリライトであればそれは後回しにして、ある程度の見込みがあるものから先に、もしくはそれだけをリライトするのがいちばんいいのではないかということです。

ただ続けているだけでは成果は出せない

なにかしらの成果を上げるには、あきらめずに続けることは必須条件となりますが、残念ながらただ続けていれば成果が出るほど世の中は甘くはありません。

成功者というのは、正しいやり方、成功する可能性が高いやり方でなにかを続けたからこそ成功したわけであって、間違ったやり方、成功する可能性が低いやり方を続けていても、結果を出すのはむずかしいと思います。

たとえば、これはサイトの売買案件を私が見ていたときの話ですが、私が運営しているようなブログであったり、なにかに特化したwebサイトなどは、売りに出されることがあり、買い手もつきます。サイト売買、サイトM&Aなどと呼ばれるビジネスがあるわけです。

そこでは、記事数、PV数(アクセス数)、月間収益などから売値がつけられ、安いものであれば数万~数十万円、高いものだと数百万円以上の値がつけられて販売されたりもしているのですが、なかには数百記事もあるというのに、PV数は1万以下といった案件もあります。

これは人さまがつくられたもので、趣味でされていたものなのか、それとも収益化を狙っていたものなのか、そういったことはよくわからないのでなんともいえない部分もあるのですが、結局のところ、伸びない方法でやり続けていても、伸びないまま終わってしまうというのは、このように現実に起こりうるということです。

私の場合でいえば、ただ読みやすくするためだけに、半年から1年ほどの時間をかけて全記事のリライト作業を終えるも、ふたを開けてみればほとんど成果は上がらず、時間だけがたいした意味もなく過ぎ去ってしまった、という結末を迎える可能性もあるわけです。

それがもっと昔の、時間が豊富にあるころであれば、1年をかけていい勉強になったで終わるかもしれませんが、1年という時間の価値は年々大幅に変化していくので、やはり、リライト作業をするのであれば、ある程度の効率は考えなければならないと私は思いました。

今回のまとめ

・総記事数が多くなると選別が必要となってくる
・無理なものは無理、そういうことも実際問題としてある
・続けるだけでは成果は出ない、成果を出す続け方が重要

当初は私も、ただひたすら後ろから順番に記事をリライトしていたのですが、途中から効率の悪さに思い悩み、最終的には、かけた時間に対しての成果が見込めないものは、後回しにするしかないという結論に達しました。

とくに、これは余談ですが、当ブログの一端を担う「海外旅行記」内の記事は、断腸の思いでひとまずはスルーすることにしました。

この海外旅行記というのは、じつはほとんどがカジノ旅行記であり、趣味で書いているといってもいいような内容となっています。そして、趣味で書いているからこそ話が長く、もっとおもしろくすることができるのではないかと考え込んでしまうため、通常よりもおそろしく長い時間がかかってしまうのです。

ほんとうはこれらの記事こそリライトをしたいのですが、ふだん書いているものとは毛色が違う趣味の記事というのは、何度書き直しても終わりが見えず、何度でもリライト作業ができてしまう沼でした。

リライト作業もギャンブルと同じく、深みにはまらないように、やり方には気をつけなければならないということです。

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