韓国カジノ旅行3日目は、ソウル江南にあるセブンラックカジノ江南COEX店へ。超高難易度の作戦が今始まる。
韓国カジノ旅行も終盤戦。丸一日動くことができるのはこの日が最後。
そしてこれまで危ない橋を渡るもなんとか勝ち続けてきた私でしたが、実は一つだけ気掛かりなことがありました。弟が一人だけ大きくへこんでしまっていたのです。
「だめだ、何をやっても勝てる気がしない……」
自分が負けているのであればまだしも、弟が負けて困っている姿を見て放っておくわけにはいきません。私は弟を救うため、今回手を出すつもりはなかったゲームに挑戦することを決意したのです。
待っていろ弟よ、今俺が助けてやる……!
2日目はこちら↓
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ミナト
海外旅行が趣味の兼業ブロガー。以前はカジノにハマるもギャンブルにはもう懲りて……? 現在は観光メインで旅行を楽しみながら、現地での体験や旅行に役立つ情報も発信中。いずれは海外を放浪する旅にも出たいと思っています。>> プロフィール詳細はこちら
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韓国カジノ旅行(3日目・前編)
韓国滞在はこの日が最終日。前日の疲れも吹き飛び、早くもカジノに行きたくてうずうずしていた私でしたが、その前にやらなければならないことがありました。そう、お土産の購入だ!
私たちはお土産を求め、ホテルから歩いてデパートへ向かいます。


ホテルから歩いて15分ほどでデパートに到着。ここは明洞にある「ロッテ百貨店」の本店です。
ロッテ百貨店はショッピングの聖地、明洞でのランドマークのようなデパートで、地下1階~14階までの売り場に国内外ブランドのファッションアイテムや化粧品、食料品、免税店などの様々なお店が入っています。
特に地下1階の食料品売り場ではお土産に最適なお菓子や食品などが沢山売られているので、買う物が決まっていなくてもここに行けば何かが見つかるのは間違いない!


みんな大好きLINEの公式ショップ、「LINEフレンズ」もあるぞ!


また免税店の11~12階は化粧品売り場となっていて、11階が韓国コスメのようです。
1階の化粧品ブランドも含めると、全体で200近くのブランドを取り扱っているとのこと。こちらは「3 concept eyes(3CE)」というブランド。


「swanicoco」と「VANT36.5」。


「VT cosmetics」。
頼まれていた化粧品がいくつかあったので、お土産用にいくつか化粧品を購入。またBBクリームなどのゾーンもあり、2つ買うと1個無料や、3つ買うと1個無料などでかなりお得に販売されていたのでクリームなどもお土産用に購入しました。
私は化粧品のことはあまり詳しくはないのでよくわかりませんでしたが、女性の方でしたらロッテ百貨店の免税店は何時間いても楽しいと思いますよ。
ロッテ百貨店の場所は宿泊していたベストウェスタンプレミア国都から徒歩で15~20分ほど、明洞メインストリートの左隣にある大通り沿いにあります。最寄り駅は乙支路入口(ウルチロイック)駅。
私たちは地下1階の食品売り場で韓国海苔を大量購入しました。そして拠点にしていたベストウェスタン国都がどこにでも行けて優秀すぎる!
(営業時間)9:30~22:00 / 9~12階は9:30~21:00(年中無休)
(場所)ウルチロイック駅地下直通、明洞からは徒歩数分
【ベストウェスタンプレミアホテル国都】
お土産の購入を終えた私たちはお昼を食べていなかったので、早めの夕食と最後の作戦会議へ。
最終作戦会議が始まる


夕食を食べられるお店を探すため再び明洞へ。食事処を探して歩き回っているとLINEフレンズをまたしても発見。
しかし時間が早かったこともあってかなかなかいいお店が見つからず、初日に行ったユガネのタッカルビにもう一度行く案も出ましたが、せっかくなので違う所へということで、レストランが何軒か入っているビルに入ることにしました。


最後の晩餐は韓国ビール「ハイト」で乾杯。


鍋をつつきながらこれからの予定について話し合います。
韓国カジノ旅行も自由に動けるのはこの日が最後。私たちは最後の夜はまだ行っていなかった「セブンラックカジノCOEX店」に行くことに決めましたが、何やら弟が一人気落ちしてしまっています。


今20万くらい負けてて、全く勝てる気がしない……
実は弟はバカラをやれば50%を外し続け、ポーカーは周りが大きく出ないため勝っても微々たるもので、それも結局バカラでなくなるという連戦連敗が続いていたのです。
負けている弟に食事代なんて払わせる訳にはいかないので、食事くらいはと私がカバーすると、申し訳なさそうな顔をする弟を見て心が痛みます。
自分が負けて苦しい思いをするのは一向に構いませんが、弟が辛い思いをしているというのは見過ごす訳にはいきません。
なんとかしてブラザーをこの窮地から救わなければ……


こうなったらやるか、あれ……!
BJ作戦始動
控除率(ハウスエッジ)が極めて低いバカラで勝てないのであれば、さらに低い控除率のゲームで攻めるのみ。私は今回の旅では封じていたゲーム「ブラックジャック」の禁を解くことを決意します。
ブラックジャックはベーシックストラテジーという基本戦術を忠実に行えば控除率が1%以下の0.5%前後になるとも言われていて、さらにカウンティングというイカサマに近い技法を使えば還元率は100%を超えるとも言われるゲーム。
アメリカのマサチューセッツ工科大学生がラスベガスでカウンティングを使用して荒稼ぎした話は有名で、映画化もされています。
(フィクションも入っていますがとても面白い映画です。ドラマチックでスリリングな展開に目を奪われること必至!私もいつかラスベガスに行くのが目標です。U-NEXT
それではなぜそんな勝てそうなゲームを今旅で私は封じていたのか。それはブラックジャックは初心者には少々ハードルが高いという理由があったからです。
ブラックジャックは周りのお客さんに怒られることがある
ブラックジャック(BJ)はディーラーとプレイヤー(お客さん)が勝負するゲームで、カードの合計数を「21」に近付けていくゲームですが、同じく控除率が低いバカラとは決定的に異なる点があります。
それはプレイヤーはカードを引く、引かないという選択を自由に行うことができるということ。
BJの主なアクションはカードを引く「ヒット」、これ以上カードを引かない「ステイ(スタンド)」以外にも賭け金を倍にする「ダブルダウン」やカードを分裂させる「スプリット」といったアクションがあり、これらの選択は最初に配られた2枚のカードの合計数を見てからプレイヤー個人の判断で自由に行うことができます。
そして、これらは全てベーシックストラテジー(BS)という基本戦略によってパターン化されていて、それに従ってゲームを進めていくのが勝負に勝つための定石とされています。
よって、基本的にプレイヤーはBSというセオリーに沿ってゲームを進めていくのですが、同席していた初心者などがBSを無視したアクションを取ると、場合によっては周りのプレイヤーが被害を受ける(ような感じになってしまう)ことがあるのです。
例えば、これも言ってしまえば全て結果論なのですが、BSを無視したアクションを初心者が取ったことでディーラーにいい手が入ってしまい、プレイヤー全員が負けるというようなことが起きた場合、同席していた他のお客さんが「お前のせいで負けたんだ!」と文句を言ってきたり、怒り出したりすることがあります。
特に文句を言うのは中国系の方に多い印象で、確かにBSを無視して自らの保身に走った結果全員が巻き添えをくらうみたいなことはあったりもするので何とも言えない部分もあるのですが、この手のトラブル(文句を言われたり、怒られたりすること)は結構よく聞く話で、実際に私の周りにも同じ経験をしたことがある人がいました。
であれば、初心者だった私はわざわざそんな危険なゲームに参加する必要もないなと、今回は初めからBJに挑戦する気はなかったのです。
しかし、この時は弟がピンチに陥っているという状況。そんな悠長なことを言っている場合ではありません。
少しでも勝てる可能性が見えるのであれば、危ない橋でも渡る必要がありました。そして私が勝てるのを実証することができたのであれば、弟に逆転の希望を託すことができるのです。
「虎穴に入らずんば虎子を得ず」
危険を冒さなければ勝負に勝つことはできません。ましてや人を救うなんてことはできやしない!
それに加えて、実際に大きなリスクを背負うのは私ではなく負けが込んでいる弟。自らを危険に晒さずして誰かを救う、そんな虫のいい話があってたまるものか!


魔窟にはまずは俺から行く……!
私は虎が棲むブラックジャックという洞穴に意を決し、まずは自分から飛び込むことを決めたのです。
BJのルールとBSの詳細はこちら
→ ベーシックストラテジーでブラックジャック攻略か!?【ルールも解説】
ベーシックストラテジーを叩きこめ!
夕食を食べ終えた私たちは一度ホテルに戻り、時間を1時間に限定した超集中モードでベーシックストラテジーを頭に叩き込むことにしました。この時私も弟もブラックジャックは未経験。
まずは前半の30分は座学。ベーシックストラテジーの一覧表を見ながら語呂合わせなんかを使って覚えていきますが、途中から30分程度で何とかなるものではないということが判明し、BSは「ヒット」と「ステイ(スタンド)」のみを完全に覚えることにし、「ダブルダウン、スプリット」はほぼ捨てることにします。
そして後半の30分は実践。弟が日本から持ってきたトランプのカードを使って実戦通りにゲームを進めていきますが、カードの合計数を瞬時に把握し、BS通りのアクションを即座に取るのが意外と難しい。
特にカードのAが「1 or 11」と数えるのが少々ややこしく(2~9まではそのままカウントし、10~Kは10とカウント)、カードの組み合わせや枚数が重なってきたりすると訳が分からなくなる時があります。
そして1時間後……。


結構怪しいな……大丈夫かなこれ
なんとか形にはなりましたが、急ピッチで詰め込んだため不安要素が残ります。しかしこれ以上やっていても時間だけが過ぎていくだけ。限られた時間をこれ以上ホテルで費やす訳にもいきません。


このまま行くしかないな、そろそろ行くか!
私たちはタクシーに乗り込み、セブンラックカジノへと向かいました。
セブンラックカジノ江南COEX店へ


タクシーに揺られること15~20分、セブンラックカジノに到着。
セブンラックカジノ江南COEX店は韓国観光公社の子会社である「グランドコリアレジャー」が運営するカジノの1号店で、ソウル江南(カンナム)にある外国人専用カジノ。
フロアの総面積は6,094㎡とソウル駅近くにあるミレニアムソウルヒルトン店の約2倍で、韓国的な伝統美をコンセプトに作られた店内からは東洋的な妖しい雰囲気が醸し出されています。
私たちはその妖しさに引き込まれるように、セブンラックカジノの中へ……。
BJ作戦開始
今回のブラザーを救うための作戦、名付けて「BJ作戦」に失敗は許されません。
先に私が勝てることを証明し、続いて弟にも勝たせ、さらに弟の場合は負けた20万円を取り返すという超高難易度のミッション。
普通に考えて無理な話に思えますが、無理ではなくやるしかない。未来を勝ち取るためには不可能を可能にしなければならないのです!
まずは作戦の先陣を切る私が熟練のBJプレイヤーを装ってブラックジャックのテーブルに着席(この後すぐに初心者だとバレるのですが)。先客は中国人男性が右に1人、左に2人で合計3人。ミニマムベットは5万ウォン(約5千円)です。
私は8万円をチップに両替し、勝負に来ましたオーラをテーブルに漂わせ、ついに決死の覚悟で挑むブラックジャックがスタート!
しかしいきなり問題が起きる!


あれ、これなんだっけ……?
やはり基本戦略であるベーシックストラテジーは付け焼刃で通用するようなものではなかったのです。所々頭から抜け落ちてしまっている部分があり、始まって間もないというのに最善のアクションが出てこない!
後ろで観戦していた弟はこう思ったことでしょう。


本当にこの作戦は成功するんだろうか……?
早くも雲行きが怪しくなってきたBJ作戦。果たして我々ブラザーの運命やいかに……。
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